春、花と残雪の福島

2010/04/30 - 2010/05/01

ゴールデンウイークの前半に福島方面にドライブに行った。
福島市の郊外にある花見山公園を訪ねた。この年は春が早く、ピークは過ぎていた。
その後、磐梯吾妻スカイラインを走り、浄土平に向かうと、そこはまだ雪の回廊が残る冬景色だった。

エリア 福島市(福島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

福島市までやってきて、まずは昼食。市の中心部にほど近い、信夫山の山中にあって以前出張で来た時に寄ったことのある店に行った。

蕎麦で有名ということで。

食後、郊外にある花見山公園に向かった。この公園は阿部さんという個人が何十年もの歳月をかけて自分の山に花木を植えて作ったものだという。
菜の花が咲く田園の奥まった一角にある。

ひと山が花の公園になっている。この年は春の訪れがやや早くて、訪問したときはピークを過ぎていたが、まだたくさんの花が見られた。

山も中腹から望むと福島の市街地が一望できた。

春から染まるカエデの赤

福島市を離れ、磐梯吾妻スカイラインに入って山道を登ると、高湯温泉を過ぎるころから周囲は雪景色に変わっていく。

スカイラインの景勝地、浄土平。

山肌から噴煙をあげる。寒い！さっきまでのお花見がウソのよう。

やがてスカイラインの両側は、雪の回廊になった。

積雪はこの時期になっても２．５mはくだらない。

磐越自動車道の津川ICで降り、この日の宿は、麒麟山温泉にある「雪つばきの宿　古澤屋」。
阿賀野川の川べりに建つ瀟洒な温泉宿だ。

館内は上品に整備されている。

露天風呂からの眺め。

夜はライトアップされた川の中之島を見ながら入浴できる。

食事も美味しい。

部屋から眺める阿賀野川。

夕陽に染まる阿賀野川。静かな温泉宿の夕暮れ。