2013/11/19 - 2013/11/19
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j-ryuさん
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☆今年も東北最南端の秘境とも呼ばれている福島県矢祭町の滝川渓谷に行ってきました。
滝川渓谷と言ってもおそらく全国的にはほとんど知られていないと思いますが、
大小48もの滝が連なる素晴らしい渓谷美が口コミで広がり、人気急上昇中の隠れ名所です。
東北最南端であると共に東北最後の紅葉でもあります。
滝川渓谷のキャッチコピーは東北最南端の秘境ですが・・・・。
たしかに山奥ではありますが、一般的に秘境と言うと、その先に道は無いとか、
人は住んでいないとかのイメージかと思いますが、すぐ山隣りは常陸太田市(旧里美村)なので、
秘境と言われると常陸太田市の人は少し迷惑かも知れませんね(笑)。
でも、秘境と呼ばれても不思議ではない大自然と紅葉を満喫することができます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
☆観光Mapは福島県の公式観光案内『福島の旅』より。
http://www.tif.ne.jp/
滝川渓谷がどうして今まで知られていなかったかと言うと、
地元では昔から美しい渓谷として知られていましたが、
険しい地形ゆえそう簡単には踏み入ることのできない渓谷でした。
十年くらい前にようやく遊歩道や駐車場が整備され、
ようやく誰でも比較的簡単に散策できるようになり、人気が出てきました。
我が家から滝川渓流へは国道118号を茨城方面に南下し、矢祭町内で国道349号に入り常陸太田方面に向かい約1時間15分くらい。
国道沿いに滝川渓谷への案内板があるので側道を左折し間もなく第一駐車場(無料)があります。 -
☆滝川渓谷Map
Googl Mapより。
https://maps.google.com/?ll=37.25759,140.29852&z=14&t=h
(注)滝の場所はおおよその目安です。
☆滝川渓谷は上流に第二駐車場もあり、遊歩道を下ることもできますが、
一般的には第一駐車場のある下流側から上流へと登りながら見学します。
第一駐車場に無料のトイレや売店、第二駐車場に無料トイレ、手打ちソバの『滝川の里』があります。
遊歩道は頂上まで約3km(標高差297m)をゆっくり散策して約2時間かかりますが、途中にトイレや売店はありません。
基本的に帰りは同じ遊歩道を降りてきますが、もう歩けないと言う人は頂上の『滝川の里』でタクシーを頼むこともできます(^_^);。 -
☆それでは第一駐車場そばの遊歩道入り口から渓谷に入りましょう。
鬱蒼とした杉木立を進み一つ目の橋を渡るとさっそく美しい渓谷が展開してきます。
この辺りの標高は約280mくらい、渓谷終点で570mほどです。 -
滝川渓谷@矢祭町
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滝川渓谷@矢祭町
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☆最初に見えてくるのが『おぼろ滝』です。
滝はその形態によって直瀑、段瀑、分岐瀑、渓流瀑、潜流瀑などに分類されます。
おおまかですが那智の滝や華厳の滝は直瀑、袋田の滝は段瀑、流星・銀河の滝は分岐瀑、竜頭の滝は渓流瀑、冨士白糸の滝は潜流瀑などに分類されます。
滝川渓谷は渓流瀑が多いのですが、この『おぼろ滝』は分岐瀑&直瀑でしょうか。 -
おぼろ滝@滝川渓谷
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☆おぼろ滝は落差は7,8mほど。大きな滝つぼに幾筋にも分かれて流れ落ち、滝川渓谷では数少ない美しい直瀑+分岐瀑です。
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☆おぼろ滝の次に見えてきたのが大岩滝です。
3段になって流れ落ちる段瀑です。
3段合わせて落差は30mくらいありそうです。 -
大岩滝@滝川渓谷
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☆大岩滝は3段の滝がリズミカルに流れ落ち豪快でありながらとても優美な滝です。
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☆次に見えてきたのが『鋸歯の滝』です。
見たまんまギザギザの形をノコギリに見立てた名前だと思いますが、読み方は『ぎょし』なのか『のこぎりば』なのか?『のこば』と書いてあるのもあったし、どっちだろ(^_^;)。 -
鋸歯の滝@滝川渓谷
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☆鋸歯の滝の少し上流にある滝です。遊歩道からしか見下ろせないので今年初めて崖下まで降りてみました。
名前は付いて無いようです。
倍佐恵渕(べさえぶち)滝といのもあるようですが、これなのかは不明です。 -
☆上記のさらの上流、二丁目橋の下流に連なる渓流瀑です。
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☆上記の渓流瀑のさらに上の渓流瀑です。二丁目橋がわずかに見えています。
名前が付いていないと説明するのに難儀します(ーー;)。 -
☆二丁目橋下の滝。
たぶん正式名じゃないと思いますが、便宜上そう呼ばれいるみたいです(^_^;)。 -
☆二丁目橋から上流に見える『高母衣の滝』。どうやら『たかほろ』と読むようです。
この周辺に大拱高母衣という地名から付いたようで『オオヌカリタカホロ』だそうな(^_^;)。 -
☆滝川渓谷は谷がV字状で日当たりが悪く、谷底の紅葉はイマイチですが、尾根筋の紅葉はとてもキレイでした(^^♪。
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☆二丁目橋の上流にあるS字状の岩盤を流れる渓流瀑。下から見上げたら印象が変わると思いまが、上から見下ろす滝が多く少々残念です。
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☆巨岩と紅葉のコラボもあちこちで見られます。
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☆次に見えてきたのが『見返りの滝』。この位置からだと連続した段瀑に見えますが、一番上の滝は下の滝と10mくらい離れています。
全部合わせると落差は30mくらいありそうです。 -
見返りの滝@滝川渓谷
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☆見返りの滝の一番上の滝です。
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見返りの滝@滝川渓谷
今回はデジイチが故障修理中って事で、以前使っていたコンデジ2種で撮ったものです。
オートで撮るぶんにはデジイチとそう大きな差は出ない気がしますが、スローシャッターや背景ボケなどマニアルスキルで差がでますね。 -
みすじの滝@滝川渓谷
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せせらぎの滝@滝川渓谷
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せせらぎの滝@滝川渓谷
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滝川渓谷
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☆七丁目の橋は2つ連続して架かっています。
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☆七丁目の橋から見える幽玄の滝。
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☆幽玄の滝の上流にある乾杯の滝。なぜ乾杯なのかは不明。この滝も遊歩道から見下ろすタイプの滝ですが、今回初めて崖下まで降りてみました。
奥にもう一段滝があるようですが、下からも見えませんでした。 -
滝川渓谷
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☆桂木の滝。落差&長さが20mくらいある滝ですが、大きな岩がゴロゴロして滝そのものが隠れ気味です。
滝の真ん中辺りに桂の木があるので付けられた名前かと思います。 -
☆桂木の滝は遊歩道の中では八丁目の下辺りです。この辺りは谷が開け尾根と高低差がないせいか、光が燦々と注ぎ、紅葉も下流に比べるととても鮮やかでキレイです。
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滝川渓谷
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滝川渓谷
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桂木の滝@滝川渓谷
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桂木の滝@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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☆滝川渓谷で紅葉的には八丁目〜銚子の口辺りが一番キレイだと思います。
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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八丁目@滝川渓谷
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☆銚子の口の滝が見えてきました。
滝川渓谷、最上流の滝です。
別名、臥竜淵滝と呼ばれ、まさに竜が山肌を昇るようにクネクネと流れ落ちる渓流瀑です。 -
銚子の口@滝川渓谷
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☆銚子の口の滝は落下直後は落差15mほどの段瀑ですが、その下は渓流瀑になっているので全部含めると70、80mありそうです。
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☆滝川渓谷の滝としてはここが最後ですが、遊歩道じたいはさらに上流の山頂のそば店『滝川の里』まで続いています。
お店に用のない人はこの銚子の口の滝から同じ遊歩道を引き返します。
ごらんいただきありがとうございました。
完
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