2013/08/18 - 2013/08/25
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t-swanさん
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夏季休暇が5日間もらえた。
自分は躊躇なく土日合わせて9連休とした。
前回同様行くところは悩んだ。
・モロッコ〜フランスでジブラルタル海峡越え
・サウジアラビア
・中央アジア周遊
・キリマンジャロ登山
・中米
登山続きだが、アフリカ大陸は行ったことがないことも後押しし、今回も学生の頃から登ろうと思っていたキリマンジャロ登山に決めた。日本から申し込むのは面倒だったのでガイド、ポーターはすべて向こうで手配、飛行機のダルエスサラームまでのチケット、ダルエスサラームからモシまでのタンザニア国内線は日本で手配した。
カタール航空、エミレーツ航空は深夜便なので金曜夜中に出発できるのでこの日数でもなんとかなる。
余裕があったらケニアの国境を越えツァボウェスト国立公園へのサファリも考えた。
登山は前回のストック・カンリと比べると運動していなかったこともありかなりきつかったがウフル・ピークまで無事登頂。
アフリカは魅力的だったので次回も旅行先候補の一つです。
毎度のことだが下山がしんどかった。。
しばらく登山はもういいです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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夕暮れのキボハットから。
雲海が広がっていて綺麗でした。
午後7時前に就寝して午後11時半起床、午前0時に山頂に向けて出発した。 -
毎度のことながら登りのペースは快調そのもの。
大抵のパーティーは午後11時から0時の間に出発していたので、最後方からのスタートだがガイドはトラバース気味に登っている団体客を無視して直線的に登っていく。これがまたしんどい。
なんでこのガイドはこんなに焦って登っていくのだろうか。
いつも通り不満はあったが、体力的に大丈夫だろうとタカをくくってどんどん追い抜いて行った。
しかし、前2回とは違いなんの危機感んも持たずやってきたキリマンジャロ。高度順応はおろか運動もこの1年間ろくにしていない。
出発前まで体調は完ぺきだったが、スタミナの方に問題があったようだ。
道半場、5200〜5300mくらいから変調に気付く。
かなりのハイペースで飛ばしていたが、休憩する回数が多くなっていく。
前回、前々回と登りはほぼノンストップで行けていたが、足が重い。
前半の無茶なハイペースがたたったのか、スタミナ不足か後半はちょっと歩いては休憩の繰り返しになってしまった。
そんなこんなで苦労しながらも、ウフル・ピークまで6時間弱で到着。
日の出までしばらく待つ。 -
山頂での日の出
さらに今回は信頼をおいていた手袋も機能不足だったのか、今までに経験したことのない指先の痛みがあった。もともと冷え性もちなので手袋をはずしてみてみると指先が動かなくなり指先が薄く黒みがかっていた。
これはヤバいと臀部に片手を交互にあて、あたためるも痛みがなくなり知覚異常を起こしていた。 -
別に日の出には感動はしなかった。
これなら雪もないことだし日が照って暖かくなってから山頂に向けて出発してもよかったと思ってしまった。 -
日本最高峰から眺める日の出も、アフリカ最高峰から眺める日の出もそんなに変わらないはずである。ただただ暖かくなって欲しくて早く陽が登ってほしい一心であった。
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山頂には登頂を喜ぶたくさんの人が。
前回、前々回と自分ら以外には山頂にあまり人がおらず、独占状態で悦に浸れたので少し残念。
看板の前で記念撮影するのも押し合いへし合い一苦労 -
日の出を見るひとたち
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ラッシェル氷河
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近いうちになくなてしまうといわれている赤道直下のラッシェル氷河。
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頂上には20分程とどまり下山開始
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ステラ・ポイント
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ギルマンズポイント
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マウエンジ峰が見える。
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下山はいつも通りふらふら。
足の指先が痛くてふんばりがきかなくなる。
下山してみてみたら靴が合わなかったのか、右2趾と左母趾の爪がはがれかけていた。 -
下山にはいつも通りかなり時間をくってしまい、ボロボロ。
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帰ってから疲れ果てて寝袋にも入らず素足、素手のまま1時間ほど眠ってしまい起きると体温の低下が激しく、悪寒が止まらない。
手も、足先も氷のように冷たくなってしまい、紫いろに変色していた。
食欲はなくなり、なにも食べられなくなってしまった。
ようやく高山病らしい症状がでてきた。 -
つらいことに下山して少し休んだらこのボロボロの状態でホロンボハットまで戻らなければならない。
足先も、食事もとれないため低血糖状態のような感じのままさらに4時間ほど下山。
体力つくりをさぼっていたつけがここにきて出てきた。
ホロンボハットから山頂を望むとよくここまで戻ってきたもんだと我ながら感心した。 -
プレッシャーから解放され、ゆっくり休めた。
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翌朝、登頂を祝う団体さん。
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チップではガイドと相当もめた。
次の個人旅行者のために徹底的に値切ったつもり。
社会人になり裕福になったが、しみついた貧乏性はとれないようだ。 -
マラング・ゲート前で共に登頂したМ君とともに記念撮影。
日本に帰って1週間後、数か月ぶりくらいに軽く家の周りをジョギングしてみた。以前はゆっくりなペースならいくらでも走れるんじゃないかとも思ったことがあったが、十数分でくたくたになった。
やはり高度順応云々ではなく、今回は基礎体力がなくて苦労していたのであろう。
過去の登山と比べても、絶対登頂できると思って、危機感が欠如していたのがいけなかったか。 -
登頂証明書の色はギルマンズ・ポイント到達は緑、ウフル・ピークまでいけば金色らしい。
今回も運よく登頂に成功した。
翌日の早朝に帰国。
日曜日の遅くに自宅に帰り、鏡をみたところ顔の皮膚は日焼け止めを塗ったはずなのに皮がむけてボロボロ。左母趾と右第?趾の爪は爪下血腫のためか2週間ほどしてはがれた。
翌日の仕事は思いのほか堪えた。
アフリカ大陸も初上陸し、アフリカ最高峰にも立てた。残す未開の大陸は南極、次は南極もいいかなと思ったり。
アフリカも魅力的なところなので、きちんと黄熱病、マラリヤ対策をして今度は訪れたい。
帰国後も手の指先の知覚障害が続いて、薄皮1枚はさんだような感覚が常にあった。仕事にも重要なため焦っていたが1ヶ月ほどして感覚は回復、全く問題なくなりホッとした。
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旅行記グループ キリマンジャロ(5895m)登山記 タンザニア キリマンジャロ登頂 2013
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