2013/08/29 - 2013/09/01
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kunyosさん
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五能線に乗って白神山地を歩くことは、以前からの懸案であったがこの夏やっと実現した。旅行会社のツアーを探したが、私の希望にあったものはなかったので、自分で旅のプランをつくって実行することにした。プランの作成ににあたっては、大学同期のゼミのメンバー3人の旅(私は、都合で参加できなかった)を参考にした。
今回のコンセプトの要点は
1.「黄金崎不老ふ死温泉」に泊まり、海辺の露天風呂に入ること。そして、日本海に沈む夕陽を見ること
2.「リゾートしらかみ」に乗り、十二湖をトレッキングすること
3.鰺ヶ沢温泉に宿泊すること
4.旅の最後に盛岡の友人に会い歓談すること
この旅行記は、その第一回で出発から十二湖トレッキングまでを記録した。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月29日、8:28 こまち25号で東京駅を出発。ウイークデイなので、ラッシュのピークを避けるため、自宅(横浜)を6時30分頃出発した。早めについたのでスーパーこまち7号に乗る予定であったが、こまち25号に切り替えて出発した。
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隣のホームにはやまびこ号が停車していた。
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秋田には定刻(12:31)より5分程度遅れて到着した。途中で、集中豪雨で被害のあったところは、速度を下げて運転するので、これは予定通りといっていい。
集中豪雨の影響で「こまち」がストップしてしまうとこの旅行は実行できなくなるので、少し心配したが予定通り秋田に到着した。
写真は、秋田駅周辺の商店街。 -
我々が乗るリゾートしらかみ5号は秋田発14:10なので、90分ほど時間があった。昼食をどこで食べようか考えた。秋田といえば稲庭うどんだろうと思い、妻のスマホで検索すると、駅前の西武の地下1階に「佐藤養助」があるのを見つけてそこに行くことにした。
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メニューから、二味天せいろを選んだ。ゴマダレとふつうのしょうゆだれが楽しめる。ボリュームもそこそこありおいしかった。ゴマダレの味は気に入った。当然、軽くビールを飲みながら食べることにした。駅から近いので、秋田で少し時間があれば、寄ってみることをお勧めする。
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発車15分前にホームに下りた。リゾートしらかみの車両は3種類あるが、「青池号」だった。
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列車は4両編成でわれわれの席はボックスシートだった。20日以上前に予約をしたにもかかわらずボックスシートの車両しか残っていなかった。
「リゾートしらかみ」は、全車両指定席で指定券がないと乗車できない上に、五能線の本数は少ないので、要注意!ビュープラザで、この方面は、まず「リゾートしらかみ」の席を確保してから旅のプランを考えるのが常識だと言われた。 -
座席に座ると対面には鉄道マニアの学生(?)が座った。青春18切符で大分から来たという。この列車に乗って、青森まで行き、乗り換えて札幌、更には稚内まで行くという。夜は、ほとんど列車の中で寝ているらしい。礼儀正しく、感じのいい青年だった。
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五能線の列車からの景色。ボックスシートの座席は当然ながら海側にある。
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1号車と4号車には展望席がある。最初から最後まで座っている人がいて、座れなかった。
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今晩の宿は、「不老ふ死温泉」。どういうわけか「ふ」はひらがなが正式らしい。「リゾートしらかみ」の到着にあわせて、「ウェスパ椿山」の駅前に送迎バスが待っていた。駅からは、約5分で到着。16時30分にはチェックインが終わりスムーズに部屋に入った。この宿は、横に長くなっており、すべての部屋から日本海が見える。
まず、海辺の露天風呂に直行、そのあと、新館の大浴場で温泉を楽しんだ。団体客がまだ到着していなかったので、ゆったりできた。 -
この日は、曇っていて、残念ながら日本海に沈む夕陽は見ることができなかった。
今晩のメニューは「新鮮な海の幸プラン」。地元でとれる新鮮で素朴な味が売り物。特別な料理を頼んだわけではないが、これで十分という感じ。 -
とりあえずビールのあとは、「不老ふ死」という冷酒を勧められたのでそれにした。くせのない味で値段の割にはおいしかった。
このホテルは8月初旬に予約したが、29日(木)がやっととれた。最後の1室だった。日本海に面した茶色く濁った独特の露天風呂が人気の一番の理由と思うが、従業員がテキパキと感じがよく、マネジメントがしっかりしているという印象が強かった。決して過剰サービスではないが、対応は気持ちよかった。 -
29日の深夜から30日の朝にかけて大荒れの天気だった。起きてみると雨は止んでいたが、風が強く、海が荒れており、海岸の露天風呂(写真)は波が入り閉鎖。昨晩入れたので良かった。
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宿泊プランにガイド付き十二湖トレッキング2Hコースをセットした。天気が心配であったが、朝は雨が止んでいた。スタート地点まで約30分、ホテルの車で送り迎え付き。今日は2組の予定であったが、キャンセルが入り、ガイドさんと我々夫婦のみで、ラッキーだった。
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トレッキングといっても平坦で簡単なハイキングという感じ。出発点は鶏頭場(けとば)の池。
ガイドさんは50台の元気なおばさんだった。道そのものは何の問題もないので、主には樹木や木の実、花、などの植物について話してくれた。今朝がたの嵐で道に木の実や枝、花などが落ちており、丁寧に解説してくれた。 -
歩いている時間と立ち止まり話している時間が同じくらいに感じた。いよいよ、青池が見えてきた。
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なぜ、この池が青いかということについて説明してくれた。この池の水は、深い層から湧き出る深層水で、水温が約10度で冷たく、透明度が高いので太陽光の反射で青く見える等と話してくれた。理論的には十分解明ができていないらしい。
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ハリギリの大木。和太鼓の材料になるのでおそらくこの十二湖近辺では一番高価な木であろうとのこと。
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この森にはアカゲラが沢山棲息しているとのことであったが、今日見つけることはできなかった。
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「ぶなの自然林」
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黄葉の頃は、この写真のようになるらしい。もう一度その頃来てみたいと思った。
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臭木(クサギ)の実。名前の由来は葉が臭いからだというが、さほどいやなにおいではなかった。草木染に使われ、この実から水色に染めることができるらしい。
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仲道の池も青池ほどではないが水が青く見える。このあたりは、「かわせみ」が飛来するので、それを狙ったカメラマンが集まってくるらしい。
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仲道の池周辺
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9時30分頃から歩き始めて、約2時間、のんびりとウオーキングを楽しんだ。写真は「日暮の池」。
「不老ふ死温泉」の迎えの車に乗り込みいったんホテルに戻り、昼食をとった。ホテルには、昼食と日帰り温泉に入るツアー客があふれていた。残念ながら、海辺の露天風呂は閉鎖。 -
ホテルの送迎バスに乗り込み、ウェスパ椿山へ。ここで、13時14分発のリゾートしらかみ3号に乗り込み、次の目的地である鯵ヶ沢温泉に出発した。
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今回の「リゾートしらかみ」は「くまげら号」でした。鰺ヶ沢まで1時間15分。もっと乗りたかった。
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