2013/08/16 - 2013/08/17
9位(同エリア462件中)
エンリケさん
モンゴル旅行5日目後半。
大草原に立つエルデネ村の巨大なチンギス・ハーン像を見学した後は、モンゴルの首都ウランバートルへ。
人口130万人のモンゴル第一の都市の観光は、スフバートル広場、ガンダン寺、ザイサンの丘と巡ります。
観光中、印象に残ったのは、これら個々の観光スポットよりも、次々と新たなビルの建設が進む、日々変わりゆくウランバートルの街そのものの姿。
少し車を走らせると、青い空、緑の大草原という大自然が広がる一方で、鉱物資源の開発により、成長率世界一とも言われる経済の進展に沸き立つモンゴルという国のありよう・・・。
昔のままの果てしなく広がる大自然を求めて行ったのに、一方で急速に成長していくモンゴル経済に驚かされるという、両極端の楽しみ方ができ、また勉強になった旅となりました。
<旅程表>
2013年
8月12日(月) 成田→ウランバートル→テレルジ
8月13日(火) テレルジ
8月14日(水) テレルジ
8月15日(木) テレルジ
○8月16日(金) テレルジ→ウランバートル
○8月17日(土) ウランバートル→成田
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- ミアットモンゴル航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
8月16日(金)
11時、大草原に立つエルデネ村のチンギス・ハーン像を後にし、進路を西へ、一路ウランバートルを目指します。 -
プリウスは大草原の一本道を西へ、西へとひた走ります。
・・・なんにもない青と白と緑の世界がしばらく続いていましたが、30分ほどして、大草原の向こうに小さな家々の姿が見え始めました。 -
そしてさらに10分ほど行くと、一本道の道路の両側に、民家や作業所などの建物が多く見られるようになってきました。
いよいよ町らしくなってきた感じです。 -
まだまだウランバートルの郊外のこのあたりは木造平屋建の家屋が多い印象ですが、ところどころに白い屋根を張ったゲルの姿も。
モンゴル人は都市集住をするようになっても、遊牧民時代のゲル生活が忘れられないんですかね・・・。
まあ、東京の中心に一戸建ての日本家屋で住むような人もいますから、それと同じような感じなのかもしれませんが(笑)。 -
12時、ウランバートルに近づいてきました。
向こうの山を見ると、山肌にへばりつくように建ち並ぶカラフルな家々が。
山裾の方から上へ上へと広がっていく街並みは、同じ高原地帯のペルーのクスコやプーノの街並みを思い起こさせます。
【ペルー紀行(3)クスコの街並み】
http://4travel.jp/traveler/kissydney/pict/22807291/
【ペルー紀行(7)プーノの街並み】
http://4travel.jp/traveler/kissydney/pict/23199336/
両者とも自然が豊かで、日焼けした黒い顔のモンゴロイドの国ということもあって、今回のモンゴルの旅では、折に触れてペルーの旅を思い出すことが多かったですね。
大事なところで雨にも降られてしまいましたし(笑)。 -
そしてついにプリウスはウランバートル市街に突入。
車の数も多くなってきました。
ちなみに左に見えるガソリンスタンドのレギュラー価格の表示は1リットル1,620Tg(約101円)。
現在の我が国よりも安いですが、モンゴルの物価を考えればけっこうな額と言えるかもしれません。
以下のサイトによれば、2013年のモンゴルの一人当たり名目GDPは39万円程度で、我が国の10分の1以下となっています。
【世界経済のネタ帳〜一人当たりの名目GDP(USドル)の推移(1980〜2013年)(モンゴル, 日本)】
http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=NGDPDPC&c1=MN&c2=JP
しかし、こうして行き交う車の台数や車種を見ていると、ある程度リッチな階層も多いと見られることから、モンゴルでは貧富の差が相当拡大しているということなのでしょう。 -
ウランバートルの中心に近づくにしたがい、渋滞がひどくなります。
車窓から街並みを見ていると、角張った味気ない建物が多い印象・・・。
やっぱり社会主義時代にソ連の街づくりに倣ったからこうなってしまったのか・・・。
そういえば、このちょうど1年前にブルガリアで見た街並みもこんな角張った建物が多かった印象ですね。
【ブルガリア〜イスタンブール紀行(1)ブルガリアの首都ソフィアの街並み】
http://4travel.jp/traveler/kissydney/pict/26393872/ -
高層の建物の間にぽつんとたたずむゲルの姿も。
東京都心のビルの間に建つ一戸建てのごとく、なんとも風変わりな光景です。
持主はきっと頑固な方なんでしょう(笑)。
ちなみにその後ろの建物には“KARAOKE”というローマ字が見えますが、モンゴルの人々の間ではカラオケが人気なのだそうです。
テレルジのツーリストキャンプにも、食堂になっているゲルの後方に、ちゃんとカラオケ用の建物がありました(笑)。 -
歩道の側を見ると、土がむき出しできちんと舗装されていないところも多いです。
まずは車道が先で、歩道や排水用の側溝などの整備が後回しになっている感じ。
高度成長期の我が国もそうで、今になってから歩道などの整備に力を入れるようになったのでしょうけど・・・。
また、通りを行き交う人々を見ていると、男性も女性もガタイのいい人が多い感じ。
さすがはお肉大好きのお国柄です(笑)。 -
12時30分、ウランバートルの中心部へ。
車窓から見える車はプリウスやらイプサムやら日本車ばかり。
まるで日本にいるかと錯覚するほどです。
ミャンマーのように20年物ではなく、最近の車種が多いことから、やはりそれなりに豊かな人が多いということなのでしょう。 -
ただ、歩道を見ると、前日の雨がまだはききらないのか、こんなふうに水がたまっているところも。
-
こちらなどは歩道が一面水浸しで、歩くのもこんなふうに一段高くなっているところを伝っていかなければならず、一苦労です。
ここ数年のモンゴルは経済成長著しいといっても、細かい部分の都市インフラの整備はまだまだこれからといった印象ですね。 -
12時40分、市街中心部の渋滞を抜け、ウランバートル最初の観光スポット、スフバートル広場に到着。
いかにもソ連的な、マス・ゲームをするのには都合がよさそうですが、それ以外は味気ないだだっ広い広場で、名前も1921年のモンゴル社会主義革命時の英雄スフバートル(1894-1923年)から取られています。
周囲も角張った愛想のない建物が多い中、左手には曲線的なデザインの、この場には似つかわしくないようなオシャレな雰囲気の巨大ビルが。
ガイド氏によると、普通のオフィスビルとのことでしたが、経済発展に伴い、建物の様相も変わりつつあるようです。
しかし、ウランバートルの観光を始めた途端、なんだか雲行きが怪しくなり、肌寒くなってきました。 -
こちらの騎馬像がこの広場の名称の由来となっているスフバートルさん。
第二次世界大戦後の1946年に建てられたものだそうです。
わずか30歳で夭逝したかつての社会主義時代の英雄は、1921年に中華民国からの独立を宣言した“建国の父”として、社会主義崩壊後の現在でもモンゴルの人々の尊敬を集めています。
そのスフバートル像の下には何やら民族衣装を着た人々が。
どうやら近くで結婚式が行われているようで、このスフバートル広場で記念撮影をしに集まってきているようでした。 -
鮮やかな民族衣装の“デール”を着た人々。
体型も手伝って、我が国の力士の着る着物のようですね(笑)。
さらに着物と違って、カウボーイハットのような帽子をかぶっているのがオシャレポイントです。 -
そのデールを着た人々が記念撮影に向かう先が、スフバートル広場の北側にある、こちらの政府宮殿。
もともとこの場所には、モンゴル社会主義革命の指導者、スフバートルとチョイバルサンの遺体を祀る霊廟があったのですが、社会主義体制崩壊後の2005年に取り壊され(遺体は2004年に荼毘に付された)、新たにチンギス・ハーンの像を祀る現在の建物が建てられたのだそうです。
こういう話を聞くと、社会主義時代、ソ連に配慮してか、かつてロシア(キエフ公国)を征服したモンゴル帝国の業績がいかに抑圧されていたかが分かりますね。
ソ連とその前身のロシア帝国だって、シベリアに住む少数民族を武力で征服していったでしょうに・・・。 -
政府宮殿とそこでの記念撮影に集うデール姿の人々を正面からパチリ。
社会主義体制崩壊後に新しく建てられた建物の中央には、モンゴル帝国初代皇帝チンギス・ハーン(在位:1206-27年)の座像、その両脇には、彼を支えた8人の功臣“四駿四狗”のうち、筆頭格のムカリとボオルチュの騎馬像が祀られています。
写真では見えませんが、この政府宮殿の両端には、チンギス・ハーンの三男で第2代皇帝のオゴデイ・ハーン、そして、孫の第5代皇帝で中国・元帝国の世祖でもあるフビライ・ハーンの像も一緒に祀られています。 -
中央のチンギス・ハーンの座像をズームアップ。
モンゴルの方々がみんな一緒に写真をとりたがる、威厳のあるお顔をしてらっしゃいますね。 -
政府宮殿の向かって左側、スフバートル広場の西側には、“モンゴルを強い国にしていこう!”という政治的スローガンの掲げられた建物が。
店の看板を見ると銀行やレストランの名前が見られるのになぜ?と思ったら、昔、政府系の建物として使われていた名残りなのだそうです。 -
その建物の前にはこんなオシャレな街灯が。
建物自体は角張っていて味気ない感じですが、こういうところで楽しさが感じられますね。 -
スフバートル広場と政府宮殿を後にし、13時、昼食の時間です。
わたしが申し込んだこのツアーでは、ウランバートルの一般家庭にお邪魔して、そこでごく普通の昼食をいただくのだそうで、個人的には初めての経験で戸惑ってしまいますね(笑)。
ウランバートル以外でも、大草原のゲルで食事をご馳走になるとか、モンゴルのパッケージツアーではよくある企画なのだそうですが。
さて、道路と同様に水たまりの残る駐車場に車を停めて、これから普通のモンゴル人のご家庭にお邪魔します! -
お邪魔するご家庭は、こんな高層マンションの一角にあります。
本当に“一般”家庭なんですね(笑)。
・・・そんなこんなで早速お邪魔したご家庭では、優しそうな雰囲気の若い奥様が我々3人(わたし、ガイド氏、ドライバー氏)を迎えてくれました。
マンションの中は当然ゲルとは違い、日本と同じような洋室中心の間取り。
グローバルスタンダードといったところでしょうか。 -
そこでは、テレルジのツーリストキャンプと同様、まずは野菜が出され(モンゴルでは客人に先に野菜を出すのが礼儀?)、続いてボルシチ、ボーズ(包子=肉餃子)とふるまわれました。
ボルシチも美味しかったですが、特に絶品だったのがこのボーズ。
羊肉の匂いがダメな人は受け付けないかもしれませんが、個人的には大好きな味で、中には熱い肉汁もたっぷり入っていて、5個全部ペロリと平らげてしまいました。
モンゴルの家庭料理がこんなに美味しいとは。
やはり、家庭の中で過ごす冬の期間が長いから、料理の味に自然と磨きがかかるのでしょうか。それともこの奥様、ただものではないとか(笑)。
まあ、それ以上に、やっぱり家庭の味はいいものだと、しみじみと感じました(笑)。 -
14時、美味しい料理をふるまってくださった奥様に感謝してマンションを後にします。
帰り際には、美しいモンゴルの風景が詰まったVCDをいただき、重ねて感謝です!
(もちろん、お返しとして日本から持ってきたお菓子などのお土産をプレゼントしました。)
さて、次の目的地は、多くのモンゴル人が信仰するチベット仏教の寺院、“ガンダン寺”。
再びプリウスに乗り、渋滞を抜け、14時30分、黄色い壁が特徴的なその寺院に到着です。 -
入口の門の両脇には、寺院の守護獣であるこんな姿の狛犬(獅子?)が。
ミャンマーもそうでしたが、門の両脇に2体の守護獣があるのは、宗派は違えどインドに起源を発する仏教国共通の文化なんですね。
【ミャンマー紀行(8)マンダレーヒルのチンテージーナッカ】
http://4travel.jp/traveler/kissydney/pict/24330131/
このガンダン寺、正式名称は“ガンダン・テグチンレン寺院”で、“ガンダン”とはチベット語で“兜卒天”すなわち“未来に出現する仏である弥勒菩薩の住んでいる場所”という意味。
1838年、外モンゴルにおける第5代活仏(化身ラマ=チベット仏教の高僧)により建立されたという由緒ある寺院となっています。
モンゴル独立後の社会主義時代になると、当初は寺院としての活動を禁止されてしまいますが、1940年代には回復。
その後、1990年に社会主義体制が崩壊するまで例外的に宗教活動が許され、現在では、モンゴル人の宗教の大部分を占めるチベット仏教の中心的存在となっています。 -
門をくぐって寺院の中に入ると、敷地にはハト、ハト、ハト。
ハトの群れに向かって駆けこんでいく少女も(笑)。 -
一角にはハトに餌をやる姉妹。
おかげでハトがどんどん集まってきます。
これだけ集まるとさすがに気持ち悪い・・・かな(笑)。 -
敷地の奥には、チベット寺院らしく黄色を基調としながらも、ゲルの形を採り入れたモンゴル様式の大講堂(ツォクチン)が。
屋上にはマニ車もついています。 -
チベット文字や曼荼羅が刻まれた大講堂の扉。
なんだかアート性を感じますね。
残念ながらこの時間帯は閉まっていて、内部は見学できず・・・。
運が良ければ、僧侶たちが修行している様子が見られるそうです。 -
続いては、大講堂から少し歩き、開けたところにある観音堂へ。
ここでもハトがいっぱいです(笑)。 -
ここの広場では、先ほどスフバートル広場で見たのと同じように、ウェディングドレスを着た花嫁と民族衣装のデールを着た人々による結婚式の記念撮影が行われていました。
スフバートル広場のチンギス・ハーン像、そしてガンダン寺と参拝するのが、ウランバートルの人々の結婚式の黄金ルートなんでしょうかね。 -
さて、観音堂のあるガンダン寺のこのあたりの敷地を見渡すと、建物が改修中だったり、草が生い茂る空き地が広がっていたりと、どことなく殺風景な印象。
なぜかと思っていたら・・・。 -
こちらの看板にあるように、このあたり一帯は再整備計画が進行しているらしく、今後、高さ54mの黄金の仏像や108mの仏塔をはじめとする、新たな仏教施設が建設されていく予定なのだそうです。
新しく建設される黄金の仏像については、コルコバードのキリスト像(39m)、午前中見たエルデネ村のチンギス・ハーン像(40m)、ニューヨークの自由の女神像(46m)との比較もなされていておもしろいです。
モンゴル経済の成長とともに、モンゴル人の心の拠り所となるチベット仏教の施設整備も加速されていく感じですね。
先日NHKスペシャルで、経済成長を遂げた中国人の間で、心の拠り所を求め、一度文化大革命で大弾圧したはずの儒教やキリスト教がブームになっているというドキュメンタリーが放送されていましたが、経済的な豊かさと心の豊かさ、両方をバランスよく保っていくことが大事なのでしょうね。
【NHKスペシャル〜中国激動 "さまよえる"人民のこころ(2013年10月13日放送)】
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/1013/ -
さて、前置きが長くなってしまいましたが、これから観音堂へ。
手前にそびえる白い仏塔の四方には小さなマニ車があり、みなさん回しながら観音堂の入口へ向かいます。 -
入口で係の人に撮影料(7,000Tg=約440円)を払って堂内に入ると、いきなり巨大な観音像が目の前に。
高さ25mというその巨大さと輝くような黄金の色遣い、そしてキリリとしたお顔に圧倒されますね。
この観音堂には、もともとは、盲目となった外モンゴルの第8代活仏(在位1911〜1924年)がその治癒を祈願して1914年に建立した開眼観音(メグジド・ジャナライサク)が祀られていたのですが、その黄金や宝石に目がくらんだのか、1938年にスターリン支配下のソ連に持ち去られてしまいました。
現在ある観音像は2代目で、社会主義崩壊後の1990年から1996年にかけて建造されたものとなっています。 -
観音像の足元には祭壇があり、信者の方々が交替交替に額を擦り付け、熱心に祈りを捧げていました。
ここウランバートルのガンダン寺では、参拝に来るのは女性よりも男性の方が多いという印象ですね。
イスラム教を除くほかの多くの国では、こういった宗教施設を訪れるのは女性の方が圧倒的に多かった記憶があるのですが、モンゴルではどうやら事情が違うようです。
たいがいの国では日中仕事をしていて寺院に行く習慣がないと思われる男性の参拝者が多いということは、それだけ国民のチベット仏教に対する信仰心が深いということなのでしょうか。
それとも、逆に、女性の就労率が高いため、平日に寺院を訪れることのできる女性の参拝客が少なくなってしまうのか。
調べてみると、モンゴルの全労働者の約5割は女性で、男女間の格差が小さいというデータもあり(ただし賃金には大きな格差があるようです。)、研究してみるとおもしろそうですね。
【公益財団法人アジア女性交流・研究フォーラム 第15期(2005-06年)海外通信員リポート(モンゴル)】
http://www.kfaw.or.jp/correspondents/report-15.html -
そして観音像の西、北、東の三方には黄金色のマニ車が。
ガイド氏に続いて、ぐるっと時計回りにマニ車を回していきます。
中にはへこんでいるものもあったりと、ややチープな感は否めませんが、モンゴルの方々にとっては大事な宗教用具。
わたしも心をこめて回していきます。 -
四方の壁にはミニチュアサイズの金ぴかの高僧たちの像が。
なんだかかわいらしいですね。 -
マニ車を回しながら周囲をぐるっと回って最後に、不動明王のような三つ目のコワモテの守護像をともに、りりしいお姿の黄金の観音像をパチリ。
これでガンダン寺を後にします。 -
15時、30分ほどでガンダン寺の観光を終えた後、再びプリウスに乗車。
次はお土産などを買いに、ウランバートル最大の商業施設、ノミンデパートに連れて行ってもらうことにしました。
途中通ったエンフタイヴァン(平和)大通りは、緑地に鮮やかな花も植えられ、ウランバートルの中でも比較的きれいな通り。
(上を見ると電線がやたら多いのが難ですが・・・。)
パステルカラーの建物の一角には“コリアナ・ヘア・クラブ”と掲げられた美容院らしき店舗も見え、モンゴルにおいても韓流の進出が盛んであることをうかがわせます。 -
手前の歩行者通りの近くにある駐車場にプリウスを停め、いざノミンデパートへ。
この写真のバックに見える、自動車広告の陰になっている巨大な建物がそのノミンデパート。
その手前の歩行者通りには、意外なところでという感じの、リンゴのかたちをしたビートルズの記念碑が。
ここからは見えませんが、この記念碑の裏に一人のモンゴル人のミュージシャンの像があり、おそらく彼が影響を受けた音楽家ということでこういった記念碑が作られたのでしょう。 -
この歩行者通りは若者が多く集うスポットらしく、賑やかな感じ。
あちこち写真を撮っていたら、ベンチに座っていた女性と目があってしまい、思わずパチリ。
吉高由里子似の美人で、これまで屈強な体つきをした女性ばかり目に入っていたので、モンゴルにもこんな女性がいたのかとびっくり。
もしかして韓国あたりからの留学生だったりして・・・そんなことはないか(笑)。 -
そしてノミンデパートの正面へ。
キリル文字で大きく“ノミン”と表示されているのが分かりやすくておもしろいですね。
このノミンデパート、元は国営だったものを大手電気店のノミンが買収して設備を充実させたもの。
店の手前に太陽光発電のパネルが設置されているのも、電気店ならではの広告方法でしょうか。 -
ノミンデパートの内部は、こんなふうに日本の地方都市のデパートのような感じで、上から下まで客がたくさん入っていて、活気があります。
ハローキティはモンゴルでも大人気(笑)。
いちばん上の階は、馬頭琴やチンギス・ハーンのミニ騎馬像をはじめ、革製品や木工品など、モンゴル独自の物産のスペースとなっており、多くの外国人観光客で賑わっていました。
わたしはそれらにあまり興味がなかったため、1階の食品売り場でお土産になりそうなものを物色・・・。
何を買ったかはこの旅行記のいちばん最後で。 -
ノミンデパートでの買い物を終えると16時。
モンゴルは緯度が高く、まだまだ明るい時間帯のはずですが、ウランバートルに着いてからずっと雲行きが怪しく、なんだか空が暗くなってきました。
それでも、この日最後の観光スポット、ウランバートルの南にある“ザイサン・トルゴイ”(ザイサンの丘)を目指し、セルべ川に架かる平和橋を渡っていきます。 -
プリウスはノミンデパートから10分ほどでザイサンの丘の麓に到着。
小高い丘の頂上に見える記念碑目指し、108段の長い階段を登っていきます。 -
途中、階段からはこんな景色が。
橋の向こうが従来の市街地のはずですが、こちら側にも四角い高層ビルが立ち始め、経済成長に伴い街が広がっていく様子がとてもよく見て取れます。
遠くには火力発電所か、黒い煙をたなびかせている長い煙突も。
日本では最近、北京のPM2.5による大気汚染ばかりが注目されますが、実は大気中の粒子状物質の濃度はウランバートルの方が上で、実に北京の2倍以上、東京と比較すると10倍以上にもなり、堂々の世界第一位を誇って(?)いるそうです・・・。
(参考:ウランバートルにお住まいの日本人の方のブログより)
http://mongolwalker.blog.fc2.com/blog-entry-101.html
そうすると、あの大自然のテレルジの空にもこの粒子状物質が流れている?? -
こちら側の景色も高層ビルがちらほらと。
川の手前では新しい街が形づくられていく様子がはっきり分かりますね。 -
108段の階段を登りきった頂上には、高さ5mほどの巨大な旗を掲げるソ連軍兵士の像とその後ろに続く円形状のこんなモニュメントが。
このザイサン・トルゴイ、当時社会主義国同士だったソ連とモンゴルの友好の記念碑として1971年に建てられたもの。
ソ連軍兵士が守るようにしている円形状のモニュメントの外側には、モンゴルの民族文様を背景に、両国の社会主義革命の指導者レーニンとスフバートルの肖像や、両国の勲章やメダルなど、社会主義の諸シンボルをあしらったレリーフが。
そして内側の壁面には・・・。 -
第二次世界大戦の勝利の過程を通じ、モンゴルとソ連両国の友好を表した、大きなモザイク画が描かれていました。
正面にあるのは、乙女の姿のモンゴルがスターリンのソ連に馬乳酒を差し出す場面。
そして、広場の中央には、この“ザイサン・トルゴイ”の名前の由来にもなっている伝統的なモンゴルの火、“トルガ”を灯す台座がしつらえてありました。 -
内壁いっぱいに広がるモザイク画をぐるっと見ていきます。
こちらは第二次世界大戦の場面、ドイツの軍旗である黒十字を踏みつけるソ連兵。
(この黒十字は、ナチス時代のみならず、現在でもドイツ軍の標章として使われています。) -
そしてこちらは日本の旭日旗を踏みつけるモンゴル兵。
現在でもどこかの隣国が狂喜乱舞しそうな絵ですね・・・。
(この旭日旗も、陸上自衛隊の自衛隊旗や海上自衛隊の自衛艦旗として、現代の日本でも当然に使われています。) -
その反対側にも第二次世界大戦の場面。
-
そしていちばん最後の部分には、白いハトを手に持った子どもや肩を並べる両国の人々が・・・平和が訪れたことを象徴する場面ですね。
・・・こんなふうにモンゴルとソ連の友好が描かれたモニュメントですが、ソ連という国がなくなり、モンゴルも社会主義を放棄した現在では、人々にどのように思われているのか。
先ほどモンゴル兵が旭日旗を踏みつけている場面がありましたが、現在ではモンゴルにとって日本は、ソ連からの支援が途絶えた社会主義崩壊後に、緊急的に経済援助をしてくれた大の友好国。
ガイド氏によると、モンゴルの人々はこんな古い時代の政治的プロパガンダは置いておいて、あくまでも過去の歴史的産物として客観的にとらえ、若い人たちはデートスポットにしたりと、まさに“今”のことを考え、現状を認めているようです。
う〜ん、どこかの隣国も“千年経っても恨む”とか過去のことばかり言ってないで、こんなふうに“今”を見てくれればいいのになあ・・・。 -
ザイサンの丘の西側を見ると、こんなふうに山あいにまで新しい街が出現。
・・・ウランバートルは社会主義時代、人口50万人が住む想定で都市計画がなされたのですが、現在ではモンゴル各地から人口が流入し、その3倍近くなる130万人に。
当然、当初の都市計画では増えすぎた人口を吸収できず、水道や下水道の整備されていない、また、大気汚染の原因となる石炭ストーヴを使う周辺部のゲル住まいの人が多いのが課題となっているところです。
そこで、政府の都市開発庁が主導で、“10万世帯住宅供給政策”を掲げ、このように都市インフラの整った市街地を供給していくことが急務となっています。
こちらの市街地は高台で高所得者向けっぽいですけどね(笑)。 -
帰り際、登ってくるときに見た北側をもう一度パチリ。
高層ビルが立ち並び、すでに近代都市の様相ですね。 -
丘の麓にもこんな大きなビルが建設中。
ガイド氏も、つい最近までこんなものはなく、もっと眺めがよかったのにと言っていました。
これにてザイサンの丘の見学は終了し、橋の手前のボグド・ハーン宮殿博物館の近くにあるカシミヤショップで最後のショッピング。
高いものから安いものまでピンキリで、自分の予算にあったものを選ぶことができます。
店の雰囲気も強制的ではなく、何も買わなくても大丈夫です。 -
ショッピング後の17時、ツアーの予定に組み込まれていなかったボグド・ハーン宮殿博物館にサービスで寄ってもらいました。
すでに閉館していたので、柵の外から門などを眺めるだけでしたが。
・・・現在は博物館となっているこの建物、もともとは1919年に外モンゴル第8代活仏ジェプツンダンバ・ホトクト8世(モンゴル国皇帝(1911-24年)としてはボグド・ハーン=聖なる皇帝)の冬の宮殿兼寺院として、釘を1本も使用しない木組み方式で建設されたもの。
内部には、ボグド・ハーンの宮廷の品々や彼の愛好した世界中の動物の剥製、チベット仏教の曼荼羅、仏像などが展示されているそうです。 -
ただしこの期間、門の奥にある宮殿と思われる建物には青いシートが被せられており、改修工事中のようでした。
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ボグド・ハーン宮殿博物館を外観のみ見学後、再び平和橋を渡り、ウランバートルの中心市街へ。
旅の最後は、民族舞踊コンサートを観賞して締めくくりです。
車窓からは高層ビルが目立ちますが、ガイド氏は、つい最近までこんなの建ってなかったのにと、ドライバーと感慨深そうに話していました。
地元のモンゴル人でさえ驚くウランバートルの成長っぷり・・・。 -
ウランバートルの中心部に着いて車を降りると、なんとも澄み渡るような青空・・・ようやくこの時間帯になって天気が良くなってきました。
やっぱり晴れている方が街並みも美しく撮れますね。 -
そして17時30分、国立ドラマ劇場へ。
座席は500席ほどで、18時の開演時間までにほぼ満席に。
観客は外国人観光客の割合が高く、ウランバートル中の日本人観光客が集まっているのではないかと思うほど、日本人も多かったです。
(テレルジの乗馬トレッキングでご一緒した方々ともここで再会できました。)
肝心の内容の方は、民族衣装を着た人々による舞踊や雑技で、なかなか迫力があってよかったです。
特に、器楽や声楽は曲こそヨーロッパのクラシック音楽に題材をとっているものもありましたが、馬頭琴をはじめとする楽器や“ホーミー”と呼ばれる喉歌などはオリジナリティにあふれていて、たいへん興味深く観賞することができました。
(ここで“一部は中国っぽかった”というとまたモンゴルの方々に怒られてしまうので、“そんなことはない”と言っておきます・・・。)
さて、この国立ドラマ劇場、帰国してから調べてみると、なんと、第二次世界大戦終結時のソ連による日本人抑留者が強制労働により建設に携わっていたのだとか・・・。
ガイド氏も話せなかった衝撃の真実でしたが、わたしには“恨の文化”はないので、あくまでも歴史的事実として受け止めるにとどめておきます・・・。 -
上演時間は1時間で、19時過ぎに外に出ると、空はまだまだ明るい感じ。
それでももういい時間なので、夕食を食べに近くのレストランに向かいます。
国立ドラマ劇場の脇のソウル通りを西に向かって車を走らせていると、左手に若者を中心に客のいっぱい入ったアイリッシュ・パブが見えてきました。
ここウランバートルでは、飲んべえが多いことや西欧風のオシャレな感じも手伝って、大人気の店のようです。
ソウル通り、最近の韓国資本の進出や韓流ブームもあって名付けられたのか、こうして見ると、ほかとはちょっと違う、オシャレできれいな通りですね。 -
・・・と思ったら、反対側では下水道の工事なのか、土が掘り返されたままになっていて、歩くのも大変そうな状態。
モンゴルではなかなかきれいな通りにお目にかかれませんね・・・。 -
そして20時、モンゴリアンバーベキューのお店に到着。
ソウル通りに面したテラス風の席は、韓国人やドイツ人などの団体客で賑わっており、外国人観光客によく利用されているお店のようでした。
料理はお肉など脂っこいもの中心のビュッフェ形式で、夕食時で客が多いこともあって、料理を取るのに列ができるほど。
この日は朝から移動しまくりの観光で疲れていたのと、お昼にボーズをたらふく食べてそれほどお腹が空いていなかったことから、列に並ぶのも億劫になってしまい、あまり楽しめずに終わってしまったかも・・・。 -
それでも、ビールだけはしっかりいただきます(笑)。
このチンギスビールは、これまでに飲んだ缶や瓶のビールにはなかった種類で、これまたなかなかの味です(3,900Tg=約250円)。
ロゴもモンゴルっぽくてかわいらしいですね。 -
20時45分、夕食を早めに切り上げ、店を後にします。
・・・いつの間にか陽が落ちて、ウランバートルの街にも明かりが灯り始めていました。 -
21時、ウランバートル駅近くの住宅地にあるホテル、ハブホテル(KHABU HOTEL)に到着。
テレルジでの4泊ははすべてゲル住まいだったので、この旅行初のホテル泊です。
部屋にシャワーやトイレがついていたり、テレビがあるのはやはり便利!
ちなみにテレビでは韓国ドラマが2本も放映されていて(日本のNHKは映らず・・・)、ここでも韓流の海外進出ぶりを目の当たりにすることとなりました。 -
ホテルの窓から眺めた外の景色。
まさに集合住宅の一角という感じで、なんだか旅行に来ている気がしないですね(笑)。 -
8月17日(土)
帰国日、モンゴル最後の朝です。
飛行機が8時05分の便なので、5時30分にチェックアウトし、ホテルの前でガイド氏と待ち合わせ。
ホテルで朝食が食べられなかったので、ホテルの方が簡単なパンの弁当を作って手に持たせてくれました。 -
ガイド氏とドライバー氏は時間どおりに迎えに来てくれ、まだ暗い早朝の道を最後のドライブ。
そして6時、ウランバートル郊外のチンギス・ハーン国際航空着。
・・・ここで、5日間お世話になったガイド氏、そして安全運転を続けてくれたドライバー氏に何度もお礼を言ってお別れ。
2人ともまだ20代くらいと若いのにもかかわらず、とてもしっかりしていて、安心して旅を続けることができました。
特にガイド氏は国内外の政治経済の知識が豊富で、日本に留学経験のある親日家ということもあって、観光スポット以外でもいろいろと会話を楽しむことができました。
本当に、今回はガイドに恵まれた旅行でした。 -
搭乗口がひとつしかないこじんまりとした空港で最後のお土産を探したりしながら出発までの時間を過ごし、7時30分、成田行きOM501便に搭乗。
そして8時05分、今度は定刻どおり離陸。13時40分、成田に到着し、今回のモンゴルの旅が終わりました。
・・・こうして振り返ると、最後のウランバートルの部分がやたら長くなってしまいましたが、大自然に囲まれたモンゴルの原風景よりも、鉱物資源の開発ラッシュに湧き、急成長を続けるウランバートルの街に驚かされ、そのエネルギーを感じることのできた旅となりました。
また、親日なお国柄から、日本人に対する当たりもよく、日本が猛暑の時期に避暑にでも訪れたい国となりました。
いつかモンゴルを再訪するときは、大草原でのアクティビティだけでなく、街がどのように成長を続けているのかも楽しんでいきたいですね。
そのときにはもっと交通機関や観光機関が整備されて、廉価な個人旅行がしやすくなっているといいなあ・・・。
(モンゴルの風−終わり−) -
(おまけ)
ここでモンゴルで買ったお土産の一部をご紹介。
たくさん配る食べ物なら、左のゴールデン・ゴビ(Golden Gobi)のチョコレートがパッケージの図柄もよく、味もそこそこでおすすめ(ノミンデパートで1箱3,500Tg=約220円)。
お酒のおつまみなら、真ん中にある燻製チーズ。
ロシアからの輸入品らしいのですが、巻きつけられている凧糸のような形をしていて、これをほぐして食べます。
ピリッと塩味の効いたさきいかのような味と食感が、ビールや日本酒にぴったりです(ノミンデパートで2,800Tg=約180円)。
そしてカシミヤ製品はピンからキリまで。
手軽なものなら手袋もいいんじゃあないでしょうか(ボグド・ハーン宮殿博物館近くのショップで25,000Tg=約1,500円)。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- usakoさん 2016/06/28 12:27:34
- 勉強になりました。
- エリンケさま
はじめまして。
8月にモンゴルに行くため、いろいろ見ていてたどり着きました。
イメージがつかめてわくわくしてきました^^♪
(乗馬、絶対乗らないと思ってましたが、楽しそう。。。
勝手ながらフォローさせていただきました。
他の旅行記も楽しみに拝見させていただきます。
usako
- エンリケさん からの返信 2016/07/05 00:13:36
- 乗馬は楽しいですよ!
- usakoさん
こんばんは。モンゴル旅行記にご訪問ありがとうございます。
usakoさんはこの8月にモンゴルに旅行されるのですね!
乗馬、初心者でもそれなりに乗れると思うので、ぜひやってみてください。
日本では考えられないくらい長時間乗せてくれるので楽しいですよ!
できたら、出発前に日本の乗馬クラブの体験レッスンを受けておくのがオススメです。
8月のモンゴルは天気が変わりやすいので雨具の用意も忘れないでください。
わたしもusakoさんをフォローさせていただきますね。
今後ともよろしくお願いします!
-
- liberty-libertyさん 2013/10/23 17:18:58
- ご無沙汰しています(^o^)
- エンリケさん、お久しぶりです!
10月は仕事に忙殺され、
今日ようやく、皆さんの旅行記をのんびり拝見出来るようになりました。
夏はモンゴルに行かれていたんですね。
見渡す限りの緑の丘陵地にゲルのあの風景
一度は訪れてみたい場所です。
エンリケさん、乗馬されるんですね♪
いいなぁ〜!
私も1度体験乗馬はやったことあって
すごく面白かったから、ちゃんと習ってみたいと思いつつ
結局やらずじまいでした(^o^;)
あの風景を馬に乗って眺められるって羨ましいです。
ウランバートルの街並みも
これから発展していこうとする意欲を感じるような
エネルギッシュな雰囲気がいいですね〜(^o^)
一般家庭での食事っていうツアー、楽しそう!
それではまた!
次回作にお邪魔させて頂きます(^o^)/
- エンリケさん からの返信 2013/10/26 18:29:40
- ご訪問ありがとうございます。
- liberty-libertyさん
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます。
モンゴルでの乗馬、初心者に対してギャロップまでさせるとは容赦ない感じでしたが、安全優先の日本では経験できないことができて、本当におもしろいものでした。
今回わたしが利用した旅行会社は、現地ガイドの扱いが手慣れていて、モンゴルの旅を安心して楽しむことができるところだと思います。
少々値は張りますが、それだけの価値はあると思いますので、liberty-libertyさんもぜひ利用して行ってみてください。
壮大な大自然の中での乗馬、一生ものです!
-
- 川岸 町子さん 2013/10/19 23:16:18
- おめでとうございます&お疲れ様でした
- エンリケさん、こんばんは
プロフのお写真の下に、何気なく目がいきました。
一日遅れですが、お誕生日おめでとうございます!(^O^)/
いい年を重ねていらっしゃいますね!
文章から、それが伝わってきます。
なんだか、まるで親戚のおばちゃんのような気持ちです(笑)。
また一年、お元気に過ごされますよう願っています。
笑っちゃいました!!
ビルの間のゲル。やっぱり頑固な住民のでしょうかね(笑)。
そして、映画のような鳩の群れはビックリ\(◎o◎)/
この旅行記は、様々な事柄を織り込まれながら作られて、さすがエンリケさんの実力発揮ですね!!
今までの旅を思い出される事も、それだけ良い旅を重ねてこられたからですよ(^^♪
実は私、次回の旅の予定がエンリケさんが旅行記を作られた所なので、コースを考える際に、相当参考にさせて頂きました。
まねっこみたいになったかも(笑)。
ありがとうございました。
今後のご予定はいかがですか?
次回も楽しみにしております。
お疲れ様でした!
川岸 町子
- エンリケさん からの返信 2013/10/20 17:16:05
- ありがとうございます!
- 川岸 町子さん
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます。
誕生日のメッセージまでいただいて、重ねてありがとうございます!
振り返ればこれまで訪問したのは20数か国、旅をするのも少々飽きてきた感もありますが(笑)、これからも自分の人生に刺激となる旅ができれば。
> 実は私、次回の旅の予定がエンリケさんが旅行記を作られた所なので、コースを考える際に、相当参考にさせて頂きました。
なんと、わたしの旅行記を参考にしていただいたとは。旅行記を作っていてこれほど嬉しいことはありません!
川岸さんのこれまでの旅の動向から察すると、もしかして、東南アジアのあの国あたりですかね??
> 今後のご予定はいかがですか?
今年は年末年始の連続休暇が9日間あるのですが、今のところまったく未定ですね。
もったいない気はしますが、たまには国内でのんびり過ごすのもいいと思ったり・・・。
最近、燃え上がる何かが足りなくなっているので・・・ここで老けこんでしまったらいけませんね(笑)。
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