2011/07/10 - 2011/07/11
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はくさんちどりさん
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この年3月11日に、東北太平洋沖を震源として、千年に一度と言われる大地震が発生しました。長く強い地震動だけでなく、貞観歴史津波以来の大津波を伴ったため、岩手県から千葉県にかけての沿岸地域を主体に、大きな人的・物的被害をもたらしました。『東日本大震災』です。
大震災では、異常に寒い時期の大震災時に、電気・水道・ガスの3大ライフライン完全ストップという類のない経験をする破目になりました。この旅行は、その後ガソリンの供給も通常に戻りつつあり、津波被災地以外でようやく落ち着きを取り戻し始めた頃に、原発事故で塗炭の苦しみを味わっている福島県の応援の意味を込めて、行ってきたものです。
初日は天気が芳しくなく、仙台市の北方に位置する大郷町の縁の郷(えにしのさと)に借りている農園に行き、栽培している早生のキャベツや白菜などの作物の状態を曇天下で確認しました。好きで植えていた落花生やサトイモなども元気そうでした。
安心して、その足で一般道経由で高湯温泉のもっとも福島市街地寄りにある玉子湯へ直行しました。本来であれば福島競馬が開催されていて、どこの温泉も混んでいたのかもしれませんが、宿泊客は思いのほか少ない感じでした。部屋まで案内してくれた仲居さんは、「元は飯坂温泉に勤めていたが、風評被害で客が激減して、高湯温泉にきた」、と話していました。
部屋で落ち着いてから、おもむろにまずは内風呂に入り、その後一度着替えてから裏出入口から出て、茅葺屋根のお風呂や露天風呂をハシゴしました。白濁したお湯で、硫黄臭がたまりませんね!ほんとに温泉に入った気分になれます。夕食もお部屋食だったので、晩酌でいい気分になって、食後敷いてもらった布団にバタンキュー!です。
翌朝は打って変った晴天で、気分的に3月以来の疲れも吹っ飛んだような気になりました。朝食後、茅葺の近くから上れる温泉神社にも行って、途中でマムシを見たりして、何かいいことがある前兆かなと思ったりしました。
チェックアウト後、磐梯吾妻スカイラインの高湯ゲートで通行料金をちゃんと払い、浄土平まで!途中道草することはなく、風景を眺めながら直行し、一応レストハウスでお土産類を物色しました。食指が動く物がないため、結局買い物はしませんでしたが・・・。
天気が良いので、そこで運動のために吾妻小富士へ上ることにしました。標高差はいくらもないので、難しいことは何もありません。巨大な火口の周りを反時計回りにぐるっと一周しながら、風に吹かれて天上の展望を楽しむことができました。7月中旬に入ったばかりなのに、トンボが群れて風に戯れていました。あまりの多さにびっくりするくらいでした。
火口壁を歩いている時に、時計回りの人と何人か出会い、挨拶を交わしましたが、夏真っ盛りの中で、みんな風を気持ちよく受け、涼しげでした。
下山後は、スカイラインの土湯ゲートに向かい、途中天風境の駐車場で名残の眺望を楽しんでから、土湯峠温泉郷を通って早めに仙台に帰りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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玉子湯と言えば、この茅葺屋根のお風呂ですね。中はちゃんと男女別に仕切られ、別室になっています。
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茅葺屋根のお風呂の背後が斜面になっていて、小さな滝が流れて全体が庭園になっています。
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どなたかの和歌のようです。最後に「・・・吾妻山なみ」と詠んでいます。歌を詠んだのは、『○子』とありますが、
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温泉神社から見た玉子湯の建物や周囲の風景です。上ってくる途中、道の脇の茂みにマムシがいました。
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客室から茅葺屋根のお風呂を見ると、こんな様子でした。
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同じく客室から庭園の眺めです。
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天狗の庭を過ぎて浄土平へ向かう途中、一切経山を眺めたら、噴煙と雲が判然としない感じで見えましたが、右側は雲です。
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浄土平地区の案内と標識(環境省)です。
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吾妻山地域の案内図です。
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浄土平地区の案内図です。
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道路を挟んで、広い駐車場と反対側にある、吾妻小富士の登山(と言うほどでもないですが・・・)口です。
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吾妻小富士の火口壁取り付き部から、浄土平レストハスや駐車場方向を眺めると、こんな感じです。後方に噴煙を上げる一切経山の裾野が見えます。
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火口の底を左手に見ながら、反時計回りにこれから歩いていく火口壁の稜線部です。
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少し進んだところから、磐梯吾妻スカイラインと東吾妻山でしょうか、後方に高くなだらかな山稜が望めます。右側には浄土平の駐車場からすぐ行ける湿原の木道が見えます。
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火口壁をさらに進んだところから火口内を覗きました。学生時代に友人と白布峠から縦走して、最後に小富士に登った時は、火口の底までわざわざ降りたっけ!
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火口壁稜線部の道。砂利敷きでアップダウンが少しあるものの、幅もかなりあるので、ほとんど不安なく歩けます、怖い物の見たさに火口側に寄らなければ!・・・でも、登った人はきっと、どこかで火口側に寄って、中を見たくなると思います。
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火口壁稜線部の歩道脇は、実はこのようになっているのです。亀裂の多い脆い火山性の岩盤が、ほぼ垂直に切り立って、その下は崩れた岩屑物などが蟻地獄状になっています。
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最初の取り付き部から4分の1ほど進んだところから、後方の東吾妻山の前に桶沼が見えていますが、確認できるでしょうか?
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すぐ眼下には、湿原も広がっています。秋にはどんな紅葉を見せてくれるのか、行ってみたいですね!
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写真ではよくわからないのですが、水色の空に驚くほど多数のトンボが風に吹かれて空中遊泳していました。
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白い雲を背景にすると、トンボの遊泳が良く見えます。
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大きな岩を利用して、ケルンが積まれていました。
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ケルンがある辺りで、ついに怖い物見たさを誘う岩の突起を発見!
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恐る恐る近づいてみると、ウワーッ・・・! コワー・・・!!これ以上は無理です、私でも。
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一切経山と火口壁とトンボです。トンボがちょうど雲の白さのおかげで、はっきりとわかります。
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歩いてきた方を振り向くと、東吾妻山と一切経山を背景に、火口の急な壁がご覧のとおりの姿で目に飛び込んできました。
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吾妻小富士の頂上(最高地点1707m)まで、あと少しです。ほぼ半周はしたでしょうか。
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最初の取り付き部とほぼ反対側から火口内を覗きました。実はかなり離れて写しています。
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頂上付近から天狗の庭方面です。
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火口の内壁ですが、切り立っていつも崩壊するところでは植生がつかず、そうでないところには植生が侵入して緑になっています。植物の生命力はすごい!
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一切経山と噴煙(左側)と雲(右側)です。青空をキャンバスに、噴煙も雲も渾然一体と見えます。
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これは噴煙です。
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イチオシ
一切経山の周りの雲も刻々と移動して変化し、眺めていると面白かったですよ。気分も爽快で、まさに極楽浄土です!!
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ほぼ9割方周回したあたりから浄土平レストハスや駐車場を眺めると、こんな感じです。風が気持ちよく、見下ろす感じがたまらないです!
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ずっと回ってきた火口の反対側の景色です。右側の端に怖い物見たさで寄って行こうとした岩壁が見えています。
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浄土平側の火口壁最上部付近には、灌木や草花が見られ、黄色や白い花を咲かせています。
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マルバシモツケという草花のようです。図鑑で調べました。
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吾妻小富士の頂上方面と手前の植生状況です。
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白い花の拡大写真です。名前は不如意です。
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灌木に止まって休んでいるトンボです。尾が黄土色していますが、何トンボでしょうか?
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浄土平の環境省の標識の下に映えているミヤマオダマキです。早池峰山でも見ましたが、花がきれいですね!葉も独特の形状をしています。
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双竜の辻から夏の磐梯山と猪苗代湖です。猪苗代湖は少し霞んで見えます。
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イチオシ
双竜の辻から磐梯山と安達太良山の全景です。
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安達太良山です。ピークがいくつもあって連なっているので、遠目に全体はなだらかに見えます。
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天風境。手前が駐車場で、中央に標柱や案内板が見えています。
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未だ間近で見ぬ幕滝ですが、手前にトンボがいたようで、かなり大きく写っています。
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天風境からの高山方面の眺めです。
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左に見えるのが高山で、右端の方の下に土湯温泉があるはずですが、ここからは見えません。
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天風境の駐車場脇からも磐梯山や猪苗代湖が見えました。
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イチオシ
天風境から土湯ゲートへ向かう途中で見納めの磐梯山を写真に収めました。
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