2013/10/11 - 2013/10/14
387位(同エリア1660件中)
みなみんさん
西安中心部の有名処を見て歩きます。
西安では既に「秦始皇帝陵と兵馬俑坑」が世界遺産になっていますが、現在「西安・シルクロード」が来年(2014年)にも登録されようとしています。その構成要素となる「大雁塔」、「小雁塔」を見て回ろうとします。「唐長安城大明宮遺址」は昨日訪問。「漢長安城未央宮遺址」は西安中心部の北西にあるのは分かりましたが行き方が分からないので断念。「乾陵」、「興教寺塔」、「張騫墓」、「彬県大佛石窟」も時間がないので断念。明代からの西安城壁も一周する気満々です。
徳発長で一人餃子宴も楽しんで参りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 タクシー 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
-
まずは大雁塔に向け、鐘楼から小塞までバスで移動します。地下鉄で3駅くらいのはずなんですが結構遠く感じました。小塞はバカでかいショッピングモール(塞格商城)があり繁華街です。
これから行く大雁塔が世界遺産になろうとしているのに、西安のシンボルマークである鐘楼や城壁が世界遺産の要素に入らないのは何ででしょうか。それ自体の古さによるんでしょうか。 -
バスを乗り継ぎ大雁塔へと。このお寺の横にも大きいショッピングモールがあり、南側にはもっと大きいショッピングゾーンが広がっています。で、50元を払って中に入ります。お寺自体は大きめの中華寺院です。鐘楼・鼓楼もありますし、大雁塔の奥に玄奘三蔵法師の天竺行(いわゆる西遊記ですね。)に関するお堂があり、レリーフでエピソードが分かるように飾り付けてあります。大昔は長安(西安)からインド(天竺)に行こうとすると海に出るよりも砂漠と高山を越えていく方が容易であったのですかね。(それだけ唐代には西域開発が進んでいたと言うことでしょうか。)でも玄奘さんも帰りは海路で帰ってきているんですが。
-
メインの大雁塔に登るにはさらに30元です。ここまで来たからには登らない訳にはいきません。建物なりに上にいくほど階段が狭くなってきます。各階の四方に窓があり周囲を眺められますが一気に最上階まで登ります。
-
最上階の窓のみガラス張りになっていて、ガラスに穴が開いていて写真を撮れるようになっています。さらに料金が必要なためか、大雁塔に登って来ている人は意外と少なくガラガラでした。ややガスっています(PM2.5なんでしょうか。)が景色はよく見えます。南側は大雁塔不夜城という一大ショッピングゾーンになっています。
-
北側には真下に玄奘三蔵法師にまつわるお堂、その向こう側には噴水広場です。西側はショッピングモール、北側は大唐芙蓉園の曲江池の水面がキラキラしています。いずれの方角もずっと向こうには高層住宅がこれでもかと並んでいます。最近の報道によると、中国国内では政府の言うことを聞かずに地方政府がシャドーバンク等で資金調達をして勝手に開発を進めているらしいです。日本のハコモノ投資を数十倍(もっとかも)規模で、住宅供給数が住民の数を超えているんだとか。よって誰も住まない高級アパートが乱立しスラム状態になっているんとのこと。これを「鬼城」と呼ぶらしいです。三蔵法師の建てた仏塔から鬼城を臨んでいる、ってことになるんでしょうか。
-
下に降りてからもいろんな角度から仏塔を見上げてみます。
-
凛々しいお姿です。玄奘三蔵法師は自らが天竺から持ち帰った経典を保存する場所としてこの大雁塔を建立したとか。
-
最後に塔の正面から。
-
大雁塔大慈恩寺を出ると南側にショッピングゾーン「大雁塔不夜城」が広がっております。モノレールも建設中でした。広い中央分離帯には唐代をモチーフとしたモニュメントの数々があります。
-
左の大きい建物はお寺のお堂ではなくて、ウォルマートが入るショッピングモールです。しかしこの辺りだけでショッピングモールが何個あるのやら。今、高級住宅地として売り出し中の曲江区です。で、延々大雁塔から歩いてきたのには訳がありまして、「不夜城」の南側には唐代の城壁跡があるはずなんですが、2010年代に入ってからの城壁モドキが建っており立派な公園になっていました。こういうの見に来たんじゃないのでとっても残念。タクシーで陝西歴史博物館に向かいます。
-
事前の情報によると、とっても並ぶということだったのですがもうお昼前になっていたからか10分程並んでると窓口に到着しました。ここのチケット窓口は1・2番窓口が無料ご招待(パスポートが必要)で大行列なんですが、3番窓口は特別展の有料チケットを売っておりガラ空きです。いくら取られるか聞きませんでしたが時間がない場合はチケットを買って入場してもいいように思います。
-
無料のチケットですが立派なものです。でも、ここの窓口ですが大勢の人民がきちんと並んでおりました。中国のマナーも大分変わってきたんでしょうか。
-
陝西歴史博物館ですが、無料の割にはとっても充実しており2時間以上居ました。兵馬俑は何体も展示されており、兵馬俑坑博物館よりも人だかりが少なくてじっくり見ることができます。
-
西安を中心とした地図に各王朝の都があった場所を示しているものです。周の鎬京(西安市南西部)、秦の咸陽(咸陽市)、漢の長安(西安市未央区)、隋唐の長安(西安市中心部)が都を置いていた訳です。こりゃ、歴史がある、と言うかあり過ぎる。もっとじっくり時間をかけて見てみたいものです。
-
次にバスに乗って小雁塔へと。ここは確か40元だったかと。小雁塔に登るのにもお金は取られません。随分と良心的、に感じます。小雁塔の中は狭い階段が続き、最後頂上に出るのはハシゴ状態です。で、上に出ますと鉄の檻の中です。大雁塔よりも市街地に近いので周りのビル群が間近に見えます。
-
薄いレンガを積上げて造られた仏塔で一部崩れかけています。
-
途中の階の窓から市街地方面を臨みます。
-
さらに下の階の窓からお寺の屋根です。この小雁塔には「神合」と言われる摩訶不思議なことがあったとのことで、昔大地震で塔を真っ二つに割る亀裂が入ったのに、その後の大地震でその亀裂がきれいに埋まり元通りの姿になったとのこと。亀裂が入った昔の写真がありましたが、写真発明される前に元に戻ったのではなかったのか、とややこしいツッコミはやめておきましょう。
-
イチオシ
小雁塔薦福寺は緑の多い中国らしい空間でとても癒やされます。絵になりますね。
-
小雁塔から歩いて南門へと。南門は現在工事中(大きいモニュメントみたいなのを建設中)で、地下鉄の永寧門駅からはとっても埃っぽい道を結構歩いて城壁まで。
-
城壁にある門は車がビュンビュン。
-
城壁への登り口が分からずにウロウロします。下から見上げると結構高いです。だいたいビルの4階程度の高さです。誤って城壁から落ちると大怪我しますね。
-
登り口を探していると碑門博物館に通ずる骨董品街に出てきました。この辺りは昔のままという感じです。
-
さらに城壁への登り口を探していると、ロータリーの真ん中に工事現場入口のような通路があり、これが南門への入口でした。バスや車がバンバン通るロータリーを横断してチケット売り場へと。54元という中途半端な金額でした。門を入って階段を登り城壁の上に出るともう夕刻となっておりました。
-
城壁を一周しようと思っておりましたので、レンタサイクルステーションへと。南門は両側に貸し出し場があります。100分40元、デポジット200元です。スタートしたらもう夕陽になっておりました。
-
反時計回りがお作法のようで、結構ガタガタの路面を物ともせずビュンビュン飛ばしているとすぐに東北の角に来ました。ここまでくると城壁内とは言え緑も多く田舎の雰囲気が漂っておりました。
-
レンタサイクルは真新しいマウンテンバイク仕様であり、ガタガタ道のギャップをうまく吸収してくれます。鍵が付いていないので自転車を放ったらかしにもできず、東門や西門の詳細な見学はできませんでした。
-
夕刻になってしまい人が少なくなってしまいました。それにしても城壁の幅は広くてずっと続く、雄大な光景です。
-
夜になると城壁の上は暗くなりますが提灯のような街灯があります。この城壁ですが夜の10時まで開放されています。
-
100分ギリギリでレンタサイクルを返し200元を受け取ったあと、お散歩します。至るところがライトアップされて美しいです。
-
南門も煌々とライトアップされています。
-
せっかくなのでお一人様なんですが徳発長の餃子宴です。まずはビールなんですが、とっても高級そうな青島ビールが出てきました。
-
鐘楼前の徳発長ですが、1階は快餐でして餃子宴は2階の高級中華屋さんです。お一人様は入ったところの2人掛のテーブルで少々寂しく宴会開始です。まずは前菜と茹餃子から始まり、スープ餃子、いろいろなものを形どった蒸し餃子がメインです。一番お安いコースを頼んで138元、とってもお腹が一杯になります。
-
かの楊貴妃が好んだという、超ミニ餃子を入れたスープです。もう縁起物です。さすがに日曜日だったので地元人民と観光客が入り乱れての各円卓での大宴会でしたが、8時を過ぎると空いてきてました。全般的なお味のほうですが、まぁこんなもんですか、という感想です。個人的には焼き餃子(鍋貼)の方がビールにあうので好きです。
-
もう満腹なんですがブラっと回坊街へと。日曜日もやはりお祭り騒ぎです。肉はもういいのでスイーツ系ということで金木犀の香りのお菓子を食べたかったのですが、お腹いっぱいで止めときました。
-
満腹なんですがやはり変わったものがあると見てしまいます。
-
西安名物画数の多い字が連なるビャンビャン麺屋さん。石炭でお湯を沸かしています。
-
とうとう最終日です。雨の西安というのも珍しいのではないでしょうか。今日は帰るだけなんでちょっと鐘楼に立ち寄ります。ちょうど鐘を使った演奏をしておりいい音色が聴けました。
-
鐘楼二階からの風景、雨が強くなってきました。西門方面です、この方角がシルクロードです。
-
鼓楼とその手前の広場。この広場の地下は世紀金花というデパートです。
-
南門方面と鐘楼飯店。鐘楼飯店は一流ホテルなんですがさすがに古そうなのでやめときました。尖閣騒動の時には襲撃にあっていたとのことです。日本資本でもないのになんでそんな目に遭うのか。まだほんの1年前のことですね。
-
帰りも鐘楼前からバスに乗って西安咸陽空港へと。この空港はターミナルが二つあって中国国際航空は古い方の第二ターミナルでした。中国東方や南方は新しい第三でした。北京首都国際空港までも順調に飛び、北京首都国際空港から羽田行の中国国際なんですが、なんとボロいA320でそれも沖止めでした。
-
夕刻5時過ぎの便だったので空港はガラガラでしたが一番遠い乗り場からバスで飛行機へと。さっき西安から乗ってきたのと同じ、ボロい機材(もちろん個人モニターなし。)でした。不思議なのは日本の三連休の最終日夜に羽田に帰る便なんですが、結構空いてました。だいたい3人掛けのところに二人。もしかして中国国際というのは日本人があまり乗らない穴場的なエアラインなんでしょうか。北京空港では離陸までに30分待たされて羽田にも少々遅れて到着。さっさとイミグレを出てとっとと家に帰りました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- haraboさん 2013/10/31 10:13:37
- すごく参考になりました!
- コタ・モレスビさん、初めまして!
来月2泊で行くことにしたのですが
西安は見どころが多くて・・・
個人的には街歩きが好きなので
一応、さ〜っと数か所観光名所をおさえて
あとは街を当てもなくさまよう・・・そんな計画です。
兵馬俑は行くつもりですが
市内では城壁と大雁塔をおさえておけばいいでしょうか?
コタ・モレスビさんのお勧めはどこですか?
「地球の歩き方」は、
空港から市内への行き方も数行、
地下鉄路線図もなく・・・役立たず!
まるでパックツアー用かと思うほどの内容。
コタ・モレスビさんの西安旅行記が
すっごく参考になりました。
それでは〜
harabo
- みなみんさん からの返信 2013/11/01 08:56:38
- RE: すごく参考になりました!
- haraboさん
お褒めいただきましてありがとうございます。
今回初めて西安に行きましたが、中国の古都らしい
落ち着いたところと現代中国が入り混じった、いいところ
です。
お勧めはやはり兵馬俑の第一坑と城壁でしょうか。
あと時間があれば小雁塔。
城壁ではぜひレンタサイクル(ママチャリではないです)で
一周してみてください。
私もそうでしたが短い日程ですので、ホテルは鐘楼あたりが
いいと思います。でもあの辺りは高級ホテルがないんですよね。
街歩きは回坊街界隈が雰囲気があっていいかもと思います。
よいご旅行を。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
43