岩手秘湯の旅 前編　花巻

2010/02/11 - 2010/02/14

2月の飛び石連休に、岩手を訪ねた旅行記です。秘湯の温泉、雫石の雪祭りを楽しんできました。マイルの期限が迫り、慌ただしく計画した旅でした。

〜前編〜

宮沢賢治の世界に触れ、立ち湯の秘湯、人気の温泉宿。観光バスでは、開催前の雛まつりも少しだけですが、見れました。

2月11日
　・花巻空港
　・宮沢賢治記念館
　・イーハートーブ園
　・童話村
　・藤三旅館　泊

2月12日
　・あったかいなはん号
　・愛燐館　泊

エリア 岩手

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JALグループ

●11日

いわて花巻空港に到着

花巻空港（いわて花巻空港） 空港

まず向かったのは、宮沢賢治記念館。
空港からは、結構近い距離なのですが、バスを乗り継いで行くには、不便なのでタクシーで向かいました。停留所から荷物を持って坂道を登ることを考えたら、タクシーで行って良かったです。

宮沢賢治記念館 美術館・博物館

入るとすぐに、この子達が迎えてくれます。
真ん中に座って、記念撮影

館内では、パソコンや映像で、童話を楽しみました。

高台にあるので、街が見渡せます。

帰り際、アンケートをお願いされ、素敵なコースター（南部型染め）をいただきました。

お昼は、隣接する山猫軒で頂きました。
玄関も可愛いですね。童話の世界です。

山猫軒 グルメ・レストラン

白金豚（はっきんとん＝プラチナポーク）のカツカレー。軟らかく美味しいお肉でした。白金豚は、花巻で宿泊した2つの宿でも、蒸し煮としゃぶしゃぶでいただきました。

この日はサービスで郷土料理のひっつみ汁が付いていました。

レストランの脇にあるテラス（展望台？）からの眺め
岩手山がかすかに。

岩手山 自然・景勝地

ランチを食べ終え、荷物を持ってイーハトーブ園に向かいます。賢治記念館の隣にあったので、あまり情報もなく向かってしまいましたが、歩くと結構遠く疲れてしまいました。やっぱりココは、牡丹園もあり、お花のあるときに来るべきでした。

次に向かったのは、童話村。本などが置かれノンビリできる出来るところかと思っていたのですが、違いました。

巨大カマキリに遭遇したり、

セロ弾きのゴーシュや、注文の多い料理店が人形で、表現されていました。

三館共通券を購入していたので、最後に博物館を大急ぎで見て回りました。

童話村でタクシーを呼んでもらい宿の送迎バスが出る新花巻駅へ向かいます。路線バスがあと数分早ければ、利用できたのですが。

送迎バスは予定時間より遅れての発車で、乗るのを諦めた路線バスらしきバスと駅で遭遇しました。送迎バスは、次の花巻駅でお客さんを全員乗せきれず、10分後のバスに乗るよう指示していました。10分後どこかのホテルの送迎バスが走るようです。それなら、慌てなくても良かったのに･･･。

★藤三旅館

送迎バスは、南花巻温泉郷に宿泊するお客さん用のバスです。街中を抜けると、川沿いに点在する宿に寄りながら、お客さんを降ろしてゆきます。終点一つ手前のバス停で降りると、本日のお宿〈藤三旅館〉のワンボックスカーが待っていました。

花巻温泉 温泉

宿は川沿いに建っているので、車が走る道路から少し距離がありました。車だと回り道を走るのでちょっと遠く感じましたが、翌朝歩くと大した距離ではありませんでした。
車に乗りきれなかった、お客さんが坂道を先に降りていました。

玄関脇の小部屋には、昔の玩具などが並べられていました。

天然の岩をくりぬいて作った白猿の湯は、立ったまま入る珍しい温泉です。お湯は底から沸いています。
底に石がいくつか置いてありました。底上げしているのか、でも丸みを帯びた石は安定していないので気が抜けません。他にも川沿いの露天風呂など、気持ちのいいお湯でした。


赤絨毯の階段

夕食は、お部屋で頂きます。
お部屋は平日限定のお得なプランでしたので、9畳のちょっと狭いお部屋でした。この部屋には洗面所、トイレがありません。夕食（左上に少しだけ移っているのは白金豚の蒸し煮）、8品の一番少ないお膳でしたが、お腹いっぱいになりました。朝食ともにお部屋食でした。

夜の藤三旅館

●12日

今日は、『あったかいなはん花巻1号』で観光します。前日の予約で、宿の前のバス停から乗車出来ます。

ワンコイン（500円）で花巻の主な観光地をまわれります。

【 あったかいなはん花巻１号 】
各温泉立ち寄り　⇒　母ちゃんハウスだあすこ（９：３０）　⇒　ＪＲ花巻駅西口（１０：００）　⇒　猫の事務所（１０：３０）　⇒　ワインシャトー大迫（１１：２０）　⇒　金婚亭（１２：３０）　⇒　新花巻駅（１３：４５）

　　　　写真は新花巻駅

☆母ちゃんハウスだぁすこ
（花巻産の野菜やお米、加工品が購入できます。道の駅のような所です）

旅の途中ですので、生ものも買えず、なぜか沖縄のジュースを買いました（笑）

☆猫の事務所
花巻市大迫交流活性化センターの展示館を見学します。童話『猫の事務所』のモデルではないかと言われている建物です。ガイドさんの説明もあります。

童話の原稿や、賢治が招かれた宴会の様子が再現された部屋などもありました。

猫の事務所の雛飾り

まだ雛まつり期間ではなかったのですが、2軒のお店で見せていただけました。村喜商店では、奥の座敷に飾られていました。

村喜商店のお雛人形。甘酒をいただき温まりました。

こちらの商店では、お店の一角に、雛人形が飾られていました。

☆ワインシャトー大迫
観光バスなので、試飲もＯＫ。でもアルコールは苦手です。

☆金婚亭
こちらでランチになりました。ワンコインバスですので、ランチはついていません。食べたい人だけです。

★愛隣館
新花巻駅で、あったかいなはん花巻１号を降り、愛隣館の送迎バスに乗り換え、宿に向かいます。

早めに宿にチェックインして、お風呂を楽しみます。3箇所、17のお風呂がありますからね。
露天風呂はこの時期、入りに行くまでにちょっと勇気がいりますが、川を見ながらのお風呂は、雰囲気もありゆっくりしました。

新花巻駅 駅

宿の裏の川にかかる赤い橋

夕食はかまどダイニング「おむすび庵」でいただきました。

テーブルには、白金豚のしゃぶしゃぶやお刺身などが並び、焼き魚と揚げたての天ぷらは後から運ばれてきました。他に、5つのかまどメニュー（ビーフシチュー、そうめん、あら炊き等）と3つの石窯メニュー（焼きおにぎり、茄子田楽等）、デザートのプリンなどは食べ放題です。

朝食は大広間の会場でした。
冷麺やわんこそば等、岩手の味を食べれて、嬉しいです。

夜には、旅館のスタッフによる、よさこい踊りや、縁日のようなコーナーもありました。



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