2013/10/17 - 2013/11/01
13位(同エリア55件中)
のまどさん
ここをバラの谷に分類することに非常に抵抗感を覚えています。
表紙の写真からお察しできるかと思いますが、パヴェル・バーニャはかなりの上級者向けです。日本人はおろか外国人観光客はまったくと言えるほどいませんでした。
今回の行程に温泉地をどうしても組み込みたくて、ブルガリアの公式観光サイトを見てバラの谷近くに温泉マークを発見!カザンラクやシプカ等観光名所に囲まれているし、booking.comで温泉プールとジム付きのホテルも予約しておきました。
甚だローカルな旅になることは覚悟していましたが、蓋を開けてみると駅から4キロの徒歩移動、予約内容を把握していないホテルのフロント、病室のような部屋、と耐えられずに一泊キャンセルして移動してしましました。
でも、何はともあれ貴重な体験ができました。
- 旅行の満足度
- 2.5
- 観光
- 2.0
- ホテル
- 1.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 1.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
プロフディフからカルロヴォまではバス、カルロヴォからカザンラク方面へのバスは時間が合わなかったため、鉄道駅へ移動。ちょうどいい時間の電車がありました。
バラの谷周辺カルロヴォ、ガブロヴォ、ガバレヴォなど似たような響きの地名が多いです。 -
ラピュタにこんな人物出てきたな。
-
ポケモンの鞄を背負う少年。
「リョコウですか?」と話しかけてきたお父さんは日本で12年働いたことがあり、とても流暢な日本語でした。
長年働いていたので、今は退職して年金生活者。どう見ても50過ぎていると思えなかった。7歳と8歳の子どもを抱えながらも教育費は年金で賄え、悠々自適に週末は登山、冬は温泉地の別荘、南米や日本にも旅行する予定があるというのでもはや驚愕。
なんつー国だ、ブルガリア。 -
お父さんに「ろっつめですよ」と教えられた通りに下車。
駅舎は簡素なもので、当たりには何もない。
停まっていたおんぼろバスの運転手はぶっきらぼうに指で「歩いて行け」と方角を差す。 -
いざとなれば歩くことを事前に覚悟していたものの、駅から町までは4キロ。
乗っていくかときいてくれた親切なトラック運転手はあいにく方向違い。ヒッチハイクは同伴者に却下されたので、足で進むしかない。最初は罵詈雑言吐いていた同行者もすぐに押し黙り、照りつける午後の日差しの下10キロを超えるバックパックを背負ってひたすら歩く。
野道をただ歩くだけならよいが、歩道なしの幹線道路を歩く我々のすぐ横を無数の車がにべもなく走り去っていく。その中には先ほどのおんぼろバス。「んにゃろ〜」 -
やっと着いた共産主義記念館のようなホテルの受付に全く言葉が通じない。待たされた10分が1時間のように感じた。ようやく部屋に着くと、ううっ!禁煙なのに煙草で燻製になったような匂い。
荷物を置いて外へ脱出。
ホテルとは打って変わり、居心地のいいレストラン。パプリカのグリル、肉厚です。 -
コクのあるQuantum。おいしかったのでお土産に持って帰りました。
-
鯉のグリル。マスと鯉はよく食べられるようですが、鯉は臭みがありました。やはり鯉はあらいかコイコクですね。でも焼き方は素晴らしかった。
-
翌日のレストランで食べたパンケーキも最高のお味!
匂いにちびクロネコが寄ってきました。
2軒とも店員さんの愛想も良く、くしくも今回の旅行中パヴェル・バーニャのレストランが圧巻でした。
ブルガリア人の観光客が多数押し寄せ、町自体は非常にきれいなパヴェル・バーニャ。外国人観光客を歓迎するようになるのはそんなに遠いことではないかもしれません。 -
意地でも温泉ということで、部屋からプールまで徒歩5分。ここは娯楽ではなく療養施設。「あんた、この中入るには医者の診断書が必要だよ」と世話好きの近所のおばちゃん5,6人に言われる。外国人はもらえないんだよ。
中に入るといかついお医者がプールサイドに立ち文字通り上から目線で、「さあ治療始めるぞ」と。言葉は分からないがおじちゃんおばちゃんと一緒に療養体操。両手で数えて結んで開いて手を打って・・・。
効果あるんだろうかと考えていると持病の笑い上戸が発作。これには体操は効き目なし。バスの時間もあるので退散しました。
面白い体験でした。 -
朝食込のプランなのに受付はそれが解読できず。よし決めた。ここを去ろう。2泊分デポジットまで払ったがここにはいられない。「チェックアウト」と受付に言うと、満面の笑顔。違うだろ!
言葉が通じなくてもいいが、booking.comに乗っているホテルなのだからポリシーだけでもスタッフは理解して欲しい。
バスの運転手は何と昨日のいけず野郎!しかも30円運賃をぼったくられたことに後で気づきました。
あなたのことは忘れません。
それでも、ブルガリアでぼったくられたのは後にも先にもパヴェル・バーニャのホテルと運転手のみ。特に隣国ルーマニアと比べると観光客に対してもフェアだと思いました。
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