秋晴れの小石川植物園を歩く

2013/11/13 - 2013/11/13

快晴の気持のよい秋の日、小石川植物園(正式名は東京大学大学院　理学系研究科　付属植物園）を訪れました。ここは桜の季節、晩秋などに何回か訪れています。研究のための植物園なのでさまざまな種類の植物があり、好きな場所です。

紅葉にはまだ早くて、花も少ない時期、訪れる人もまばらでした。
そこがよかったなあ。かえってのんびり。
まるで自分だけが森の中にいるようで静かな雰囲気。
あまりの人けのなさに、暗い針葉樹林ではちょっと寂しくなったりもしました。

一眼レフを持っていったので、カメラの練習も存分にできました。

植物園の門の前のお菓子屋さんで、入園料（330円）のチケットを買います。
ホームページはこちらです。http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/

エリア 大塚・巣鴨・駒込(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

植物園の入り口。愛車のアシスト自転車で乗り付けました(笑）
門の中の駐輪場に自転車を止めて、歩きます。

カリン。自由にお持ちくださいとのこと。
昨年ももらって帰ったけれど、芸のない私はカリン酒にもカリンジャムにもできなかった。包丁の歯が立たないほど、固かったのですよ。

部屋の中において、香りを楽しみました。

案内図。
起伏あり、池あり、日本庭園あり、西洋の樹林もありとさまざまな変化のある植物園。

入り口をはいった所。
空が青くて、気持ちいい！
肌寒い日には紫外線なんて気にしないで日にあたる。

パンパスグラス。

ピラカンサス（？）の実が赤く色づいています。

本館。
研究室･図書館などがあり、関係者以外は立ち入り禁止でした。

ツワブキ。

ヒマラヤスギ、たくさん枝が出ていますねぇ。

左側は桜です。桜の時期にはきれいです。

ニュートンのリンゴ、メンデルのブドウと書いてあるけれど、見落としてしまった。柵に囲われているなにげない木のようです。

イロハモミジの並木。

鈴なりの赤い実。

シダ園。

シダ園。

柴田記念館。
柴田桂太教授の学士院恩賜賞受賞を記念して、大正８年に建てられたもの。
中を見学できます。
植物園の歴史写真や出版物などの展示、植物画の絵葉書を販売していました。
中の古びたアンティークな感じが、どこか懐かしさを感じさせる雰囲気。

コダチダリア。
茎が木質化する多年草だそうです。

高さは３〜４ｍはありそうですが、木ではなく、草なんですね。

桜の木。

少し紅葉し始めたモミジ。

背後は温室。
公開温室は中を見学できますが、見ませんでした。

こちらも少し紅葉。

ここからは巨木が多くあります。
ボダイジュ、スズカケ、ユリノキなど。
この白い木肌はスズカケかな。
明治時代に街路樹用として、試験的に植えられたもの。
大きな木は見ていて気持ちがいい。

クルミの大木。

木肌のアップ

からまったツタが紅葉しかけています。

クルクルまわって落ちるカエデの種。

日本庭園のほうに降りていきます。

ダイオウショウ(大王松）。
髪の毛のように長い葉。

曲がりくねった枝。

日本庭園のドウダンツツジが紅くなってきました。

池の鯉がすぐに寄ってくる。
チケットを買った店でも、鯉の餌を売ってましたっけ。

総合研究博物館　小石川分館。
明治９年に建てられた旧東京医学校。現在は休館中です。

赤い壁が日本庭園と調和して美しい。

ドウダンツツジが紅い花のよう。

こちらは黄葉。

ここからは接写モードで、しばらく花写真です。

キキョウ。

花の少ない時期なので、ひっそりと咲くこの色が目を引きます。

ムラサキシキブ。

昼なお暗い針葉樹林。
人っ子ひとりいない。

サルスベリです。

太い幹。

大木のメタセコイア。

ツクシカイドウの赤い実。

梅林。
花の時期にはさぞきれいでしょうね。

カラスウリの実。

池もひっそりとした感じ。

落ち葉を踏みしめて歩くのも好き。

この実は何かな？

これも何？
根っこか枝か。

葉が細か〜い。空を透かしてみる。

小さな池が点在しています。
この池の感じも好き。
メダカのような小さな生き物がいるのが見えます。

サザンカ。

太郎稲荷。植物園の中のお稲荷さん。

アザミ。

アカマンマ

クルミ科のヒッコリー。

写真を撮りながら、ゆっくりまわって１時間半。
入り口に戻ってきました。

11月にしては肌寒い日でしたが、日差しは暖か。園内には売店もあるので、お弁当を買って草の上でいただくのも気持ちがよさそう。
(実際はひとりで草上の昼食は、落ち着かなくて出来ないんです＾＾）

写真は１６０枚撮りましたが、泣く泣く減らして(笑）９７枚をアップ。
自己満足の写真をたくさん見てくださって、ありがとう。