2013/09/18 - 2013/09/18
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Weiwojingさん
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コロンボには英国植民地時代の優れた建築物がかなり残されいて、今回新たに訪ねたところを前回に続いていくつか紹介したいと思います。
コロンボ市内を歩いていて、「おや、これはかなり古そうな建物だ」と思えるような建築物がしばしば目につきます。果たして60〜70年以上の建物だったりします。中には150年も経ったというものもあります。しかし、残念ながら、中に入ることができず外観だけしか写真に収めれないところもあります。
今回は予ねてから調査して、マークしておいたところを重点的に回って見ました。大体は回ることができました。ただ、まだ見ていないところもたくさんあり、今後の課題として残されています。
* 前回の「コロンボ植民地時代の名建築探訪」も併せてご覧いただけると幸いです。
■「コロンボ植民地時代の名建築探訪」
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10745261/
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歴史のある古い建築物はわりとコロンボ7区に集中しています。コロンボ7区は、シナモンガーデンズと言う別名があるように、かってはこのあたりで大変高価な香辛料であるシナモンが採れたことから付けられた名前です。現在では各国の大使館や文化施設、富裕層の住宅がある地域で、閑静なところです。
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樹木が欝蒼と茂ったこのあたりを歩いていると、昼下がりの暑い時でも幾分か涼しさを感じます。
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そのような一角に Women's International Club という施設があります。これは広い敷地にゆったりと建てられている平屋建ての建物です (* Address:16、Guildford Cresent、Colombo 7) 。
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玄関ポーチです。車で乗り付けられるほどの広さです。まずは入ってみましょう。
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建物の中央に集会室と言ってもよいようなホールがあります。200人くらいは入れるくらいのスペースがあります。
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食堂もあります。多数の人が集った時にでも使われるのでしょう。
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次に向かったのは、”Park House” と名前の付いた瀟洒な建物で、ここは残念ながら外観のみです。
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Park House の近くに、”Saifee Villa” という名前の美しい建物が木立を通して見ることができます。こちらも外からだけしか見ることができません。
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上記の建物の玄関の飾りの部分です。
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University of Colombo (コロンボ大学) の近くにある ”College House” という建物で、これはもちろんコロンボ大学の施設ですが、1912年に建設されました。
その当時はCharles Henryなる人物の屋敷でしたが、死後息子のT.H.A. de Soysa さらにHenry夫人が受け継ぎましたが、夫人が亡くなった後、コロンボ大学に売却されました。 -
ある日、コロンボ市内をバスで移動している時に、たいへん古い住宅があるのに気が付きました。ぜひ一度中を見たいものだと思い、1か月位してから出かけてみました。快く迎えてくれて、中を案内してくれました。
説明によると、この家は築150年ほど経っているとのことで、確かに家のあちこちに痛みが見られますが、しっかりした造りで見事なほどです。 -
表札に”DONEGAL”という文字が見えます。
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玄関を入るとすぐこのような広いテラスがあり、このような造りは昔の家にはよく見られました。ここで家族が寛いだり、時には来客を迎えたりしたところです。
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この家のご主人です。ムーア系(マレー人)モスレムで、この方が家のことを説明してくれました。同行してくれた友人によると、かなりお酒を飲んでいて、臭ってきたほどだそうです。「モスレムの人はお酒は厳禁なのに」と、友人が小声で言っていました。
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玄関ポーチの2階部分です。
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居間の外にこんな小さな水道があり、そのタイルに描かれ様が何とも言えずかわいらしいですね。
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玄関先に置いてあった弁当です。これからどこかに持って行くようでした。
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この家に出入りしている人たちのようです。立ち話をしています。
右側の人はサロンを穿いた腰に大きなナイフを付け、庭仕事をしているようです。 -
木から取ったばかりのココナッツの実を手にしていますが、この中のジュースはよく飲むことがあります。しかし、生臭いところがあり、あまりおいしいとは言えませんが、のどが渇いたときにはちょうど良い飲み物です。小生はよく冷やしたものが好きです。
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家の中を見せていただきました。入るとすぐ大きな居間があります。
古いながらもきれいにしてあります。 -
家の人が「天井を見てください」というので、薄暗い居間の中をよく見ると、マカボ二ーで出来た天井が見事です。
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家の中庭に面した部屋で、高い天井が特徴です。ただ何のための部屋なのかわかりません。
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ここは食堂です。
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台所をのぞくと、昔風のかまどがあり、今でも使われているようです。
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もう一つ台所があり、こちらにはステンレス製の流しが2つあり、やや現代風な感じになっています。
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台所の隅の方にココナッツを削る道具が置かれていて、スリランカの家庭ならばどこにでもある必需品です。
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この家には古い写真が家中にたくさん飾られいて、100年位のものばかりだそうです。興味を覚え、どれも写真に撮らせていただきました。
この方がこの家の初代当主で、ムーア人(マレー系イスラム)です。名前は、M.S.H.Abdulally と裏に書かれています。 -
この方が2代目当主で、典型的なモスレムですね。
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前列右端の眼鏡をかけている男性が恐らく3代目当主だと思われます。
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コロンボの中心地 Fort(フォート)にある Sri Lanka Telecom の建物です。鮮やかとも言っていいような白い壁が特徴です。
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10年位前にここを通ったら、商品見本館みたいな建物として使われていましたが、今は廃墟に近いような状態です。
通り掛かりの人が言うには、ここは昔ポルトガル時代に刑務所だったところだそうです。真偽のほどはわかりません。 -
上記の写真の裏側から撮ったものです。
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Galle Face Green ( ゴール・フェイス・グリーン)前にあるインド系のホテル・Taj Samudra Hotel (タージ・サムドラ・ホテル) の敷地内に、かつて「コロンボ・クラブ」と呼ばれた施設があります。現在では Crystal Ballroom という名前に変わって、結婚式や会議などの施設となっています。
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コロンボ・クラブというのは、英国統治下での女人禁止の男性だけのクラブで、当時のエリートだけの社交クラブでした。
男性のみの社交クラブとして使われる前は、ゴール・フェイス・グリーンにあった競馬場を見るための施設でした。これが1890年初頭にシナモン・ガーデンズに移ってから、社交クラブとして使われるようになった訳です。 -
中を見させていただきました。ホテル棟からコロンボ・クラブへ向かう廊下です。廊下のタイルが見事です。
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中に入ると、いくつも部屋があり、ある部屋ではちょうどきれいにテーブルがセティングされていました。これからパーティーでもあるのかもしれません。
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別な部屋です。天井が大変高く、外から入ってくる光がステンドグラス風の窓を通して美しく輝いています。
今回、それほど多くのすばらしい建物を見て回りましたが、まだまだ訪れていないところがたくさんあります。これからも機会を見つけて、訪ねてみたいです。
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