2013/08/10 - 2013/08/13
169位(同エリア8879件中)
YAZさん
人生で一度は行きたい場所に挙げられている「アンコールワット」。この目で見るために会社の夏休みを利用して一人でカンボジアに行ってきた。カンボジアへは初めての旅となる。
【1日目】
羽田(深夜)→バンコク(朝)→シェムリアップ(朝)、午後 アンコールワット観光
【2日目】
朝 アンコールワット朝日観賞 午前 アンコールトム観光、午後 再度アンコールワット観光
【3日目】
半日 バンティアイ・スレイとベンメリア観光
【4日目】
シェムリアップ(昼)→バンコク(午後)
カンボジアといえば何を思い浮かべるだろうか。自分の頭に浮かぶのは、
・壮大なアンコールワット遺跡
・ポルポト政権時代の残忍な恐怖政治
・国連暫定統治機構
ということになる。長年の混沌としていた人の世とは対照的にアンコールワットは常に鎮座し続けているとの印象だ。
昨年旅で行ったホーチミンの空港のフライトボードに行き先が「Siem Reap」となっている便がいくつかあった。国際空港があるアジアの都市であれば大概知っているのだが、当時は「Siem Reap」を知らず一体何処にあるのだろうかと思っていた。今回行くアンコールワットの玄関口の町と知ったのはこの旅を検討し始めた最近のことだ。まさか、そこに行くことになるとは不思議なものだ。
■自由旅行のメリットとリスク
一人旅は自由に行動ができるのが利点。その利点を活かすためにツアーに参加するのではなく、あれこれ考えながらネットで航空券やホテルを自分で手配をした。アンコール遺跡巡りも事前に現地日系ツアー会社にガイドを依頼しておいた。
また、自由旅行では旅の最中わからないことがあれば自分で確認しなければならずその分多くの人に接することになる。この出会いがまた旅を楽しいものにする。今回宿泊したホテルのスッタフとの交流も自由旅行でなければ生まれなかったと思う。
とはいえ、自由旅行は時としてトラブルに巻き込まれることがある。
20数年前の古い話だが、一人旅でバンコクにいたとき男に声をかけられ家までついて行ったことがあった。「姉が仕事で六本木に行くことになったので日本のことを姉に話してあげてくれないか」と男は言ってきた。時間があったこともあり役に立てればとの思いで一緒にタクシーに乗ってその男の家に向かった。ところが肝心の姉は家にいなかった。
その代わりに別の男が部屋で待っていた。その男はトランプを取り出し、「これからやってくるブルネイの富豪からポーカーでお金を巻き上げよう」と誘ってきた。相手の手札を合図で教えるので簡単に勝つことができるという。
いやいやながら合図のやり取りの練習をしていると、まさにアタッシュケースを持ったブルネイの富豪らしき男が庭から部屋に上がり込んできた。男は僕らの座っている前の机にアタッシュケースを置き、おもむろに鍵を外してケースをあけた。なかはゴムで束ねられた札束でいっぱいだった。
そう、これがガイドブックなどで警告しているトランプ詐欺だ。当時はその知識が自分にはなかった。さいわい怪しすぎるので、トランプを拒否して逃げ帰りことなきを得たが、自分の持ち金を巻き上げられて旅を続けられなくなるところだった。
あれから20数年いまだ同じような手口のトランプ詐欺がアジア各地で横行しているのには呆れてしまう。親切心に付け込んだひどい詐欺だ。
■カンボジアへの行き方
話をカンボジアに戻そう。カンボジアへの行き方は悩みどころだ。日本からカンボジアへは定期直行便がない。このため、どこかの国を経由しなければならない。
価格の安さなら中国経由が一番だ。しかし、限られた時間を有効に使うため当日にしかも早い時間帯にカンボジアに行くことができるベトナムかタイ経由での経路を検討した。最終的には少々割高であったものの、自分がラウンジを使えるマイレージ会員であるのとマイルを貯められるのとでJALでタイ経由で行くことを選択した。
タイからカンボジアに飛ぶバンコクエアウェイズとも提携していたので、JALのホームページからJAL便とバンコクエアウェイズ便の両方のチケットを購入することができた。このように一括購入していたので、羽田空港でのチェックイン時にバンコクエアウェイズ便のチケットも発券してもらい、機内預けの荷物を最終到着地のシェムリアップまで運んでもらうことができたのはラッキーだった。
■日本を出発
旅のほんの数日前のこと、小学生の娘に「カンボジアには今でも地雷が埋まっているんだ。ドカーン!てね。」と話をしたところ、空気が重くなり、突然、娘は目に涙を溜めて「カンボジアには行かないで」とシクシク泣きはじめた。思わず娘を抱き寄せてしまった。親冥利に尽きる瞬間だった。娘からの最高の餞別になった。
仕事を終え、サッカーの合宿から帰ってきたその娘を囲んで家族で夕食を取った。その後、娘の写真と娘が折紙で作ってくれたお守りをかばんに入れて羽田に向けて夜9時過ぎに自宅をでた。
普段の平日は遅くまで人が行き交う二子玉川の駅は盆休み前ということもあって少し閑散としていた。二子玉川駅から空席の目立つ大井町線に乗り羽田に向かう。海外に向かう際の気分の高まりをあまり感じないのは夜のせいだろうか。
ところが、品川で羽田空港行きの京急線に乗り換えると状況は一変した。スーツケースを持った人が車内に目立つようになり自ずと旅行モードに傾いていった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 航空会社
- JAL バンコクエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
■羽田空港 ラウンジ
羽田の国際ターミナルを利用するのは初めてだ。京急の羽田空港国際線ターミナル駅で下車をして改札を抜けるとすぐに出発カウンターにでた。利便性の良さに感心した。
チェックインを済ませると免税店を素通りしてラウンジに直行した。夕食を済ませていたがラウンジではカレーを食べた。握り寿司があればよかったのだが残念なことに提供されていなかった。
お腹が膨らみこれで飛行機に乗ったらすぐにでも眠れるだろう。
いよいよ、飛行機に搭乗だ。普段なら寝ている深夜1:35に飛行機はタイに向けて飛び立った。 -
■経由地のバンコクに到着
経由地のタイのバンコク・スワンナプーム国際空港に到着したのは朝の5時40分。時差が2時間あるので日本時間では朝の7時40分。約6時間のフライトだ。思いの外飛行機では眠れずに少し頭が重い。
スワンナプーム国際空港はとても広い飛行場だ。世界各国からの観光客がここに集まる。以前はドンムアン空港が国際空港であった。節約のためにドンムアン空港から市内までの移動に列車を使っていたあの頃が懐かしい。 -
-
■スワンナプーム空港にあるバンコク・エアウェイズのラウンジ
タイには入国せずにバンコク・エアウェイズに乗ってカンボジアのシェムリアップに向かう。
うれしいことに、バンコク・エアウェイズではビジネスに限らず利用客なら誰でもがラウンジを使うことができる。このサービスはあまり知られていないようで空いていた。
搭乗するまでの時間をラウンジで心地よく過ごし寝不足で頭が重かったのもだいぶ楽になってきた。 -
■バンコク・エアウェイズに搭乗
小さな旅客機だ。タラップで搭乗した。機内は通路を挟んで3列ずつになっていた。窓際の席でなかったのでカンボジアの国土を空から眺めることができず残念だ。
出発してすぐに軽食が配られた。その後入国カードとビザの申請書も配られた。それらを記入しているうちにカンボジアに到着した。 -
■カンボジア・シェムリアップに到着
朝の9時(日本時間11時)にシェムリアップに到着。深夜に日本を出発してその日の朝にはもうカンボジアに来た。
噂通りの小さな飛行場ではあったが、この空港に海外から年間100万の人が押し寄せてくる。昨年の統計によるとカンボジアを訪れる観光客で1番多いのがベトナム人。次に韓国人、そして中国人が続く。日本人は6番目だ。ベトナム人は陸路でカンボジアに入ることが多いだろうからシェムリアップ空港を使う観光客の1番は韓国人ということになる。実際、韓国からは、大韓航空、アシアナ航空、そして、新興の航空会社の毎日3便が乗り入れている。20数年前の東南アジアの観光地では韓国人や中国人の観光客をあまり見かけなかったことを思うと隔世の感がある。 -
■シェムリアップ空港
かつてオーストラリアのケアンズがそうであったように、シェムリアップの人気が高まれば日本からの定期直行便が開設されることだろう。 -
■空港で超簡単にビザを入手
カンボジアに入国するにはビザが必要だ。ビザは日本にあるカンボジア大使館や領事館だけではなく、インターネットネットや現地の空港でも取れる。インターネットでビザを取るよりも5ドル安いこともありシェムリアップの空港でビザを取ることを決めていた。
機内でビザの申請用紙をもらっていたので予め記入しておいた。
半円状のカウンターがビザ発行場だ。左端の受付でパスポートと申請用紙、写真そして20ドルを渡す。暫くして右端の窓口で名前が呼ばれパスポートが返される。当日は1番で手続きを終え3分もかからなかった。 -
■ホテルのお迎え
事前にメールで知らせておいたのでホテルからの迎えが自分の名前を書いたボードを掲げて出口で待っていてくれた。多くのホテルが空港までの無料送迎をしてくれる。 -
-
■ホテルがある市内に行くまでの風景
深夜に出発して朝の9時にはもうシェムリアップにいる。まだ、頭が切り替わらず風景をただ目で追うだけであった。 -
■この時はこのホテルに感激するとは思いもよらなかった
シェムリアップには一泊数ドルで泊まれるゲストハウスから300ドル以上する5つ星のホテルまで多種多様のホテルがある。観光客が増え続けているのでシェムリアップでは今もホテルの建設が盛んだ。
ホテルではのんびりと過ごしたかったので団体客がいる大型ホテルを避けて部屋数が50程度の中規模ホテルを選んだ。ネットでの口コミ評価を参考に選んだのがメモワール ダンコール ブティック ホテル(Memoire d’Angkor Boutique Hotel)。
手頃でお財布に優しい料金であった。 -
■嬉しいアーリーチェックイン
ホテルには朝の10時に到着した。チェックインまでには時間があるのでスーツケースをホテルに預けて周辺を散策しようと思っていた。ところが、ありがたいことにアーリーチェックインをさせてもらった。
ロビーのソファでスムースに手続きを終えウェルカムドリンクのアロエジュースをいただいた。 -
■部屋はシックでモダン。ただ・・・
落ち着いた中にもセンスが光る部屋だった。一人で過ごすには十分だ。ただ、部屋にはお風呂がなく、シャワーだけなのでがっかりした。後に風呂付きの部屋もあるのがわかったが…。
そういえば、外国人が多く利用するサイトのレビューを見てこのホテルに決めたのだが、外国人の評価にはお風呂のありなしはあまり関係しないことを気付かされた。
ところが、期間中にホテルのスタッフの温かいもてなしやマッサージで遺跡巡りの疲れが取れたので不思議にもお風呂はどうでもよくなった。
このホテルのスタッフは本当に最高!
旅の印象が良かったのもこのホテルとそのスタッフ達によるところが本当に大きい。スッタフと会えば笑顔で声を掛けてくれるし、さらには、何かしてあげようとの姿勢がにじみ出ていた。ロビーでガイドを待っているとガイドの会社に確認の電話をしてくれたりもした。そんなこともあって、時間とともにスタッフ達との会話が弾んでいった。 -
■プールサイドでは時間がゆっくり流れていた
遺跡巡りで火照った体を冷やすのにプールは最適。もっとも気持ち良いのが日が沈み暗くなってからのプール。自分の泳ぐ水しぶきの音がやけに大きく聞こえて不思議な感覚になる。 -
■飲み物と洗濯が無料!
このホテルでは、冷蔵庫に入っているコーラ、飲料水、アンコールビール各2本が無料。遺跡巡りには飲料水は必携なのでありがたいサービスだ。飲んだ分は翌日補充してくれる。
アンコールビールは現地の地ビール。ひとりで乾杯。何に乾杯しようかと考えて、アンコールにこころよく送り出してくれた妻と娘に乾杯!あまり飲めないビールをすすった。
さらに嬉しいサービスが洗濯。想像以上に遺跡巡りでは汗をかく。替えのシャツやズボンを持ってきていても心もとないもの。このホテルでは無料で洗濯してくれる。次の日にはたたんで部屋に戻ってきた。 -
■いよいよアンコールワット。その前に市内探索
ホテルの前の通り。車は少なく走っているのはバイクと人を乗せる荷台のついたトゥクトゥク。
慣れないと道を渡りづらい。昨年ベトナムで体験しているが、向かってくる運転手の方を見ながらゆっくりと一定のペースで渡るのがコツ。車やバイクの方が方向や速度を調整してくれる。 -
■ホテルに隣接するショッピングモール
ホテルの隣にはショッピングセンターの「ラッキー・モール」がある。化粧品や衣料品の他日用雑貨売場がありここでもお土産が買える。 -
■大きな広告
目を引く大きな看板。これが今のシェムリアップの最新プロモーションだろう。 -
■シェムリアップ川にかかる橋
市内を川が流れる。雨季のせいか川は濁っていた。あるいは、いつも濁っているのかもしれない。川には屋根のある橋がかかっていた。屋根は一体どういう意味があるのだろうか。 -
■パブストリート周辺
昼は静かなものだが夜になると人で溢れるパブストリート。飲食店が軒を連ねる通りだ。オールドマーケットに隣接して最も活気溢れる場所だ。 -
■昼は静かなパブストリートも夜になると賑やかに
欧米人はこの雰囲気が好きなのだろう。どこからともなく欧米人が集まってくる。 -
■スーパーには日本の食品もあった
ノスタルジーではないが日本の食品や雑貨を目にすると嬉しくなる。 -
■スーパーで生コショウを発見
旅先ではスーパーや市場に行く。見慣れない食品や雑貨を見るだけで楽しくなる。日本では手に入らない生コショウも売っていた。 -
■いよいよアンコールワット。その前に昼食
一人旅で一番困るのが食事。ひとりで食べるのに抵抗はないが味気もない。それでも、好きなところへ行けるのが良い。
今回の旅行では行きたいレストランがあった。カンボジア料理の店「バンティアイ・スレイ」だ。同じく食べたい料理もあった。それは生コショウを使った料理だ。生コショウは日本では食べることができない。
ホテルから歩いて行けるところにある国道6号沿いのレストラン「バンティアイ・スレイ」に昼食を食べに行った。
「バンティアイ・スレイ」は40年前からある店だ。旅の前に読んだ「地雷を踏んだらサヨウナラ」にこのレストランがでてくる。40年前、戦争カメラマンの一ノ瀬泰造がよく通っていたレストランだ。今もレストランの一室には彼が撮った写真が展示されていた。これで目的のひとつは叶った。
もう一つの目的の生コショウを使った料理はメニューにはなかった。オイオイという感じ。ところが親切にもメニューになくても作ってくれることになった。一体どんな料理がでてくるかどきどきしながら待っていると、とても美味しそうなエビの甘辛炒めが出てきた。料理の中に緑のコショウの実が枝付きのまま入っていた。
初めてのカンボジア料理。エビの甘辛炒めはとてもおいしくてご飯がすすんだ。生コショウが料理に良く合った。ただ、帰路タイに立ち寄った際に現地の人から「タイでも生コショウは食べれるよ」と言われた。これまたオイオイだ。 -
■いよいよアンコールワット
予定通りガイドがホテルに迎えにきた。これからいよいよアンコールワットに向かう。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シェムリアップ(カンボジア) の人気ホテル
カンボジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カンボジア最安
112円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
26