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琵琶湖は行ったことがなかったので、遠路はるばるやって来ました。公益財団法人・佐川美術館は、佐川急便が創業40周年記念事業の一環として造り、「平山郁夫館」「佐藤忠良館」が1998年3月に開館したそうです。設計・施工は竹中工務店です。その後、2007年に「樂吉左衛門館」が完成し、樂氏設計の見事なお茶室が併設されています。<br />運良く、事前予約のお茶室見学に参加できて、発想がユニークで、今までのお茶室のイメージとは全く違うもので、感心いたしました。路の床材に使われたオーストラリアのユーカリの古い木材、寄付きに置いてあるテーブルは、大きな槙の一枚板でした。水露地にはアフリカのジンバブエの黒い岩が使用されていて、円形のコンクリートの壁から流れ落ちる滝に見立てた水の音が響いて、上部は空が見えるようになっており、心落ち着く空間になっていました。<br />中潜りも黒い岩を使用していました。内部へ入ると、池の水面より低いので、かなり暗くなっていますが、壁に縦に切った窓からの陽が床の埋蹲いを浮かび上がらせていました。<br />この直ぐ横に、小間「盤陀庵」があります。躙り口から中を覗くと、壁は和紙、黒い岩、竹材で造られていました。お茶会の時だけ内部に入ることが出来ますが、応募者が多いため、抽選だそうです。<br />その奥に、広間「俯仰軒」があります。畳敷きの外側にジンバブエの黒い岩が同じ高さで敷き詰められています。水面と同じ高さなので、池の景色が良く見えます。<br />天井は竹材、床の間には、桑の木の床柱が白い木皮で龍に見立てた模様が施されていました。<br />障子は移動可能で、上部に折り畳んで跳ね上げることも出来ますし、完全に取り外すこともできます。<br />雪景色も素晴らしいことでしょう。

佐川美術館・樂吉左衛門館のお茶室を見る

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2013/10/14 - 2013/10/14

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琵琶湖は行ったことがなかったので、遠路はるばるやって来ました。公益財団法人・佐川美術館は、佐川急便が創業40周年記念事業の一環として造り、「平山郁夫館」「佐藤忠良館」が1998年3月に開館したそうです。設計・施工は竹中工務店です。その後、2007年に「樂吉左衛門館」が完成し、樂氏設計の見事なお茶室が併設されています。
運良く、事前予約のお茶室見学に参加できて、発想がユニークで、今までのお茶室のイメージとは全く違うもので、感心いたしました。路の床材に使われたオーストラリアのユーカリの古い木材、寄付きに置いてあるテーブルは、大きな槙の一枚板でした。水露地にはアフリカのジンバブエの黒い岩が使用されていて、円形のコンクリートの壁から流れ落ちる滝に見立てた水の音が響いて、上部は空が見えるようになっており、心落ち着く空間になっていました。
中潜りも黒い岩を使用していました。内部へ入ると、池の水面より低いので、かなり暗くなっていますが、壁に縦に切った窓からの陽が床の埋蹲いを浮かび上がらせていました。
この直ぐ横に、小間「盤陀庵」があります。躙り口から中を覗くと、壁は和紙、黒い岩、竹材で造られていました。お茶会の時だけ内部に入ることが出来ますが、応募者が多いため、抽選だそうです。
その奥に、広間「俯仰軒」があります。畳敷きの外側にジンバブエの黒い岩が同じ高さで敷き詰められています。水面と同じ高さなので、池の景色が良く見えます。
天井は竹材、床の間には、桑の木の床柱が白い木皮で龍に見立てた模様が施されていました。
障子は移動可能で、上部に折り畳んで跳ね上げることも出来ますし、完全に取り外すこともできます。
雪景色も素晴らしいことでしょう。

旅行の満足度
5.0
交通手段
高速・路線バス JALグループ JRローカル

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  • 佐川美術館の、敷地面積は、28,871.58平方メートルで、本館の設計は、竹中工務店。<br />この美術館は、多くの賞を受けています。グッド・デザイン賞、BCS賞、日本建築学会作品選奨,第17回AACA賞、日本建築士連合会賞などです。

    佐川美術館の、敷地面積は、28,871.58平方メートルで、本館の設計は、竹中工務店。
    この美術館は、多くの賞を受けています。グッド・デザイン賞、BCS賞、日本建築学会作品選奨,第17回AACA賞、日本建築士連合会賞などです。

  • 3棟の美術館が水上に浮かんでいるような設計です。

    3棟の美術館が水上に浮かんでいるような設計です。

  • まず、平山郁夫館から入ります。向こうに少し見えるのが、樂吉左衛門館です。

    まず、平山郁夫館から入ります。向こうに少し見えるのが、樂吉左衛門館です。

  • 振り返って、入り口方向です。

    振り返って、入り口方向です。

  • 池の外から見た平山郁夫館です。

    池の外から見た平山郁夫館です。

  • 平山郁夫館入り口です。

    平山郁夫館入り口です。

  • 内部から見た池ですが、左手が樂さん設計のお茶室広間です。

    内部から見た池ですが、左手が樂さん設計のお茶室広間です。

  • 向こうに見えるのが、お茶室です。

    向こうに見えるのが、お茶室です。

  • この先を下りて行くと、地下にある樂吉左衛門館です。<br />

    この先を下りて行くと、地下にある樂吉左衛門館です。

  • このロビーは写真撮影可です。

    このロビーは写真撮影可です。

  • ここに腰掛けていると、心が落ち着いて来ます。

    ここに腰掛けていると、心が落ち着いて来ます。

  • 正面には現在展示中の作品が掛っています。

    正面には現在展示中の作品が掛っています。

  • お茶室からの出口は、1階から出るようになっていて、この階段を下りて来ます。ここは、地下1階です。

    お茶室からの出口は、1階から出るようになっていて、この階段を下りて来ます。ここは、地下1階です。

  • 樂吉左衛門館のロビーは地下にあるため、天井に開けられたガラス越しに光が揺らいで綺麗です。

    樂吉左衛門館のロビーは地下にあるため、天井に開けられたガラス越しに光が揺らいで綺麗です。

  • 1階の回廊も影が面白いです。

    1階の回廊も影が面白いです。

  • 喫茶室前

    喫茶室前

  • どこを撮っても、絵になる景色です。

    どこを撮っても、絵になる景色です。

  • 夕暮れが綺麗です。

    夕暮れが綺麗です。

  • 池の外を歩いて、お茶室を外から眺めます。

    池の外を歩いて、お茶室を外から眺めます。

  • 外からだと、あまり良く分かりませんね。お茶室を見学してから、見るとなるほど、と思うのですが。

    外からだと、あまり良く分かりませんね。お茶室を見学してから、見るとなるほど、と思うのですが。

  • 実によく計算されたお茶室です。

    実によく計算されたお茶室です。

  • 池の外にある望湖亭

    池の外にある望湖亭

  • 望湖亭からお茶室を眺めたところです。

    望湖亭からお茶室を眺めたところです。

  • 5時迄なので、残念ながら、こういう夜景は見られません。

    5時迄なので、残念ながら、こういう夜景は見られません。

  • ここからは、撮影禁止のため、見学時に頂いた冊子の写真を拝借します。<br />地下1階の「路」オーストラリアのユーカリ材で、鉄道の枕木を使用しています。日本とレールの幅が異なるので、長いです。

    ここからは、撮影禁止のため、見学時に頂いた冊子の写真を拝借します。
    地下1階の「路」オーストラリアのユーカリ材で、鉄道の枕木を使用しています。日本とレールの幅が異なるので、長いです。

  • 「寄付き」の床も、ユーカリ材です。このテーブルが槙の一枚板です。是非ここへ来て実際にご覧になることをお勧めします。その素晴らしさがよく分かります。

    「寄付き」の床も、ユーカリ材です。このテーブルが槙の一枚板です。是非ここへ来て実際にご覧になることをお勧めします。その素晴らしさがよく分かります。

  • 「水露地」

    「水露地」

  • 「水露地」ここで、上の写真のように、水が落ちる様子を眺めながら、待ちます。<br />コンクリートと足下のジンバブエの黒い岩がとても面白い調和を見せています。

    「水露地」ここで、上の写真のように、水が落ちる様子を眺めながら、待ちます。
    コンクリートと足下のジンバブエの黒い岩がとても面白い調和を見せています。

  • 続く「中潜り」

    続く「中潜り」

  • 小間「盤陀庵」

    小間「盤陀庵」

  • 広間「俯仰軒」

    広間「俯仰軒」

  • 広間の畳と岩との組み合わせがとてもユニークです。

    広間の畳と岩との組み合わせがとてもユニークです。

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