2013/09/29 - 2013/09/29
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fernandoさん
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おまんと祭りは尾張一円と西三河の一部で行われている、独特な祭りで、特に村木神社のおまんと祭りは規模が大きいので有名です。
2013年は28日(土)と29日(日)の二日間にわたって行われました。
28日は午後から屋形町曳き。この日は試楽日と言われています。
29日は本楽日と言われ、「飾り馬奉納」「駆け馬」が行われる。
今回はこの本楽日のレポートです。
今までは断片的にしか見ていなかったのですが、今回は全てを見ていきます。
10月13日(日)は「入海神社」と「藤江神社」で同じく駆け馬が奉納される。
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29日の朝、東浦町森岡地区です。
奉納馬が集まっています。 -
ここは臨江寺跡で今は村木大地蔵が祀られている。
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その臨江寺跡のそばに、老人憩の家があります。
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本日も老人憩の家が出発地となります。
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奉納馬も飾り付けられスタンバイしています。
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本日の予定です。
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7時45分、お囃子と共に出発。
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昨日の疲れを見せず、今日も頑張ります。
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朱雀が先頭に立ちます。
朱色の屋根が特徴です。 -
ここは大きく舵を曲げていく場面です。
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お囃子の集団がその後に続きます。
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青龍も出発です。
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本日は、2台の屋形が揃って行動します。
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県道を渡って八剱神社に向かいます。
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八剱神社の戸が開いています。
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お参りします。
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昨日と同じように神社に奉納します。
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昨日から、神社係りの方々はお疲れ様です。
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木の枝を気にしながら境内を巡ります。
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神社は地域の神様で居続けてほしいものです。
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奉納が終了して、村木神社に向かいます。
小さな村落に二つもの神社がある。 -
奉納が終わると静けさが戻ります。
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奉納馬も後に続きます。
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当時の村木村のメインストリートがコースです。
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そこに、先ほどの臨江寺跡に集結していた馬が後に続きます。
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かわいらしいポニーも行列に参加します。
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最後を締めるのは、ゆりクリニックさんの奉納馬「天雅」です。
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この後ろを付いていくと時間がかかるので、別の道を回ります。
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村木神社への坂道を登ってきました。
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一車線を利用しての行軍です。
現代は車社会なので、お祭りも大変です。 -
この先左の森が村木神社です。
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最近の交差点は赤く色を塗られている。
事故軽減に役立っているようだ。 -
どなたが考えたのか、この幟、お祭り気分を盛り立たせてくれる。
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お祭りに、露天はつきもの。
お客さんの来店を待ち構えています。 -
奉納金者と奉納馬献上者の看板です。
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そうこうするうち、行列が近づいてきました。
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先頭が村木神社に入りました。
高いところからごめんなさい。 -
そして屋形(朱雀)の到着。
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お囃子隊も続きます。
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青龍が来ました。
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そして奉納馬。
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その後、馬の行列が延々と続きます。
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馬が所定の位置に繋がれました。
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屋形は柵で囲った神社の境内を周回します。
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お囃子の皆さん、相当練習したのでしょう。
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境内に2台揃って並びました。
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神社前では神楽の皆さんと、厄年の皆さんが集まっています。
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神社の上から屋形の揃いを見る。
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神主さんのお清めが始まりました。
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若衆には大量の塩を撒きます。
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若衆も気合いが入りました。
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「駆け馬」神事の始まりです。
※「駆け馬」織田信長が桶狭間の戦いで今川義元に戦勝し、その祝いで馬を走らせたのが起源と言い伝えられています。 -
神楽も同時に始まりました。
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露店も大盛況です。
子供の頃はこういうことも楽しみの一つでしたね。 -
さて駆け馬、疾走する馬に飛びついて一緒に走るという勇壮なものです。
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馬の速度に合わせるように走り込まないといけないので、体力勝負です。
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若い人しかできない芸当でしょうか。
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人馬一体となって走るその姿は美しいものです。
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そのタイミングを外すと、怪我をしかねない。
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すぐには立ち上がれません。
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勇壮ですが、危険を伴います。
それにも負けず頑張ってほしいものです。 -
馬にまたがろうかという勢いの若衆もいます。
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おじさんおばさん達は無難にカメラに夢中です。
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埒(柵)は円形に作られており、明治の中ごろに現在の形になったという。
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「埒が明かない」はここからきているという説がある。
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町民の皆さんも応援しています。
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さて、今一度屋形を近づいて見てみましょう。
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屋根の色が朱色の屋形です。
朱雀の刺繍が美しい。 -
屋形の造形は三重の塔ならぬ二重の塔。
こまかい所まで細工がなされまさに芸術品です。 -
屋根が青の屋形。
青龍というだけあって、龍の刺繍が美しい。 -
次に奉納馬を見ましょう。
「おまんと」の名前の由来は「馬の塔」。500年ほど前に、飾り付けた馬を神社に奉納するお祭りが広く分布しており、それが「駆け馬」と合体して、今では「おまんと祭り」と呼ばれています。「村木神社のおまんと祭り」は東浦町指定無形民俗文化財になっています。 -
馬を飾り付けている道具は①鞍②標具(ダシ)③水引④鼻当て⑤障泥(アオリ)⑥尻駄負⑦首鎧で、これらは江戸時代に作られたもので、東浦町指定有形民俗文化財となっている。
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別の位置からの駆け馬をお楽しみください。
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若衆も代わる代わる飛びつきます。
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下の位置から写真を撮ると、馬が跳ね飛ばした泥をまともにかぶり泥だらけになる。
写真を撮るのも大変です。 -
最後に表紙を飾れる写真が撮れました。
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午前中の締めは子供さんのポニーの乗馬体験です。
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大人気の企画で大勢のお子様が並んでいました。
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午後は同じく「駆け馬」。
そして餅投げが行われる。
最後に屋形が2台揃います。 -
神社係の皆さんお疲れ様です。
また出番です。
※参加されているのは氏子の中から神社係として役に当っている方です。 -
普段はモノトーンの境内も今日だけは、賑わいを見せます。
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先に馬が帰ります。
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屋形は境内を巡ります。
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今4時半。
後は森岡保育園→大阪屋→八剱神社→老人憩の家で終了するのだが、最終時間は7時半。
後3時間もあります。 -
氏子(神社係)の皆様がいないと成り立たないお祭りなんですね。
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村木神社の奉納も無事終了し、通りに出ます。
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通りを行進するのが一大イベント。
片側一車線を占領するので、交通整理が大変です。 -
お囃子の子供たちも続きます。
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夕暮れ迫る坂道でのお祭りの隊列です。
田舎のお祭りならではの光景です。 -
車は当然ですが片側通行です。
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この後は、昨日と大体同じコースなので、レポートは終了いたします。
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村木神社に戻ったら、掃除している方がいました。
最後に、この伝統をいつまでも伝承していってほしいものです。
10月13日(日)は「入海神社」と「藤江神社」で同じく駆け馬が奉納されます。
石浜地区、生路地区では今年は「駆け馬」は中止になってしまいました。
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