<br />初旅行記です。<br /><br /><br />宝塚歌劇が大好きな我が家（私と実家の母・妹）<br />宝塚大劇場での観劇は日帰りが難しいので，いつも泊つきで<br />ついでに関西のあれやこれやを巡っています。<br />（それを許してくれる夫と娘，夫実家にも感謝！）<br /><br />今回は母妹とスケジュールがあわず現地集合となり<br />ぶらっと一人旅の時間を得ることができました。<br />既婚子持ちにはなかなかの贅沢です。<br /><br /><br />今回の目的地は京都。<br />都をどりの期間もギリギリ過ぎてしまっていたので（残念…）<br />予てから興味のあったご朱印収集を始めることにしました。<br /><br /><br />たくさん寺社めぐりをしたかったので，初のレンタカー利用でしたが<br />これがかなりよくて，その後現地deレンタカーの旅にドはまりする<br />ことになりました…。<br /><br /><br />※写真はスマートフォン＆Instagram加工のものが多く低画質です。<br />　ご了承のうえご覧ください。<br /><br />

：：2013 京都ひとり旅御朱印はじめ１日目

11いいね！

2013/05/26 - 2013/05/27

21196位(同エリア43893件中)

エリア

京都

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 3.0

グルメ: 4.0

ショッピング: 4.5

交通: 3.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: 新幹線

旅行の手配内容: 個別手配

京都駅に着いたら，ネット予約していたレンタカーをお迎えに。

京都駅八条口からほど近い，タイムズレンタカーさんに
お世話になりました。

「京都の道は狭い！」という先入観があったことと
仕事で軽に乗り慣れているということもあり，選択肢は
最初から軽一択でした。

今回の相棒はキャロル。
可愛い車がいいなと思っていたので嬉しかったー！
普段がRV乗りなので最初はパワーが気になりましたが
街乗り程度であればほぼ問題なしです。
最初の目的地は，京都西院春日神社。

ここのオリジナル御朱印帳に一目惚れしてしまい
最初の御朱印帳は絶対ここの！と決めていたのです。

境内には交通・旅行の神である還来(もどろき)神社が
あり，今回の旅の安全を祈りました。

というのも，このあたり道がものっそい狭くて；；
旅のしょっぱなから擦りそうになってヒヤヒヤしたのです。

ナビ，神社の本殿を目的地設定してくださり，境内東側に
到着。しかし駐車場は反対の西側という…

この旅いちばんのハラハラスポット。

春日神社寺・神社・教会
念願の御朱印帳げっと！

黒地に金の六尺藤と白い神鹿が粋！
蒔絵をイメージした図柄だそう。

こちらの御朱印を最初のページに頂き，
境内の御胞衣塚にて娘の健康を真剣に祈りつつ
次の目的地（というか腹拵え）に出発！
昼食は五条橋近くの「半兵衛麩」へ。

せっかく京都に来たからには何か京都らしいものを…
と思いお伺いしました。

メニューは麩と湯葉づくしの「むし養い」のみ。
むし養いって？と思ったのですが、“一時的に空腹を
抑える（お腹の虫をなだめる）ための食事”という
意味だそうです。
京ことば，素敵。

一の膳。

麩まんじゅうや生麩田楽などの定番ものから
湯葉のしぐれ煮など，目からウロコの調理法のものも。
湯葉と麩の素揚げ

自宅でおやつにしてもよいなと思ったので帰りにお買い上げ。
ほんのりと塩味がきいていて，おつまみ感覚。
よもぎ麩の味噌汁。

白味噌のまろやかさが体に染渡る。
ほんのりと辛子がアクセント。
これが絶品でした。
白味噌ごと持ち帰りたい！

湯葉と生麩のみぞれ揚げ

いわば上品な揚げ出汁豆腐。
インパクトには欠けるものの普通に美味しい。

客層はほぼ女性のグループ，またはややご年配のご夫婦。
under40は私くらいではなかったかな…
たまたまだったのかしら。

テーブル席とは別にカウンター席があったので，
おひとりさまでもあまり気になりませんでした。

ずっと満席なうえに，当日客の方にお断りをされて
いましたので，予約必須でしょう。

お腹もふくれたところで，店舗のやや南側のビル1階の
コインパーキングに駐車したキャロルさんに乗り込み，
目指すは山科です。
目的地は山科・毘沙門堂。

桜や紅葉が有名だそうです。

新緑の季節でしたが，それも美しかった。

目的は御朱印と･･･
幕末・池田屋事件の発端となった，古?俊太郎氏の
ゆかりの地巡礼の気持ちをこめて。

…某携帯ゲームからなのですが
（ここは深くは語らない）

ここオリジナルの御朱印帳があって，これも可愛かった！
金の枝垂れ桜が描かれたもので，黒とピンクがありました。
季節限定で白が販売されることもあるそう。

次は桜の時期に，母を連れて来たいと思いました。

毘沙門堂寺・神社・教会
車を飛ばして下賀茂神社へ。

行きは五条からだったので１号線を通り
（それにも興奮する九州民･･･）
帰りは三条通を蹴上方面へ。
鴨川沿いを真っ直ぐ上るとほどなく到着です。

世界遺産糺の森。

初めて訪れたのですが，その神々しさに…圧倒。
町の中にこれだけの森が残っていることも驚きですが
まさに神護の森，の気配がそこかしこに，でした。

ここはまた近いうちに身を置きたい！と
強く感じた場所でした。
神社へ。

ちょうど結婚式が執り行われていました。
京都に住む方ならではの特権。

ここでも御朱印をいただく。
若い綺麗な巫女さんでした。
筆蹟もたおやか。

ここでお土産にお守りを購入。

女性用の媛守は柄物のちりめんが使われており
１つとして同じものはないというオリジナル。
男性用の彦守はデニム地です。
変わっててかっこいい。
駆け足ドライブ，聊か疲れも出てきたのでここで休憩をば。

その前に訪れたのは，烏丸六角の六角堂頂法寺。
聖徳太子創建のお寺で，華道の池坊発祥の地だそうです。

ここには，可愛い陶器の鳩が丸まったおみくじを持っている
鳩みくじというのは有名で，ことりっぷ等にも掲載されてる…
と思ったら，びっくりするくらい鳩がいっぱいいた！

ここでも御朱印をいただく。

ご年配の男性に書いて頂いたのですが，これがまた
惚れ惚れするような素敵な筆致で！
未だにこの方のものを超える筆の持ち主に出会いません。

漸くここで休憩。
スターバックスコーヒー烏丸六角店！

今回の旅の裏目的“スタバのコンセプトストアを巡る”

いまや全国展開のスターバックスコーヒーですが
全国に十数店舗のみ，コンセプトストアと呼ばれる
店舗それぞれ独自の空間を演出する，特別な店舗があります。

京都ではここ烏丸六角店と，三条通鴨川沿いにある
いわゆる“川床スタバ”の２店舗のみ。
（といってもひとつの県に複数存在するのは東京と京都だけ）

こちらは，“烏丸通りから六角堂の景色を損なわないこと”が
条件でつくられたため，なんと全面ガラス張り。
店内も和を基調としたインテリアで，非常に落ち着ける。

運よくガラス目の前のシングルソファーを確保していただき
予定以上にまったり…
時間を思った以上に消費してしまい，その後の行程に支障…
でも，お寺を眺めながらまったりスタバ，なんてなかなかできなくて
とってもお気に入りの場所になりました。

紫雲山頂法寺(六角堂) 寺・神社・教会
お寺とガラスと御朱印と。
からの嵐山！

時間が遅くて寺社見学はできず。
ええ完全に六角堂スタバでまったいしすぎたせい
＆帰宅ラッシュの五条通を通ってしまったせいです。

でも，絶対にここの竹林は訪れたくて。
風に吹かれてさらさらと竹の葉が立てる音が
大好きなのです。

癒された〜〜〜
野宮神社。

初夏とはいえもうずいぶん日も傾いてきていて…
人も少なくて，ちょっと恐ろしいような気配も。
でもまたそれがいい。

ここ，たまに宝塚歌劇団の方が千社札を貼られています。
境内の白峰弁才天が芸能の神様だからなのでしょうか。

縁結びや子宝の神社として有名なので
訪れる参拝の方も女性が多めです。

野宮神社寺・神社・教会
今日半日一緒に過ごしたキャロルを返し
ホテルにチェックインののち夕食へ。

夕飯はホテルに近い，trattoria bar IL GHIOTTONEへ。

京都の有名イタリアン，イルギオットーネのBar ver.
カウンター席ありハーフサイズのオーダーOKで
お一人様にも利用しやすい。

こちらはイカスミのタリオリーニ（ハーフサイズ）
タリオリーニにイカスミ掛けかと思いきや
パスタにイカスミ織り込み済み。
あっさりしてて美味しかった。

トラットリアイルギオットーネグルメ・レストラン
がっつりと肉！肉が食べたいんだ！！な
胃袋加減だったのでオーダーしました。
イベリコ豚の炭火焼（虚覚え…）

ブラックペッパーとレモンであっさりと。
肉質やわらかくて美味しかった！
デザートにも惹かれましたがそこは断念。

何故なら，これから京都夜散歩の始まりだからです。

観光地では夜お散歩するのが定番になっています。
治安のいい国内限定ですが…
（同じく夫はランが趣味なので，観光地朝ランを実践。
朝ランの夫と夜散歩の妻…果たしてどうなのよ）

バルギオットーネから一路四条通りを東へ。

夜の南座，ちょうど終演後でたくさんの人が。
たまたま聞いていたiPodの曲が“オペラ座の怪人”
なんとなくはまります。
更に歩いて夜の八坂神社へ辿り着きました。
提灯に灯りがともされ，昼とは違った雰囲気。

八坂神社寺・神社・教会
引き返して先斗町を北に上ると
スタバのコンセプトストアその２，三条川床スタバに出ます。

が、、、
木屋町に近いせいか飲み会あがりの大学生で大混雑。
かつ落ち着ける雰囲気でもないのでさっさと退散。

食後のコーヒーにありつけなかったワタシの向かった先は…
またもややって来ました，烏丸六角スターバックス。

夜はまた違った雰囲気。
厳か。荘厳。そんな言葉がしっくり来る佇まいです。

またもやソファー席を確保。
ほかにお客さんも少ないし，閉店までここでゆっくりすることに。
（とはいえこの時点であと20分）