陸マイラーが行く北欧3カ国滞在記【6】

2010/06/04 - 2010/06/12

マイレージの特典航空券でゆく北欧旅行６日目。
空路でオスロからヘルシンキ入りしました。
この日の自分的ハイライトはマリメッコの工場見学。
「工場見学させていただけますか？」
とマリメッコ本社にメールを出したところ、快諾のお返事！
あの素敵なテキスタイルが生まれる行程を生で拝見しました。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

空路でヘルシンキへ向かいます。
オスロ中央駅からエアポート・エクスプレス・トレインを利用して空港へ。

早朝のオスロ空港。

ノルウェーサーモン、食べおさめ！

オスロからヘルシンキへはBlue1航空を利用。
マイレージの特典航空券の場合、航空会社が複数にまたがってもまとめてチケットの手配ができるのでとても便利。

フィンランド上空。

３度目になるヘルシンキに到着。
まずは腹ごしらえ。
ハカニエミマーケットホールへ。

名物のスープ屋さんでランチ。

定番のシーフードスープ。
塩味がちょっときつめですが、具だくさんで美味しい！

こちらはカリフラワーのスープ。
テーブルのパンは食べ放題で、お得に満腹。

お腹が満たされたところで、
ヘルシンキ観光の自分的ハイライト、 マリメッコの工場見学へ。

入ってすぐはショールーム。
これから発売になる秋もの、クリスマスものの布や食器や鞄などが所狭しと展示されていて、 初めて見るデザインのガラス食器やら新しい配色のウニコやらに 鼻息荒くドキドキしまくりでした。
（当然ながら撮影禁止）


続いてオフィスゾーン。
マリメッコの服を身にまとった社員さんが仕事をしている風景を横に見ながら通過。

社内の廊下にはファブリックがたくさん飾ってあって、案内してくれたお姉さんは
「この柄が好きで、自宅にも飾ってるの！」
などと楽しげに説明。
ここで働く人は、自分の会社と会社の製品が本当に好きなんだな〜と、説明を聞きながらほっこりした気分になりました。

そして工場ゾーンへ。
こちらマリメッコの心臓部、布の印刷機械。

大きなスクリーンを何枚も用いて、
版画の要領で順々に色をかさねてゆき、
長いベルトコンベアーを経た先に鮮やかな布が誕生する仕組み。

できたてほやほやの布をさわらせていただきましたが、 この時点ではしなやかさは皆無、熱くて固い状態でした。

そんな未完成な布をこちらの機械で洗いにかけ、休ませて完成。

こちらは検品台。
ここではひたすら布の品質をチェックする仕事が行われているそうです。
マリメッコクオリティーは、 まさにこの場所で支えられているわけですが、 日がな布とにらめっこするわけで、 想像しただけで大変そうな仕事です。

工場見学はこれで終了。
バケツが無造作さに置かれた化学実験室のような作業場や、
延々と布を繰り出すイカツイ機械にゴム長姿でそれを操作している職人さん達を目の当たりにしたら、
マリメッコの繊細な布達により人間くささを感じてしまい、
ますます愛着が湧いてしまいました。

たかが一旅行者のために、
親切丁寧に内部を説明して見せてくれたマリメッコ社の寛大さに改めて感謝感激。
ガイドをひきうけてくださったマリメッコ社員さんにはお礼をかねて、神奈川銘菓「鳩サブレー」を献上。

この後は、次なる楽しみ、併設のアウトレットショップへ。

欲しかったお財布ゲット！
日本価格のほぼ半額。

マリメッコを後にして、
かもめ食堂のロケ地、「カフェ　スオミ」へ。

内装は異なるものの、このブルーな雰囲気、 映画を思い出しました。

旅行中、夕ご飯は節約もかねてスーパーやデパ地下でお惣菜を買ってきてはホテルの部屋で食べるのが 定番なのですが、
一日だけは贅沢しようということで、
この日はレストラン「シーホース」でフィンランド料理の夕食。

店内。
歴史ある壁画なのだそうです。

ボルシュマック

バルト海ニシンのフライ

グリルレバー　リンゴンベリーソース添え

どれも美味しかったです。
普段食べ慣れないビーツやラム肉を食べると、外国に来てるんだなあって感じます。

宿泊先の「ホテル ヘルカ」。
北欧デザインでまとめられたインテリアがとても素敵なホテルで、
雑誌などで紹介されていたので一度泊まってみたいと思っていました。

宿泊した部屋。
おやすみなさーい。