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古い旅記を備忘録として作成していかなければ…。<br /><br />梅雨の時期にこの年4度目となる四国に旅行。<br />第2弾は、宇和島に泊まった夜と次の朝、そして天空に届く段々畑を訪ねた旅記です。

西四国~愛媛→高知・2013(その2/5)★夜の宇和島と石段畑の水荷浦

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2013/09/28 - 2013/09/30

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ころっつ

ころっつさん

古い旅記を備忘録として作成していかなければ…。

梅雨の時期にこの年4度目となる四国に旅行。
第2弾は、宇和島に泊まった夜と次の朝、そして天空に届く段々畑を訪ねた旅記です。

旅行の満足度
4.0
交通手段
レンタカー 新幹線 JR特急

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  • 八幡浜ちゃんぽんをおやつ?に食べ、宇和島へ。<br />駅前近くの宇和島国際ホテルで宿泊。ホテルの部屋にあるガイドブックの中から、歩いて5分ほどのところにある海鮮居酒屋「がいや」を選び、夕食をとることにしました。

    八幡浜ちゃんぽんをおやつ?に食べ、宇和島へ。
    駅前近くの宇和島国際ホテルで宿泊。ホテルの部屋にあるガイドブックの中から、歩いて5分ほどのところにある海鮮居酒屋「がいや」を選び、夕食をとることにしました。

  • 大きなざる豆腐が登場。対岸の九州大分・長湯温泉で昨年宿泊したときの朝食でも出てきたものですが、海を挟んだだけで近いこともあり、よく似た食文化として宇和島にもあるのかもしれません。

    大きなざる豆腐が登場。対岸の九州大分・長湯温泉で昨年宿泊したときの朝食でも出てきたものですが、海を挟んだだけで近いこともあり、よく似た食文化として宇和島にもあるのかもしれません。

  • そして宇和島といえば…名物「じゃこてん」。地魚などのすり身を固め、油で揚げたものですが、正直私はあまり好きではありません。しかし、せっかくのご当地食材なので少しはいただくことにしました。

    そして宇和島といえば…名物「じゃこてん」。地魚などのすり身を固め、油で揚げたものですが、正直私はあまり好きではありません。しかし、せっかくのご当地食材なので少しはいただくことにしました。

  • 魚介の刺身は海沿いのまちでは定番メニュー。お酒もなかなか進みます。<br />この店、味はなかなか良いのですが、店員の個人的な問題なのか、店の教育がなっていないのか、まだ皿に少し残っているものでもどんどん厨房に下げていきます。待ってくれません。

    魚介の刺身は海沿いのまちでは定番メニュー。お酒もなかなか進みます。
    この店、味はなかなか良いのですが、店員の個人的な問題なのか、店の教育がなっていないのか、まだ皿に少し残っているものでもどんどん厨房に下げていきます。待ってくれません。

  • 新鮮なサバをバーナーであぶり焼き。豊予海峡で水揚げされるサバは九州側の港に揚げられれば「関サバ」としてブランド魚となりますが、四国側でも同じものが揚がります。つまり、お得に「関サバ」が食べられるのです。勝手な解釈かもですが…。

    新鮮なサバをバーナーであぶり焼き。豊予海峡で水揚げされるサバは九州側の港に揚げられれば「関サバ」としてブランド魚となりますが、四国側でも同じものが揚がります。つまり、お得に「関サバ」が食べられるのです。勝手な解釈かもですが…。

  • 新鮮な魚介。随分お酒がすすみ、途中うたた寝をしてしまいました。

    新鮮な魚介。随分お酒がすすみ、途中うたた寝をしてしまいました。

  • そしてシメはやはり宇和島名物の鯛めしです。鯛の刺身を生卵と醤油ベースのタレをご飯に混ぜて食べます。

    そしてシメはやはり宇和島名物の鯛めしです。鯛の刺身を生卵と醤油ベースのタレをご飯に混ぜて食べます。

  • 混ぜるとこのようになります。<br />しっかりと歯ごたえのある鯛の切り身とご飯が、卵と醤油が混じった甘味あるタレと混ざり、ごはんの美味しさが増したような気がしました。

    混ぜるとこのようになります。
    しっかりと歯ごたえのある鯛の切り身とご飯が、卵と醤油が混じった甘味あるタレと混ざり、ごはんの美味しさが増したような気がしました。

  • 飲みすぎて、ホテルまで何とか歩いて帰り、すぐに就寝。<br />朝早く目が覚めるてみると雨になっていましたが、ホテルから歩いて宇和島城まで散歩することとしました。天守への登山口には長屋門が移築されています。

    飲みすぎて、ホテルまで何とか歩いて帰り、すぐに就寝。
    朝早く目が覚めるてみると雨になっていましたが、ホテルから歩いて宇和島城まで散歩することとしました。天守への登山口には長屋門が移築されています。

  • 宇和島城は築城の名人・藤堂高虎が縄張りをしたもので、当時は宇和海に浮かぶ島の上にあり、周囲が干拓され、城下町が築かれたそうです。それにしてもなかなか急な石段を上がっていきます。雨に濡れているので、何度も滑りそうになりながら本丸まで約10分ほどの登りになります。

    宇和島城は築城の名人・藤堂高虎が縄張りをしたもので、当時は宇和海に浮かぶ島の上にあり、周囲が干拓され、城下町が築かれたそうです。それにしてもなかなか急な石段を上がっていきます。雨に濡れているので、何度も滑りそうになりながら本丸まで約10分ほどの登りになります。

  • 本丸に唯一残る建物の三層天守が見えてきました。宇和島城は現存する全国12箇所の天守のうちのひとつで、国の重要文化財に指定されています。

    本丸に唯一残る建物の三層天守が見えてきました。宇和島城は現存する全国12箇所の天守のうちのひとつで、国の重要文化財に指定されています。

  • 宇和島城は仙台藩祖・伊達政宗の子孫が城主となり、江戸時代を通じて伊達家の居城となりました。御殿風の玄関が特徴の天守は、寛文年間に再建されたものです。この頃には梅雨らしく雨が激しくなってきました。

    宇和島城は仙台藩祖・伊達政宗の子孫が城主となり、江戸時代を通じて伊達家の居城となりました。御殿風の玄関が特徴の天守は、寛文年間に再建されたものです。この頃には梅雨らしく雨が激しくなってきました。

  • ホテルで朝食をとり、チェックアウト。宇和島駅前には闘牛で有名な土地らしく、牛の銅像がありました。

    ホテルで朝食をとり、チェックアウト。宇和島駅前には闘牛で有名な土地らしく、牛の銅像がありました。

  • 西予市宇和町の昔まちなみを観光してきた後、再び宇和島に戻ってきました。まちなかにある道の駅「うわじまきさいや広場」の施設内には、宇和島で有名な牛鬼まつりで練り出される巨体の牛鬼が鎮座しています。牛鬼とは妖怪の一種だそうで、お祭りは魔除けを起源にしたもののようです。

    西予市宇和町の昔まちなみを観光してきた後、再び宇和島に戻ってきました。まちなかにある道の駅「うわじまきさいや広場」の施設内には、宇和島で有名な牛鬼まつりで練り出される巨体の牛鬼が鎮座しています。牛鬼とは妖怪の一種だそうで、お祭りは魔除けを起源にしたもののようです。

  • 宇和島市街地から西端に突き出る三浦半島へ。宇和島周辺の海岸はリアス海岸となっており、複雑な海岸線が形成している半島の中央部付近、宇和島湾に面して水荷浦の集落があります。

    宇和島市街地から西端に突き出る三浦半島へ。宇和島周辺の海岸はリアス海岸となっており、複雑な海岸線が形成している半島の中央部付近、宇和島湾に面して水荷浦の集落があります。

  • 水荷浦の訪問は2度目。いくまでの道のりは長いですが、天高く見上げるような急斜面に築かれた段々畑が見るものを圧倒する景観を創り出しています。

    水荷浦の訪問は2度目。いくまでの道のりは長いですが、天高く見上げるような急斜面に築かれた段々畑が見るものを圧倒する景観を創り出しています。

  • 石段の狭い畑にはじゃがいもが植えられているようです。

    石段の狭い畑にはじゃがいもが植えられているようです。

  • 下にある駐車場から農作業用の道路をゆっくり上がって行きます。

    下にある駐車場から農作業用の道路をゆっくり上がって行きます。

  • 水荷浦は古くから漁業を生業としていた集落ですが、安定した食生活を確保するために江戸時代後期から急斜面を開墾してきたものです。特徴的な景観であることから観光資源として徐々に注目されるようになってきました。

    水荷浦は古くから漁業を生業としていた集落ですが、安定した食生活を確保するために江戸時代後期から急斜面を開墾してきたものです。特徴的な景観であることから観光資源として徐々に注目されるようになってきました。

  • それにしてもかなりの急傾斜に畑が作られています。ひとつひとつの畑の面積は狭く、細長い形状となっています。農作業の苦労は想像以上のものなのでしょう。

    それにしてもかなりの急傾斜に畑が作られています。ひとつひとつの畑の面積は狭く、細長い形状となっています。農作業の苦労は想像以上のものなのでしょう。

  • 海と段々畑。この特徴的な景観は国の重要文化的景観にも指定されています。

    海と段々畑。この特徴的な景観は国の重要文化的景観にも指定されています。

  • 水荷浦の集落と畑。この畑を維持していくのも大変だろうな…と思います。

    水荷浦の集落と畑。この畑を維持していくのも大変だろうな…と思います。

  • 上から覗くとこんな感じ。万が一落ちると止まらない急斜面。

    上から覗くとこんな感じ。万が一落ちると止まらない急斜面。

  • 少し山が突き出た海への眺めがよいところには、神社の御堂と集落の墓地があります。

    少し山が突き出た海への眺めがよいところには、神社の御堂と集落の墓地があります。

  • 横から見た畑。よくぞこのような場所に、しかも斜面の頂上まで切り開いていったことに感心です。

    横から見た畑。よくぞこのような場所に、しかも斜面の頂上まで切り開いていったことに感心です。

  • 集落からはモノレールが上の畑まで伸びていっていますが、植栽などの農作業におそらく機械は入ることは無理だろうな…と思います。

    集落からはモノレールが上の畑まで伸びていっていますが、植栽などの農作業におそらく機械は入ることは無理だろうな…と思います。

  • 段々畑を下から上まで散策して駐車場まで戻ってきました。<br />駐車場には「だんだん茶屋」という休息処があり、地元の主婦たちが調理する郷土料理を食べることができます。ちょうどお昼時だったので、ここで食べたかったのですが、人が多かったこともあり、スルーしました。

    段々畑を下から上まで散策して駐車場まで戻ってきました。
    駐車場には「だんだん茶屋」という休息処があり、地元の主婦たちが調理する郷土料理を食べることができます。ちょうどお昼時だったので、ここで食べたかったのですが、人が多かったこともあり、スルーしました。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • はっぴいえんどさん 2018/04/21 12:58:54
    宇和島にいきましたか・・・
    いっぺんきさいや宇和島へ、宇和島よいとこおいでなせ・・・・
    「鯛めし」に「さつま汁」に「チャンポン」に「じゃこ天」に「スマ」に「ぶり」に「鯛」に「カンペイ」に「ブラッドオレンジ」に美味しいものもたくさんあります。
    なつかしく写真を拝見しました、ありがとうございました。

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