フェリーで青島と北京へ(その１)

2013/09/18 - 2013/09/29

2013年9月18日に下関からオリエントフェリーのユートピア号に乗って、青島で一泊、そこから新幹線「和諧号」で北京に往復します。
北京で６泊して、トラブルで、また青島で一泊。ユートピア号で9月29日に下関に帰りました。

その時の北京のスモッグの状況、反日感情、北京の町の様子や北京の人たちの生活、途中の青島、フェリーの事などをお伝えします。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝、家から出て、駅でそばを食べた後、広島から新幹線に乗って、下関に移動、地図で見ると近かったのだが、駅のインフォメーションで聞くと歩いて15分と言われ、こける、思ったよりは遠かった。

ネットの情報では、15人しか乗ってないとか、20人しか乗ってないとか、出てたのだが、今日は研修生の団体があり、結構、混んでいる。100人近くいるように見えるが、実際はもう少し少ないかもしれない。
20代前半と思われる女の子が多く、私が若ければ、「鼻血ブーッ！」の世界なのだが、残念ながら、もう年なので、「関係なし」の世界となっている。
結構、かわいい子も多くて、昔だったら、もてて、結婚相手を一人連れて帰れたかもしれない、のになあ。あーあ。

下関から行く時は、手荷物を青島で機械に通されただけだったが、
帰り、下関では鞄を開けて、荷物チェックをされた。

これは中国から日本に変なものを持ち込むケースが多いのか、あるいは日本人の一家で、(引越のためか?)荷物が異常に多い人がいたので、急遽荷物検査をすることにしたか、どちらかではないかと思う。

ネットでは、フェリーの飯がまずい、と評判だったが、私が食べてみた感じでは、むちゃくちゃ、美味くはないけど、結構、悪くない味だった。海を見ながらの食事はたのしいものだ。これは使える。

今は動いてない燕京号の飯も不味いと言ってる人たちがいたが、あの人たち、よっぽどいい暮らしをしているのだろう。

フェリーの窓から海面の波を見ていると、子供の頃の事を思い出した。
親に連れられて、瀬戸内海を往き来する船の窓から、すれ違う船に当たっては、帰って来る波を見るのが好きで、ずーっと、見ていたものだ。
その自分が、年をとって、日中間をフェリーで往き来するようになるとは思いもしなかった。
その親も借金を沢山残して死んだというのが、何とも現代的だ。
おかげで、今、トラブルとなっている。

もしかしたら日本人かもしれないと、思っていた2人のおばさんも中国人と分かり、結局、日本人乗客は私一人らしい。乗組員も全員中国人だから、本当の一人だ。

良かった。他に日本人が何人かいたら、きっと私を仲間外れにして、グループを作ったに違いない。