魅惑のトルコ旅行 2 ～ベルガマ　アクロポリス、アスクレピオン編～

2013/08/24 - 2013/08/24

トルコ旅3日目。(現地2日目）
今日は、ベルガマ観光です。
　アクロポリスとアクレピオンを観光します。
古代遺跡大好きですので、
遺跡巡りは楽しいです。

夕方にイズミールに到着。
イズミールには、美人が多いことで有名だそう。
バザールで迷子になりかけて、
イズミール美人を発見する余裕はありませんでしたが、無事にホテルに帰ってやれやれでした。

夜は海岸まで歩き、夜景を楽しみました。

エリア ベルガマ(トルコ)

朝食会場。
海が見える席に座ります。

窓からエーゲ海が見えます。
これだけでも、最高の朝食。

チャイです。
インドのチャイと違って、ミルクやスパイスは入れません。
無花果が大好きな私。
ドライフィグと一緒に、チャイで幸せ。
トルコでは無花果三昧しました。

ホテルを出発。
この周囲はオリーブ畑が多いです。

海岸線を走るので、流れる風景の中には、
エーゲ海。（*^_^*）

ベルガマのアクロポリスを観光します。
ロープウェイに乗って、アクロポリスの丘に上がります。

ベルガモンと呼ばれたこの都市の歴史は
アレキサンダー王の死後から始まる。
大王亡き後広大な領土は分割され、
大王の遺産を手にしたリシマコスによって、
新王朝が開かれたが、シリアとの戦いで彼は戦死する。
その部下のフィレタイロスが財宝を継ぎペルガモン王国を築いた。

王国は甥のエウメネス1世の時代に繁栄の時を迎える。
ローマと共にシリアと闘い、小アジアにおける交易の権益を得て
アクロポリス建設が行われた。
アッタロス3世の時代に、ローマの属州になったが
後も繁栄は続いた。
その後アラブの攻撃を受け衰退。
19世紀に発見された神殿は
ドイツに持ち去られてしまった。

貯水槽。

アテナ神殿跡。
今は礎が残るのみ。
ヘレニズム芸術の最高傑作と言われる瀕死のガリア人など彫刻群が飾られていたという。

劇場。
古代遺跡の中で最も傾斜のある劇場。
音響効果も非常に良い。眺望も遮らないようになっている。
扇型に広がったこの劇場では、どんな舞台が行われていたのか興味がある。

1万人もの人が収容できたこの劇場。
紀元前3世紀ごろに建設。
後にローマ時代に改装された。

トラヤヌス神殿。
全て大理石で出来ており、
正面６柱、側面９柱のコリントス様式。
後方はイオニア式列柱が残っています。

この神殿はローマ皇帝ハドリアヌスが
先帝のトラヤヌスに捧げたものとされる。

アクロポリスは335ｍの丘の上にあります。
アクロ＝高い
ポリス=町
その名の通り、ベルガマの街が一望できますね。

アクロポリスは風がとても強い場所でした。

アーチが美しい。

倉庫。

アクロポリスの外壁。

近くには行ってませんが、この列柱の右奥辺りが、図書館の位置らしい。

エジプトのアレキサンドリア図書館に対抗し２０万巻もの蔵書を誇った図書館があった。
伝説ではこの図書館に脅威を覚えたエジプトがパピルスの輸出を禁止し、困ったエウメネス２世が、それに変わる羊皮紙を発明したとか。
羊皮神の独語名がペルガモントはペルガモンが語源。

ロープウェイでは、後方にダムが見えた。

アクレピオンに来ました。
アクレピオンは、古代の総合医療センター。
入口からこの聖なる道を歩いて行きます。

アクレピオンは、紀元前4世紀から紀元後4世紀頃に、使われていた施設。

蛇のレリーフ。

脱皮する蛇を生まれ変わる生き物＝再生のシンボルとしていた。

この下には地下のトンネルがあります。

トンネルを通って、患者さんが診察所に向う。

左側には水が流れている。
患者はこの水の音で癒されるという
効果を考えられている。

劇場。
音楽療法なども試みられていたそう。

この日もとっても暑くて、
日に焼けました。35℃くらいはありました。
古代の治療は現代の医療にも通じるものがありました。

今日の宿泊地はイズミール。
ヒルトンホテルです。

イズミールはかなり都会です。

夕食までの２時間ほど自由時間で
近くにあるバザールを散策します。

アゴラ。

バザールに入りました。
トルコ人が通う本当のバザール。
観光客が買えるものは、あまり無かったです。

魚屋さんが多かった。

銀製品のお店が多い通り。

この辺で迷子になりかけました。(>_<)
iphoneのコンパスが役だった！！

恐かった〜。

無事ホテルに戻って、夕食会場へ。

夕景が綺麗でした。

13階からの夜景は素晴らしかった。

夜は海の近くまで歩いて散策しました。
本当に夜景が綺麗でした。