日本に住みながら海外に口座を持つ手段として、オーストラリアの大手銀行の一つCommonwealth Bankに口座を作った。<br /><br />Commonwealthを選んだのは、事前に手続きをしておけば一度のみオーストラリア国内の支店にパスポートを見せに行くだけで、その場でmasterのデビットカード兼キャッシュカードが入手できるとの情報があったからだ。masterとして使えれば休眠口座になる心配も無い。<br /><br />手続きはオーストラリアに行く１ヶ月以上前から始めた。口座開設はオンラインフォームに必要事項を埋めることから始める。電話で確認したところ、実際に働く・住む予定がなくても口座は作れるので、作成時は[going to work]でもＯＫ。<br />https://www.commbank.com.au/movingtoaustralia<br /><br />口座開設の手続きが完了すると、自分で指定した支店（私の場合、ケアンズ）にカードを準備したからいつでも来てくださいというメールが届くので、海外送金で自分の口座にいくらかを送金する。この口座は$600が最低預金額だった。<br /><br />申し込みフォームには日程と支店を指定するが、実際には支店に行って名前を告げれば、カードを持ってきてくれて手続きをしてくれるので、日程は厳密ではない。普通の窓口（といっても、スタンディングで他のお客さんもいる）でフレンドリーに手続きができる。ここでパスポートを見せれば、口座開設の手続きは終わり。その場でカード（キーカードと呼ぶ）をもらうことができた。<br /><br />次に現地の支店でネットバンクのアカウントを同時に作る。その場で作ってもらえて、日本からもネットで自分の口座を管理できる。また、金利が高い口座とデビットの支払い用口座に預金を振り分けることができる。<br /><br />このとき必要なのが、SMSを受信できる携帯電話だ。パスコードがSMSで送られてくるので現地にいる間にログインの確認をしたい。私のドコモ携帯はSMS拒否設定になってたため、国際ローミングでSMSが受信できるかは確認できなかった。日本に戻ってきてからは、コモンウエルスのネットバンクから国際SMSが受信できることは確認しているので、日本在住の友人を予備のSMS送信先として確保したほうが安心かも知れない。<br /><br />キーカード（デビットカード）は、有効期限が切れる1ヶ月前までに連絡すれば更新カードを日本に郵送してくれるようだ。ネットバンク上で作れる高金利の口座も、オーストラリアの納税者番号(TFN)がなくても在外居住者の税率として扱ってくれるとのこと。<br /><br />違う銀行の話だが、ANZ銀行だと日本語スタッフがいるとのこと。ANZは現地で手続きに10日要するとのgoogle情報があって確認しなかったが、もし事前に日本で手続きして、現地滞在が1日でもＯＫなら、日本語スタッフを充実させている銀行の方が安心かもしれない。英語の問題ではなく、恐らく日本人資産家をターゲットにスタッフを配置していると思われるので、何かあったときに日本にいながら自分の口座をメンテできることを期待できるからだ。<br /><br />どちらにしてもネット銀行は英文だし、自分の口座を守れる英語力はあったほうがいい。今後何十年も日本語で旅行できるケアンズとは限らない。<br />

オーストラリアの銀行に海外口座を作るｰCommonwealth Bank

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2013/09/15 - 2013/09/19

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maneoさん

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日本に住みながら海外に口座を持つ手段として、オーストラリアの大手銀行の一つCommonwealth Bankに口座を作った。

Commonwealthを選んだのは、事前に手続きをしておけば一度のみオーストラリア国内の支店にパスポートを見せに行くだけで、その場でmasterのデビットカード兼キャッシュカードが入手できるとの情報があったからだ。masterとして使えれば休眠口座になる心配も無い。

手続きはオーストラリアに行く１ヶ月以上前から始めた。口座開設はオンラインフォームに必要事項を埋めることから始める。電話で確認したところ、実際に働く・住む予定がなくても口座は作れるので、作成時は[going to work]でもＯＫ。
https://www.commbank.com.au/movingtoaustralia

口座開設の手続きが完了すると、自分で指定した支店（私の場合、ケアンズ）にカードを準備したからいつでも来てくださいというメールが届くので、海外送金で自分の口座にいくらかを送金する。この口座は$600が最低預金額だった。

申し込みフォームには日程と支店を指定するが、実際には支店に行って名前を告げれば、カードを持ってきてくれて手続きをしてくれるので、日程は厳密ではない。普通の窓口（といっても、スタンディングで他のお客さんもいる）でフレンドリーに手続きができる。ここでパスポートを見せれば、口座開設の手続きは終わり。その場でカード（キーカードと呼ぶ）をもらうことができた。

次に現地の支店でネットバンクのアカウントを同時に作る。その場で作ってもらえて、日本からもネットで自分の口座を管理できる。また、金利が高い口座とデビットの支払い用口座に預金を振り分けることができる。

このとき必要なのが、SMSを受信できる携帯電話だ。パスコードがSMSで送られてくるので現地にいる間にログインの確認をしたい。私のドコモ携帯はSMS拒否設定になってたため、国際ローミングでSMSが受信できるかは確認できなかった。日本に戻ってきてからは、コモンウエルスのネットバンクから国際SMSが受信できることは確認しているので、日本在住の友人を予備のSMS送信先として確保したほうが安心かも知れない。

キーカード（デビットカード）は、有効期限が切れる1ヶ月前までに連絡すれば更新カードを日本に郵送してくれるようだ。ネットバンク上で作れる高金利の口座も、オーストラリアの納税者番号(TFN)がなくても在外居住者の税率として扱ってくれるとのこと。

違う銀行の話だが、ANZ銀行だと日本語スタッフがいるとのこと。ANZは現地で手続きに10日要するとのgoogle情報があって確認しなかったが、もし事前に日本で手続きして、現地滞在が1日でもＯＫなら、日本語スタッフを充実させている銀行の方が安心かもしれない。英語の問題ではなく、恐らく日本人資産家をターゲットにスタッフを配置していると思われるので、何かあったときに日本にいながら自分の口座をメンテできることを期待できるからだ。

どちらにしてもネット銀行は英文だし、自分の口座を守れる英語力はあったほうがいい。今後何十年も日本語で旅行できるケアンズとは限らない。