2013/08/09 - 2013/08/09
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世界攻略者さん
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2013年夏。アジアツアーの一環として、FCバルセロナがマレーシアにやってきました。メッシも来る、ネイマールやイニエスタもやって来る。これは、にわかサッカーファンの私としても、チェックせざるを得ないでしょう。赤道直下からお届けする、真夏のバルサ観戦記です。
**情報は、2013年8月のもの。1リンギット=32円で計算。
==クアラルンプール ウォーカーズ シリーズ一覧==
①チャイナタウンでまったり
http://4travel.jp/travelogue/10794525
②歴史ある建造物編
http://4travel.jp/travelogue/10794545
③多様な民族マーケット編
http://4travel.jp/travelogue/10939353
④大人の社会派観光
http://4travel.jp/travelogue/10942110
⑤電車でGO - モノレール・ループ編
http://4travel.jp/travelogue/10802253
⑥電車でGO - 郊外住宅見学編
http://4travel.jp/travelogue/10806703
⑦クアラルンプール両替 虎の巻
http://4travel.jp/travelogue/10797388
⑧マレーシアの安ビール事情
http://4travel.jp/travelogue/10942190
⑨バルセロナ vs マレーシア選抜 生観戦 <==
http://4travel.jp/travelogue/10801004
⑩-⑪ 執筆予定
== KL関係 ==
ペトロナス・ツインタワーの見え方研究 全4作
http://4travel.jp/travelogue/10804350
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[目次]
アジアツアー
アクセス
物販
チケット
食事
入場
試合開始前
試合前半
試合後半
フィールドの見え方研究
帰宅
まとめ -
[アジアツアー]
毎年7月-8月前半の時期、欧州の人気クラブは、シーズン前のコンディション調整と小銭稼ぎを兼ね、世界中を行脚してまわります。今年の場合、マンUとアーセナルが日本にやって来ました。一方、マレーシアも負けておらず、この夏、バルセロナ(以下、バルサ)とチェルシーがやってきて、マレーシア選抜と対戦します。特にバルサ戦の方は、ラピドKLが協賛していることもあり、LRT駅のあちこちで宣伝ポスターを見かけました。海外でサッカー観戦か..悪くないアイデアです。チケットも日本の半額-7割程度の値段だし、いっちょ覗いてみますか!
写真: マスジット・ジャメ駅のメッシとシャビの等身大パネル。 -
F1のように毎年アジアに来ている感のある欧州クラブですが、それは単にいろんなチームが来ているから。バルサに限ると、アジアツアーを行うのは2010年以来3年ぶり。今回訪れるタイやマレーシアに至っては初めてのはずです。日本の場合、2004, 2005, 2007, 2011(クラブ選手権)と、頻繁に来てますけどね。
というわけで、東南アジアの人達にとっては、滅多にない観戦機会。いつも食堂のテレビで深夜に見ていたものが、生で見られるんですから。ちなみに、このKLでの試合が、バルサのプレシーズン・マッチ最後の試合になります。 -
バルサには、この夏、ブラジルのネイマールという新たなスターが加入しました。宣伝ポスターも急遽、ネイマールを追加(写真中央右)。そのせいか、首周りが非常に不自然になっています。誰か他の選手(ピケあたり)と首差し替えたんじゃないの? 胸板とのバランスが変ですよ。う〜ん、これはぜひ自分の目でネイマールを見て、真実を突き止めなくてはなりません。信じがたいかもしれませんが、これが私が観戦を決めた最大の理由です。
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元々は、この試合はブキット・ジャリルの国立競技場(11万人収容)で行われる予定でした。実際、前日の公開練習(26RM=830円)は、そこで行われています。しかし、試合当日、フィールドの芝コンディションがあまりにも悪いということで、急遽シャーアラム・スタジアムに変更。ここも収容人数8万人と比較的大きく、先日チェルシーとの親善試合が行われたばかりなので、実績もあります。
しかし、当日に会場変更って..。 選手や関係者だけでなく、TVクルーや物売りもビックリマンボーな話です。一番影響を受けるのは、もちろん観客。知らずに電車でブキットジャリルまで行ったら誰もいないわけですから。それ以前に、私の懸念はまだチケットがあるのかどうか。キャパが3万人も減りますからね。チケットを事前購入していない私は、それだけが心配なのでした。
写真: 公開練習の様子(YouTube) -
[アクセス]
シャーアラムとは聞きなれない名前ですが、クアラルンプールを囲むように存在するセランゴール州の州都。KL中心部から約20キロほど西に位置しています。最初、スタジアムへのアクセス方法をネットで調べた時は、「駅から遠い」「試合が終わったら、終電に間に合わない」、「KLからタクシーで行け」などと、ネガティブな情報ばかり。すっかり行く気が失せてしまいましたが、当日もう一度詳しく見てみると、全然余裕でした。
最寄り駅は、KTMコミューターで、KLセントラルから35分のバトゥ・ティガ駅(30分に1本)。スタジアムは駅から2キロ弱で、十分歩いていける距離。終電も11時過ぎまであります。
写真: 青い点 - 右から、バトゥ・ティガ駅、スーパー、バックスタンド入口、メインスタンド入口。赤い線 - 歩行ルート。 -
試合当日という遅い決断でしたが、試合開始時間が遅いため、まだ余裕で間に合います。午後4時過ぎ、チャイナタウン最寄りのクアラルンプール駅からクラン行きの列車に乗り、シャーアラムに向かって出発。40分弱でバトゥ・ティガ駅(写真)に到着しました。この駅のまわりは何もないですが、一つ前のスバンジャヤ駅にはデパートなどもあり賑やかそうなところです。
終電の時間を駅員に聞くと、11時18分。構内の時刻表によると10時48分。私がウェブで調べた情報だと11時09分。うーん、一体どれが正しいんだ。それよりも、チケットの方が心配なので、まずはスタジアムに向かいます。 -
駅の前にはタクシーが3,4台客待ち。ここからスタジアムまでは、大回りしても3キロ。メーターなら4-5RM(130-160円)で行くはずです。でも、メーターで行ってくれるかどうかは、知りません。
私は、最初から歩いて移動するつもりでした。この旅行記のシリーズ名は、「クアラルンプール・ウォーカーズ」。歩いてナンボの世界です。実際のところ、一番の理由は地理に詳しくなっておくこと。もし帰りタクシーが捕まらないと、歩いて戻るしかないですからね。 -
道は比較的単純で、駅から300メートルほど先に線路を越える歩道橋があり、その後、ハイウェイを越える別の歩道橋があります。そこからは、北東に適当に歩いていけば、スタジアムが見えてくるでしょう。最後、MSU(大学)の横を通って、スタジアムの駐車場に到着。約25分。午後6時前に着いた時は、まだガラガラでした。
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[物販]
スタジアム周辺では、ユニフォームや飲み物などの販売があちこちで行われていました。首に巻くマフラー風の物が15RM(480円)、鉢巻風の物が5RM(160円)。ユニフォームは聞くの忘れましたが、たいした値段ではないでしょう。街の露店でもよく売られています。
日本と違い、マレーシアでは、サッカーユニフォームが男性の普段着のように着られています。つまり、おっさんのTシャツ代わり。人気のチームは、マンU、チェルシー、バルサ、レアルなど。デザインに癖のないチェルシーやレアルのユニが好まれている気がします。 -
もちろん、マレーシア選抜のユニフォームや鉢巻も売られています。ハリマオ・マレーシア。基本的にはタイガース風のデザインです。
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トサカは15RM(480円)で販売。
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ラッパは3本10RM(320円)。試合中はあまり鳴らさず、静かに観戦するのが、控えめなマレーシア人らしいところです。
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[チケット]
露店を冷やかした後は、懸念のチケットの購入。チケット売り場に行ってみると、余裕で当日券が買えました。この日の席割りはこんな感じ(写真)。料金は、VIP - 688RM(22000円)、CAT1 - 388RM(12400円)、CAT2 - 288RM(9200円)、CAT3 - 208RM(6650円)、CAT4 - 168RM(5370円)、CAT5 - 98RM(3130円)。VIP、CAT1とCAT2は、公開練習のチケットも含まれます。
さて、どれにすべきか。一応、ダフ屋っぽい若者がおり、CAT4の席を168RM->140RMで売りさばいていました。でも、私はゴール裏の席が好きでないので、一番安いカテゴリー5を窓口で購入。
急な会場変更でしたが、混乱が起きている様子はありません。その理由は、VIP席以外はは自由席だからでしょうか。チケットがそれほど売れてなかったのも、幸いしました。 -
これがチケットの実物、CAT5 98RM(3100円)。さて、これは高いのか安いのか。同じようなスタンド二階席の場合、バンコクで行われたバルサ戦では、1500-2500バーツ(4600円 - 7700円)ほどしました。日本で行われたマンUvsセレッソ戦で8000円。レッズvsアーセナル戦はなぜか安く、4-5000円。大きな差はないものの、アジアツアーの中では一番安いようですです。
安い理由として、私の買ったスタンド二階席が一番安いカテゴリーに指定されているというのもあります。他の国の試合では、たいていゴール裏が一番安いんですけどね。 -
開場は午後6時。熱心な観客は、並んで開門待ちしていました。
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[食事]
まだ時間が早いので、駐車場となりにあるスーパー「ジャイアント」をチェックしてみます。倉庫風の内装で、私がマレーシアで見た中では、一番巨大ねスーパーかな。スタジアム内はろくな物販がないので、ここでおやつや飲み物を購入しておきます。 -
ここには大きなフードコートやマック・KFCもあるので、試合前にお腹を満たせます。
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これは、テナントのケーキ屋が販売するパーティ用のケーキ。1.3キロ、73RM(2300円)。この手作り感でこの値段。結構お値打ちです。
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[入場]
時刻は午後7時。座席は自由席なので、そろそろ入場なくてはいけません。その前に、反対側のメインスタンド側もチェックしておきます。スタジアムのまわりを半周歩いて行ってみると、こっちの方がずっと混雑していました。どうも、こちらがメインの入口らしく、隣にある駐車場からは、すごい数の観客が歩いてきます(写真)。 -
オフィシャルっぽい物販ブースもいくつか。写真は、ハリボテメッシと記念撮影する子供ら。駅にあったのと違い、ここではその場で写真がプリントされ、希望者に販売されます。
再びバックスタンド側に戻り、スタジアムに入場。荷物検査などはなく、予想外に甘いセキュリティでした。この日はスタジアム内外に多くの兵士が配置されているのですが、こちらもいい加減で、警備そっちのけで試合観戦してるような状態でした。 -
スタジアム内部はこんな感じ。陸上競技場を兼ねているので、トラックの分だけフィールドと客席が離れています。さらに、メインスタンド側は、走り幅跳びの助走路の分だけ、さらに遠目。
さて、私が購入したカテゴリー5があるのは、二階席。メインスタンド側とバックスタンド側に分かれています。メインスタンドが混むだろうと、バックスタンド側から入ったのですが、いい意味で予想を裏切られました。こちらは、すでに7割ほど埋まっているのに、正面に見えるメインスタンド側は、ガラガラ。30人くらいしかいません。ならば、あっちに移動して、見やすい席を選んだ方が得でしょう。
写真: シャーアラム・スタジアム。客席に屋根があるので、傘はいりません。 -
移動してみて、ガラガラの理由がよくわかりました。行き方がよくわからないのです。案内表示もないし、二階に上がる階段には電気もついていません。あまりに分かり難いので、気づいたら通路を1周していました(笑)。それでも何とかたどり着き、中央最前列に近い席をゲット。
ここから再度バックスタンド側を見てみると、うーん、1階も2階も9割方埋まってますね。一方、こちらメインスタンド側は、1階が7割、二階が3割程度。ゴール裏は5割程度の入り。ラマダン明けの週末なので、もっと入ると思ってましたが、満員とまではいかないようです。そもそも、本当に8万人も入るのかな。 -
前にも書きましたが、スタジアム内はろくな物販がありません。カウンターにジュースを並べて売ってる程度。こんなに客がいるんだから、野球場みたいに商魂たくましく営業すればいいのにね。それをしないのは、恐らく、普段からそうしていないのと、ピクニック文化のあるマレーシアでは、外で買って持ち込むのが普通なんでしょう。
写真: ペプシ2RM(64円)。 -
[試合開始前]
時刻は8時20分。マレーシア選手に続いて、バルサの選手もフィールドに出てきてウォーミングアップを開始しました。おっ、ネイマールもいるぞ(写真中央)。首はどうなんだ、こっち向いてくれ!
しかしながら、この試合開始時間の遅さ、どうにかならないですかね。もう1時間早ければ、終電の時間を気にする必要もないのに。日没(7時半)の後、涼しくなるのを待っているのかも。 -
練習を終えて選手が引き下がった後、王様メッシが登場。カメラマンに囲まれながら、ベンチに腰掛けます。あれっ、今日は試合に出ないのかな。靴下も履いてないぞ。
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試合開始5分前、いつものFIFAのテーマに乗って、選手の入場。
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これが、今日のバルサの布陣。メッシ不在ながら、ネイマール、イニエスタ、シャビ、セスク、ピケ、バルデスとかなりの豪華メンバーです。
Valdes, Alves, Pique, Mascherano, Alba, Xavi, Busquets, Iniesta, Sanchez, Fabregas, Neymar -
こちらは、マレーシアの国内リーグ選抜。代表チームではありません。選手を見てみると、インドっぽい人と中華系っぽい人もいますが、全体的には混血系のマレー人が中心。どうなんでしょうね、マレーシア代表の実力は。J1の中堅くらいでしょうか。
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[試合前半]
8:45PM、ついにキックオフ。試合が始まって5分が経とうとした頃、席取りに関して「しまったー」と後悔の念がこみ上げてきました。私は、適当に中央付近に座っていたのですが、少々バルサ寄り。ご存知の通り、バルサのボール占有率は高く、ほとんどの時間、相手陣内で攻めています。その分、自分から見たら遠くになってしまうわけで、う〜ん理想の状態じゃない! 席はまだガラガラだし、今から移動できなくもない。でも、面倒くさい。どうせ後半はサイドチェンジするんだから、そのままい居続けることにしておきます。 -
カテゴリー5という一番安い席ではあるものの、試合自体はよく見えます。珍しくメガネもかけてるし、双眼鏡も持ってきた。ただねー、ちょっと遠いかな。背番号がやっと読み取れる程度で、少し臨場感に欠けます。
前半33分、セスクのヘディングをキーパーが取りきれず、あっさりバルサ先制。観客の多くはバルサの圧倒的な試合を観に来たので、大きな歓声がスタジアムに沸き上がります。さて、この後、先日のタイのように一方的なゲーム展開になるのか、それともマレーシア選抜が奮起するのか。 -
ほとんどの場合、バルサがボールを支配してるのですが、時々マレーシアの選手が華麗なテクニックを披露して、相手選手をかわすことがります。その度に、大きな歓声。ただ、中々ゴール付近に近づけません。
写真は、マレーシアのコーナーキック。マレーシアのユニフォームは、お尻に黄色い四角が加えられたデザインになっています。モチーフは伝統衣装かな。 -
と、誰もが低い期待値で試合を見ている中、マレーシアの選手が抜け出して、バルサ陣内にカウンター攻撃。最後は、バルサ守備陣を崩しての見事なゴール。会場中が大歓声に包まれました。観衆は、思い出したように、「マレーシア」コール。この時が、試合で一番盛り上がった気がします。やはり、何か予想を越えるもの、番狂わせのような瞬間が、一番興奮します。
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1−1に並ばれた3分後、ここまでパッとしなかったネイマールが、急に本気を出して左サイドから追加点。いきなり見せられたワールドクラスの技に、会場は唖然とさせられます。
次世代のエース、ネイマールはやはり華があります。下部組織上がりの地味な選手や、すでにピークを過ぎたベテラン選手に比べ、何かが違います。 -
さらにこの後、ちょっとした乱闘騒ぎがあり、見せ場の多かった前半戦は終了。
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[試合後半]
後半は、前半に怪我をしたネマールはすでに交代。イニエスタやシャビなどのスター選手も途中で交代。やや地味なメンツで試合が続きます。 -
試合が少し動かなくなると、すぐにメッシコールが起きます。それでも、アップする様子のないメッシ(写真)。 しかし残念ですね。前日の公開練習では出ていたし、その前のバンコク戦も出ています。報道によると、大事をとってのことらしいのですが..。会場のほとんどの客は、メッシ目当てにチケットを買ったはずです。特にVIP席の人は、メッシのウナジを見るために、わざわざ高いチケットを買ったわけではありません(写真)。
やはり、メッシは現役NO.1のプレーヤー。メッシコールが起きる度に、ネイマールとの格の違いに気付かされます。メッシのプレイを生で見れば、一生まわりに自慢出来ますが、ネイマールでは、まだそこまでのプレミアムはありません。 -
その後、バルサが1点を追加。バルサの選手にとっても、この試合はただの顔見せ興行ではなく、一週間後に迫ったシーズン開幕へのアピールの場でもあります。
3−1..勝負あったかな。終電が心配なので、そろそろ帰ることにします。駅で見た時刻表によると、バトゥ・ティガ駅の上り最終が10時48分。駅の職員はもっと遅い時間を言ってましたが、確信はありません。試合終了まで15分切ってるんだから、もう満足。この後、メッシが出る可能性もないしね。 -
[フィールドの見え方研究]
私がいるメインスタンドは、駅とは逆側。スタジアムの中をバックスタンド側に移動しながら、出口に向かいます。そのついでに、フィールドの見え方も研究してしまいましょう。
私は、日本でもサッカーの試合は何度か見たことがあり、見やすい席というのをだいたい把握しています。例えば、今回のカテゴリー4にあたる、ゴール裏の席(写真)。このエリアは、プレイがダイナミックに見えます。選手もボールも基本的に縦に動くので、サイドから眺めているより、立体感が生まれるのです。ただ、試合の展開はわかりにくい。 -
続いて、1階スタンド上の通路。いい席が確保できなかった人や、そもそもカテゴリー3のチケットを持っていない人は、ここから立ち見します。このエリアは、下に下りた分、2階席よりは見やすいのですが、まだまだ遠い。立ち見するか、2階席でのんびり座って見るか、迷うところです。
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最後に、地上レベルに降りて、1階スタンドの下の入口部分へ。この時間帯になると、もうチケットチェックなどなし。通路を占領して人が立ち見しています。
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これが、バックスタンドの1階前方部分からの眺め。距離的には一番近いので、選手がサイドライン近くでプレイすれば、かなりの迫力で観戦できます。ただ、高さがないので、平ぺったい眺め。宣伝の幕もじゃまだしね。
よって、平凡な結論ではありますが、一番見やすいのは、バックスタンド1階の中央、中段くらいが、距離、高さ共にベストでしょう。試合展開もよくわかるし、選手も等身大サイズに感じられる距離です。ここは自由席のカテゴリー3(208RM=6650円)なので、座席は早いもの順。6時に開門待ちをしていた彼らが一番賢かったと言えます。チケットの値段は、カテゴリー5の2倍ですけどね。 -
[帰宅]
時刻は10時25分。列車の到着まで20分ちょっとです。タクシーは大通りを流しているので、試合終了前なら、余裕で捕まえられるでしょう。でも、私は間に合う自信があったので、そのままダッシュ。来る時25分くらいだったから、走れば15分かからないはずです。 -
気持ちいい汗を書きながら、バトゥ・ティガ駅に到着。駅に着いて気づいたのですが、今日はさらに二本列車がありました。後で調べると、11:17PMの方は、いつも運行(じゃ、何で時刻表に乗ってないの?)。最終の11:47PMの方は、たぶん臨時列車の類かな。こういうアクセス情報は試合のホームページとかに書いとけよ!
11:17PMのなら、試合が終わってから歩いて帰っても間に合いましたね。10:47PMの列車に乗り、40分後、クアラルンプール駅に到着。そこから歩いて、チャイナタウンの宿まで戻りました。 終わってみれば、チケットもアクセスもロジスティクスも全く問題なし。マレーシアでのサッカー観戦が敷居が高く感じたのは、単に情報不足による、「気のせい」でした。 -
[まとめ]
サッカーや野球のようなスポーツは、会場が広いためテレビのような臨場感は味わえません。でも、会場全体が一体になる高揚感は、現場ならではのものです。試合も3-1とやや接戦の内容で、良かった良かった。
おっ、そういえば、私はもともとネイマールの首をチェックするために、はるばるスタジアムまでやって来たのでした。観客席から見たネイマールですが、顔が面長のため、確かに首と顔の幅は変わりません。だからと言って、この人差し指のようなポスターは違和感がありすぎる。ここは、判決「グレー」ということにしておきましょう。何しろ、地球を半周してわざわざやって来てくれたのは、彼らの方なんですから。以上、マレーシア発真夏のバルサ観戦記でした。
[リンク集]
==マレーシア旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&level1=1&level2=499&level3=&sort=when
==国内旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=dm&sort=when
==海外旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&sort=when
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