2013/11/08 - 2013/11/08
118位(同エリア348件中)
暮夜治人さん
昔、中原から戦乱を逃れて南に移住した漢民族を客家という。福建省に住み着いた客家は外敵から守るため、一族が大きな集団住宅を建てた。それが福建土楼である。中でも永定地区には土楼が密集していて、その特異な住居は世界遺産に登録されている。
アモイから高速道路を使っても3時間はかかるが、まず、内陸の龍岩市まで行き、ここに泊って朝出発。それでも永定土楼に着くまでは1時間以上要した。しかし、時間をかけても悔いのない素晴らしい所であった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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永定土楼の入口を示す標石。
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永定土楼客家民俗文化村として整備され、効率よく多くの土楼を見学できるようになっている。入場料90元を払って入村。原則として徒歩でまわる。一回り2時間ほど要するという。
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この「村」の外にも土楼がある。それらは、住居としているもので、内部の見学はできない。
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このような土楼は全部で一万近くあるという。
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なかには、崩れかけたものもある。
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村内にある方形の大きな土楼。昔はこのような方形が多かったが地震で被害が大きかったという。そのため、より堅固な円形が主流になっていった。
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土楼に住む人たちの一番の現金収入はタバコである。自家栽培したたばこを、簡単な道具を使い巻煙草を作っている。
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巻いたたばこを箱に入れて、20本で一箱10元から40元で販売している。
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この方形の土楼に入る。1,2階に窓がないのは、外敵から守るためである。
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築200年を越えているため、内部は雑然としている。
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川に沿って歩く。亜熱帯とあってバナナの木が茂っている。
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この村最大の円形土楼「振成楼」 土楼の王子様という別称もある。
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4階建てになっていて、今でも生活している。
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この土楼は内部にもう一重の建物があり全部で部屋の数は300ほどになる。
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複雑な形をした土楼。
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村人が天秤棒を担いで歩いている。
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鳳凰の形をした土楼。なかなか立派だ。
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この土楼は内部が一般の民家のような趣がある。
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この村で一番小さい土楼
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その内部はこじんまりとしている。
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2時間かけて村を一回りした。客家の人達は不毛の地に移り住んだのでなく、このような豊かな所で生活したのだと実感した。ただ、ここは、昔から交通不便な所で、今でも、見学後アモイに行くまで3時間を要した。
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