2012/11/13 - 2012/11/16
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nasundenさん
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前年のスペインで盗難にあった痛手が未だ完治せず、なるべく治安のいい国を選びました。
11月はハイキングシーズンとスキーシーズンの間のシーズンオフ真っ只中。
あらゆるロープウェイやケーブルカーはメンテナンスのため運休です。
それでも、なんとかやってるマッターホルンとベルニナ急行を探し出し、ベルンの街並みも絡めて旅してきました。
ホテル代もマックもなんもかんも高いけど、やっぱり住みたいと思わせてくれますねスイス!
次はハイキングしてみたいです!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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-
1日目夕方、ベルンへ移動。
スイスの首都です。
この日の昼、BA機でロンドンからジュネーブへ。15000円。
ジュネーブ空港駅で、スイスパスをバリデートしてもらい特急でベルンまで来ました。スイスパスは4日間を日本で購入済みでした。 -
ベルンに到着する頃にはすっかり日も落ち、辺りは真っ暗に。
とりあえずホテルにチェックインして、これからできる事を模索、そうだ夜景見に行こう!と京都ばりに私、思い立ちました。
15分くらいかけて市街地から離れた方向に歩いて、そこから急勾配を登るんですけど、これが割と本気の急勾配です。
街灯も無いし、歩いてる途中ですれ違う人々は、きっと皆さんスイスだけあって善人なんでしょうが、前年の痛手が響いて全員が僕を狙うハンターに見えて、ビビりまくりでした。
とまぁ、このような苦労を経て山頂から望んだベルン市街を臨む夜景!
非常に残念でした。 -
帰りの足取りはそれはそれは重く、しかもこの通りが平日19時前なのにこの閑散具合。
首都のメインストリートです。
これでも旧市街は世界遺産ですから! -
今夜の宿はMetropole。
1泊素泊まりで、135CHF。
可愛らしいってのと、タバコが吸える以外は褒めるところは無しです! -
夕食を求めがてら、街をぶーらぶらしてみると、いました、人!
しかも大量に!!
この建物の前にビールとかホットワインのスタンドが出てるんで、何かイベントらしいんですが、19:00〜と読めないドイツ語には書いてある。
時刻は18:55。5分待ってみると、、 -
最近流行りの、プロジェクションマッピングでした!
-
こういった色とりどりの映像と音楽のショーが20分続きました。
良いもの見たなー、これが自分にとっての人生初のプロジェクションマッピングだったもんで感動したんですね。
でもね、もっとすごいのはこの建物、実はスイスの連邦議会議事堂なんです!
つまりは日本の国会議事堂に相当。
日本を基準にしたらイカンのかもしれないけど、
そういう国家の心意気というか、発想に敬服しますね。
しかもこれ連日やってるらしいですから! -
スイス2日目。
今日はマッターホルンを目指します。
「イッテQ」で見て、すげー見てみたいという単純な動機で行くことは許されるでしょうか。
ベルンからツェルマットまではスイス国鉄で。
このICという電車は新幹線に相当。よりスタイリッシュで洗練されてます。 -
途中、vispでローカル線に乗り換え。
-
車内のドリンク置きも旅のテンションを上げる憎い演出になってます。
車内改札でスイスパスを見せると、マッターホルンへ行くのかと聞かれました。
話では、ツェルマットからゴルナーグラードを結ぶMGB鉄道の切符を車内で半額で売ってくれるらしいです。
確かに地球の歩き方によれば、スイスパス所持者はMGB鉄道は半額になると勉強してきました。
けれどもチキンな僕ですから、ここでもぼったくるのかと怪しんでみたものの、さすがにスイス人はそんなことしないし、ましてや誇り高きこのハイジのお爺さんのような国鉄マンは真面目に決まっています。
ということで、往復券購入です。半額で40CHF。 -
そしていよいよ世界の山岳リゾート、ツェルマットに到着です。
-
さらにここからMGB鉄道に乗り換え、かなりの傾斜で山を登って行きます。
大丈夫です、先ほど電車内で買った切符、使えました!
レトロでかわいい車両であります。 -
出発後、すぐに車窓からは念願のマッターホルンを拝むことができます!
ツェルマットの町並みがいかにもスイスです。
オフシーズンにあってもこの電車は割と混雑してました。 -
ぐんぐんぐんぐん雪の中を駆け上がります。
-
30分程で終点、ゴルナーグラード到着。標高3089m。
ついに、ついに!!!!! -
と、興奮する前に。
しっかり時刻表も確認しておきましょう。
あまり本数は無いです。
1時間くらいあればゆっくり見られます。 -
すげー!!!!!!すげー!!!!
しか語彙力が無いので出てきません。
とんがってます。
こんな山どうやって登るっていうんですか。
ここから見るだけで僕は十分すぎます。
しかしマッターホルン、画になる山です。
展望台までは、駅から徒歩でさらに10分程登ります。 -
展望台からは360度の眺望が楽しめます。
たくさんの山を、氷河を、標高4000m級を好きなだけ楽しめます。
写真はゴルナー氷河。
雲ひとつない晴天、風も無いしサイコーであります! -
イチオシ
展望台からはモンテローザも見えるらしいんですが、マッターホルンのフォルムのインパクトがデカすぎて何の印象も残りません。
ってか、3000mまで登ってきた電車すごいな。
恐るべしスイスの技術力。 -
展望台を後に、駅の売店でビールを購入。
人生で上位に入るだろう、この絶景をつまみに頂きます!
わー、全然ゴクゴク飲めないんですけど。。
気圧のせいなのか。酔います、注意! -
ゴルナグラードを後に、ツェルマットで電車の発車時刻までぶーらぶら。
ツェルマットはガソリン車禁止らしいです。
なのでタクシーもかわいいミニチュアカーです。
電気なのか、ガスなのか、さすがスイスだぜ! -
メインストリート。
建物がみんなが想像するスイスそのものです。
こういうのを見ると、
「那須高原の小さなスイス」りんどう湖ファミリー牧場だって、あながち嘘じゃないんだな。と地元に感心する。 -
一度はハイシーズンに泊まって金持ちに混じってウロウロしたいですね。
今日はオフシーズンにつき、歩行者皆無ですけど。 -
マックもオサレじゃないですか。
スイスオリジナルのバーガーって想像しただけで美味いですね。 -
ツェルマット駅にはノースフェイスのお店が。
毎日2時間の昼休憩。
そういう社会に全世界なろうよ。スイスはそれでも先進国だかんね! -
さあベルンまで帰ります。
どうしても陽がさすうちに帰りたいのです。
トゥーン湖が美しい!金持ちのにおいがします。 -
ベルンに着いてダッシュ。
どうしても明るいうちに見たいものがあるんだ!
あそこを見ないとベルンに泊まった意味が無いのです。 -
ここ!ここ!
ニーデック橋からの眺めですよ。
日陰になっちゃって本来の水の青さがイマイチなんだけど、美しいっす!
これをどうしても見たかったんですね。
地球の歩き方で見て一目惚れしました。 -
ということで目的を果たし、ホテルで荷物をピックアップして次の目的地を目指します。
-
ここベルン駅からクールへ。
結構大きい駅です。
首都なんだから当たり前ですが、夜の人気の無さを思えば驚きですよ。
高層ビルは無いけど、ちゃんとデパートもあるし、トラムもあるし、H&Mだってあるし、大きいミグロもあるし、人口10万ちょいみたいですけど、僕はここに住みたいです。 -
夜、クールに到着。
ベルンから新幹線で2時間程の旅です。
今日から2泊は Hotel Freieckです。
2泊で160CHF。朝食込。
ゆで卵を生の状態から自分でボイルするシステムが新鮮でした。 -
かわいらしい内装です。
ただしシングルはバスタブなし。 -
充実の今日1日と明日のメインイベント、ベルニナ急行への期待に乾杯。
-
飲み足りないので、coopで買ったスイスワインを部屋でフルボトル飲みます!
歯磨き用のプラスチックコップで飲みます。
ワイングラスはやっぱり重要な役目を果たしているんだと今日痛感しました。 -
さー3日目!本日も快晴なり。
クールに泊まったのは、ベルニナ急行の始発駅だからです。
クール発は1日1本のみ。サンモリッツは経由しません。
あと、ホテル代がチューリッヒより安いってのも大きな理由でした。 -
車内のパナラマ具合が信じられませんです。
窓大きすぎです☆
オフシーズンだからか、超人気列車であろうベルニナ急行そんなに混んでません。。 -
日本で事前に予約してきました。全席指定です。
スイスパスがあれば乗車券不要ですが、予約手数料が9CHF取られました。
パンフレットがキレイに並んでお出迎え。 -
いよいよ出発です。
ベルニナ線も世界遺産です。 -
出発から約2時間、オスピツィオ・ベルニナ駅付近。
標高が上がり、すっかり銀世界に。 -
神秘的でございます。
-
車内販売もあり、こちらも斬新な登場。
これは日本でも真似できるんじゃないでしょうか。 -
さあ、今度はイタリア目指して山を下ります。
-
下りは急カーブが増えて、先頭車両の写真が撮れます。
-
後半最大の見所、ループ橋。
-
そしてクールから約4時間、イタリアです。ティラーノに到着です。
国境の街なので、ティラーノ駅が2つ存在します。 -
こっちがスイス国鉄。
-
こっちがイタリア国鉄。ミラノ方面へ行けるようです。
-
せっかくの初イタリア。
パスタでも食べて帰りましょう。
制限時間1時間半で、ティラーノをぶーらぶら。 -
とういうことで30分程探検して、住宅街にあったレストランに決定しました。
パスタとピザ両方食べたら1人じゃキツイかとロナウドという名前に違いないウエイターに尋ねるとキツイといいます。 -
なのでペスカトーレだけを注文。
はい、人生で最高のペスカトーレでございます。
イタリアの底力を見せつけられました。
きっと田舎の小さい街なんで、ミラノとかローマとか都会に行ったらもっと美味しいんでしょうけど今日の僕にはこれで十分!100点! -
最後は飲んだことも無いエスプレッソを注文して終了。
ロナウドが言う割りにはピザも食べられた気がします。
が、腹八分んが最上の思い出ですよね。
支払いもイタリアなんで20ユーロでした。 -
こんな店でした。大満足です!
まー小洒落てはいますよね。
よく1人で入った自分にも拍手したい!
ロナウド優しくしてくれてありがとう! -
帰りも同じく4時間かけて同じ電車でクールまで帰ってきました。
帰りの車中は消化試合みたいになるんで注意してください。
すっかり暗くなり、といっても20時前ですけど人は今日も皆無です。 -
最後の夜は食べたかったマックのスイスバーガー。
さすがスイスです。セットで破格の16CHF。
味は、期待値は超えてきませんでした。
マックはやっぱりマックです。 -
最終日。
泊まったホテルの外観。
かわいいんです。 -
さようならクール。さようならスイス。
-
チューリッヒまでこのヨーロッパでよく見る2階建て特急で移動です。
-
チューリッヒ到着。
スイス最大の都市をこの旅では全スルーしてやりました。
このあと空港電車に乗り換え、経由地シャルルドゴール空港へ向かいます。 -
シャルルドゴール空港。
毎度の恒例儀式その1、Paulのバケットサンドを頂きます。 -
恒例儀式その2。
搭乗時間まで余った小銭でワインを飲みます。
ーーーーーーーーーー
オフシーズンということで、閑散としたスイスではありましたが、
マッターホルンも見れて、ベルニナ急行も乗れて、
何より天気に恵まれたのはホントにラッキーでした。
感じたのはスイス人するいぞ!という感情。
なんか、スイス人の生きる上での余裕さというか落ち着きというか、
日本人に足りない幸せの感じ方みたいなのが上手だなんだろうなと思いました。
ま、隣の芝が青く見えるだけかもしれませんけどね。
いつか今度はハイキングの季節に、半袖になって歩きたいです。
今回は盗難にもあわず、安全に終えることができました。
ありがとう、スイス!
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