2013/08/10 - 2013/08/16
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Nanaさん
8月10日(土)〜16日(金)まで北海道を旅してきました。
○王子:夫。バイク歴10年以上になるが、最近オフロードに目覚めた。バイクはTT250R。
○ハラちゃん:秋田から合流のバイク野郎。遠距離ツーリングでは常連メンバー。バイクはDUKE200。
○なな:わたくし。バイク歴1.5年。初購入バイクNinja250Rを愛用中。
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8月10日(土)12:30。
我々は、今まさに出発しようとしていた。
カンカン照りの太陽。山積みの荷物。熱くなったバイク。
今年は酷暑どころか千年に一度の千年猛暑でもあるらしい。
先ほど、さっそく光化学スモッグ注意報発令の放送が聞こえた。
そんな中、長袖長ズボン、フルフェイスのヘルメット着用の人なんて、バイク人以外にいないだろう。
なんでこんなことになってしまったのか。
原因は去年にある。
我々は、去年の北海道ツーリングでも同じフェリー(23:30新潟発・新日本海フェリー)を予約していた。
ちょっと涼しくなってから行こう、そう思って家を出たのは17:00だった。
夕方かつお盆休み初日土曜の道は激混みで、ようやく八王子の圏央道に入った頃には20:00を回っていた。
とりあえず最初のPAで新日本海フェリーに電話を掛けてみたが、つながらない。
「行くしかない」
我々は決意し、時あたかも降り出したゲリラ豪雨・強風・濃霧の中ひたすら突っ走り、なんとか出航10分前に新潟港フェリーターミナルへ到着したのである。
私が免許を取って5か月目の夏であった。 -
「今年は余裕をもって出よう」
その思いが、12:30という酷暑時間帯を選ばせてしまったのだ。
すぐに、シャツとズボンが汗でぐっしょりになる。
熱されたタンクにあたる内腿がヒリヒリしてきた。低温火傷のような症状だ。
そこで、ヒマなときに足を開いて風を取り込む。
傍から見たら、なんとはしたない乗り方か、と思うことであろう。
しかしそういう人を見かけても許してほしい。たぶん、ああやって内腿を冷やしているだけなのだ。
こうして休憩しながらのんびり走行し、我々は22:00、余裕を持って新潟港フェリーターミナルに到着した。
あとは風呂・食事・寝るを繰り返せば翌日17:20には北海道の苫小牧港に到着することになる。 -
8月11日(日)
船内でハラちゃんと合流した我々は、17:20、無事に北海道苫小牧港に降り立った。
北海道は冷房が効いたようにとっても涼しかった・・・と言いたいところだが、案外あったかい。
今日は初日のため、新千歳駅前のビジネスホテルで1泊し、明日から本格的に走り出し&キャンプの予定だ。
ビジネスホテルに荷物を降ろして、近くのラーメン屋に行ってみた。
坦々麺がおすすめらしく、「啖啖麺」と恐ろしい表記がしてある。
啖啖麺は辛くないものから辛いものまで順番に、無辛(地獄0丁目)・小辛(地獄1丁目)・中辛(地獄2丁目)・大辛(地獄3丁目)となっていて、
「小辛ください」と言うと、淡々したお兄さんに
「二丁目ですね」とシンプルかつ的確に修正されるのだった。
私が小辛・王子が中辛・ハラちゃんが大辛を注文した。 -
出てきた啖啖麺は、茶色くてとろみのあるスープで、食べたことのない坦々麺だった。
確かに辛いことが重要なアクセントになっていて、お兄さんが大辛を勧めたのもわかる。
小辛でも相当辛いのではないか、と思ったが、案外優しい辛味で食べやすく、おいしい。
我々は大いに満足し、翌日に備えて早めに寝たのだった。 -
8月12日(月)
今日は朝から雲行きが怪しかった。
天気予報を見ると、日高地方・竜巻注意報、という恐ろしい文字が目に入る。
竜巻に注意していても、実際遭ったらどうしたらいいのだろうか。
とりあえず逆方向に走り去るしかないのだろうか。
しかし、我々には行かなければならない場所があった。
それは夕張にある「快速旅團」というお店だ。
ハラちゃんはここの「コット」(テント内に設置する簡易式ベッド)がほしいということだったので、我々は小雨降りしきる北海道を走り始めたのだった。 -
今日の天気は、一言で言うと「不安定」だった。
すれ違うバイクが異様に少ない。
たまーにすれ違ったバイクが手を振ってきて焦る。
そうだ、ここは北海道だったのだ。
バイクの人は皆晴れている方へ走って行く。我々は、明らかに天気の悪い方面に走って行った。
夕張の街をほぼスルーして、「快速旅團」に入った。
ここはバイクキャンプを主とした商品を扱っているレアな店だ。
中に入ると、すぐ目的のコットが見つかった。
折りたたむと小さくなり、ピクトのような絵が描いてある袋に入れて持ち運べるようになっていた。
「これをください」
とハラちゃんが言うと、おじさんは新しいものを出してきてくれた。
しかし、なぜか新しい方の袋には熊マークがついていたのだった。
「今日はどこまで行くの?」
「これ、熊マークついてますけど」
「あー上の方ね。ここらへんは天気悪いけど、海沿いの方が天気いいかもしれないね」
「これ、熊マークついてますけど」
「まぁ北海道はどこにでもキャンプ場があるから。これ以上は行けない、と思ったところでキャンプすればいいから」
「これ、熊マークついてますけど」
私の熊マーク発言はすべてスルーされるのだった。 -
←問題の熊マーク
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ハラちゃんは、ちゃっかり手持ちの銀マットをお店に預け(廃棄?)、新しいコットを積んで意気揚々と出発した。
先ほどおじさんと話した通り、今日は上に向かって走る予定だ。
途中、休憩を入れながら、「朱鞠内湖キャンプ場に行こう」と目的地を決めた。
段々と天気が回復してきて、ライダーの姿も多く見かけるようになってきた。
みんな、案外雨装備をしていない。
今日はもう降らないと考えているようだった。 -
途中、「かぼちゃの王国」という目立つ看板を見つけたので入ってみた。
かぼちゃの王国内部では、かぼちゃコロッケやかぼちゃソフトクリームを売っている。
どうやら、ここらへん一帯の名産がかぼちゃらしいのだ。
かぼちゃ王国のおじさんは、バイクの人をとっても嬉しく思っていただけたらしく、アレコレ話してくる。
「どこから来たの?」
「今日はどこまで行くの?」
「今日泊まるとこ決めてある?」
今日は朱鞠内湖まで行く予定だ、と言うと、おじさんは神妙な顔でうなずき、
「実はここらへんにオススメの絶景スポットがある」
と言うのだった。 -
「ただし、戻らないで抜けると途中が砂利道になっちゃう」
時刻は16:00を回っていて、キャンプ場到着時刻にはやや遅めだが、おじさんの言う絶景スポットが気になったので行ってみることにした。
小さい舗装路を行き、民家の横から林道ぽい舗装路に入った。
入るや否や、かなり細い道で、あちこちから木の枝が迫って来た。 -
木の枝、道の穴、でかい落石などをかわしていくと、下に何か大きなフンが転がっているのだった。
なかなか見ない大きなフンで、北海道の茶色い奴を思い出して嫌な予感が脳裏を駆け巡る。 -
しばらく行くと、道が広くなって行き止まりになった。
これが絶景ポイントかはよくわからない。
ただ、来る途中の風景はなかなか素晴らしかった。
実は、途中に分かれ道があり、反対方向を進めば本格的な絶景に会えたかもしれない。
だが、時刻はもう17:00近く、フンの恐怖もあったので、朱鞠内湖に向かって走ることにした。 -
朱鞠内湖キャンプ場は、周りに何もない、なかなかの秘境地にあった。
受付で聞いたところ、スーパーは近くにはないので、とにかく走って近くの町まで、風呂関係はキャンプ場にシャワーがついてる他、一番近い日帰り入浴はバイクで25分ということだった。
来る前の小さな商店で、必要最小限の食材を購入してきた我々はほっとする。
キャンプ地から、朱鞠内湖に沈む夕日が見事だ。
我々以外は、すでに夕食を食べ始めているか、むしろもう食べ終わった頃だ。
暗くなる周囲に焦りながらテントを組み立てる。 -
私と王子は、テントを組み立て一息ついたが、ハラちゃんの様子がおかしい。
今日買ったばかりのコットがうまく組み立たないようなのだ。
テントの中で作業しているため、外からはよくわからないが、さっきからハラちゃんはコットにかかりっきりだ。
王子も加勢し、コットを組み立てる。
大の男2人が押し合いへしあいした結果、せっかく組み立てたハラちゃんのテントは見る影もなく変形した。
「外で組み立てて、中に入れたほうがいいだろう」
という結論に達したのは、ハラちゃんのテントが上下に伸びきったときだった。
男2人+加勢1名で、コットは何とか組み立った。
時刻は19:30。夕飯を食べたら、21:00終了の日帰り入浴には行けないだろう。
この日の入浴はあきらめ、明日朝から温泉を探す旅に出ることにした。 -
8月13日(火)
5:00起床。
すでに出発した人もいる。
ハラちゃんは組み立てたコットをバラすのに手間取っている。
またもや、男2人+加勢1名で、コットは何とかバラされた。
かなり大変な買い物をしてしまったようなのだ。 -
昨日調達した夕飯(カレーそば)が意表を突くまずさだったため、我々も早々に出発して朝ごはんを求めた。
本当に朱鞠内湖周辺には何もない。
「何もないな、誰もいなーいな」
というまさにその通りの道で、ほんとーに何もないし誰もいない。
途中、何度か道の駅に寄り、朝ごはんと温泉を求めたが、時間が早くてどこもやっていない。
そのうち、「何か食べられれば温泉はいっか」という境地に達し、我々は最北端を目指すことにした。
最北端、と言っても目的は宗谷岬ではない。宗谷岬の近くにある「白い道」である。
何もなくて誰もいなーい道から、段々とライダーが多くなって来た。 -
さすが宗谷岬、ライダーたちがこぞって行くのである。
走っていると、いきなり海が見えた。
このときの感動はひとしおで、展望台なるものがあったので登ってみよう、と意気込んだが、あえなく閉鎖されていた。
こういうことはとても多い。 -
宗谷岬には何度か言ったことがあるが、岬に至るまでの道のりがやたら気を持たせる印象がある。
左側に先端ぽく突き出た部分が見え、「あぁ、あそこが最北端か」と思っていると、そこは単なるカーブで、また左側に突き出た部分が見える。
「あぁ、やっとか」と思ってもまだ続く。
「もういい加減にしろよ」と思ったくらいでようやく宗谷岬が姿を現すのだ。 -
宗谷岬では、軽くホタテの串焼きなんかを食べて、白い道へ繰り出すことにした。
岬の脇から急斜面を上って宗谷丘陵に出て、矢印に沿ってしばらく走る。
目前に広がる宗谷の風景が見事だ。
岬は曇っていたが、丘陵は晴れていて気持ちがいい。
途中、写真を撮る人がいたり、なぜかゆるキャラがいたりする。 -
矢印に沿っていくと、いきなり、という感じで白い道に入った。
「お、おお、これが白い道か」
と戸惑い気味に思っていると、向こうからバイクがやってきた。
一本道の広さだが、バイクならば余裕ですれ違える。
こんなところでも、一応左側通行できちんとすれ違う -
白い道はところどころにくぼみがあり、バイクを停めることができた。
思い思いに写真を撮ってみる。
ここもオフロードだが、びっくりするくらい走りやすい道だ。
何度も何度も行ったり来たりして写真を撮り合い、さて、と今日のキャンプ地に向けて走り出した。 -
今日はクッチャロ湖キャンプ場が目的地だ。
この、宗谷岬→クッチャロ湖キャンプ場は、かなりのメジャーコースで、だいたい同じようなライダーがたくさん走っている。
途中の道の駅もライダーで盛況だ。
今日は、昨日に懲りて早めの15:00頃、キャンプ場に着くことができた。
1組の木製椅子・机を囲むようにテント村を張ることにする。
ハラちゃんは、いとも順調にコットを組み立てた。
どうやら、昨日の格闘でコット名人になったようなのだった。 -
おかげで設置もだいぶ早くでき、さっそく昨日できなかったこと①バーベキューの材料を買い出しに出かけた。
クッチャロ湖キャンプ場は、なんと近くにスーパー・受付に温泉と、至れり尽くせりのキャンプ場だった。
ソーセージ・ジンギスカン・野菜等を買い込み、さっそく炭火で焼くことにする。
まだ明るいうちからのバーベキューは余裕があってとてもおいしい。
昨日のありあわせ材料でつくったカレーそばがとてもまずかった我々は大いに満足する。
さらに、今日は温泉までついているのだ。
バーベキュー、温泉を楽しんだ我々は、満足して深い眠りについたのだった。 -
8月14日(水)
またもや5:00起床。
カップラーメンで朝ごはんを済ませて、早々に走ることにする。
ハラちゃんはコットを手慣れた様子でバラしていく。
どうやら本当にコット名人になったらしい。 -
今日はまず、サロマ湖を目指すことにする。
サロマ湖は一部だけ海とつながっている湖だ。
朝はそれなりに早いが、すでにかなりのライダーが走っている。
こうやって北海道を旅していると、北海道は旅人の聖地だ、とつくづく思う。
たぶん、北海道に行く誰しもが「旅人」気分を味わっているのではないだろうか。
しかし、実際に「旅人」認定されるにはどうしたらいいか。
答えは簡単である。
二輪に乗ればよい。
車の人は、もちろん旅人もいるが、その目的はレジャーだったり、スポーツだったり、様々である。
しかし、二輪の人は、例え目的が「レジャー」であったとしても、「旅人」と認定されるのである。
そしてその旅人は、旅人同士の連帯感であったり、地元の人との交流だったり、様々な面で「旅人優待」を受けることができるのだ。 -
さて、だいぶ走ってサロマ湖についた。
だいぶ、というのは本当にだいぶで、いつまで行ったら「サロマ湖」という場所に着くんだろう、と思えるくらいのだいぶだった。
最初についた「サロマ湖」は、キャンプ場などがあるところで、ソフトクリームとかお土産が売っている雰囲気ではなかった。 -
我々はまたサロマ湖をぐるっとだいぶだいぶ戻り、サロマ湖の道の駅に出た。
この時点ですでにお昼前になっていたため、この道の駅でお昼ご飯を食べることにする。
豚丼とホタテカレー。どっちもおいしい。 -
イートインスペースには旅人ノートがあったので、思い出を書くことにする。
最後のキャンプ地はどこにしようか、と話し合い、「つつじ公園キャンプ場」にすることにした。
近くにおんね湯温泉もあるという、やはり至れり尽くせりのキャンプ場だ。
我々は、いくら北海道とはいえ、この猛暑の夏に風呂に入れなかったキャンプ体験を、未だ根に持っているのだ。 -
先に近くにあるというサロマ湖展望台に行くことにする。
サロマ湖展望台に行くには、ダートを走っていかなければならない。
ダートの怖さをよくわかっていないNinjaのオーナーは軽くうなずく。
大通りからちょっと入ると、いきなりダートだ。
かなり凸凹していて、けっこう轍もあるので走りづらい。
しかし、緩い上りになっているのでそれなりに行ける。
上まで行くと、なぜか途中から舗装されていて、駐車場は見事にキレイな舗装スペースだった。 -
ここからバイクを降りて、上の展望台まで歩いていかなければならない。
「考えてみれば」
我々は話し合った。
「この旅、ほとんど運動してなかったな」
バイクには乗っていたが、まっすぐな広い道が多かったので、ほとんど何もすることがない。
久々の運動は体に堪える。
北海道とはいえやはり暑く、あっという間にズボンやシャツがベタベタになっていく。
展望台は、下の中スペース、上の屋上スペースに分かれていた。
中スペースは温室効果でびっくりするくらい暑く、早々に退避して上の屋上スペースにあがる。 -
目の前のサロマ湖は確かにすばらしかった。
ずーっと遠くまで見渡せる。
しかし暑い。本当に暑い。
我々はここもすぐ退避して、日陰を求めたのだった。 -
帰りは緩やかな下りだ。
行きでかなりダートに慣れたつもりだったNinjaオーナーは快調だったが、途中で対向車がやってきた。
真ん中を走っていたので、スピードを落として端に寄った瞬間、フロントブレーキをかけて転倒してしまった。
最近転ばないと自覚していたNinjaオーナーは焦った。
とりあえず、バイクを起こして車を行かせたが、その場でバイクを点検しているとアブとハチが恐ろしい勢いでまとわりついてきた。
見ると、王子にハチが群がっている。
「ここは危ない!」
と、急いでNinjaを移動させたが、多少移動したくらいでは全然離れない。
むしろ、群がってくるアブ・ハチの数が増している。 -
恐怖を感じた我々は、早々に走り出し、いったん道の駅に戻ることにした。
道の駅で見たところ、ウインカーが取れかかっていること・傷が増えていること以外に問題はなさそうだった。
我慢強く忍耐強いNinjaのアニキは、傷だらけの体にさらに傷がついても黙って耐えたのだった。 -
またまた走って、目的地のつつじ公園キャンプ場についた。
ここは無料のキャンプ場で、綺麗なトイレがある芝生のサイトだ。
温泉は近くの日帰り温泉を利用する。
ただし、終了時間が早めなので、21:00まで営業しているちょっと遠くのつるつる温泉に行くことにした。
まずは、やはり近くの野菜直売所・スーパーを巡って食材を調達することにした。
ししとう・きゅうり・ピーマン・プチトマト・スイカを購入すると、野菜直売所のおじさんは、「バイクでずーっと回ってんの?」と、玉ねぎをおまけしてくれた。
やはり旅人の聖地だ。 -
さらに肉・ウインナー・恒例のジンギスカン等を買ってバーベキューすることにする。
とても美味しいが、今日はさすがに量が多すぎたようだ。
一通り食べ終わり、温泉に向かって走り出した。
温泉から出て休んでいると、なんとゲリラ豪雨が降り出したという。
雨を想定していなかった我々は、外のバイクにメットもすべて付けっぱなしだった。
小降りになった瞬間を見計らって急いで支度し、急いで戻る。
このキャンプ場では、朝も通り雨に見舞われ、不安定な天候に悩まされることになった。 -
8月15日(木)
今日はフェリーに乗って帰る日だ。
せっかくなので、石北峠から帯広に行き、豚丼と六花亭本店に寄って高速で一気に苫小牧の港へ向かうことにする。
石北峠は、なぜかワンボックスがやたら飛ばしたがる。
登坂車線が出て来た瞬間、大量のワンボックスが登坂車線から猛烈な追い越しをかけ、前の車を猛烈に追い越していく。
石北峠を過ぎたころ、Ninjaのアニキの記念すべき走行距離10,000キロが迫ってきた。
一番前を走行する。
車もいないし、とっても気持ちいい。
「自由だ!」
と思わず叫びたくなる。 -
ここらへんは車も少なくて走りやすいせいか、対向車線のバイク団体もとっても元気だ。
普通の手振りじゃ満足できず、両手を大きく降ってくる人もいる。
立ち上がってアピールしてくる人もいる。
みんな「自由だ!」と思っているに違いない。 -
記念すべき10,000キロは、そういった道端だった。
路肩に停めて記念撮影した。 -
そのまま帯広に出る。
帯広駅周辺は、めずらしく渋滞している。
どうやら、花火大会と帯広のお祭りが重なっているらしい。
歩行者専用道路を避けてバイクを停め、歩いて豚丼を求めることにした。
豚丼は見つけようとするとなかなか見つからず、駅からちょっと外れた小さなお店で食べることができた。
豚丼上、千円。
甘辛いタレがおいしい。 -
その後、さらに祭り中の街をあるいて六花亭本店へ。
さくさくパイと雪こんチーズを食べて大満足し、満腹のおなかを抱えてバイクに乗り込んだ。 -
その後、高速→苫小牧で出航1時間前に港到着。
帰宅まで走行距離合計2,100キロの旅であった。
ちなみに、Ninjaのアニキはその後、マフラーが取れかかっていることが判明したのだった。
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