2013 サンモリッツ・ルガーノ　旅行記　④マローヤ峠～ソーリオへ

2013/08/09 - 2013/08/19

8月13日（火）5日目

　今日は、サンモリッツからセガンティーニゆかりのマローヤ峠を観光後、ソーリオへ行きます。
　マローヤ峠は、セガンティーニが晩年の5年間を過ごした土地で、3部作の「消滅（死）」はここが舞台となっています。　ソーリオもセガンティーニが冬の間過ごした土地で、「天国の入口」と称して愛した村です。3部作の「生成（生）」はこの近くが舞台となっています。今日で3部作ゆかりの地をすべて訪れることになります。
　ソーリオへは、スタンパでポストバスを降り、歩いて行きました。
スタンパ発12時15分　～　ソーリオ着14時05分

　ソーリオはフルリーナさんの素敵な旅行記を読み、今回の旅行で是非訪れたいと思った次第です。
　http://4travel.jp/traveler/fururina/album/10022780/
　http://4travel.jp/traveler/fururina/album/10738025/

エリア スイス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ホテルをチェックアウト後、駅まで送っていただき、スーツケースをファーストバゲージでルガーノに送りました。
駅前からポストバスに乗りマローヤに行きました。　9時8分発　

　マローヤ峠に到着です。9時45分
ポストバスを降りると右手にセガンティ−ニのアトリエが見えます。
鍵がかかっているようで中には入れませんでした。
アトリエの前の道を通ってヴェルヴェデーレ塔に向かいました。

　道端にワレモコウが咲いています。
スイスでは始めて見ました。夏も終わりを告げようと？

ベルヴェデーレ塔に着きました　10時8分

ベルヴェデーレ塔の紹介です。（セガンティーニゆかりの地No.9）
セガンティーニは、スケッチのように塔を改修して住みたっかったようです。？　

塔の階段を登り上へ

塔の中は資料館になっています。

塔の上からはりシルス湖が見渡せます。

下の方には、マローヤ峠の道路のヘアピンカーブが

ブレガリア谷方面、この向こうにソーリオも。

　塔を後にシルス湖方面に歩くと、偶然セガンティ−ニゆかりの地　No.７に出会いました。説明では「地上の楽園」とあるようです。どういう意味か？

少し上に教会（セガンティ−ニゆかりの地No.8)がありますが、行きませんでした。　10時55分

　セガンティーニ家の墓地（セガンティ−ニゆかりの地　No.6）
彼が亡くなった二日後、この共同墓地に埋葬されたそうです。

　道路のマローヤ峠の標識です（標高1,815m）
右側に駐車場・WC・インフォメーションセンターが有ります。

　駐車場のWCよりインフォメーションセンター。
入口の前にパンフレットがあり、手にいれました。

　パンフレットの「センティエーロ・セガンティーニ」
マローヤのセガンティーニゆかりの地12ヵ所と道順が載っています。
ホテルに着いてこれを読んだので、見逃した場所があり残念でした。

パンフレットにはブレガリア谷のハイキングコースもありました。

同上

　スタンパに到着（バス亭前）　12時17分
途中の村のレストランで昼食をと思い歩き始めました。

橋を渡ってすぐに標識がありました。ソーリオまで1時間30分と

渡って来た橋です。

　コルトゥーラの村に来ました。　12時32分
天気も良く、道路は日陰もないので暑い。

実が生っていますが、この〜木♪何の木♪〜♪？

カステル・ムーアの入口にあった看板です。

　カステル・ムーアは古い建物で昔の家具・写真等がありました。

ビデオでの紹介は雰囲気に合わずもったいない感じが・・

　カッチョルの看板　13時00分
途中で食事をと思っていましたが、レストランが見つかりません。
スタンパのバス停の下流にはあったのですが・・・ソーリオまで我慢するしかありません。
この後コースは林の中に入って行き、沢の傍で桃とお菓子を食べて休憩しました。　

　上に女性が待ってくれています。
ソーリオまでですれ違ったのは、この女性と家族ずれの4人のみでした。

　石段がしばらく続きます。この登りが暑くてつらい登りでした。13時30分
よく見ると下から石を積み上げて作られています。何時頃出来た道でしようか？

プロモントグノの教会でしようか？

　見晴らしの良い場所にベンチがあり休憩です。14時
セガンティ−ニの愛した山々がみえます。
右の岩山がピッツ・バディーレ（3,308m)　その左にピッツ・チェンガロ（3,370m）　左奥にシオラ山群と

とうとう、念願のソーリオに到着しました。　14時05分

やはり絵になる風景が見えました。

村の中へ、レストランを探しながら歩きます。

石の屋根と狭い路地

　駐車場の上のレストランで遅い昼食です。14時20分
シオラ山群を眺めながらのビールが美味しい。

　隣のテーブルにいた家族連れに家内が鶴・風船を、私が船・飛行機を折って渡すと喜ばれました。

リンゴが生っています。

パラッツオ・サリスの窓の日時計？

パラッツオ・サリスの馬をつなぐ輪環？

ピッツ・バディーレ（3,308m)とピッツ・チェンガロ（3,370m）のアップ

　ソーリオの名物栗の実も生っています。
家内はお土産にマロングラッセを買いました。

　ソーリオからバスでプロモントグナに行く予定でしたが、バスの待ち時間があり歩いてホテルに向かう。　
だいぶ下がって来ました。16時45分

　スピーノのホテルに到着です。　17時15分
道路を歩くのは暑くて疲れました。

　ホテルのバスはシャワーで、TVもありません。
売店のアイスクリームを食べ一息つく。
　本当はソーリオのパラッツオ・サリスに泊まりたかったのですが満室でした。
今回の旅行のホテルは、全てブッキングコムで予約しました。

この旅行記へのコメント （1）

• フルリーナさん 2013/09/08 21:39:28

  nasuoさん

  お天気に恵まれたのですね！
  よかったですね。
  
  ソーリオの風景懐かしく拝見しました。
  私は、大好きな村なのですが、どんな風景がその人にとって感動するかはまちまちなので、私の旅行記をみて訪れようと思うという方がいらっしゃると、お気に召したかなあとちょっと心配になります。
  
  たくさんアップされたのですね。
  他の旅行記も楽しみに読ませていただきます。
  
  私の旅行記のご紹介もありがとうございました。