2013/10/19 - 2013/10/19
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josanさん
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今日は、満月の十五夜の日で10月19日オーク
・パンサーのお祭りの日です。
村では未だ薄暗い内から、村のあちらこちらで爆
竹や花火が上がつて居ます。
この爆竹は邪気を払う為に、早朝から村中で鳴ら
されて夜には、各家庭で花火が上げられます。
このお祭りは雨季の間の3ヶ月間続いた、僧侶達
の厳しい修行が明けたお祭りなのです。
この時期には在家信者達も、五戒以上に厳しく自
分に戒律を増やし、僧侶に近い生活を送るのです。
ですのでカオ・パンサーが明ける事は、厳しい修行
が明ける事ですので、喜びも多いのです。
-
今日は早朝からお寺にオーク・パンサーのお祭り
に行くので、朝食はマラコー(パパイヤ)です。
木で熟したマラコーはとても甘く、冷やしてマナオ
(カボス)をかけて食べると最高に美味しいです。 -
我が家でー番寝坊スケの陽子は、未だ目が覚め
ずボ〜として居ます。(笑)
ピムはお寺にタンブンに、行く準備で05時から忙
しそうに、動き回つて居ます。 -
タイ人はマラコーを、甘く成る前に青い内にサラダ
(ソムタム)にして食べるのが好きな様で、私と陽子
以外は甘いマラコーは食べません。
「陽子早く出かける支度をしなさい、もう直ぐお母さ
んの雷が落ちるよ!。」
「は〜い、お父さん。」 -
「お父さん、チビがじゃれて来てマジ毎日、大変な
んですけど!。」
「イシ、チビはお前が大好きで、お兄さんの様に慕
つて居るので、我慢しなさい。」 -
「痛い、痛い、チビ噛むのは止めなさい!。」
「チビ、マジで怒るよ!。」
「イシ10月21日から、ウドンの陽子の家の警備は
アルとイシ2匹で遣るから、イシも街の家に引越し
なんだよ。」
「うそ〜!、チビと毎日ー緒に暮らすのお父さん!。」
「そうだよイシ、チビが淋しくなくて最高だね〜。」(笑)
「うそ〜〜お父さん、それだけはヤメテ〜!。」(涙) -
今年のオーク・パンサーは、義弟が住職を務める
お寺に、家族で来ました。
タイのお寺のお祭りは、始まりの朝がとても早くて
07時前には、在家信者達が本堂に集まり、お祭
りの準備をして居ます。 -
在家信者達は、バイクやサムローに乗りお寺に
集まつて来ます。
タイ人は家が、5〜6分の近くでも歩かずに、バ
イクや乗り物に乗りお寺に来ます、歩く事が大嫌
いな国民性なので、散歩やジョギングなどは、殆
どの人は遣りません。(マジ) -
特に田舎に住むタイ人は、きつい農作業を行う
ので、仕事の後に散歩や運動は殆どの人が行い
ません。
私が村で朝晩散歩をすると、最初の頃はすれ違
う村人は必ず声を掛けて来ました、「JOSAN、
バイク壊れたの?。」(マジ) -
ピム達は本堂に入るのは、いつも1番最後に入り
、1番後ろの場所に座ります。
タイ人はたとえ住職の家族だと言え、1番前に座
る様な事はしません、しかしタイ華僑のお寺に行
くと、此れが真逆で俺が俺がで笑つて仕舞います。 -
タンブンにも作法が有り、先ず仏像にお線香と蝋
燭を挙げ、お寺への訪問の挨拶をします。
そして次に小額ですが、竹にお札を挟みお寺に寄
進します。 -
そして信者達の後ろに座り、お祭りの始まりを待
ちます。
前列に座つて居る白装束の女性達は、仏教教義
の勉強会の女性達で、前日からお経を挙げて、お
寺に泊まり、修行をして居る方達です。 -
彼女達は毎月4回有る仏日の前夜に、お寺に泊
まり込み、仏教教義の勉強会を開くのです。
タイでは女性は、不浄な者とされ出家も出来ず、
僧侶にも成れません。 -
時々街で白装束で僧侶の様な姿をして、髪を剃つ
て居る尼さん達が居ますが、タイでは正式には僧
侶とての資格は、認められては居ません。
ですので彼女達は乗り物に乗る時も、僧侶達の様
に特別扱いも有りません。 -
タイの仏教教義では、僧侶は不浄な女性に触れた
だけで、今までの修行の全てが、無に成ると教えら
れて居ます。
ですので街中で乗り物に乗る時も、僧侶は1番先
に乗り1人用の椅子に座り、女性との接触を避け
るのがタイの習慣です。 -
ですのでタイでは女性は、出家も出来ず涅槃の境
地に達する事も出来ず、ただ祈るだけなのです。
ですのでお寺に来る信者の9割は、女性が占めて
居て、タンブンをより多く積む事で、良い来世を望
むのです。 -
タイの女性が出来る最大のタンブンは、自分の息
子を僧侶にして、高僧にする事です。
そしてタイの男性の最大のタンブンは、大金持ち
に成り巨額な資金を使い、自分でお寺を建立する
事なのです。 -
タイの仏教界はサンガと呼ばれて居る、仏教団
体に全体の90%以上の、お寺が属して居てほ
ぼ、全てのタイのお寺を配下に置いて居ます。
このサンガの最高擁護者が国王のプミポン9世
で、タイの国教は仏教なのです。 -
タイでは95%の国民が仏教徒で、イスラム教
やキリスト教は、ほんの僅かです。
タイは今まで何処の国の植民地にも、成つて居
ないので、他の宗教が入つて来れなかつたので
しょうね。 -
今境内で遣つて居るのは、コムロイと呼ばれる
紙で出来た灯篭です、下で火を燃やしその熱で
灯篭を空に舞い上げる物です。
タイのお祭りには付き物で、11月のロイガトーン
やサワデイピーマイ(新年)などのお祭りにも、
良く上げられます。 -
このコムロイ上手く空に上がると、此れからの
1年運勢が良くなるとか、願い事が上手く叶う
とか色々言い伝えが有ります。
タイの若い恋人達は、2人でコムロイを上げて
2人の将来を占う事が、最近の流行の様です。 -
「アレアレ、コムロイが、途中で木にひつかか
つて仕舞いました〜。」
「慌てて小父さんが、竹ざおでコムロイを木か
ら離して居ます。」 -
「どうやらコムロイは、無事に空に舞い上が
つた様です。」
「めでたし、めでたしですね〜。」(祝) -
多くのタイのお寺には、犬が飼われて居ます
がこれは僧侶達が、私の様な犬好きだから
では無く、仏教では殺生を禁じて居るので手
に余る犬達を、殺さずにお寺で飼つて貰うの
です。
ですので何故かお寺の犬達は、大型犬が多
くて、お寺の番犬には最適で〜す。(祝) -
犬達の餌には僧侶達が、朝のタンブンで頂い
た食料が与えられて、ドツクフードは出て来ま
せ〜ん。(笑)
お寺の犬達は、信者が来ても吼えたりせずに
、近寄り頭を撫ぜても嫌がりません。 -
そろそろノイ君の法話が始ります、ピムも最
近では弟のノイ君に、敬語を使い接して居
ます。
ピムも弟のノイ僧侶の事が、とても自慢の様
です。 -
男達はお寺にお参りに来ますが、女性達ほ
ど熱心な信者では無く、お寺の境内でタバ
コを吸い、みんなで駄弁つて居ます。
マイクで世話役達がオーク・パンサーのお祭
りの、始まりを告げて居ます。 -
ノイ僧侶がプミポン国王から頂いた、扇を
持ちお経を唱え始めました。
これに応える様に、女性信者の皆さん方か
らもお経が始り、まるでコーラスの様にハ
モリながら、お経が本堂に響きます。
ビデオ;オーク・パンサー①
http://youtu.be/BW7rlydaSNo -
タンブンは先ず男性陣から始まり、女性陣
へと移ります。
此処から男性の世話役達が、鉢に入れられ
るタンブンの品の、整理に追われます。
ビデオ;オーク・パンサー②
http://youtu.be/dicryqyVklU -
私もピムが用意した、品を鉢に入れて周りタ
ンブンを済ませました。
今回タンブンに用意した品は、もち米、お金、
ジュース等で、品物に決まりは有りません。
ビデオ;オーク・パンサー③
http://youtu.be/Kr2NAGUbPus -
男性陣は人数が少ないので、直ぐにタンブン
は終り、女性陣が後に続きます。
多くの男性は、女性達のタンブンの品で直ぐ
に鉢がー杯になるので、手際よく鉢から品を
出し整理します。
ビデオ;オーク・パンサー④
http://youtu.be/OQ3aj4n5M_c -
女性信者の先頭は、長老の女性で仏教勉強
会の会長です。
タイ人では珍しく長寿で、90歳を過ぎても尚、
健在で女性陣のまとめ役です。 -
タイの若い女性達も、幼い頃からお母さんに
連れられて、お寺に来るのでタンブンの作法
は、良く知つて居ます。
そして幼稚園からお経を読ませるので、殆ど
の女の子もみんなとー緒に、お経を唱えます。
ビデオ;オーク・パンサー⑤
http://youtu.be/oXZFTAYTbiM -
タイの田舎のお寺では、大きなお祭りには
殆どの家の人間が、タンブンに来るので本
堂は、信者で座る所も有りません。
田舎のタイ人達には、お寺は切つても切れ
ない大切な場所です。
ビデオ;オーク・パンサー⑥
http://youtu.be/rg2LC2CjXws -
我が家のピムと陽子が、タンブンに来ました
陽子も3歳からピムとー緒に、お寺に来て居
るのでタンブンは、慣れた者です。
でも陽子は少し緊張気味で、笑顔も無く真剣
にタンブンに励んで居ます。
ビデオ;オーク・パンサー⑦
http://youtu.be/GbyWECqiwJc -
タイの子供達もこうして、小さい頃からお寺
に来て、宗教に親しんで居るので、タイのお
寺は廃れないのでしょうね。
日本のお寺は、お葬式や法事の時に来る位
で、ー般の人達には遠い存在ですね。
ビデオ;オーク・パンサー⑧
http://youtu.be/GshmeegL3T8 -
今は08時半ですが最近は学校がお休みなの
で、09時頃まで寝て居るので、陽子は未だ眠
そうで〜す。
「陽子御殿場のバーバに、写真を送るのでハイ・
ポーズ!。」(笑) -
「お父さん、太陽が眩しいよ〜。」
「陽子昨日、パソコンでゲームして、夜更かしした
のでしょう。」 -
「あれ、お父さん何故知つてるの〜。」
「朝アイ姉ちゃんが、ピムに話して居たよ。」
「ヤバイ!後で家に帰つたら怒られる〜。」(涙) -
お寺から家に帰る途中に、新しく外国人の建
てた家が有りました。
この家は、デンマーク人の建てた家だそうです、
敷地も1000坪有り、庭も広くて良いですね。 -
ウドンは昔から、タイで外国人と国際結婚する
人が多い県で有名です。
昔はウドンにアメリカ軍の基地が7ヶ所も有り、
外国人と結婚する人が多くて、昔から国際結
婚に余り、抵抗が無かつたからでしょうか?。
そして結婚して外国に行く女性も多く、子供達
も欧州で暮らして居る、子供も大勢居ます。 -
此方がオーク・パンサーのお供え物です。
クワイ(バナナ)の幹を切り、お皿にして蝋燭
やお線香を飾ります。
日本のお盆の時の、野菜で作るお飾りの様な、
物の様ですね。 -
チビは初めてのお祭りで、朝から爆竹や花火
が大きな音を、出して居るので不安で怯えて
居ます。
イシ達大人の犬達も、この朝の騒ぎには毎回
、迷惑そうな顔をして嫌がります。 -
此方はお父さんの作つたお飾りです、高い
位置に飾ると因り、神に近ずくとの思いな
のでしょうね。
このお飾りは仏教以前の物で、ピー(精霊)
信仰の名残の様です。 -
19時になるとお飾りに、火が灯され花火
大会の始まりで〜す。(祝)
この花火大会はオーク・パンサーのお祭り
には付き物で、高価な花火を沢山買い盛大
に打ち上げ、家に邪気が来ない様に願うの
です。 -
陽子のいとこのマテゥや、ショウタ君が大は
しゃぎで、喜んで花火を上げて居ます。
マテゥはシャワーの後も服を着ずに、真裸で
花火を上げて居ます、困つた子で〜す。(笑) -
ビビリ屋の陽子が、1番長い打ち上げ花火を
持ち、夜空に向けて打ち上げて居ます。
この打ち上げ花火、60バーツもする物で陽子
の3日分のお小使いと、同じ値段です。 -
実に30連発の打ち上げ花火で、なかなか終
わらないので陽子が、手がとても疲れたと泣
いて居ま〜す。
陽子はやはり線香花火が1番好きだそうです。 -
最後には恒例の大型花火の出番です、マジで
ヤバイ位の火力で、物凄い火柱が3m位周り
に飛び散ります。
最初の年に、この花火に火を点けたお父さん
が、いつも裸で居るので、花火の火柱で背中
を火傷した事が有る、恐ろしい花火です。
ビデオ;花火①
http://youtu.be/f3-G3gFRvcg -
陽子は小さい花火で遊ぶのが好きで、打ち上げ
花火や爆竹は嫌いな様です。
犬達も裏庭に逃げて仕舞い、毎年花火大会が終
わるまで、庭には出て来ません。 -
毎年オーク・パンサーのお祭りの夜には、20時
位からお寺の祈祷堂の周りを、蝋燭を点けて僧侶
達とお経を挙げながら、廻るイベントが有ります。
この行事は祈祷堂の周りを、時計回りに3回り願
い事を唱える儀式で、若い信者が中心でカツプル
での参加が多い、楽しいイベントです。 -
僧侶達は3回祈祷堂の周りを、廻り終わると祈
祷堂の中に入り、朝まで祈祷を続けるそうです。
此のオーク・パンサーが明けると、僧侶達はお
寺を離れて、他のお寺に修行に行く僧侶が多く
居ます。 -
僧侶達はこの3ヶ月間はお寺に篭り、辛い修
行に励んでいたので、外の世界に出て行きた
いのです。
祈祷堂の外では、願い事を紙に書いた物に火
を灯し、祈願を掛けて居ます。 -
祈祷堂の側で、特別大きな花火が点けられま
した、僧侶達もピー(精霊)の存在を恐れ敬う
者ですので、大きな花火で邪気を払うのです。
この世の良い事も悪い事も全て、ピーが行うと
信じて居るタイ人に取つて、ピーはとても怖い
存在の様です。 -
多くの若者達が願いを書いた紙に、火を灯し
て居ます。
アイ姉ちゃんに聞くと、これは8割位は恋愛成
就の、お願いの紙だそうです。
陽子も将来は誰かと、この恋愛成就のお願い
の紙に、火を灯すのでしょうね。(笑)
(終)
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