ヴァレッタからタルシーン神殿へ

2013/08/10 - 2013/08/10

マルタ騎士団の町として有名なヴァレッタですが、その近郊には、ヨーロッパで最も古いと言われる先史時代の遺跡もあります。その中でも最大のタルシーン神殿へ、バスに乗って出かけました。

エリア ヴァレッタ(マルタ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日もホテル屋上テラスで朝食です。

ホテル カスティーユ ホテル

朝食を食べていたら、なにやら花火のような音。港の方から聞こえます。

もしかしたら、大砲（号砲）かな？　白い煙も見えました。

朝のヴァレッタを歩いてみました。縦列駐車がすごいです。

建物の様子は、パレルモとも少し違い、町ごとに特徴があるような気がしました。

偶然前を通りかかった聖ヨハネ大聖堂。タルシーン神殿訪問が終わったら、行ってみることにします。

行列が出来ていたので何かなと思っていたら、金融機関のＡＴＭのようでした。今日は土曜日、明日は日曜日です。

この建物には大きな紋章が着いていました。多分騎士団縁の建物ではないでしょうか。

ものすごく堅牢な城壁。之ならオスマントルコの攻撃にもいくらでも耐えられそうです。

バスターミナルに向かいます。

バスターミナル近くにあった噴水。ターミナルの乗り場や切符売り場が解らず、しばらくうろうろしていました。

やっと切符売り場を見つけました。

バスはとてもきれいで（新しそうでした）快適でした。

ネオリスティク・テンプルズもタルシーン神殿のことです。矢印に沿って歩いていたら、親切な地元の人が「近くだから」と案内してくれました。

タルシーン神殿入り口。

中には広大な遺跡がありました。

タルシーン神殿 城・宮殿

ここには３つの神殿遺跡があります。

左右対称の半円が重なり合う第２神殿。

第２神殿の解説板。面白い形の神殿です。

見学者も多かったです。

これらは世界遺産「巨石文化時代の神殿群」の１つで、エジプトのピラミッドよりも古い紀元前３０００〜２５００年に建設されたそうです。

巨石神殿の中にあった小さな小部屋。何に使われていたのでしょうか。

スカートをはいた豊穣の女神の下半身像。第３神殿にありました。

ふっくらとした女神だったのでしょうか。堂々とした下半身です。

らせん模様が描かれたレリーフ。

らせん模様は生命を表現しているのでしょうか。世界各地の古代遺跡に見られるような気がします。

神殿遺跡の隣は墓地でした。昔の遺跡はこのようにして残りましたが、私達の生きた痕跡は、あんな風に時を超えて残るのでしょうか。