2013/07/27 - 2013/08/03
2375位(同エリア5310件中)
さすらいのカピバラさん
- さすらいのカピバラさんTOP
- 旅行記10冊
- クチコミ10件
- Q&A回答7件
- 87,295アクセス
- フォロワー12人
現在、期間限定で北京に住んでおります。反日デモや鶏インフルエンザ、大気汚染で騒がれる北京に住むこと、約2年がたちました。
こんなご時勢でも、北京に行ってみようかな〜と4トラを見ている方に少しでも役に立てたらと思って、(気が向いた時に)北京の良いところを紹介する旅日記をupすることにしました。
世界遺産の多い北京に住んでいても、意外と観光らしい観光に出かけることは少ないです。
真夏は日差しが強いですし、真冬は氷点下になります。春先は、黄砂が飛んできたり、花粉や色んなものが街中を飛んでいます。季節が良くても、大気汚染指数が高すぎて、出かける気力を失うこともあります。
そんな中、たまに観光らしい観光に出かける度に思うのですが・・・
北京という都市は、「あぁ〜良いとこだったね〜♪」だけでは、決っっして家に帰してくれない!そんな底力を持った都市です。
どうぞ、北京にいらっしゃる際は、出発の1ヶ月前から仕事は普段の7割程度に抑え、体調を整え、発声練習をし、入念に作戦を練り、万全の体制でお越しください。
北京には、蓮の花で有名な公園があります。動物園の近くの紫竹院公園です。
蓮だけを目的とするのであれば、迷わず紫竹院公園に行くべきなのですが、紫竹院公園は他の観光地と少し離れているので、観光ルートの組み立てがちょっと複雑になります。
この日記では、失敗例成功例を含め、紫竹院公園以外で蓮が見れるところを紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
-
<北海公園>
2013/7/27
朋あり遠方より来る。。以前、仕事でお世話になった先輩が北京に遊びに来たので、観光へ出かけました。
夏の風物詩を楽しんでもらえればと思い、蓮祭りが開催されているという、北海公園へ行ってみることに。
ところが、
蓮祭り開催中のはずの広大な池に、蓮が1本も浮いてない・・・これは嫌な予感。
近くのチケット売り場のお姉さんに「蓮祭りはどこでしてるの?」と聞くと、「そこに花があるでしょ」だと。
確かにあったのが、この坪に植えられた蓮。
「いやいや、坪の蓮じゃなくて、池の蓮が見たいんだけど、どこ?」と聞くと、お姉さん「あぁ、今年は池の蓮の花は出てこなかったの」だと。
我が耳を疑うという言葉は、この時のためにあると、人生で初めて実感しました。
公園の入口に‘蓮祭り開催中'ってでっかい看板があるのに、蓮が出てこなかったとか、ありえないでしょ!
はぁーー(ため息)
でも、ありえないことが起こる、それが北京。 -
結局、北海公園で見れた蓮の花はこの2枚の写真だけ。。まぁ、気を取り直して、がんばろう。
北海公園の北側にも前海という池があるので、もしかしてそこで蓮が見れるかも・・と淡い期待を抱いて、観光を続けることにしました。
写真がないのが残念ですが、北海公園は、北京の古い地区にあり、北京人の憩いの場所でもあります。公園を散歩すると、北京人の休日の過ごし方を見ることができます。
社交ダンスらしき踊りを踊る人々、近所のおじさんののど自慢、ラッキーだと、すごく素敵な楽器の演奏が聴けたり。その他、日本の公園では起こりえないようなことが、北京では起こっています。
踊り狂う北京人や、どこでもカラオケ大会は、北京の大きな公園では休日よくある光景です。 -
<北海公園の九龍壁>
この北海公園、ガイドブックには詳しく書いていませんが、中国三大九龍壁のひとつがあるのです。こちらが九龍壁です。
同行者と北海公園を散歩しながら、‘なぜ今年は蓮の花が出てこなかったんだ?’という話題に。
たぶん、池の底のゴミを掃除したときに、蓮を根こそぎ傷つけてしまったのだろう。とか、害虫駆除とか何かの薬物を散布したら、薬の分量を間違えて、蓮がダメになったんじゃないの。とか、そんな理由しか思いつきませんでした。真相は不明。
ともかく、そんな話をしながらの散歩もなかなか面白いもんでした。 -
<北海公園の九龍壁>
真正面からだと、壁全体が写真に納まらないので、斜めから撮ってみました。瑠璃瓦で作られた九匹の龍が並んでいます。
九という数字は、中国では吉数で‘永久'の象徴。龍は、皇帝の象徴。皇帝の権力が永久に続くようにと願い作られたものなのでしょうね。
中国には、この北海公園(北京)、故宮(北京)、大同の三箇所で九龍壁が見れますが、個人的には、北京で九龍壁を見るのであれば、北海公園がおすすめです。故宮の中にある九龍壁は、中国人観光客で溢れる故宮にまず入場し、広大な故宮を歩き回り、九龍壁を探しあてなければいけません。故宮の見学時間がたっぷりないと、故宮の九龍壁までたどり着くのは大変だと思います。 -
<北海公園の九龍壁>
大きな九匹の龍以外にも、至るところに龍のレリーフがあります。ちょっと数えてみても良いですね。一体、何匹いるのか?!
正解は、この壁の近くに置いてある(まだ置いてあるはず・・)案内板に書かれています。確か、中国語で書かれていた気がしますが、たぶん答えの数字は読み取れると思いますよ。 -
<前海>
本日の観光は、北海公園の南側からスタートして、どんどん北上して行っているのですが、北海公園の北側には、別の池があります。
それがこの‘前海'という池。北海公園の北門を出ると、すぐに前海です。
前海で蓮が見れないか・・と期待していたのですが、ありました〜!
せっかくなので、ボートに乗って蓮見学です。 -
<前海>
数はそんなに多くないですが、大きな蓮が咲いています。 -
<前海>
しかし、、まったく北京人は考えるもんだよ。
蓮の横に、わざわざ壁が立ててあって、路上からは見えないようになっているのです。ここの蓮を眺めるには、ボートに乗るか、この写真のようなカフェやバーの2階に上がってみるしかないわけです。 -
<前海>
蓮を近くで見るのでしたら、やっぱりボートでしょう。
でも、決して池の水面を見てはいけません。結構ゴミがたまってますから。 -
<前海>
蓮祭りは残念でしたが、結果的に、同行者は今回の旅で一番楽しかったのはボートに乗ったことと言ってました。
前海の横には、后海という池がつながっているのですが、池のつなぎ目がこの小さい橋。ボートに乗ると、ついついこの橋の下をくぐりたくなるのですが・・・ -
<前海>
予想通り、この展開。
一艘一艘順番に通過すれば良いのに、みんな待たずに橋の下に突っ込み、身動きがとれなくなってます。あーぁ
我ら日本代表は、無闇にここに入っていくべからず!ということで、しばらくことの成り行きを眺めてました。 -
<前海>
みんながはけたところで、いよいよ通過します。 -
<前海/后海の境目>
-
<后海>
写真だとなかなか伝わらないのですが、、柳が風に揺れる様がきれいです。
ボートに乗ったあと思ったのですが、乗る前に飲み物やおかしを準備しておけば良かったなぁ。水に揺れながら、柳を眺めて、お茶したら楽しかったかも。 -
<前海>
ボートは乗った場所に返すパターンが一般的です。ボート代の値段は場所によって変わりますが、4人乗りで大体100元くらいです。足こぎだと100元、電気ボートだと120元という感じ。プラス、デポジットが100元かかりますが、デポジットは戻してくれます。
今日は、北海公園→前海と散策してきましたが、前海のあるエリアには、鐘楼・鼓楼など他にも見所あり、感じの良いお茶屋さんあり、1日楽しめる場所です。
故宮の北にある景山公園からスタートして→北海公園→前海周辺というルートで回るもの良いですし、逆に前海周辺からスタートして南下しても良いと思います。 -
<日壇公園>
2013/7/28
そういえば、日壇公園に池があるけど、もしかして蓮が咲いているのでは?と思いたって、夕方行ってみました。何の情報もなしに行ったのですが、蓮がありました!公園自体は大きくないのですが、なかなか良い感じ。
蓮の花はたくさんあったのですが、夕方だったからか?お花がそんなに咲いていませんでした。今度、午前中に来てみなきゃ! -
<日壇公園>
夏の夕方、17:30頃の写真です。 -
<日壇公園>
つぼみが多いですね。
何としても、近々再訪しなければ! -
<日壇公園>
蓮の花もたくさんあるし、素敵な公園ね〜と散歩しているそばには、下着?みたいな姿でベンチに寝転がるおじさんが・・・最後に残念な気持ちになりました。 -
<日壇公園>
2013/8/3 午前
公園大好きの娘を連れて、再度やってきました。
今がちょうど、満開! -
<日壇公園>
-
<日壇公園>
-
<日壇公園>
日壇公園には、こんな雰囲気の良い東屋があるのです。
決して大きくはない池ですが、この蓮と、柳と、東屋の組み合わせが、なんとも風流。なかなかやるね〜。 -
<日壇公園>
一眼レフを持って出かけたのは良いのですが、、、腕がイマイチなのが残念!!上手い人が撮ったら、もっと良い構図が撮れそうだよなぁ〜。
是非写真が得意な方にここの蓮の景色を撮って欲しいです! -
<日壇公園>
-
<日壇公園>
北京の強い日差しに打たれながらも、凛とした蓮の姿 -
<日壇公園>
-
イチオシ
<日壇公園>
-
<日壇公園>
東屋の梁 -
<日壇公園>
-
イチオシ
<日壇公園>
-
<日壇公園>
-
<日壇公園>
-
<日壇公園>
まさに蓮の海に浮かぶ城。
日壇公園は、地下鉄1号線の永安里駅から歩いて10〜15分程度です。日壇公園周辺は、大使館街でとても落ち着いた地域です。
地下鉄1号線は、故宮や王府井に行ける路線です。観光ルートとしては、朝イチに日壇公園で蓮を見て、そのあと故宮の観光に出かけるのも良し。すでに故宮や北京の有名どころの観光が済んでいるのであれば、日壇公園で蓮を見たあと、北上して東岳廟を見に行ってみるのも良いと思います。もしお昼前後に日壇公園に行くのであれば、公園の北側に‘小王府’という中華のレストランがあります。雰囲気が良いお店で、値段もお手ごろだしオススメです。メニューも写真つきだったはずです。
夏の北京にお出かけになる際は、是非蓮の花もお楽しみください。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34