2013年九州一人旅　温泉＆乗り鉄　駅舎巡り　その2

2013/09/06 - 2013/09/07

7月〜9月に7日間取得できる今年の夏休みも、連続で休む勇気がなく、中1日出社。
前半は九州の旅として、去年の夏から決めていた、由布院の一壺天に泊まることを目的に3月に予約。
しかし、九州には古い木造の駅舎が残っており、温泉だけじゃもったいない。
電車の本数が少ない中、時刻表を何度も検索し検討して、行きた場所を絞り決定。
台風に向かっての出発だったけど、空港に着いた時には台風が去ってしまい、
お天気に恵まれた良い旅になりました。

★夏休み前半4泊5日の旅★
9/4(水）
羽田空港→大分空港　ANA193
大分空港→由布院
由布院散策
由布院駅→お宿　タクシー
宿泊　一壺天（連泊）
http://www.ikkoten.com/fullscreen.html

9/5（木）
お宿→由布院駅　タクシー
由布院駅→夜明駅（久大本線/日田彦山線）
夜明駅→大行司駅（日田彦山線）
大行司駅−日田駅−由布院駅−南由布駅（久大本線）
由布院ワイナリー
南由布駅→由布院駅
由布院駅→お宿　タクシー

9/6（金）
お宿→由布院駅　タクシー
由布院駅−大分駅−熊崎駅（日豊本線）
熊崎駅−大分駅−東別府駅（日豊本線）
浜脇の散策少々
東別府駅→お宿　大分交通ﾊﾞｽ
鉄輪温泉散策と鉄輪むし湯
宿泊先　かんな和 別邸
http://www.kannawa-bettei.com/

9/7（土）
お宿→別府駅　タクシー
別府駅−中津駅−豊前松江駅（日豊本線）
豊前松江駅−中津駅−今津駅（日豊本線）
今津駅−中津駅−小倉駅−門司港駅（鹿児島本線）
九州鉄道博物記念館
門司港レトロ地区散策
宿泊先　門司港ホテル
http://www.mojiko-hotel.com/

9/8（日）
門司港駅−鳥栖駅−銀水駅（鹿児島本線）
銀水駅−荒木駅−博多駅−福岡空港
福岡空港→羽田空港　ANA262

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー ANAグループ JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

9/6
由布院に別れを告げ、
10時17分の大分行きに乗ります。

豊後国分駅で停車時間があったので、外へ1人Ｇｏ！
お天気微妙。

この駅は、平成元年開業なので新しい駅です。

周りは農地で、お天気が良ければ緑が素敵だったのにな。

南大分駅は大正4年開業。

大分駅11時19分到着。
11時27分発の佐伯行きに乗るので、モタモタしてられない。

せっかくの大分駅なのに、時間がないからフラフラできなかったのが残念。
今回の旅は、調べてきた時刻で電車に乗っているので、変な行動はＮＧ！

大分駅を出発し、たくさんの列車が停まる留置線が見えた。
あっあれはー！！！！と思うぐらい、素敵な列車が停まってた。
しかし、佐伯行きの列車、旅人ではない乗車率高し！
立ち上がるだけで、みんなの視線を感じる。
おとなしくしていよう･････。
大分駅からはあまり風景が楽しめない状態ですが、佐志生からようやく田舎風景が見られ和みます。

下ノ江駅は、是非降りたかったのだけど、ここに降りると時間が大幅に変わってしまうため、今回は断念。
熊崎駅から1駅だしタクシー使えば行けるけど、それでは今回の私の計画した駅巡りに反則。
電車で移動がモットー。
大正4年開業の無人駅で、大変魅力的な木造の駅舎です。
車窓から、その姿を確認し１人興奮。

熊崎駅到着ぅ〜♪
荷物があったり階段を登るのが大変な場合、跨線橋を使わず駅員さんが線路を通らせてくれます。
ありがたーい。

熊崎駅は大正9年開業の今年で93歳。
駅員さんに挨拶をし、駅舎のお写真を撮らせて下さいと断りを入れてから撮影。
ここの駅員さん、この駅舎を誇りに思っていますし、すごく良い人です。
私みたいな人も訪れますし、熊崎の名字の方も訪れるそうです。

開業当時の木造駅舎で、ほとんど手を加えられていない外観はたまりましぇん。

ホーローの駅名標だよね･････。
すごーい！
普通なら、交換されてるだろうに、現役バリバリよ。

長い年月を感じさせてくれる下目板張と窓枠が素敵♪

周りには民家も多く利用客が多いよう。
自転車多し！
トイレは水洗。

にちりん787系が通過。

こちら側の窓はサッシになってた。

風鈴の音が心地よい。
駅舎の中はこじんまりしてるけど、大切にされてるのがわかる。

窓枠を交換したらしいですが、元のガラスを使用し、雰囲気を壊さないように作ってもらったそう。
当然、ガラスは同じものは手に入らない。

駅舎から外を眺める。
タクシー待機中。

建物財産標。

独特の字と古さになんだか感動した。

駅名標。

来てよかったな。

滞在は30分ほど。
大分駅に戻り、大分駅から大神行に乗り換え東別府駅目指します。

あっ、にちりん787系が通過。

13時28分に東別府駅到着ぅ〜。
ホーローの駅名標の古さがたまらん！

ゆふいんの森が通過。

ホームから見る駅舎は立派！

明治44年開業で開業当時の木造駅舎。
別府市の有形文化財に指定されてます。

枠がペパーミントグリーンに塗られた駅名標。

静か〜。
駅にいるのは駅員さんと私だけ。
ご挨拶をして、撮影させてもらいます。
こちらの駅員さんも、駅舎を誇りに思っており、色々とお話ししてくれました。

ほどよく緑や花に囲まれ、大切にされてるんだなぁ。

くぅ〜長い年月を感じる木造と、電球のライトがたまらん！

9年前に、原型を損なわない程度の改修が行われたみたいで、木製ラッチの状態から、その時に駅舎に合わせてつけられたのかな。
無人駅も大好きだけど、駅員さんがいると、駅が生きてるって感じがする。

レトロなライトも、明治開業の駅舎にとても合ってる。

電球のライトがたくさんあり、是非夜のお顔もみてみたいもんだ。
天井部分の色合いが最高ですな。

建物財産標。

駅舎の前が狭くて、全景撮影は無理。
おトイレは水洗。

一時は老朽化の為、建て替えの計画があったようだけど、地元の方の要望で今でも明治開業の木造駅舎が残されてます。

駅員さんにお礼を言い、さて行くかな。

木造の柱を触り、これからも頑張れと勝手にエールをおくり退散。

東別府から鉄輪温泉まで、大分交通のバスがでているので、バス停をチェックして昔の街並みが残る浜脇を少し散策。
東京23区では見られなくなったレトロな丸ポスト発見♪

昔浜脇地区には、数十軒の旅館や遊郭があり、駅も含め多くの宿泊客でにぎわっていたそう。
今でも古い建物が残っており、ひっそり息をひそめている印象を受けた。

キャリーケース引いてゴロゴロ。
周りから見たら変人だよなぁ。

ちょっと脇道を入ると、古い建物が残っています。

新しい建物もあるけど、とても古い建物がある。
人も住んでるんだろうな。

かつて栄えた旅館も今ではほとんど営業していない。
この大き目な建物は元遊郭だったのかな？？
悲しいぐらいに時代の流れを感じる。
空地には以前3階建ての妓楼が建っていたらしい。

古びた民家や米屋を見ると、別府八湯とも呼ばれる浜脇温泉が明治時代から続く温泉地だったのに、こんなに寂れてしまったのかという悲しさを感じてしまう。

大正6年に建築された平尾邸。
個人住宅ですが、別府の政財界に貢献した平尾謙平氏が接客空間として建てた建物。

浜脇地区に別れを告げ、バス停へ。
ﾊﾞｽの時間が14時23分。
バス停で待っていても来ませーん！
大通りにぽつんと怪しい私。
車からの視線がすっごく痛いし、蒸し暑い。
流れてる車を見ると、運休？
超不安になり隣のタクシー会社に足を運ぼうとした時に、来た！
8分遅れ。
地方で8分遅れは焦るわぁ。

鉄輪温泉到着ぅ〜。
予習済みだったけど、大分交通ﾊﾞｽは変な場所で降ろされる。
この猫ったら、私がどんなに話しかけても目すら合わせてくれなかった。
終始シカトだった。

普通のご自宅も多いのね。

お宿から送ってもらった地図は見ず、ナビに誘導してもらおう！

鉄輪温泉の雰囲気良いなぁ。

本日のお宿に到着です。
ナビに任せたら、とても遠回りをさせられ、一通りの道を歩くことができた。
おかげで興味のなかった地獄も外から見れた。
キャリーケース引きずりながらだったから、ガラガラうるさくて目立ってしまったけどね。
まっいいか。

こちらのお宿は客室数6です。
なので選びました。

本日宿泊するお部屋は、フロントの隣です。

かえでというお部屋を選びましたが、広いです！

お部屋とは別に専用のお食事室も隣りについてます。
1度も使用しなかった。

こじんまりした内風呂だけど、源泉かけ流しだし私には十分。

鉄輪温泉では蒸し湯に絶対入りたいので、でかけまーす。
お宿の場所がこんな大きな通りの横でして、キャリーケース引いて上から歩いてきたのですよぉ。
恥ずかしかったし、ローラーほんと壊れそうだった。

はぁ〜荷物がないという解放感は最高！

夏休み後でもあり、平日ということもあり観光客も少なめです。

まずは足蒸し体験！

無料で足蒸しも足湯もできるなんて、さすが別府！！
足湯も気にいった！

若いこと少し話しながら足蒸し♪

次はむし湯！
これだけは絶対入りたかったんだ。
私と少しの時間差で、若い女性が入っていたので、2人で話しながら8分間を耐えた。
とにかく、入った途端顔が汗でドロドロ。
お尻が熱くてたまらんかった。
すっごい汗をかきまくった後は、隣の温泉に入り超気持ちよか〜。
温泉に入りながら旦那さんと来てた彼女と話が盛り上がった。
超ナイスバディで美人な外人さんも来て、なんかとても楽しかった♪
外人さんは、蒸し湯は5分でギブアップしてた。
係りの熟女さんもとても良い人で、くだらないお話で盛り上がってしまった。

体すっきりー！！
むし湯は又入りに来たい！

湯気街道。

人が少なくて良いのぅ〜。

初めて来たけど、由布院より全然いい！

レトロな丸ポストがポツン。

いたるところに湯けむりがあり、すごい！
汗がとどめなく流れてるが、首にタオルを巻きたい衝動をおさえ、お宿に戻るか。
お部屋に戻り、入浴。
温度もちょうどよくてすっごい満足♪

19時にお食事〜。
割烹旅館だけあって、美味しい♪♪

お食事担当の女性の対応もがとても良くて、ついつい会話が弾んでしまった。

完食です。
美味しゅうございました。
ご馳走様でした。
夜は少しボーっとしてたら、いつのまにか寝てた。

超早起きをし、お部屋のお風呂にどっぷり浸かる。
8時朝食。
う〜ん、朝食も美味しかった♪
ご馳走様でした。
なんだか時間が全然足りず、もう1泊したかったなー。
鉄輪温泉良い所だから又来たい。
お世話になりましたー。

9時47分発のソニックに乗る予定なので、まだ切符を購入していない為、早めにタクシーで別府駅へ。
窓口が空いていたので良かったけど、私の買い方がちょっと複雑だったので、後ろを見ると列が出来てた。
とりあえず、土曜日なので2度目に乗るソニックは指定席にしてみた。

国鉄時代からある駅名標。
別府駅も東別府駅と同じ開業は明治44年。

駅ホームからの眺め。

観光シーズンは人が多そう。

青ソニで中津へ。
自由席だったので、あやうく席がないほど乗車率高し！

中津駅到着ぅ〜。

乗ってきた青ソニ。

別の青ソニ。

中津から小倉行きに乗り豊前松江駅を目指します。
10時48分発/11時着。

福岡県に入りましたー。

豊前松江駅到着ぅ〜。
ホームの端っこからは、瀬戸内海が見えます。
あいにくの天候ですが･････。

ホームの駅名標。

駅員さんに挨拶し、ワクワクして駅舎に入る。

開業は明治30年。
駅舎は昭和7年に改築されてます。
熊崎駅同様、とっても素敵な木造駅舎♪
おトイレはポットンです。

ファサードの電球のライトと、書道家の方が書かれた駅名板がいい味だしています。

電球を使ったライトはやっぱり渋い！
はぁ〜本当に素敵だな。

窓枠は残念ながらサッシになっているけど、茶色い枠を使い駅舎の雰囲気を壊していないので違和感はあまりない。

お花の手入れをされていた女性に挨拶しましたが、その方が駅のお花の手入れをいつもしてくれているそうです。
だからとってもお花に囲まれてました。

中津行きの電車が来たー。
豊前松江駅は、桜の時期もとても綺麗だそうです。

手書きの建物財産標。

４株ある竜舌蘭は珍しいものらしく、9年前に黄色い花を咲かせたそう。
40年に1回ぐらいしか開花しないんだって。

このお花が咲くそうです。

富士と竜舌蘭。

駅の周りも土曜日だからか大変静かだった。

白ソニが通過。

駅員さんがとても気にかけてくれ、色々お話できました。
これから今津駅に寄り、門司港に行って、明日は銀水駅に行きますと言うと、親指を立ててグーサイン。
時刻表いる？と言われたので、はいと答えると、重いけど･･･の一言。
えっ？？まさか？？アレ？？
荷物になっちゃうかなと言われ、目が点･････。
やっぱり電話帳サイズのＪＲ時刻表だった。
おまけに路線ごとにインデックス張られてるー。
要らないですとは言えず、8月号いただきました。

1時間以上の滞在でしたが、とってもお話し好きの素敵な駅員さんのおかげで、楽しい時間を過ごせました。
電話帳サイズの時刻表は、さすがに恥ずかしいのでタオルで隠す。
次は、中津に戻り今津駅に寄り道し、門司港駅に向かいます。

★その3に続く★

この旅行記へのコメント （4）

• aoitomoさん 2013/09/17 01:24:59

  極上大人旅！

  moonさん こんばんは。
  
  いつもありがとうございます。
  一人旅で寛いでいらっしゃいますね。
  
  ローカルな駅舎巡りあこがれます。
  いつもコメントも楽しく情報満載でありがたいです。
  列車にも詳しく驚いております。
  
  若いときに、時刻表の本毎月買って旅のイメージ膨らませてました。
  実際には全然行けてないのですが。
  
  moonさんの大人旅すばらしすぎます。
  穴場の高級宿で温泉や舌鼓、言葉にならないですね。
  行きたいところがどんどん増えてしまいます。(笑)
  
  また、続きも楽しませてください。
  
  aoitomo
  
  
  
  

  moonさん からの返信 2013/09/21 00:25:02

  RE: 極上大人旅！

  aoitomoさんへ
  こんばんわー。
  私の方こそ、レベルの低い旅行記を読んでいただきありがとうございます。
  極上ではありませんが、1人旅をいいことに変てこ計画の旅をしています。
  古い駅舎が大好きです！
  誰にも邪魔されないので、お気楽です。
  aoitomoさんの旅行記は、ガイドブックみたいでいつも凄いなーと思って拝見しています。
  ドバイも続きを読ませていただきますね。
  
  moonより

• norisaさん 2013/09/16 19:50:05

  ローカル駅の旅

  moonさん
  
  九州のローカルな駅。
  そして良いお宿のお食事と温泉。
  これは日本人のもっとも寛ぐ旅のパターンですね！！
  鉄輪温泉、知りませんでしたがとても良さそうです。
  次はいずこへーーー。
  
  norisa

  moonさん からの返信 2013/09/21 00:19:18

  RE: ローカル駅の旅

  norisaさんへ
  こんばんわー。
  いっつも変てこな旅行記を見ていただきありがとうごさいます。
  今回の九州の旅は、毎日早起きをしておりまして、老化現象のようです。
  けど、楽しかったです。
  面白味のない旅行記ですが、お時間がありましたら続きも読んでみてくださいね。
  いつもありがとうございます。
  
  moonより