災難は続くよどこまでも、トホホなバルセロナ　その１

2013/10/17 - 2013/10/27

行きたかったバルセロナ、念願かなってやっと出発、今回は末娘と一緒です。ところが楽しい旅行になるはずが次から次へと思いがけないことが。
他人の不幸は蜜の味とか。それでは甘い蜜をたっぷりとどうぞ!

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

前泊したヒルトン成田から７時のシャトルバスに乗って空港へ到着。１０時３０分のフライトだからもっとゆっくりでよかったんだけど、マッサージの予約を入れたかったのよね。早く出たおかげで８時４５分に入れました。予約を済ませて、ラウンジで軽く朝食。
二人ともスカルプマッサージを選びました。１５分だけど、至福の時。

飛行日和という言葉があるならまさにこんな日。雲の上を滑るように進みます。
当初、羽田発のパリ経由深夜便を考えていたんだけど、娘のチケットを私のマイルで落とそうとしたら、キャンセル待ち８人ですって。というわけでヘルシンキ経由に変えました。ボーイング７８７に乗ってみたかったからいいんだけどね。窓はタッチするとだんだんガラスの色が濃くなるのよ、う〜んテクノロジー。音も少し静かな気がします。

機内食。私は和食を選択。

娘は洋食。これは前菜のマグロのタルタル。

メインはビーフ。洋食おいしそうだったわ。

デザートです。

最初の機内食がすんだあとは「お好きな時にお好きなものを」。娘はバーガーを頼んだんだけど大きくて大変そうでした。
私は「芙美子の洋食」を選択。おいしく頂きました。そのほかにフルーツとアイスクリームも。フライトの間は食べるか寝るかです。

１０時間ちょっとでヘルシンキに到着。ヴァンター空港はコンパクトにまとまり移動が楽です。空港の職員なのかフィンエアーの方なのか、日本語で案内が流れているのも心強い。

空港はムーミングッズのほかは特にそそられるものはなかったけど、スナフキンファンの私はなんだか嬉しい。

フィンエアーのラウンジです。私のチケットは全線ビジネスだから問題ないんだけど、娘の分はＪＡＬだけビジネスなの。受付のお姉さん、不安そうにチケットを読み取り機に通していたんだけど、使えました。
食事も飲み物も種類が豊富、広さもゆったりとしたラウンジでした。到着してから次のフライトまで２時間半あるので、乗り継ぎの時にラウンジが使えると楽です。

３０分以上遅れて離陸したフィンエアー、これはエコノミーのお食事です。娘によると、自分で具をはさむサンドイッチだそうです。

予定の時刻より１時間ぐらい遅れて、やっとバルセロナに到着。昼間の１時間ならともかく夜の遅延はつらいわ。
空港からタクシーで３０分かからずに「ホテルコンデスバルセロナ」へ到着。そうそう、私は東北の観光地に住んでいるので、市がよく語学教室を主催するの。今回「初めてのスペイン語」講座を受講。３回終えて、簡単な動詞の活用、あいさつなどを習いましたが、スペイン語もちろん全然わからないわ。途中運転手さんが説明してくれたんだけど、「ガウディ」だけよ、わかったのは。

モデルニスモ建築のホテルです。新館もあるんだけど、やっぱり歴史がある本館に泊まりたいじゃない。メールでお願いしておきました。

夜も遅いので、コンデスバルセロナの新館屋上にあるバルで食事をとります。ピンクのライトアップはカサミラです。

タパスを３種類頼んだんだけど、今思えばこれが今回の受難の始まりかもしれません。
イベリコ豚の生ハムは口に入れると脂肪がとけておいしいし、タコのアヒージョも柔らかくて、付け合わせのポテトと絡んでいいお味。だけどひと皿の量が多いの。

食べきれない様な料理と格闘しながら、バルセロナ最初の夜が更けてゆきます。
続きます。