中国6泊7日　日本の仏教のルーツと2つの古都を訪ねて　④　第4日目　天台山国清寺を訪ねて古都杭州へ

2009/11/19 - 2009/11/25

今日はこの旅の折り返し地点。そして、長距離バスの移動は今日で終わりです。心配でしたが、思いのほか快適なバス旅でした。今日は天台でメインの国清寺などを観光し、バスで杭州へ向かいます。
【第4日目】2009年11月22日（日）
　①高明寺
　②智者塔院
　③国清寺
　④天台から杭州へ
　⑤西湖・
　⑥杭州泊
高明寺から国清寺の観光はタクシーをチャーターしました。後はバスなどの公共交通機関を使いました。ここまで、天気は毎日雨でしたが、ここから後半は晴れで、杭州の西湖で見た夕日は感動しました。

エリア 天台山(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

【天台山大酒店】
　おはようございます。ホテルの部屋からの眺めです。どうやら、今日も雨のようです。基本、私、晴れ女なのですが、どうしたのでしょう？

【天台山大酒店】
　宿泊した部屋はこんな感じです。薄暗いですが、暖房はよく効いて快適に休めました。ちなみに、この部屋120元、朝食付でした。

【天台山大酒店】
　ホテルの外観。結構大きいです。日本からは予約不可です。

【天台山大酒店】
　朝食つきです。バイキングなのでしっかり食べます。

【天台山大酒店】
　炭水化物万歳！！！　けっこうおいしかったです。中国の朝ごはんでした。

【高明寺】
この深い霧の状況の中の観光です。無事到着。霧で周りもほとんど見えませんが、工事中のところもあるようです。何が何だかわかりませんが、着いたとのことなので歩きます。情報も少ないし、私もそこまで調べませんでしたが、公共のバスは通っていないようです。タクシーチャーター以外は無理です。道もカーブの山道が続いていましたし。

【高明寺】
お坊さんがあげたのでしょうか？蝋燭が点っています。

【高明寺】
やっとお寺の入り口です。中に進みます。

【高明寺】
本堂。中には入れませんでした。読経中のようです。

【高明寺】
何かが祀られているようですが。

【高明寺】
良く分からないけど、気になったところをカメラに収めていきます。

【高明寺】
建物の詳細不明。

【高明寺】
西方殿。

【智者塔院】
高明寺と智者塔院は直線距離にするとそんな離れてはいないようですが、とにかくしつこいですが、霧がすごいので何が何だかよくわかりません。

【智者塔院】
ここで死んだら遺体は出てこないだろうなあ、と不吉なことを思ってしまうくらいすごい霧でした。写真でもこれなので、実際はもっとすごい感じでした。

【智者塔院】
本当にすごい霧ですよね。自分でもよく行って帰って来れたなあと思います。ある意味いい思い出です。そしてもし、今度行く機会があれば晴天の時に行くでしょうから。最初で最後です。

【智者塔院】
この坂道を登ったところにお寺があります。なかなか、ひなびたいいところだと思います。わけがわからないので、タクシーの運ちゃんが連れてきてくれました。

【智者塔院】
寺の入り口。何か祀られていましたが、忘れました。

【智者塔院】
本堂です。

【智者塔院】
智者大師肉身塔。

【智者塔院】
　タクシーの運転手が気を利かしてくれて、蝋燭と線香を購入。私と母の分で（母は来ていないのですが）2本奉納です。記念証拠写真です。

【智者塔院】
これも木魚っていうのでしょうか？　日本では見かけないですよね。

【智者塔院】
天台宗の開祖・智顗（智者大師）のお墓。日本のお墓と似ていますよねえ。

【国清寺】
　国清寺到着。ここでタクシーチャーターは終了です。1.5時間で120元でした。

【国清寺】
雨ですが、なんか小川のせせらぎ、という感じ。

【国清寺】
　ここが入口。拝観料（5元）を支払い、中に入ります。

【国清寺】
この手前のパラソルのところに写真屋がいましたので、撮ってもらいました。2枚で30元でした。これ、ひとり旅の私にはとても便利。中国で便利と思うことの一つ。観光地には写真屋がいること。

【国清寺】
　大雄寶殿。

【国清寺】
今までのお寺は山の上のほうで、このすごい霧のため参拝者とは誰とも会わなかったのですが、それに比べてここは参拝客も少し見られ、蝋燭もたくさん点っています。

【国清寺】
　遠くに塔が見えます。隋塔と言うそうです。

【国清寺】
　中日祖師碑亭。最澄大師のことが書かれているようで、たぶん日本のお寺が寄付して作ったものではないのでしょうか。

【国清寺】
　中日祖師碑亭。3つ碑がありますが、そのひとつ、日本天台宗の開祖、最澄大師の功績をたたえたものではないでしょうか？

【国清寺】
　薬師殿。

【国清寺】
　観音殿。

【国清寺】
　薬師殿と似ています。看板（表示）がないと、何の仏さまなのかわかりませんよね。

【国清寺】
　中韓祖師堂。韓国の仏教会が寄進したものなのでしょう。

【国清寺】
　何かこの景色中国的なものを感じます。規模は小さいですが、1日目に行った、天童寺や阿育王寺の入り口、正面もこんな感じだった気がします。

【国清寺】
　清心亭。ここでご飯でも食べながら池を眺めるのでしょうか？

【国清寺】
　伽藍殿。

【国清寺】
　羅漢堂。日本のお寺にもあるのでしょうが、インパクトが薄いのでしょう。あまり記憶にございませんが、中国に来てたくさん羅漢さんを見たような気がします。

【国清寺】
　玉仏閣。

【国清寺】
書聖・王義之の有名な書。この書の真価は私にはわからないが、これも見どころのひとつなので、写真に収める。

【国清寺】
　そして、境内を出ると小川が。なんかこの景色大好き。

【国清寺】
　帰りは、この参道を歩いてバス乗り場へ向かいます。

【国清寺】
　お寺の境内から見えた隋塔も真下から見上げます。

【国清寺】
　とてものどかな景色。なんかほっとします。

【国清寺】
　さっきは灯篭？みたいなのが道の両脇にあったけど、木々が整然と並んだ道がつづく。

【国清寺】
　なんか、秋っぽくて、良くないですか？

【臥龍山荘】
　日本からも予約可能なホテル。天台では上のランクのホテルでしょう。国清寺の観光は徒歩で便利ですが、夜はさみしく、何もないので、個人的にはおすすめではありません。

【国清寺】
　ここが入口。お寺ともお別れです。

【花麦地】
　花麦地というバスターミナル。国清寺まではここから徒歩約10〜15分くらいではないかと思います。天台の長距離バスターミナルからここまで地元のバスで来て、歩いていけば、国清寺の観光は安くて便利です。

【花麦地】
　ホテルもあるようです。観光案内所もこの並びにありました。

【天台】
　ホテルに戻り、荷物を受け取り、天台のバスターミナルへ向かいます。天台のバス停はこんな感じです。漢字の読める日本人なら利用可能です。ルートも複雑ではなく１から7番くらいまででした。（間違っていたらごめんなさい）。

【天台】
　天台バスターミナルに向かうバスの中から、天台の街を撮影。この辺りが中心部です。これで天台ともお別れです。また来たいです。

【天台バスターミナル】
　これが最後の長距離バス移動。杭州に向かいます。

【天台バスターミナル】
　このバスに乗って杭州に向かいます。今回はなぜか、バスの運賃プラス保険が掛けられていました。

【西湖】
　杭州のバスターミナルからなんとか西湖に到着。ホテルに行く前にちょっと寄り道。西湖も世界遺産に登録されたそうですね。西湖十景の「柳浪聞鶯」へ。

【西湖】
　ここが柳浪聞鶯の入り口です。

【西湖】
　夕日に超・感動です。絵的には地味かもしれませんが、味のあるサンセットでした。今日の朝の深い霧や雨で始まり、この旅行が始まってずっと雨だったので、感慨もひとしおです。この旅の中でも印象に深い景色の一つです。

【西湖】
　ここでお茶をするのもいいでしょうね。中は混雑していました。よくガイドブックに載っているお店「聞鶯閣」です。

【西湖】
名前の通り、柳がいっぱい。柳って中国の国木なのですかねえ。よく似合います。私的には中国と言えば柳という感じです。

【杭州国際青年旅舎】
夕日を見て上機嫌でしたが、その後迷子になり、すぐ間近にあったホステルが見つからず。人に聞いたら真逆に行き、迷子のどつぼにはまってしまったのです。あたりは暗くなるし、荷物を担ぎながらで、くたくた。でも、道行く人は親切に教えてくれました。徒歩5分のところ、1時間以上もさまよってしまいました。おまけにデポジットがなくパスポートを預けました。

ユースホステルの並びで久々にビールを。１杯の料金で2杯飲めるというハッピーアワーを利用しました。店員が料金を２杯分請求してきたので怒りましたが、最終的に1杯分支払い店を出ました。その後、ATMへ行き、お金を下ろそうとしましたが、駄目でした。ビールを飲んで所持金ほぼゼロ。明日、銀行へ行かなくては。今日はもうへろへろです。おやすみなさい。