2013/03/20 - 2013/03/22
43位(同エリア125件中)
ペコちゃんさん
- ペコちゃんさんTOP
- 旅行記407冊
- クチコミ106件
- Q&A回答1件
- 621,439アクセス
- フォロワー21人
今年の2月にテレビのニュースを見ていたら、北海道・北見の「山の水族館」のレポートがありました。
あまり観光客が来ない閉館寸前のこの水族館を、若い職員が最後の賭けでリニューアルに取り組んだ報道で、昨年の夏に再開したら、お客さんはうなぎのぼりに増えたとのこと。
水族館の中に入った途端、目に飛び込んでくるオショロコマの大群、幻の魚のイトウの群れ等々、是非、見たくなりました。
ネットで調べたら、この水族館にも行く2泊3日のツアーがあり、冬の終わりの北海道に行ってきました。
このツアーは、春休みを狙った家族用のツアーで、何と利用便は、お子様に大人気のANAポケモンジェット!
雪遊びや旭山動物園など、盛り沢山のツアーでした。
写真は、「山の水族館」の人工滝に上ろうとするオショロコマの大群。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
PR
-
<1日目>
今回は、「家族でワクワク! ポケモンジェットに乗ろう! 春休み・北海道アドベンチャーズ3日間」という、子供連れの家族を対象にしたツアーです。
子供ばかりの賑やかなツアーだったらどうしようかなと、少し不安もありましたが、お孫ちゃんと一緒の老夫婦や、小学生のお子さんとママの二人連れなどの他に、中高年のご夫婦も何組か参加していたので、少し安心して羽田を出発しました。 -
お昼前に釧路空港に到着し、街並みや太平洋が一望できる釧路プリンスホテル最上階(17階)の展望レストラン「トップ オブ クシロ」で昼食。
食後、ホテルのショップを覗いてみると、おしゃれなブティックがあり、興味のない夫を無視して(?)お買い物タイムを楽しみました。
集合場所に行くと、ガイドさんが「ご主人は写真撮りたいと、幣舞橋まで行かれましたよ」・・・アー、何時ものパターンです。
写真を撮った主人の話:1977年に竣工した現在の幣舞橋は5代目で、この橋には春夏秋冬の女性像(四季の像)が欄干に立っており、これは、「春の像」(舟越保武 作)。 -
幣舞橋の先に見えるのは、釧路のシンボル「ぬさまい公園 花時計」。
まだ雪が残る季節なので花はありませんが、春から秋にかけて年に4回、花の植替えをします。
右側に見える像は「秋の像」( 柳原義達 作)。 -
最初に訪れたのは、「釧路湿原」を見下ろす国道沿いの展望台。
広大な北海道の面積は、日本の約22%にあたり、四国+九州より広く、この釧路湿原は、18,290ha(東京ドーム5,635個分)もあり、日本の全湿原面積の60%を占めます。 -
湿原の大部分はヨシやスゲ湿原で、タンチョウなどの多くの鳥類の繁殖地・休息地となっています。
タンチョウは釧路湿原へ戻ってきて越冬します。
また、日本最大の淡水魚であるイトウ(サケ科)やキタサンショウウオなどの希少な動物も多く、貴重な自然の残るところです。 -
釧路湿原の次は、楽しみにしていたタンチョウヅルの見学・・・「鶴見台」では、沢山のタンチョウを目の前で見ることが出来ます。
冬の間、タンチョウに餌をあげている渡部トメさんも出て来ました。
この給餌場は、昭和38年頃に付近の小学校で始めた給餌活動が、昭和49年に学校閉鎖により中止になるのを見かね、引き継いだトメさんのお蔭で、冬の間もタンチョウは元気です。
餌代はトメさんが自分で負担しており、頭が下がる思いです。
入り口にある自販機の売り上げが、タンチョウの餌代の一部になっているそうなので、飲み物を買いました。
道路の反対側にも自販機があるので、ガイドさんから「くれぐれもここの自動販売機で買って下さい。トメさんがカーテンの間から覗いていますよ(?)」
トメさんが出て来て、我々のガイドさんをすごく褒めていました・・・「あんただけだよ、ここで買うよう勧めてくれるのは」 -
鶴居村にある鶴見台は、伊藤タンチョウサンクチュアリと共に、二大給餌場の一つとして知られています。
-
タンチョウは冬にシベリヤから飛来すると思われがちですが、実際は一年中北海道東部に暮らす留鳥です。
鶴見台には、毎年11月頃から3月頃まで約200羽前後のタンチョウが餌を求めてやってきます。 -
タンチョウは、日本に生息する鳥類では最も大きな鳥で、全長140cmほど。
「鶴は千年、亀は万年」と言われていますが、40年から70年は生きるようですので、人間とそれほど変わらない長寿の鳥です。 -
狭い急坂をバスは登って、「摩周湖」の第1展望台に着きました。
1966年に発売された布施明の「霧の摩周湖」がヒットするまでは、ほとんど知られていないマイナーな湖でしたが、この歌がきっかけで、「摩周湖=霧」 「神秘の湖」というイメージが定着しました。
1年のうち、夏季を中心に100日以上も霧に包まれる摩周湖ですが、冬場も悪天候の日が多く、翌日の観光はダメだったようです。 -
摩周湖は、弟子屈町にある湖で、湖面標高351m、周囲は約19.6km。
最大深度は211mもあり、日本では一番、世界でもバイカル湖に次いで2番目に透明度の高い湖です。 -
今年は、4年ぶりの全面結氷が見られました。
氷の上に積もった雪が、風で飛ばされて透明な氷の上に出来るのが「風紋」です。 -
摩周湖のほぼ中央部に浮かぶ「カムイシュ島(中島)」・・・カムイシュ島の水面下は約230mあり、溶岩ドームの頂上部分が湖面上に現れたもので、丸く崖に囲まれた形をしています。
遠方に見える雪山は、斜里岳(1547m)。 -
1万数千年前に今の摩周湖の場所に出現した摩周火山は、7千年前に大噴火をおこし、その跡地のカルデラに水がたまり、摩周湖が誕生しました。
その後、約千年前には右側のカムイヌプリで大噴火がおこって山頂が破壊され、今の摩周湖の姿となったそうです。 -
周りを切り立ったカルデラ壁で取り囲まれている地形からも、その火山活動の後が伺えます。
-
摩周湖は、流入・流出河川がない閉鎖湖です。
河川とのつながりがないことから、法律上は、「湖」ではなく、「水たまり」として認識されています。
南東端には「カムイヌプリ(神の山)」(摩周岳・標高857m)が聳えています。 -
次に、「渡辺体験牧場」に行きました。
ここは、摩周湖・屈斜路湖の近くの摩周山麓の草原に、70haの土地と120頭の乳牛を持つ牧場です。
乳しぼりやバター・アイスクリーム作りが体験出来ますが、今回の目玉は「雪遊び」。 -
先ず、トラクターが引っ張る車に乗って、雪が積もっている牧場に向かいます。
-
牧場の先には、エゾシカがいます。
-
今回のツアーは、春休みのお子様向け企画。
1m程積もった雪の上を、子供達も恐る恐る歩き始めると、1人の女の子が雪の中に足を、ズボーッ!!
皆、大笑いで楽しい雰囲気になりました。 -
私達も、折角だから雪の上で写真を、と思って雪の中に立ったら、2人とも、ズボーッ!!
北海道の雪は、パウダースノーなので、こうなるんでしょうね。 -
カメラを頼んだ人も、大笑いでパチパチ撮っています。
-
やっと2人とも、アリジゴクから抜け出しました。
-
と、思ったら、また、ズボー!
童心(?)に返って、大笑いの楽しいひと時でした。 -
川湯温泉のホテルに着いた後、「川湯相撲記念館」に行ってみました。
1984年に開館し、少年時代を川湯温泉で過ごした第48代横綱・大鵬幸喜の優勝額全てや化粧廻し、名勝負などを記録した写真など約400点が展示されています。
幕内優勝32回の大鵬は、昭和15年に樺太で生まれましたが、父親はウクライナ人です。
平成25年1月19日に72歳で死去の後、2月25日に国民栄誉賞が授与されました。 -
今日のホテルは、川湯温泉にある「名湯の森ホテル・きたふくろう」。
川湯温泉は、近くの硫黄山が泉源で、草津温泉と同じ泉質をもち、古くから万病に効くといわれる人気の温泉です。 -
夕食も、マアマアでした。
-
<2日目>
昨日は時々雪がパラついていましたが、今日は快晴です。
335号室から前の駐車場を見ると、昨夜の雪で車も白くなっています。 -
昨夜の雪かきで、ミニショベルカーも忙しい!
-
この露天風呂も含めて、昨夜から3回、温泉に浸りました。
-
ホテル裏の雑木林側には、ネコちゃんの給餌場がありました。
-
雪景色を見ながらの朝食です。
-
きたふくろうさん、お世話になりました。
-
今日は、網走 ⇒ 北見 ⇒ 層雲峡 と回ります。
最初に、屈斜路湖近くの雪遊びが出来る所に寄りました。
そり遊びをしたのは、何十年前だっけ? -
ヤッター!・・・そり遊びは楽しいね。
-
スノーモービルが引っ張るチューブに乗って、楽しむ家族。
-
この後は、屈斜路湖を見ながら・・・
-
美幌峠を上り、網走に向かいます。
-
網走港に着きました。
もう彼岸なので、流氷が見れるか気になっていましたが、昨日までダメだったのに、昨夜の悪天候のお蔭で流氷が戻って来ました。
翌日からは、またダメで、今日が今シーズンの最後だったようです。 -
船着き場のお店に「クリオネ」がいました。
-
翼足を動かして遊泳するクリオネは、この姿から「流氷の天使」あるいは「氷の妖精」と呼ばれ、英語では” sea angel ”とも呼ばれている、本当に愛らしい生物です。(写真は図鑑より)
-
以前、2月に友達との旅行で、紋別から「ガリンコ号」に乗ったことがありますが、今回は網走から「オーロラ号」。
これから乗船して、流氷観光を楽しみます。 -
波が打ち寄せる網走の海岸を離れて・・・
-
沖に向かって船が進むと・・・
-
流氷が見えて来ました。
この船には、台湾からの観光客が大勢いて、そのうるさいこと! -
遠くには、知床の山々も見えます。
-
青い海と流氷には、何か神秘的なものを感じます。
海水が凍って出来た氷は「海氷」と呼ばれ、オホーツク海の厳しい寒気に吹き付けられた海水は、11月頃に成長しながら南下し、1月下旬~2月上旬に北海道のオホーツク沿岸へと辿り着きます。
流氷の下には多くのプランクトンが活動しており、クリオネもその一つです。 -
流氷をかき分けて、船は進みます。
-
もう一隻のオーロラ号も航行しています。
-
カモメが船にやって来ました。
-
流氷の時期には、国の天然記念物「オジロワシ」が、よく見られます。(写真は図鑑より)
-
流氷観光が終わり、海産物のお店で昼食です。
このお寿司には、ちょっとガッカリ! オプションの昼食なので、凄く期待していたのに・・・
ツアーの人達も、皆さん「えーっ、これー!」
テーブルに並べられたお寿司はラップがかけられ、ネタの一部は、乾いてるみたいでした。
売店で昆布などを購入・・・今まで、昆布といえば「利尻」と思っていましたが、お店のお兄さんから「羅臼」の方が高級品だと教わり、羅臼昆布にしました。 -
網走刑務所の外壁・・・明治23年に開設されたこの刑務所は、凶悪犯だけでなく、政治犯(共産党の徳田球一や宮本顕治など)も収監されていたことがありますが、現在は、10年以下の受刑者の施設になっています。
定員は1600人で、国内最北端の刑務所です。 -
網走湖も、雪と氷です。
-
「鎖塚」・・・札幌から網走に達する中央横断道路は、網走刑務所と空知監獄の囚人約1000人を使役して明治の半ばに建設され、囚人道路と呼ばれました。
劣悪な環境と深夜に及ぶ苛酷な労働によって、200名を超える囚人が死亡し、逃亡しようとした者は厳しい処罰を受けました。
鎖塚は、このようにして死んだ囚人工夫の上に、土を被せて出来た土饅頭です。
開道100周年に当たる1968年に立札が設置され、5年後に地蔵尊を建立し、囚人達の供養に努めているそうです。 -
北見市・留辺蘂(るべしべ)町の温根湯(おんねゆ)温泉にある「山の水族館」に到着・・・今回のツアーで一番行きたかった所です。
もともと、1978年に設置された公立水族館で、当初の年間入館者数は5万人程でしたが、最近は2万人まで落ち込んでいました。
2012年のリニューアルの際に、展示水槽の開発をはじめ、設計アドバイスや建築監修などを水族館プロデューサーの中村元 (はじめ)さんに依頼して、ボランティアでプロデュースして貰いました。
総工費が3億5千万円(中規模水族館の1/20)という超低予算にも拘らず、見事にリニューアルオープンして1年・・・2013年7月までの1年間の入館者は、何と約30万人に上っています。 -
エントランスホールに入った途端、目の前にあるのが「滝つぼ水槽」。
ドーム状になった水槽で、頭上から大量に流れ落ちる滝を下から見上げる日本初の水槽で、激流が再現されています。 -
瀑布によって真っ白な泡が巻き起こる激流に、北の大地の美しい魚・オショロコマたちが翻弄されながらも泳いでいます。
-
躍動感あふれる水塊に、誰もが感嘆します。
●大人をメインのターゲットにする
●水族館には魚よりも「水塊(すいかい)」に癒やしを求めて来る
という中村さんのコンセプトが、いかんなく発揮されています。 -
次は、「世界の熱帯淡水魚」のコーナーです。
前半で、東南アジアの珍しい淡水魚を多数展示しています。 -
「温泉」と「冷泉」をほどよくミックスした温泉水を使用していたところ、水族館プロデューサーの中村さんが、「魚たちがきれいに早く成長するなんて、魔法のような効果がある温泉だ!」と驚き、この地の温泉水を「魔法の温泉水」と命名しました。
-
後半は、アマゾンの巨大魚たちです。
-
ピラルクー。
-
コロソマ。
-
レッドティルキャット(手前)。
-
水族館の一番奥にある「イトウの大水槽」。
日本最大の淡水魚であるイトウ・・・山の水族館には、1m級に育ったイトウが40匹もいます。 -
朽ち木が沈む紺碧の水中は、それだけでも幻想的な風景です。
-
豊富な地下水で育った、北海道ならではの巨大天然「イトウ」・・・他の水族館は養殖イトウですが、ここのイトウは天然物。
大雪山からの伏流水を、源泉掛け流し方式で飼育水に使っていることが大きく育つ理由です。 -
屋外に設置し、館内から鑑賞できる「四季の水槽」。
冬には凍り付いた川面の下でたくましく生きる魚たちの様子が見られる、世界初の水槽。 -
冬に訪れると、分厚い氷の下にじっと耐える渓流の魚たちが見れます。
今回は、もう3月下旬なので、凍ってはいませんでした。 -
勿論、冬以外の季節にも、今までの水族館にはなかった、白波が立つほどの急流が水槽内に再現され、ここでもまた躍動感あふれる水塊を楽しむことができるそうです。
-
「ドクターフィッシュ」が手足の角質をパクパク・・・くすぐったいー!
人間の手足の古い角質を食べるドクターフィッシュ・・・水槽の中に手足を入れると皮膚をつつきます。 -
水族館の駐車場で、ガイドの高澤さんと。
彼女は、いろんなことをよく知っており、子供達にも気を遣うナイスガイド・・・声も素晴らしく、おしゃべりも上手で聞きやすい素敵なガイド振りでした。 -
北見から石北峠を越えて、今日のお宿「層雲峡観光ホテル」に到着。
-
夕食までに時間があったので、吹雪の中を歩いて「氷瀑まつり」を覗いてみました。
-
今年は1月19日(土)から3月31日(日)までの開催ですが、そろそろ終わりです。
-
エスキモーみたい・・・
何年か前に友人と来た時は、氷瀑まつりの最中で、もっともっと賑やかでした。
今回は、誰もいない静かな祭です。 -
ホテルに戻って、温泉に入り、夕食タイム。
-
<3日目>
1210号室からの眺め・・・昨夜は吹雪いていましたが、今朝は良い天気です。 -
源泉100%掛け流しの温泉に、今回も3回入りました。
-
朝風呂に入って、雪景色を見ながらの朝食は、幸せを感じます。
-
食事をしながら外の雪景色を見ていると、エゾシカが現れました。
-
バスの出発までに時間があったので、近くを歩いてみました。
ホテルは国道39号線に面しています。 -
昨日、吹雪の中を歩いて行った「氷瀑まつり」の会場も、今朝は澄み切った青空です。
-
除雪用のブルドーザも待機しています。
-
スキー場のリフトが見える川も、雪と氷です。
-
今日の最初の観光は、「銀河・流星の滝」です。
-
120mの断崖から糸を引くように優美な姿で流れ落ちる「銀河の滝」も、冬は氷結しています。
-
これは、90mの断崖を一気に流れ落ちる豪快な「流星の滝」。
-
層雲峡から旭川に向かう途中の山々には、左右に奇岩が沢山あり、ガイドさんの説明に合わせて顔を右に左に、忙しい。
-
旭川と層雲峡温泉を結ぶ国道39号沿いの大型ドライブイン「北の森ガーデン」に立ち寄りました。
ここの「アイス・パビリオン」では、マイナス41℃の極寒の世界を体感できます。 -
上川は降雪量が非常に多く、特別豪雪地帯に指定されています。
もうすぐ春だというのに、まだ1m以上も積もっています。 -
車窓からの景色も、御覧の通り・・・
-
最後の観光は、「旭山動物園」。
1967年に2億5千万円かけて造られ、ピークの年には60万人あった入園者数が、1996年には26万人まで落ち込みました。
これを打開するために、日本の動物園で一般的な、動物の姿・形を見せることに主眼を置いた「形態展示」から、行動や生活を見せる「行動展示」の施設づくりに着手しました。
1997年には、巨大な鳥籠の中を鳥が飛び回る「ととりの村」が完成し、翌年以降「もうじゅう館」「さる山」「ぺんぎん館」「オランウータン舎」「ほっきょくぐま館」「くもざる・かぴばら館」と毎年のように新施設をオープンさせ、そのたびに入園者が増えました。
2006年度の入園者数は300万人を超え、上野動物園(350万人)に次いで国内2位となりましたが、2012年度は162万人でした。 -
旭山動物園の冬のメインイベントは、やはり「ペンギンの散歩」・・・ペンギンの散歩が開催される時期は、十分な積雪があることが条件ですので、散歩がみられるのは12月から4月で、その年の降雪次第となります。
この冬は雪が多く、積雪状態が続いているので延長されていました。
11時半のスタートに間に合い、ラッキー!! -
この散歩は、キングペンギンが餌をとりに集団で海まで歩く習性を生かし、冬期の運動不足解消を兼ねて始まりました。
指定されたルートを約30分で一周します。 -
よちよち歩きが、可愛らしい!
-
中には、雪道を滑るこんな『ひょうきん族』もいます。
-
ペンギンの散歩のルートに沿って、黒山の人だかり。
カメラに向かって ” ハイ、ポーズ! ” -
「あざらし館」の大水槽です。
左下の円い筒は「マリンウェイ(円柱水槽)」。 -
マリンウェイからは、ゴマフアザラシが自由に泳いでいる姿が見られます。
-
アザラシの「もぐもぐタイム」・・・餌をあげながら、生態等を解説してくれます。
あざらし館の屋外は、北海道内の漁港をイメージするために、小さな漁船やテトラポットがありますが、今日は積雪で見えません。 -
また、アザラシの野生環境を再現するために、ウミネコやオオセグロカモメ、オジロワシも飼育しています。
-
ほっきょくぐま館。
-
去年の12月8日に、赤ちゃんが産まれています。
-
アムールトラは、中国黒竜江省と国境を接するシベリアのアムール州に住む、最も大きいトラで、模様がとても美しいトラです。
自然破壊のために絶滅寸前であり、野生は約400頭程しかいません。 -
旭山動物園には、小熊の時に保護された2頭のヒグマがいます。
-
「ぺんぎん館」では、キングペンギン・ジェンツーペンギン・フンボルトペンギン・イワトビペンギンの4種類を飼育しています。
ペンギンの散歩の主役・キングペンギンは、18種類のペンギンの中で、2番目に大きいペンギンです。 -
「シロフクロウ」・・・普段じっとして、首をくるくると回します。
-
「エゾシカの森」。
-
ここにもタンチョウヅルがいます。
小鳥が餌を狙って、やって来ました。 -
最後は、シマフクロウ。
シマフクロウは、国の天然記念物で、生息環境の開発などの影響を受け、絶滅の危機に瀕しています。
現在は、僅か約140羽が北海道に生息しています。 -
旭山動物園を後にして、ポケモンジェットに乗るために、バスで千歳空港へ。
北海道は、四季を通して見どころが多い所ですが、雪の時期も外せません。
沢山の観光が出来た、二泊三日の楽しい旅でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
113