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万里の長城には観光バスで行く方がおおいのですが、北京北駅からS2列車が出ています。それに乗っての日帰りの旅です。

列車で万里の長城行ってきました

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2013/09/20 - 2013/09/22

1569位(同エリア5319件中)

1

16

harahala

harahalaさん

万里の長城には観光バスで行く方がおおいのですが、北京北駅からS2列車が出ています。それに乗っての日帰りの旅です。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
交通手段
鉄道
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配
  • これが北京北駅です。正確には北京北站(bĕi jīng bĕi zhàn)、地下鉄では二番線の西直門(xizhimen)でおります。地下鉄は北京市政交通カードというデポジット20元、初期課金20元、計40元のカードが便利で、S2列車もそのカードでのれますし、北駅で切符を買うのにも並ばずに便利です。

    これが北京北駅です。正確には北京北站(bĕi jīng bĕi zhàn)、地下鉄では二番線の西直門(xizhimen)でおります。地下鉄は北京市政交通カードというデポジット20元、初期課金20元、計40元のカードが便利で、S2列車もそのカードでのれますし、北駅で切符を買うのにも並ばずに便利です。

  • これがS2列車。私が乗ったのは10:57分発のS209です。交通カードだったおかげで55分に飛び込みましたがホームが長くてダッシュでした。目的地は、終点ではなく八達嶺站(b&#257; d&amp;aacute; l&#464;ng zh&amp;agrave;n )という駅で12:10着でした。なお、9:02発10:10着のS201だともっと楽しめるでしょう。そうそう値段は6元です。<br />

    これがS2列車。私が乗ったのは10:57分発のS209です。交通カードだったおかげで55分に飛び込みましたがホームが長くてダッシュでした。目的地は、終点ではなく八達嶺站(bā d&aacute; lǐng zh&agrave;n )という駅で12:10着でした。なお、9:02発10:10着のS201だともっと楽しめるでしょう。そうそう値段は6元です。

  • ぎりぎりで飛び乗ったせいか、列車は混んでいて座席は詰まっており、出入り口に人が集まっていましたが、座席が列車の前方向と後ろ方向で向きが違うので、真ん中まで進んだら、ちょうど向きが違う座席の間に入れて楽です。社内では混雑にもかかわらず、入場券や土産の3D絵などを売りに来ます。入場券にはそれ以外のものも合わせ売りしているようですが、入場券45元だけで(必要ならロープウエイ「空中索道」60元)十分です。

    ぎりぎりで飛び乗ったせいか、列車は混んでいて座席は詰まっており、出入り口に人が集まっていましたが、座席が列車の前方向と後ろ方向で向きが違うので、真ん中まで進んだら、ちょうど向きが違う座席の間に入れて楽です。社内では混雑にもかかわらず、入場券や土産の3D絵などを売りに来ます。入場券にはそれ以外のものも合わせ売りしているようですが、入場券45元だけで(必要ならロープウエイ「空中索道」60元)十分です。

  • 八達嶺站が近づいてくると、車窓から万里長城の一部が見えます。列車は一旦、手前の駅で停車して、そこからスイッチバックで八達嶺站に向かいます。あわてて降りようとして、切符売りの人に止められる人もかなりいます。

    八達嶺站が近づいてくると、車窓から万里長城の一部が見えます。列車は一旦、手前の駅で停車して、そこからスイッチバックで八達嶺站に向かいます。あわてて降りようとして、切符売りの人に止められる人もかなりいます。

  • 駅で降りても、さらに15分ほど歩かないと入り口には行けません。延々と人の列です。バスは入り口の前に広い駐車場があります。やはり、列車ではなくバスがメインの観光地です。

    駅で降りても、さらに15分ほど歩かないと入り口には行けません。延々と人の列です。バスは入り口の前に広い駐車場があります。やはり、列車ではなくバスがメインの観光地です。

  • さあ、これが万里長城(八達嶺)の全体図です。右のほうからは歩いて登る入り口がありますが、行くのに1時間も列車の中で立った私は、迷わず最楽コースのロープウェイを選びました。

    さあ、これが万里長城(八達嶺)の全体図です。右のほうからは歩いて登る入り口がありますが、行くのに1時間も列車の中で立った私は、迷わず最楽コースのロープウェイを選びました。

  • 星印のところが駐車場で、角のぎざぎざが万里長城です。ロープウェイはこの図では上のほうに位置しています。

    星印のところが駐車場で、角のぎざぎざが万里長城です。ロープウェイはこの図では上のほうに位置しています。

  • 切符売り場はこんな感じです。そんなに並んでいませんね。ただ、いろいろな券と割引で合わせ売っているのですが、それが何かわからないと変なものをつかませられます。私も、二種類ぐらい券がついて合わせて70元(45元+50元+70元を割引!)と書いてあるもので、うっかり、ロープウェイや博物館も込みかと思って買ったら、なんと、竹簡に名前を書いてもらうだけのサービスが50元70元と二種類もついているだけのものでした。仕方がないので入場料が1120円でそれに竹簡のサービスがついたと考えることにしました。また、横に超市(ch&#257;o sh&amp;igrave;=スーパーマーケット)があり、水を買ったのですが5元もしました。しかも、もうちょっと先には2元で同じ水を売っていました。

    切符売り場はこんな感じです。そんなに並んでいませんね。ただ、いろいろな券と割引で合わせ売っているのですが、それが何かわからないと変なものをつかませられます。私も、二種類ぐらい券がついて合わせて70元(45元+50元+70元を割引!)と書いてあるもので、うっかり、ロープウェイや博物館も込みかと思って買ったら、なんと、竹簡に名前を書いてもらうだけのサービスが50元70元と二種類もついているだけのものでした。仕方がないので入場料が1120円でそれに竹簡のサービスがついたと考えることにしました。また、横に超市(chāo sh&igrave;=スーパーマーケット)があり、水を買ったのですが5元もしました。しかも、もうちょっと先には2元で同じ水を売っていました。

  • ロープウェイのゴンドラの中から見た万里長城とそこを歩く人です。

    ロープウェイのゴンドラの中から見た万里長城とそこを歩く人です。

  • ロープウェイの到着場所。この坂だって結構急です。

    ロープウェイの到着場所。この坂だって結構急です。

  • せっかくのパノラマ撮影も、人 人 人。

    せっかくのパノラマ撮影も、人 人 人。

  • 登って、歩いて、眺めて、降りて、降りたところの蘭州ラーメンがつかれた性かとてもおいしく感じました。30元です。

    登って、歩いて、眺めて、降りて、降りたところの蘭州ラーメンがつかれた性かとてもおいしく感じました。30元です。

  • ちなみに、蘭州ラーメンは、こんな感じです。博多の細麺に近いし、蘭州は山の中なのに海辺のあっさりした味です。ちなみに蘭州の蘭は「&#20848;」と毛虫みたいになります。そうそう、「&#20016;田(f&#275;ng ti&amp;aacute;n)」は豊田ですホンダではありません。

    ちなみに、蘭州ラーメンは、こんな感じです。博多の細麺に近いし、蘭州は山の中なのに海辺のあっさりした味です。ちなみに蘭州の蘭は「兰」と毛虫みたいになります。そうそう、「丰田(fēng ti&aacute;n)」は豊田ですホンダではありません。

  • 帰りの駅では切符を買うのに人が大勢並んでいました。さあ、こここそ交通カードの見せ所とばかり、入り口のSUICA検出器みたいなところにかざしたのですが、「料金不足」と出てきて入れません。「そんなはずはない12元残っている」と言っても(中国語になっていないので言ったつもりですが)、相手は軍人のようにダメだとはねつけるだけです。なんと、後から、しかも入ってからしか見えないところで、写真のように、「カード使用の場合は16元以上の残高があること」と表示されているではないですか。最初から書いてよね、見えるところに。<br /> ということで、結局は大勢の列の後ろに並ばされて、6元で切符を買いました。しかも、その時に10元渡したのですが、なにかゴソゴソとやった後にもう一元よこせと指で1を出しています。よくよく見ると、左手にはいつの間にか5元札を握っているのです。ゴソゴソは私の10元を5元に入れ替えたのですね。こちらも十(sh&amp;iacute;)と言ってもイントネーションが悪くて迫力がないといけないと思い。ten、tenと何度も大声で言って、指を10本出しました。そしたら、ようやくあきらめて切符と4元を渡してくれました。やはり、なれない言葉より迫力ですね。

    帰りの駅では切符を買うのに人が大勢並んでいました。さあ、こここそ交通カードの見せ所とばかり、入り口のSUICA検出器みたいなところにかざしたのですが、「料金不足」と出てきて入れません。「そんなはずはない12元残っている」と言っても(中国語になっていないので言ったつもりですが)、相手は軍人のようにダメだとはねつけるだけです。なんと、後から、しかも入ってからしか見えないところで、写真のように、「カード使用の場合は16元以上の残高があること」と表示されているではないですか。最初から書いてよね、見えるところに。
     ということで、結局は大勢の列の後ろに並ばされて、6元で切符を買いました。しかも、その時に10元渡したのですが、なにかゴソゴソとやった後にもう一元よこせと指で1を出しています。よくよく見ると、左手にはいつの間にか5元札を握っているのです。ゴソゴソは私の10元を5元に入れ替えたのですね。こちらも十(sh&iacute;)と言ってもイントネーションが悪くて迫力がないといけないと思い。ten、tenと何度も大声で言って、指を10本出しました。そしたら、ようやくあきらめて切符と4元を渡してくれました。やはり、なれない言葉より迫力ですね。

  • 切符を買いに並ばされたおかげでせっかく早めに駅に行ったのに列は後ろの方に。しかも、乗るときに何度も列を止められて、もしかすると次の列車かと心配するほどでした。<br />しかも、どうにか乗り込めたものの、超満員状態。ちょうど食堂車だったのですが、中国人観光客は地べたにびしっと座り込んで、足を抜いたら戻せないほどでした。今度行くときにはカードはチャージを増やしておきましょう。<br /> その満員状態の中で、仕方なく本を読んでいたら、隣のアベックの若い男性のほうがいろいろと話しかけてきて(英語です)、尖閣の話も話題になりました。彼は、日本のほうから専有化を仕掛けられたと理解しているようでした。ノートに周恩来、田中角栄と書いて、「今争えば喧嘩になるが、将来世代が必ず解決の道を見つけてくれる。」という周恩来の言葉を引用すると、「そうだ日本と中国が仲よくすることは世界にとっても重要だ」と言ってくれ、彼らも二国間の仲が悪くなることをこそ心配しているのがわかりました。<br /> 騙され、疲れの列車旅でしたが、景色の素晴らしさと、中国の方の気持ちもわかり、気持ちよく宿に帰れました。

    切符を買いに並ばされたおかげでせっかく早めに駅に行ったのに列は後ろの方に。しかも、乗るときに何度も列を止められて、もしかすると次の列車かと心配するほどでした。
    しかも、どうにか乗り込めたものの、超満員状態。ちょうど食堂車だったのですが、中国人観光客は地べたにびしっと座り込んで、足を抜いたら戻せないほどでした。今度行くときにはカードはチャージを増やしておきましょう。
     その満員状態の中で、仕方なく本を読んでいたら、隣のアベックの若い男性のほうがいろいろと話しかけてきて(英語です)、尖閣の話も話題になりました。彼は、日本のほうから専有化を仕掛けられたと理解しているようでした。ノートに周恩来、田中角栄と書いて、「今争えば喧嘩になるが、将来世代が必ず解決の道を見つけてくれる。」という周恩来の言葉を引用すると、「そうだ日本と中国が仲よくすることは世界にとっても重要だ」と言ってくれ、彼らも二国間の仲が悪くなることをこそ心配しているのがわかりました。
     騙され、疲れの列車旅でしたが、景色の素晴らしさと、中国の方の気持ちもわかり、気持ちよく宿に帰れました。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • qioranaさん 2013/09/30 12:50:34
    知らなかった!
    こんにちは。
    私は9月15日に八達嶺長城へ同じく一卡通で列車を利用しました。
    harahalaさんの旅行記を読んで初めて列車利用に16元残金が必要だと知りびっくりです。
    もし今後また長城へ行くことになったら気を付けたいですね。

    ところで、駅での切符購入の出来事について、私の見解ではharahalaさんが渡した10元に+1元をもらっておつり5元で渡したかったのかな〜と思いました。(1元札が少なくなってきたとかの理由で…)
    でも、たまにぼったくろうとする人もいるとどこかの旅行記にも書いてあったので、用心することは必要ですよね(^_^;)

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