冬の信州・男の一人旅　～松本編～

2013/12/29 - 2013/12/30

今年の年末は旅行する予定はなかったのですが、せっかくの９連休に遠出をしないのはもったいない。
そう思い立ち、長野県に一泊二日の旅行に行ってきました。


【行程（１日目）】

・城山公園
↓
・開智学校
↓
・旧司祭館
↓
・松本城公園
↓
・なわて通り
↓
・四柱神社
↓
・中町通り
↓
・深志神社
↓
・あがたの森公園

エリア 松本(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

初めての長野旅行です。

新幹線で長野駅に着いた後、ご覧の「リゾートビューふるさと」という電車で松本へ向かいます。

これは普通の旅客車というより、日本には珍しい観光列車という感じ。
車両も２両編成となっており、とにかく座席の間隔が広い。

途中の姨捨駅では風景を楽しむために列車が数十分間停車し、同乗のガイドが写真撮影を請け負ってくれたりします。

姨捨駅から望む景色。

長野では積雪が早く、すでに一面雪景色となっていました。
雪の少ない関東平野に住む者としては、12月に雪が積もっていることに驚きです。

松本駅アルプス口を降りた後、王道の観光コースを外れて北へ向かいます。
私がこの時期に松本へ来た目的のひとつ、アルプス連峰を観に行くためです。

松本駅から30分ほど歩き続け、かなり急な山道を更に歩き続けます。
そして辿り着いた頂上に、お目当ての展望台を発見。

そこからの景色がこちら。

若干雲に隠れてしまっていますが、美しいです。

この日は東側の、美ヶ原方面のほうがよく見えました。

城山公園を下り、今度は市街地のほうへ向かいます。

まず辿り着いたのは「開智学校」。
残念ながら年末ということで、松本市はスキー場を除くほぼ全ての観光施設が閉鎖されていました。
なので、外から写真だけを撮ります。

開智学校と道を挟んで向かいにあるのが、「旧司祭館」。
こちらは入場無料だそうですが、当然ながら年末年始は入ることができません。

開智学校から南に進み、ほどなくして本日最大の目玉とご対面。

柄にもなく、「キター！！」と心の中で叫んでしまいました。
会いたくて仕方なかった松本城です。

どの角度から見ても美しいです。
「反徳川だから黒なんだろうな…」とか考えながら、無心で撮影をします。

風が無ければ水面に映る松本城も楽しめたかもしれません。

この城は写真撮影のためにあるのではないかというくらい、どの方角から撮っても絵になります。
お堀に囲まれた先端に天守閣があるからなのでしょう。

松本城公園を後にし、すぐ南側にある蕎麦屋で昼食にします。

せっかくなので、長野名物という馬刺しも食べてみることに。
初めての馬刺しでしたが、思ったよりクセもなく、食べやすかったです。
感想としては、少しコクのあるマグロの赤身を食べているという感じでした。

もちろん、長野名物の蕎麦も頼みました。
寒かったので温かい天蕎麦。

こちらもとてもおいしかったのですが、本当に普通の蕎麦といった感じ。
コシといい、味といい、特にクセのない典型的な蕎麦です。
自分がお隣群馬県に住んでいるからかもしれませんが。

腹ごしらえした後は、松本城の南の川沿いにある「なわて通り」を散歩します。
こちらは昔ながらの商店が軒を連ねる、伝統的な商店街となります。

橋から見ると趣深いです。

なわて通りを見た後、すぐ側に面している「四柱神社」を参拝しました。

頂いた御朱印。

なわて通りの南にある「中町通り」。
こちらも昔ながらの趣ある建物が立ち並んでおり、有名な観光地です。

深志神社にも参拝。
朱の社が美しいですね。

相当時間が余ったので、予定になかった「あがたの森公園」も訪れました。
写真は旧制松本高校。

中庭は西洋式庭園となっており、コの字形の校舎がユニークです。

もう一度松本城を見るため、市街地へ戻ります。
途中、「源智の井戸」に立ち寄りました。

松本市内は豊富な水に溢れ、街中いたるところに井戸があります。
こちらはその中でも最も有名な井戸のようです。

少し飲んでみましたが、気温が寒すぎるせいか冷たくは感じず、皆さんが言うほどの甘味や旨味は感じませんでした。

夕日に映える松本城を撮ろうと、もう一度松本城へやって来ました。
残念ながら、まだ少しだけ時間が早かったようです。
時間を潰そうかとも思いましたが、本当に死ぬほど寒かったため断念。
城を目に焼き付けてホテルへ向かうことにします。

途中、松本城のすぐ北にある「松本神社」を参拝。
ここは絶好のロケーションにも関わらず、基本的に無人のためか閑散としています。

ホテルは浅間温泉の旅館を取りました。
これがかなり遠い。
だいたい、松本城から徒歩45分ほどでしょうか。

私の場合、途中で道に迷い、結果的に１時間ほどかかりました。
車や自転車等の足が無い方は、基本的にバスで行くことをお勧めします。

ホテルに辿り着き、この日の観光は終了です。

松本市は歴史的な趣を残す街並みと、その景観に溶け込む雄大な山々が魅力的ですね。
便利な都会でもありますし、この地で暮らす片が少し羨ましいです。

以上、信州松本・男のひとり旅でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。