JR×ANA 九州の旅　その３（熊本城）

2013/07/27 - 2013/07/29

2泊3日九州の旅もいよいよ最終日。
ANA大自然号に乗り、雲に覆われた阿蘇を後にして熊本城までやってきました。

エリア 熊本市(熊本)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス ANAグループ JR特急
• 利用旅行会社: ANAセールス

バスが停車した二の丸駐車場から歩いて熊本城の天守閣へ向かいます。
長い塀が見えてきました。

西大手門をくぐります。
熊本城で一番格式が高い門だそうです。

所々で立ち止まって写真を撮っていると、ガイドさんにもう少し先に撮影スポットがありますから、とそれとなく注意される。

塀の端に見えるのは戌亥櫓。
平成15年に復元されました。

いくつもの門をくぐります。
天守閣へは一直線に行けないようになっています。

ガイドさんの注意にも負けず、写真を撮りながら進みます。

天守閣前に到着。
ここがガイドさんの言う撮影スポットらしい。
大天守、小天守を正面から臨むことができます。

天守閣からの眺め。
熊本城の天守閣は西南戦争で焼失し、現在の建物は昭和35年に復元されたものです。
内部は博物館で最上階が展望所になっています。

これは宇土櫓です。
この櫓は西南戦争での焼失を免れ、当時のままの建物です。

天守閣展望所からはクマモンも見えます。

かわいいですね。

本丸御殿も西南戦争で焼失しましたが、平成20年に復元されました。
この部屋は昭君之間といい一番格式が高い部屋だそうです。

天井は漆塗りの折上げ格天井。
60枚の天井画がはめ込まれています。

豪華ですね。

復元された建物とはいえ、威厳があります。

次に宇土櫓へ向かいます。
焼失を免れたこの櫓は、国の重要文化財に指定されています。
平成元年に解体修理が行われ、現在は内部を見学することができます。

内部は薄暗く階段も急こう配ですが、趣があります。

天守閣より高さが低いので、窓からの眺めはこんなもんです。

優美な石垣。
雨に濡れた石垣の美しいこと！
建物は焼失しても、ほとんどの石垣は当時のものが残っています。
熊本市ではこの石垣を後世に残すため、傷んだ部分を計画的に修復しているそうです。

観光バス利用の宿命です。集合時間が迫っています。
後ろ髪をひかれながら熊本城を後にして、バスは最終目的地、福岡空港へ。
楽しかった九州旅行もあと数時間で終わりです。
今回の旅は、初日こそ晴天に恵まれたものの、2日目、3日目はやや不安定で雨が降ったり止んだり。
次に来るときは天候に恵まれ、阿蘇からの雄大な眺めと、熊本城からの阿蘇五岳の眺めを堪能したいです。