2013/09/23 - 2013/09/23
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まみさん
お彼岸のお墓参りに行った後、午後にヒガンバナを撮影しに行きました。
昼すぎは、今にも雨が降りそうな曇天で、空模様があやしかったのですが、お墓のヒガンバナを見てきたら、やっぱり撮影に行きたいとムズムズしてしまいました。
高麗の巾着田に行くことも考えましたが、巾着田のヒガンバナは、できれば天気が良いときに行きたかったので、来週に賭けることにしました。
自転車を走らせれば、緑の畑の脇や河川敷にぽつぽつと真っ赤な存在感。
巾着田のような一面、真っ赤なヒガンバナの海も良いけれど、いつもの田園景色を彩るヒガンバナの姿も捨て難いです。
というわけで、恒例の一人ヒガンバナ撮影大会!
去年2012年は裏の畑と河川敷で終わってしまい、川越水上公園に行き損ねたので、今回は裏の畑を割愛し、河川敷と、河川敷から続く水上公園に行きました。
お供のカメラ本体はいつものEOS Kiss X5 ですが、広角ズームレンズはまだ修理から戻ってこないので、60mmのマクロレンズと、新しい70-300mmの望遠レンズを持参しました。
去年は、咲きかけのヒガンバナに目をつけ、マクロレンズで楽しむことができました。
ところが、今年は、マクロレンズでも望遠レンズでも、これという写真はなかなか撮れず、テンションはどんどん下がってしまいました。
でも、たとえ曇り空で真っ白でも、空を背景にして土手に咲くヒガンバナの群生を撮ったあたりから、少しずつ興が乗り始めました。
前にも撮った覚えのあるスタイルで、新しい撮影スタイルを編み出せたわけではありませんけど、凝った撮り方をめざすより、素直が一番、ということかしら。
新しい望遠レンズ(TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD)で、動物園だけでなくこうして花撮影も試してみましたが、修理に出している広角ズームレンズ(TAMRON 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PDZ)との使い勝手は、やはり劇的に変わるかんじはしませんでした。
広角ズームレンズに慣れた後にマクロレンズを手にしたときの方が、ファィンダーの中の世界がガラリと変わったものです。
でも、望遠レンズの広角側がマクロレンズよりも画角が狭くて、不便なときもあれば、それを逆手にとれたときもありした。
それから、ズームして撮っているとき、広角ズームレンズよりも明るく撮れる気がしました。
ズーム時がF6.3とF5.6では、これまた違いは微妙かもしれませんが、なんとなくね。
「ヒガンバナ(マンジュシャゲ)/ヒガンバナ科/花期9月/分布:日本全土
日本の秋の風景になくてはならない花だが、どうやら有史以前になんらかの形で渡来したという説が有力だ。毒草ではあるが毒抜きさえすれば良質のでんぷんがとれるので救荒植物として使われたり、毒性を利用して死者を動物に食べられるのを防ぐために墓地に植えられたりした。日本のものは染色体が3倍体で結実しない。草丈が人の膝ほどの多年草。
葉と花は この世で会えぬ ヒガンバナ
<おぼえ方>
ヒガンバナは初秋の花としてよく知られているが、葉は花が終わった晩秋に顔を出し、春になると枯れてしまう。花の時期と葉の時期を完全に違えているのだが、競争相手の少ない冬の間に光合成をすませておくという戦略をとっているわけだ。」
(「野草のおぼえ方(下)」(小学館)より)
<これまでの近所で撮ったヒガンバナの旅行記>
2012年9月29日
「やっと咲き始めたヒガンバナのいつもと違う顔を求めて〜一人ヒガンバナ撮影大会前哨戦!?」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10713032
2010年10月3日
「身近なところでヒガンバナ・オマージュ───入間川から川越水上公園へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10507074/
2009年9月19日
「やはり外せない、田んぼや河川敷のヒガンバナ巡り」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10377811/
2008年9月23日
「今度は河川敷でヒガンバナ撮影大会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10274413/
2008年9月20日
「翌週も続けて裏の田畑へ:ヒガンバナと稲穂撮影大会」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10273730/
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午前中にお参りに行った、墓地の石碑とヒガンバナ
お墓参りから帰って来た昼すぎは雨が降りそうな空模様となってしまいました。
でも、お墓で見たヒガンバナに惹かれて、撮影を決行することにしました。
自転車で出かけるので雨が降ったら不便ですが、そうなったときは雨足次第で引き返せばいいやと思い。
この写真はコンデジPowerShot SX 210 ISで撮影しました。
さすがにお墓参りのときに一眼レフでぱちぱちっていうのはねぇ〜。 -
タマスダレのタマボケを背景に
ここからは一眼レフで。
これは近所の住宅地内の菜園のそばで撮りました。 -
タマスダレ───きれいに撮るのが難しいけれど
一目瞭然ですが、マクロレンズで撮りました。 -
タマスダレ───可愛く撮るのが難しい花
タマスダレはたいてい群生していて、見た目のインパクトが強いのに、それをうまく写真に取り込むのは難しいです。 -
入間川の土手の、咲きかけのヒガンバナ
こういう写真では、修理に出している広角ズームレンズと望遠レンズとの差はあまりないかもしれないです。 -
緑の中のヒガンバナ
曇天なので、テンションは下がり気味。 -
真っ赤な海からちょこんと顔を出す
去年はこういう咲きかけ狙いで楽しかったので、今年も狙ってみました。 -
まだスティック状態の花びらたち
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華やかに、毒々しく花開いて
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花びらが描く渦に惹かれて
まだ午後1時なのに、薄暗い曇天のため、ヒガンバナの赤い色がきれいに出ません。
つやつやの赤ではなく、静脈の血の色のような毒々しい色……。 -
炎に囲まれたヒガンバナの塔
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ヒガンバナの渦の中から生まれ出ずる
去年はマクロレンズでもっと近付いて大きく撮ってみたのですが、今回はテンションが上がらず、根性が足らずに、大きく撮れたのはこのくらいまで。
関連の旅行記(2012年9月29日)
「やっと咲き始めたヒガンバナのいつもと違う顔を求めて〜一人ヒガンバナ撮影大会前哨戦!?」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10713032 -
悪女の魅力
どうにもテンションが上がらず、写欲もどんどん失せてきて、どうしようかと思いました。
早々に場所を移動するしかないと思ったのですが……。 -
白い空に向かって咲くヒガンバナ
曇天なので、空を背景にするのを避けていました。
でも、望遠レンズのズームを利用して、こうやって素直に撮るので十分ではないか、と思えてきました。 -
草むらの中で鮮やかに存在を主張する
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花の時期に葉のないヒガンバナだけど……
まわりにたくさん緑があるもんネ。 -
ヒガンバナの美しい舞い
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健やかな命の営みの過程
ときどき気分を変えてマクロレンズでも。 -
哀愁のヒガンバナ
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狭い画面の中に閉じ込めて
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電柱柱の影とヒガンバナ
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静かに情熱的に
適度に前ボケを散らすことができたので、表紙候補でした。 -
ヒガンバナの群生が複雑なデザインを描く
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私を見て! と迫り来る
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突出した花があると撮りやすい@
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再び草むらを背景に、少し明るく
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階段を飾るヒガンバナ
ヒガンバナの開花状況は、早咲きが早くも白っぽく色が抜けていて、せっかくの群生なのに撮影の邪魔になったのもあれば、まだ花開かないつぼみもたくさんありました。
一斉に咲くより、順次に花開き、開花時期は長くつづきそうです。 -
赤いベールの中で
対岸の土手に移動しました。
ヒガンバナはあちこちに群生しているので、前ぼけを得やすいです@ -
自然のスポットライトを浴びて
光の玉ぼけをこうして入れた写真は私好みです。
なので表紙候補でした。 -
やさしくよりそう
同じ群生4本を別のアングルで。 -
緑を背景にしてみると
またがらっとイメージが変わりました@ -
橋の下のヒガンバナ群生
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自由に咲く彼岸花
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入間川を眺めて
表紙候補でした。
もう少しつぼみが少なかったならなぁ。 -
巣立ち前のおしべ
メリハリをつけるために、今度はマクロレンズで。 -
少しずつ花開く
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再び望遠レンズで。
こういう花撮影だと、70-300mmの望遠レンズで広角に撮れないこと自体は、不便を感じないですんでいます。 -
ぼっちゃん、一緒に遊びましょ@
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川にさざめく木影と共に
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森へ行きましょう
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川のほとりで・その2
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林へ近付きつつ
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仲間がたくさん@
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奥に向かって
望遠レンズなので、こうやって前ぼけの方が作りやすいです。
代わりに手前にピントが合いにくいです(苦笑)。 -
炎の華・ヒガンバナ
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緋色の羽衣をまとって
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赤い世界で
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仲間に見守られ
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少し引いて撮ってみた@
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橋脚のラクガキと
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土手をふちどる赤いリボン
そのまま川越水上公園までやって来ました。
入間川の河川敷と隣り合わせです。 -
雲が晴れない空に向かって
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ライバルがたくさん@
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土手のヒガンバナとマイ自転車
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木々の間から
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進めば進むほど続くヒガンバナの群生地
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赤い波が押し寄せて
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赤い波がどんどん押し寄せて
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赤い波がざばっと押し寄せて
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赤い海の上に顔を出す
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木立の中で
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ベンチと灌木と
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赤いじゅうたん@
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ほんのり晴れてきた空を背景に
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公園の中のヒガンバナを求めて
ヒガンバナははじっこに咲くのが好きそうですね。 -
冷たい炎に囲まれて
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マグマのようなうねりの中で
ぼけがいいかんじではないかと思ったので、表紙候補でした。 -
ヒガンバナ・リボン
これはもちろん、マクロレンズで。 -
溝の向こうのヒガンバナ群生地
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葉っぱをかきわけて覗く
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草むらの中で
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最後に、水路の柵沿いのヒガンバナを
ここには、アレがあるんです@ -
そう、白いヒガンバナ!
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白いヒガンバナがいくつもいくつも
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ピンクのシベと美しい曲線を描く
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白いリボンの流れ
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紅一点ならぬ白一点!
これも表紙候補でした。 -
赤いふわふわじゅうたんの中で
同じ花を横で撮ったのですが、色合いが変わって違う雰囲気になりました@
ちなみに、虫除けリングを両手につけていたのですが、気付けばたくさんたくさん虫にさされてしまいました。
おでこやひじなど、ぼこぼこ(苦笑)。
おわり。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 吉備津彦さん 2014/07/25 16:21:56
- 曼珠沙華 紅い情念 君に似て
- 初めまして。
紅い曼珠沙華も良いけれど白い曼珠沙華も独特の雰囲気があって良いですね。
- まみさん からの返信 2014/07/26 01:30:41
- RE: 曼珠沙華 紅い情念 君に似て
- 吉備津彦さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
素敵な表題ありがとうございます@@
9月末になったらまた曼珠沙華の季節になります。今年もぜひ撮りに行きたいです。
昔に比べると最近は白い曼珠沙華を見かけるようになりましたが、真っ赤な曼珠沙華に見慣れた中に、ぽつんとある白い姿はとても清純で、赤い情熱との組み合わせがとてもステキです@@
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