2013/10/22 - 2013/10/31
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風のヨータローさん
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11月になると、ワルシャワにも雪。最低気温は0℃になることもあり、12月や1月は氷点下とガイドブックにしるされていたので、10月中にポーランドを訪れることにした。コートや帽子、手袋、マフラー、厚手のセーターに加え、足裏ホッカイロも用意し、万全の寒さ対策。ワルシャワ・ショパン空港に昼に着くと意外と温かい。しかし空港内は暖房していると思ったが、そのまま空港を出ても暖かい。バスで市内に向かう40分、汗が滲み出てくる。空は紺碧の青空。誰かが窓を開けると涼風がバス内に流れ、皆もほっとした模様。電話のCMで矢沢永吉扮する総理大臣が「過去のデータはまったく役立たない」と言っているが、その通りでした。ワルシャワ、クラクフ、アウシュビッツなど世界遺産を巡ったが、アウシュビッツでは寒風の中に佇む自分をイメージしていたが、まるで春うららの中での薄手のシャツ姿であった。行っていた10日ほどは10℃〜22,3℃。しかし帰国して調べると4℃〜10℃くらいになっていたから、かなり異常気象だったのでしょう。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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関空発エミレーツ航空で一路ドバイへ。ドバイの免税店は充実。あまり関係ないが、ブランド品に加え、ゴールドも豊富。
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空港案内で聞くと、ワルシャワ中心までタクシーなら150ズオチ(約5000円)と聞く。バスなら4.4ズオチ(150円くらい)。かなり違うのでバスでセントラム目指す。空港を出てすぐ正面にバス乗り場はあった。175番が中心地に向かう。バスに入ると買ったチケットをバス内の検札機にいれ、乗車時刻を印字する。ヨーロッパはほとんど検札しないので、乗った時刻を自分で入れる。たまにくる検札で時刻が入ってないと、無賃乗車とされる。切符を使いまわししないように・・・
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ワルシャワの空は青かった。冬のパリに三度訪れたことがあるが、いつもどんよりした空に、うすら寒い気候だったが、ワルシャワの方が北なのに、青い空で麗らかな気候。暗いイメージと違った。
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ワルシャワ中央駅で下車。ホテルはここからすぐ。目の前に文化科学宮殿の古いビル。じつは社会主義時代、スターリンからの寄贈されたビル。いかにも権威主義的威圧感。
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宿泊したメトロポール・ホテルの一階レストラン。地下鉄ワルシャワ・シルヂミエンシェ駅のすぐそば。中央駅にも近いし、交通至便。朝食付き。このホテルも部屋の中は暑かった。しかし冷房がないというので窓を開けておくと、交差点の角のため車の騒音がきつい。
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ワルシャワ・セントラム駅周辺はショッピングセンターなどがある繁華街。
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旧市街広場。ナチスに破壊された街並みを、かっての写真をもとにレンガのひとつひとつまで復旧された。まだ工事は続いている。歴史を大切にするヨーロッパならではだ。
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イチオシ
旧市街広場の中心にある人魚の像。
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旧市街広場は雨に濡れていた。
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イチオシ
旧市街近くの教会。ポーランドの大半の教会はカソリック。
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旧王宮と王宮広場。雨が止んだ。
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旧王宮のなかで、王宮時代を蘇らせる。
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イチオシ
かって一世風靡した東ドイツ製の乗用車「トラバント」。カラフルに塗装されて、いまも現役で活躍。
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コペルニクス像。ポーランドの英雄はコペルニクスとショパンそしてキュリー夫人。
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イチオシ
ショパン博物館では、ショパンの曲がふんだんに聞ける。
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ショパンの胸像。ワルシャワはショパンとキューリー夫人のまち。
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ワルシャワ新世界通りの露天の花屋さん。クラクフ郊外通りからこのあたりがメインストリート。
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ワルシャワ中央駅のホームは地下2階にある。ポーランドの鉄道駅には駅員さんがいないので、自分で掲示板で、どのホームに何時にはいってくるか確認する。ちなみにホームまたはプラットフォームは、PERSONと記されている。
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鉄道のタイムテーブル。これがすべて。ホームがわかっても、入ってくる列車番号が書いてないので急がねば・・・
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ワルシャワからクラクフへの列車内のビュフェ。
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クラクフ到着。ホームから地下道をくぐると、カルフールなどがあるショッピングセンターの中に入る。
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予約していたショパンホテルは、オーバーブッキングで(ホンネは団体が入ったので一人客は要らないとのこと)、別の小さなホテルアトリウムにタクシーで移される。ふざけるな。まあ、旧市街に近いのがメリット。
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クラクフはポーランドの古都。観光都市だ。中央広場と正面は、旧市庁舎のタワー。居心地の良い街。
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中央広場の真ん中にある旧織物取引所跡の建物の一階はスーベニアショップ。
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クラクフの観光ポイントを馬車で走る。
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旧市庁舎は登れるが、階段はきつく狭く、階段の高さも高いので鎖を握って登る。足が痙攣した。8ズゥチ。
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イチオシ
旧市庁舎の塔からの眺め。秋の空気が気持ちいい。
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旧市街中央広場では夕方から、食べもの屋さんや土産物屋が出たり、アトラクションもある。親父が近づいてきて「クラクフは楽しいじゃろ」と同意を求める。「ナイスシティ」と答えると満足気。こんなこと言うてくるのは、どこに行ってもシニア男。自分の人生を肯定したいのかな?!
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パーフォーマーもあちらこちらに。
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中央広場の横の聖マリア教会。
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ポーランド名物「ビゴス」。とくにクリスマスにはどの家庭でも食べるらしい。この鍋から器に盛られる。すっぱかった。
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クラクフからオシフィエンチムへ。アウシュビッツ見学ツアーのバス。黄葉が美しいが物悲しい。日本人は僕一人だった。往路のバスでアウシュビッツの歴史のビデオが流される。
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アウシュビッツ収容所の入り口。有名なARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)のスローガンがある。
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収容されるのはユダヤ人、ジプシー、ホモセクシャリストやポーランド人という。収容所内に、収容者の靴やカバン・・・そして毛髪などがうず高く積まれている。
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収容所内の寝室。映画でよく出てくる光景だ。
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ナチスの監視塔。有刺鉄線が巻かれている。ドクロマーク。
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いまも献花は絶えない。何組かの親族らしい若い人が大きな花束をもって収容所内のあちらこちらで散見した。
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ガス室。ぞっとした寒気がした。気のせいか。
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焼却炉の煙突は秋空に歴史を刻んでいた。かっては煙が絶えなかったらしい。
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イチオシ
よく見る景色。ビルケナウ(第二のアウシュビッツ)の列車の到着場。向こうから来る観光客は、かっての収容者の群れのように見える。
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学校の見学の生徒だろう。先生が説明するのに真剣に耳を傾ける。
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この日は土曜日のせいか、大勢の観光客が来ていた。ほとんどが白人系でいまはときめく中国からの団体客は見なかった。
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宿舎の前の一本の棒。これは収容者をつるす拷問の柱らしい。しかし、よく韓国はじめアジアの戦争記念館で見られる残酷な日本兵の人形のような、残虐行為をするナチス人形は置いてなかった。
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収容所内はガイドに従って順路を巡る。ガイドも沈鬱な説明で、観光客も沈痛な表情で所内を巡る。空気はやはり重たい。
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クラクフ旧市街のポーランド料理レストラン「ポルスカ」。店内はポーランド風インテリア。
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ポーランドの代表的な料理「ジェーリック」。ライ麦パンのなかに、ソーセージ、タマゴなど煮込んだスープが入っていて、美味。パンも全部食べるらしいが手がべとべとになる。
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10月27日の午前1時、サマータイムから標準時間へ。今日は一日25時間。儲けたのかな。クラクフからビエリチカの道中、ロシア正教会のチャペルか。
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世界遺産ノビエリチカ岩塩採掘場跡。1950年まで稼働していた世界有数の大規模岩塩。ここのガイドは明るい笑顔。観光客も賑やか。
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採掘の再現。ここでは鉱夫の人形があった。
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木の階段でどんどん地下に潜っていく。帰路はエレベーター。
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中には教会もある。
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坑内のシャンデリア。
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イチオシ
ビスワ川畔。
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世界遺産、バベル城。歴代ポーランド王の城。このころがポーランドの黄金時代。写真の真ん中で日向ぼっこしている女性は、筑波大に留学していたという。ポーランドは美人が多い。
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バベル城旧王宮。
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龍の像は子供の遊び場。
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バルーン・アートの芸人と子供たち。
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バベル大聖堂から見たクラフフの街並み。
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トラムの駅に花嫁さん。小説(映画)「阪急電車」の中谷美紀演じたポーランド版かと思っていたら、記念撮影のようだった。
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中央広場は夕暮れとともに賑わう。
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昨日のレストランで今日は「コボンブキ」。ポーランド風ロールキャベツ。20ズオチ。
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クラクフからワルシャワへ。左上の書き込みは最終到着地を明記。19:13BIALYSTOK行き。列車の表示。ポーランドの鉄道は往復とも日本同様に時間は正確だった。
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列車内のトイレ。ぽっとんトイレなので停車中は使用しないのが賢明。
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二等の8人がけのコンパーメント。結構窮屈。ポーランド人は席で携帯でしゃべりまくる。
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ワルシャワのメトロポールホテル1階のレストランで、ピエロギ。23ズオチ。
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ポーランドは陶器の国。
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街の至る所に両替所はある。
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バス、トラム、地下鉄はすべて自動販売機で。ポーランド語のほか、ドイツ、ロシア、英語の表示がある。
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ワルシャワの三位一体プロテスト教会。ショパンもここで演奏した。
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ポーリッシュの大半はカトリック教徒。町の到る所にイエス様。
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この旅行記へのコメント (5)
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- 禅さん 2014/01/04 14:26:34
- アウシュビッツ
- こんにちは
うちの父はアウシュビッツ怖くて入らないで、私が中を見学中柵の外で待ってました。懐かしい写真です。
- 風のヨータローさん からの返信 2014/01/06 13:59:26
- RE: アウシュビッツ
- 映画や写真ではよく見る景色ですが、やはり実物を見て、そこに立つと空気感も含めて、体のなかに飛び込んでくるようです。たしかに心地の良いものではありませんが、お父さんも勇気を出して見る、感じることをお奨めします。直接関係ないですが、僕はお金を出してまで、ホラー映画や怪奇映画は一切見ない性分です。
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- ニャンさん 2013/12/10 23:38:09
- ポーランド
- こんにちは。駅員さんがいないなんてショックです。駅員さんの数がかなり少ないんでしょうか?それとも文化の違いでしょうか?
- 風のヨータローさん からの返信 2013/12/12 11:48:06
- RE: ポーランド
- コストでいえば、日本の方がかかるでしょう。文化の違いかな。すべて自己責任という欧米スタイル。日本の駅は表示もアナウンスも行き先もほんとに親切と思う。駅員もいまでも乗車降車を見守ったりしているのは世界中日本だけかも。オモテナシの心かな。市バスやトラムでも切符を買い、乗り込んだら自分で何時に乗ったか車内の機械で印字しなくては、不正乗車で罰金取られる。噂によると、ポーランドでは外国人旅行者を狙い撃ちにして、罰金をとるということも・・・噂ですが。
- ニャンさん からの返信 2013/12/14 22:30:54
- RE: ポーランド
- お返事どうもありがとうございます。日本は至れり尽くせりなんですね。日本にいると当たり前のことが他の国では当たり前じゃあないんですね。やはり、こういうことって実際に世界を歩いてみないとわからないですね。
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