2013/08/01 - 2013/08/02
607位(同エリア2812件中)
yukiさん
トリーアで息子と別れ、単身ブリュッセルに向かいました。半日ブリュッセルを歩いて食事を済ませ、ホテルに帰る途中スリに財布を取られ、文無しとなった顛末を自戒とともに記します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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トリーアでの宿泊地は、この写真の地名です。数軒のホテルはあるものの、地元の人に聞くとかつてあったレストランはもうなくなったとのことで、トルコ料理店?のようなところで昨晩を済ませました。
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朝、バスでトリーア駅につきました。9時52分発のルクセンブルク行きはRE,ルクセンブルク11時20分発はIC,アーロン11時43分発はICでブリュッセルミディ14時27分着、運賃は通しで53.5ユーロでした。ちなみにこうした国際区間は、ドイツ鉄道のサイトでは、時刻表は出るものの、運賃は出ないことがあります。
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(事件がなければ)ブリュッセルに一泊の後、ブリュージュに一泊、ゲントにも寄る予定でしたが、文無しとなり2日目マンハイムに帰りました。
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ブリュッセルミディ(セントラル、中央駅?)です。ドイツのこれまでの駅と違って近代的な外観です。この地下にトラムの駅があり、夜、警察に向かいます。事件後の22時頃はトラム駅も人が少なく、切符はコイン式の自販機、ホテルから借りたのが5ユーロ札で、焦りましたが、なんとか有人窓口を見つけ、事なきを得ました。警察は時間もかけず事務的にフランス語の盗難証明書を出してくれました。現金は旅行保険の対象外ですので、役に立たない証明書です。
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ホテルは駅前の通りをグランプラス側にちょっと歩いた所です。ネット予約で市税込で51ユーロ、事件後息子があまりの安さに何度もレセプションに金額を電話で確認していましたが、いい部屋でした。チェックインしてすぐにグランプラスに向かいます。必要なもの、金、クレジットカード以外は金庫に入れて、持ち歩かないのが正しいやり方ですが、私は手持ちのカード、お札、コインの全てをひとつの札入れに入れ、肩掛けカバンで出かけました。
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ホテルからグランプラスまでは歩いておよそ20分、賑わいのある広場もあれば、ニューヨークのハーレムのようなところもあります。この地区が危ないことはガイドブックにも出ており、当然私も知っていました。
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ご存知の小便小僧、「やっぱりがっかりね」という日本語が聞こえます。ネットでは3大がっかりの一つとか。
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グランプラス、他の観光地と違い若い日本人女性が目立ちます。当日はチョコレートも溶ける暑さでした。
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王宮近くの公園では、日光浴の女性を見ました。
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王宮です。夏の公開の期間ですが、4時半閉館で入れず。この時は翌日また来ようと思っていましたが、文無しとなり翌日マンハイムに帰ることになります。
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王宮方面からグランプラス方向を望みます。
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このあたりの一角は広々としていいもんです。ロワイヤル広場近く。
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グランプラス近くのギャルリーサンチュベール。脇にそれるとレストラン街があり、シェ・レオンがあります。
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ギャルリーサンチュベールの入口、これはグランプラスから遠い方の入口だったか。近い方も同じ感じです。
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料理にはあまり関心がないのですが、ガイドブックで見たシェ・レオン、一人でしたのでゆっくり落ち着きたいと思い、中の席を求めました。
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シェ・レオンの店内。ガイドブックに日本語のメニューがあると書いてあったので聞いたところ、「日本人のお客は多いが日本語のカルテ(メニュー)はない」と英語のメニューを渡されました。ところがなんとファミレスのように写真が載っていて助かりました。今回の旅行で写真入りはここだけです。
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グランプラス付近のブティック。トリーアで見かけたカバンのロゴです。ほろ酔い加減でホテルに向かいます。途中、物乞いの人にコインを、水を買ってコインを札入れから出しました。推察するにプロの一人が、カモの風態、札入れがどこにしまわれたかを観察し、グループに連絡したものと思われます。道路上、人の少なくなったあたりで、前から話しかけられわからないと答えた数秒の間に、背中のカバンの3つある真ん中のチャックが開けられ、札入れが抜き取られました。2分後にチャックが空いていて初めて気がついた次第です。カバンはおばさん風にお腹に抱えるのが正しい持ち方です。
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一文無しでホテルに帰り、携帯を持たないので受付から日本のクレジット会社に連絡し、息子と家族にはipadのスカイプで伝え、警察に行くトラム代として5ユーロ札を借りました。ホテルからは、カードがもはや使えないのだから、金を用意するまでお前を解放しないと言われ、息子が自分のカードで決済するよう、電話してくれました。マンハイムまでのお金はブリュッセルに勤務している息子の友人が、深夜にホテルに来てくれて借りることができました。この写真、真ん中のチャックを開けられて、気がつかないなんて嘘だろうと、友人に言われそうですが、私も嘘だったらいいと思います。まあ、私が駆け出しのスリでも、私を狙うだろうけどね。
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朝のブリュッセルミディの窓口、観光客の行列待ちです。翌々日の切符は持っていましたが、翌日に帰ることになり切符の変更の手続きに行きました。
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長い行列待ちの後、国際切符は別の窓口だと言われて行った所です。こちらは番号札を受付でもらう仕組み、でもすいています。肝心の切符の変更については、ここではできない、列車に乗ってから車掌に相談してくれ、多分15ユーロかかるだろう、とのことでした。
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多分、ケルン駅だったか、左がICE、右がタリス、普通はウキウキするところですが、自分の馬鹿さが嫌になって暗い気持ちです。車掌さんは2度検札に来ましたが、事情を話したところ、変更料金は取られませんでした。息子の友人から借りた金は、手付かずにマンハイムに着きました。その友人もフィレンツェでやられたそうです。帰国してから自分より用心深い人もそうでない人も、結構経験していると分かり、やっと立ち直りました。
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