2013/10/11 - 2013/10/12
16位(同エリア77件中)
地中海人さん
イオニア地方の遺跡を巡る旅はベルガマから始めました。イズミールから二時間バスで到着、早速ホテル向かいの博物館へ向かい、アスクレピオン遺跡を訪ね、翌日ゆっくり上の町・アクロポリス遺跡を巡りました。
ベルガモというより古名・ペルガモンのほうが感じが出ますね。ペルガモンのアクロポリスは昨年ベルリンのペルガモン博物館を訪問して以来の念願でした。
********************
主な日程
ベルガマからアンタルヤまでエーゲ海沿いをバスで巡る旅。
2011年1月アンカライン、イスタンブールアウトの時に漏れたクシャダス、ポドルム、アンタリア、また船でコス島へ。
【2013年10月10日(木)】
NH3232 仙台発8.00→NRT着8.55 ANApp354
NH207 NRT発12.15→ミュンヘン着17.15 ANApp2933
(仙台←NRT→ミュンヘン ANAから179,170円)
LH1782 ミュンヘン発19.40→イズミール着23.10
(LHから163.77EUR ANApp510)
イズミール空港からハワシュでホテル近くまで
(モーベンピックホテル1人1泊13,284円朝食1983円WiFi無料)
【10月11日(金)】
午前中イズミール街歩き
★ イズミール→(バス)→ペルガモ
午後 ペルガモ考古学博物館 とアスクレピオン
(ペルガモ Anil Boutique Hotel1泊朝食付きWiFi無料現金49EUR)
【10月12日(土)】
★午前中 ベルガマのアクロポリス散歩
午後 ベルガマ→(バス1H30 12TL )→イズミール→(バス1H 9TL)→セルチュク
夕方 セルチュクのセン・ジョン教会遺跡へ
(セルチュク セン・ジョン・ホテル 1泊朝食付きWiFi無料 10,500円 日本語を話す従業員がおり助かりました。)
【10月13日(日)】 午前中(セルチュクオトガルからミニバス片道2.5TL)エフェス遺跡散歩
夕方 セルチュク→(バス)→クシャダス
(クシャダス キャラバンサライ ホテル3泊朝食付き174EURWiFi無料)
【10月14日(月)】
クシャダス→(バス5TL)→ソケ→(バス1H 8.5TL)→ディディム遺跡散歩
→(バス)→ソケ→(バス30分 4TL)→プリエネ遺跡散歩→(バス)→ソケ→(バス4TL)→クシャダス
【10月15日(火)】
クシャダス→(バス)→ソケ→(バス1H 7TL)→ミレトス遺跡散歩→(バス便無く、駐在警官に世話してもらう白タクシー25TL)→アンキョイ→(バス 7TL)→クシャダス
【10月16日(水)】
クシャダス→(バス)→ポドルム
午後 ポドルム要塞 街歩き
(ポドルム メリスパンション 2泊朝食つき280TL WiFi無料)
【10月17日(木)】
午前9.30発 ポドルム→(船 1H)→コス島コスタウン(ギリシャ)
アスクレピオン アゴラ 円形劇場 コスタウン街歩き
午後4.30発 コスタウン→(船 1H)→ポドルム
(高速船なく、往復17EUR)
【10月18日(金)】
TK2509ポドルム発11.30→イスタンブール着12.40
が35分遅延
TK2432 イスタンブール発13.35アンタル着14.50
のところ1時間後の次の便で預け荷物も無事到着
以上2便 トルコ航空314.00TL
(アンタルヤ メディテーラホテル2泊15,338円1人朝食つきWiFi無料)
【10月19日(土)】
ぺルゲ遺跡 スイデタウン アスペンドス遺跡 クルシュンルの滝 4ケ所1日ツアー
(UCANツアー社[http://antalya.u-cantravel.com] による 55EUR 昼食つき)
【10月20日(日)】
コンドルエアーXQ130アンタルヤ空港ターミナルⅠ発10.45ミュンヘン着13.05
(コンドルエアーはTⅡだがサンエクスプレス運行のため3キロ離れたTⅠまでタクシー5EURで移動。シャトルバス無し。 275EUR)
ミュンヘン空港からミュンヘン中央駅までS2(10.40EUR)
(ミュンヘン中央駅近くのエクセルシオール・ホテル1人WiFi無料1泊13,869円 朝食20EUR)
【10月21日(月)】4Tの旅行記を利用させていただきました。
午前中 1日切符(8.5EUR)を利用し
ミュンヘン中央駅→(S2)→ダッハウ駅→(726番バス)→ダッハウ収容所を訪問→(バス)→ダッハウ駅→(近郊線)→ミュンヘン中央駅
午後 ミュンヘン街歩き
NH208 ミュンヘン空港発21.10 ANApp2933
【10月22日(火)】
成田空港着15.35
NH3232 成田空港発18.55 仙台空港着20.05 ANApp354
******
当初ミュンヘンからLHの直行便でイズミールイン、LCCサンエクスプレスのミュンヘンまでの直行便でアンタルヤアウトのホテルのみ予約し、途中はその都度と考えていたが、予定していたセルチュクのホテルが満室となったのを見て、ポドルムからアンタルヤの中ほどのへティエ近辺を割愛する全日程とホテルを確定し、その間はバスでなく飛行機ということになった。
********
今回JTBの外国専用VISA引き出しカード「MoneyT Grobalカード」「http://www.jtbmoneyt.com/」を利用しました(☆)。
引き出しのお知らせメールがきます。
比較のため、ためしにいろんな方法(トルコの銀行ATMはTL及びEUR引き出し可能。)で両替してみました。
トルコリラの両替はMoneyTカードが一番よいという結果ですね。
135.86円で両替したEURをホテルでTLに両替したが、1TL@54.344円となる。
成田空港(Gate31付近の銀行)で
10月10日
銀行両替2万円-300円 145ユーロ EUR (1EUR@135.86円)
2万円+40円 300トルコリラ TL (1TL@66.8円)
トルコで
10月12日ペルガモのホテルで両替 50EURが125TL(1EUR@2.5TL)
☆10月13日PttのATMで400TL引き出し 20.950円(1TL@52.375円)
☆10月16日銀行ATMで300TL引き出し 15,740円(1TL@52.46円)
☆10月16日銀行ATMで100EUR引き出し 14,122円
ミュンヘンで
☆10月20日銀行ATMで100EUR引き出し 14,158円
☆10月21日銀行ATMで200EUR引き出し 28,117円(1EUR@140.585円)
@はATM及びJTB扱い手数料込での単価
なお、カード支払いの場合
9月30日予約換算日10月1日トルコ航空314TL 15,508円(1TL@49.389円)
**************
表紙写真はベルガマ博物館 アリアノイの水の妖精像
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2013年10月11日午後、イズミールのホテルからタクシーでイズミール・オトガルへとやってきました。(30リラ)
ここのオトガルはかなり大きく、番号が3桁もあります。探すまでも無くあちらこちらから声がかかり、行き先を言うと誘導してくれますが、ミニバスに発着地名が大書してあるのでわかりやすいですね。
オトガルの出入口にハイウエイゲートのようなゲートがあり、その手前に関所(写真)があり、運転手は申告しています。 -
このあと、何度も乗ることになる、ベルガマまでミニバス(2H 12TL)車内。17,8人乗り。
-
途中、家畜市場かな。
-
ペルガマ・オトガルからこの荷物ではタクシーのほうがということで、Anil Boutique Hotelまでタクシー(10リラ)。ここまで立ち往生することなく次々とバトンタッチで到着。
ベルガマはツアーで通り過ぎる観光客が多く、欧米人が宿泊するこのタイプのホテルは少ないようです。ここは繁華街に近く、アタチュルク大通りや博物館も目の前。隣には1皿2.5TLの看板を掲げるロカンタ、玄関前には屋台が数軒ならんでいます。
三つ星、WiFi無料1泊朝食つき現金にかぎり、49EURか135TLという。(1EUR2.75TL換算のようだが、50EUR紙幣支払ったら2.5TLお釣り。さらに50EUR両替を頼んだら125TL。)
フロントには交代で、涼しげな若者、ご主人、娘さんがおり、懐いてくれそうな人達だった。10月半ばとあってか閑散としていた。 -
ホテルに荷を解き、直ちに向かいの
-
ベルガマ博物館に入りました。 (5TL)
アリアノイ遺跡の発掘物、ベルガマのアスクレピオンからの発掘物、ベルリンに持ち去られた発掘物の写真が展示されています。 -
ベルガマ博物館
-
ベルガマ博物館
アスクレピオンにあったヘビの彫刻を施した円柱。これはオリジナル?。 -
ベルガマ博物館
おなじみ、アルカイック期 -
ベルガマ博物館
-
ベルガマ博物館
表紙写真のアリアノイ遺跡の水の妖精発掘現場写真
アリアノイ遺跡、今は水没してしまったようです。 -
ベルガマ博物館
ベルガマのアクロポリス復元図 -
ベルガマ博物館
-
ベルガマ博物館
-
ベルガマ博物館
-
ベルガマ博物館
-
ベルガマ博物館
-
ベルガマ博物館
-
ベルガマ博物館
胸にメデューサ、ギリシャ国内には無いですね。アナトリア出身のメデューサ女神がギリシャ出身のアテネ女神と美人コンテストでかち合い、見事優勝したため、アテネ女神に疎まれ、謀殺されることとなった神話。
ギリシャ系に征服された後も、この地方の人たちは自分たちの守り神として、ずっと信じ続けたのでしょうか。 -
ベルガマ博物館
アクロポリス全容復元 -
ベルガマ博物館
ベルリンのペルガモン博物館の内部写真ですね。 -
ベルガマ博物館
-
アタチュルク大通り
遠くに上の町・アクロポリスが見えます。小さい町なので、歩いても行けそうです。 -
下の町・アスクレピオン遺跡入り口。
まだ明るいのでアスクレピオンにやってきました。歩いても来れます。
(ホテルから往復タクシーで1時間待機してもらって30リラ。) -
アスクレピオン遺跡
-
アスクレピオン遺跡
紀元前4世紀から紀元後4世紀まで利用されました。
エピダウロス、コス島にも同じような施設があり、古代は総合医療センターとして機能したようです。
-
アスクレピオン遺跡からアクロポリスが見えます。
-
アスクレピオン遺跡のメイン通路
この手前左側には軍用施設があり、戦車が垣間見えました。 -
アスクレピオン神殿
-
アスクレピオン遺跡
上のギムナジウム -
アスクレピオン遺跡の円形劇場
1000人規模 主な式典が行われた。
エピダウロスの円形劇場より小さいですが、ここも今も利用されているようです。
「アテネの前の首都ナフプリオンに3泊、エピダウロス遺跡、ミケーネ文明遺跡のミケーネ、ティンスへ
http://4travel.jp/traveler/100912/album/10749686/」 -
アスクレピオン遺跡
ローマ時代の医学校は、アンティオキアとアレクサンドリアと、アジア属州には、ここペルガモン、イズミール、エフェス、クニドスとコスに置かれたと言う。
医師はギリシャ人が多かったのでしょう。属州民でも医師と教師は一代限りではあったがローマ市民権を与えられたようです。 -
アスクレピオン遺跡
ペルガモン生まれの医師というと、アレクサンドリアのムセイオンで長く学び、地元に戻って剣闘士訓練所の医師をしていたところをスカウトされ、哲人皇帝・マルクス アウレリウスの侍医となり、解剖学の祖といわれたガりウスが有名ですね。 -
アスクレピオン遺跡
階段の左側に今も水が流れ落ちていて、川のせせらぎに似た心地よい音がします。古代もこの音を聞きながら降りてきたのでしょうね。 -
アスクレピオン遺跡
天井のあかり窓から神官は独特な声音で何と言ったんでしょうね。芝居がかった朗誦? -
アスクレピオン遺跡
トンネルを通り抜けると、円形廊下があります。ここをぐるぐる回ったんでしょうか。 -
アスクレピオン遺跡
-
アスクレピオン遺跡
-
アスクレピオン遺跡
-
アスクレピオン遺跡
-
アスクレピオン遺跡
-
夜のベルガマ。アタチュルク通りには観光客は見当たりません。
古くからあるハマム。 -
ハマムの隣、ロカンタ・ソフラス
メニューはデザートのみ、奥のガラスケースに肉4種材料が置いてあり、スープは2種。アルコールは駄目。
トリスープと、 -
肉はおまかせにしたら、ケースから出して焼いてきたのは牛。
全部で15TL。客は地元の人のみ。
ベルガマはツアー客は宿泊しない小さな町なので、タクシーのみ外国人観光客用特別価格で、その他土産物や食事は地元価格。 -
10月12日(土)
ホテルからタクシーでアクロポリス入り口までやってきました。ロープウエー乗り場まで頼んだのだが、10時だがまだ動いていなかった。 -
タクシーを降りたら、チャイを持った土産物店主がさっそく近寄ってきた。妻が日本人だという。日本語を話す。
-
オーディオガイド。日本語無し。
-
アクロポリス入り口
-
上の町・アクロポリス
-
左側へ行くと、ゼウス神殿跡(ベルリンへ持ち去られたので何も無い)、アゴラ跡。
-
上の町・アクロポリス
丘の狭い頂上部分に、円形劇場を中心に宮殿、神殿、武器庫、図書館、ゼウスの祭壇、アゴラなどが、ペルガモン王国の絶頂期・ヘレニズム時代からローマ時代にかけびっしりと隙間無く建設、また改築されたようです。
それでペルガモンは、中の町、下の町と分散したのでしょうね。 -
アクロポリス
-
アクロポリス
-
アクロポリス
-
古代も円形劇場からの見晴らしがよかったでしょうね。丘の斜面を削って作る典型的なギリシャ式劇場ですね。
左側にはアテナ神殿が迫っていますので、1万人収容するためこのような急な階段になっています。 円形劇場とディオニソス神は対になっているところが多いですね。アテネもそうでした。
右手にカイコス谷を見下ろす、ここで徒競走でもしたのかと想像を掻き立てる250メートルのテラス。その北端がローマ時代カラカラ帝が改築したというディオニソス神殿跡。 -
アクロポリス
-
アクロポリス
トラヤヌス神殿 -
アクロポリス
-
アクロポリス
-
アクロポリス
-
アクロポリス
-
トラヤヌス神殿
ハドリアヌス帝とともに、ローマ帝国皇帝として帝国版図内を駆け回り、各地に足跡を残していますね。 -
トラヤヌス神殿
-
アクロポリスは初めてだったのでゆっくり歩き回り、数時間ペルガモン王国の歴史に思いを致すことができました。
この後、タクシーを呼び、ホテルで荷物を回収し、ベルガマ・オトガルまで送ってもらい(50TL)、バスでセルチュクへ向かいました。 -
***********
トルコ内はガイドブックとして「世界歴史の旅 トルコ」(山川出版社 大村幸弘著 )を利用しました。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
2012年7月ベルリン3泊中ペルガモン博物館を訪問したのですが、ペルガモンを実際に訪問してからと、旅行記未作成でした。以下そのときの写真です。
アレキサンダー大王亡き後のアンタリアの一地方のギリシャ系王国ですが、一時はイオニア地方からアンタルヤまでを版図とするペルガモン王国の盛況さが偲ばれます。 -
ベルリン ペルガモン博物館
ゼウスの祭壇
多神教の時代の生命の豊潤、を思いますね。 -
ベルリン ペルガモン博物館
ゼウスの祭壇 -
ベルリン ペルガモン博物館
ゼウスの祭壇 -
ペルガモン博物館
ゼウスの祭壇 -
ベルリン ペルガモン博物館
ゼウスの祭壇 -
ベルリン ペルガモン博物館
ゼウスの祭壇 -
ペルガモン博物館
ゼウスの祭壇 -
ベルリン ペルガモン博物館
ゼウスの祭壇 -
ベルリン ペルガモン博物館
ゼウスの祭壇
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
74