2012/08/10 - 2012/08/10
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horseriderさん
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平成24年7月、埼玉県熊谷市妻沼の聖天山歓喜院の国内三大聖天堂の一つと称される、この歓喜院の聖天堂が国宝として指定されたと、新聞テレビ等で報じられ、テレビでは、堂の外壁に施された彫刻塗装色の一部が移され、その華麗さに、是非とも出かけて拝見してこなければと、思い立って猛暑の中で掻けた。
3年来の妻の腰痛で、家事の90%をこなさねばならなくなって、一日家を空けるのが難しく、遠くへ足を延ばすのも容易ではない、それなりの家事の支度を整えて、地下鉄で上野駅まで出て、JR高崎線にて熊谷駅へ、日帰りのつもりだから車でと思ったが、渋滞を考えると、人任せの方がよかろうと、汗を拭き拭き、関東地区でも殊の外暑いとされる熊谷駅で下車。
駅前から朝日バスにて(北口6番乗り場)妻沼聖天前行で終点聖天前で下車。
山口県吉川藩の作事奉行、長谷川重右衛門の秘伝を受けて、林門左衛門正道によって、弘化4年(1847年)起工、嘉永4年(1851年)都合4年掛けて」完成させたと言う、豪壮な貴惣問を潜り境内へ足を踏み入れると、本殿へのp通路を挟んで、骨董品やがらくたを並べたやつぁい店などが店を開いていた。
源平盛衰記或は平家物語に登場し、武勇と義理人情、また清廉な武将として知られる、斎藤別当実盛の寄進によって開山。
本殿、聖天堂の外壁の彫刻は精緻で華麗さは日光東照宮にも引けを取らない。
幕府作事方平内政信の子孫で、妻沼の工匠林兵庫正清の設計によって施行、細工はじめから25年の歳月を費やして、その子正信に引き継がれて宝暦10年にかんせいした。
平成15年から23年の8年間の保存修理がなされて、建築当時の精巧な真野に復元した。
江戸時代の装飾建築を代表する物と言っても過言ではあるまい。余計な説明は不要と思われる。
猛暑も疲労も忘れ、唯目をみはるばかりであった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
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