北イタリア2013'夏　 海・丘・微笑み2400km　ルッカの夕暮れ

2013/07/05 - 2013/07/05

トリノを離れ　ドライブ本格開始

一気に南下し　トスカーナ州ルッカを目指す

高速道路は概ね快適、料金も安い。

途中、チンクエテッレ国立公園の
リオマッジョーレへ寄り道して…400km走行予定

しかし、予定はあくまで予定であり

エリア ルッカ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

トリノから250kmほど

途中、ジェノバの複雑な高速道路分岐をすり抜け

やっと目視出来たリオ・マッジョーレ

いま行くからね〜

が…　行かれない。　

あと5キロの所で通せんぼされ、グスン。

回り道する時間的余裕はなし。

バイバイ　ご縁がなかったね。

Lucca　ルッカ　16：00到着

いつの日か訪れようと思い続けていた町

名前の「響き」に誘われた気がする。

長い歴史、覇権争いの中で比較的独立性を
保ち続けたという稀な町はどんなところだろう。

さあ！　行きなさいって

町の北東　堡塁周辺の駐車場に車を置き

サンタ・マリア門からいざ入城

城壁の中に歩みだした途端

ハートがキュ

キュキューン

上ばかり見て歩くから

すぐ道に迷う。

でも、目印が見えるから

すぐに軌道修正可能。

まずはドゥオーモ(サン・マルティーノ教会）

左右非対象・大理石のファザードは

堂々たる姿で圧巻、どっしり。

個々の彫刻は

情緒溢れ、躍動感いっぱい。

12世紀築というが保存状態良好

ひとつひとつ異なる文様が生み出す

柱のハーモニーはとても楽しい。

ピサ式ロマネスクとはこういうものなのですね。　

正面入口のタンバン

ユニークな表情、着衣の曲線がきれいだ。

見上げ過ぎて、首が痛い。

町の中央へ進みます。

人出が多く賑やかですが騒がしくはない。

後姿から幸せがいっぱい感じられたファミリー

視線を感じ見上げたら…

こんにちは

お店もいろいろ

お買い物も楽しめる町です。

細い路地ばかりの町中でも

工事しなくっちゃいけない事もあるね。

みんな避けて協力です。

幅いっぱい!　ガンバレ運転手さん。

その路地で歌っていた彼とわんこ

素敵な笑顔をくれました。

心底、癒されます。

青い瞳の天使ミカエルが護る

サン・ミケーレ・イン・フォロ教会

2階から上は4層のギャラリーだけど

写真に入りきらない。

動植物のモチーフがびっしりだ。

感動の教会前で小銭を求め続けるおじさん1名

でも誰ひとり応じない。

だって、おじさん食べ過ぎな程体格が良いょ

とっても困っているようには見えないもん。

神様が見てるよ。働こう〜

グイニージの塔

仰ぎ見るだけで時間切れ

無念

灯りがついたら

きっと素敵。

夕方6時を過ぎて

お腹がグゥ〜グゥ〜

メルカート広場で夕食にします。

独り食事も

オープンエアーなら気が楽です。

piccolo birraで喉を潤し

アスパラガスの「リゾット」をオーダーしたけど

アスパラガスの「リングイネ」が来ちゃった。

私の発音のせいじゃないよ〜

ちょっとお調子者のマスターが間違えた〜

『アスパラガスはフレッシュにしようね♪
　少し値段プラスだけど』なんて売り込みして

肝心のリゾットをリングイネに変えちゃったみたい。

「ゴメン〜〜」ってすぐ謝ったから、

「これも大好き!」と救済しました。
うん、美味しかった!!

やさしい接客をしてくれた方。

（実はマスターが一番××だった…）

可愛いお店で、中にも席があるけれど
みんな外の席利用でした。

お腹を満たし、メルカート広場の散策へ

ローマ時代の野外劇場跡地で楕円形です。

周囲をグルリと背の高い建物が囲っている。

どこの広場でも

必ず天使に会えてうれしいな♪

19：00

陽が斜めに射して来て

そろそろお別れの時間だ。

サン・フレディアーノ教会

ファザードは実に簡潔な様式だが
特筆すべきはモザイク「キリスト昇天」

ベンチに座りしばしボッーと眺める。

きれい

とってもきれい。

個性的な表現が魅力的

空気がオレンジ色になってきた。

ポコポコ屋根もオレンジ色が深まる。

時代の経過がつくる「色」に思える。

駐車場へ向かう私は心残り。

夜景も見たいな…　ルッカ泊にすれば良かったな〜

堡塁の上では、みんなが夕方のお散歩中。

堡塁の外の芝生でも

お散歩中。

振り返り　立ち止まり

堡塁に囲まれたルッカの景色にさようなら。

こじんまりと風情あるこの町は
訪れてみて200％満足でした。

夜行フェリー乗船のためリボルノを目指します。

この旅行記へのコメント （8）

• mistralさん 2013/08/11 10:58:35

  ルッカ！

  yunさん
  今日は。
  
  ルッカの旅行記、拝見。
  yunさんのルッカ大好き！オーラが満載の写真とコメントに
  mistralも行ってみたくなりました。
  
  頭の上から見下ろしている猫（彫刻？）の視線
  mistralもアルルでそんな視線を感じたことを思い出しました。
  ロマネスク様式でもところ変われば、また独特なファサード
  本当にず〜と見上げていたくなりますね。
  
  ハンサムボーイとの出会いやら
  仲良し4人家族の幸せな後ろ姿やら
  瞬間瞬間の切り取りかたに
  しびれましたよ。
  
  　　　　　　mistral

  yunさん からの返信 2013/08/11 20:37:09

  キラキラのルッカ

  mistralさん　こんばんは♪
  
  > yunさんのルッカ大好き！
  とてもうれしいコメントです。そんな風に感じてもらえてハッピーです。
  
  > mistralもアルルでそんな視線を感じたことを思い出しました。
  ねっ、どこからか眼差しを感じる時がありますよね〜
  視線を辿ると…　大抵は素敵な出会いが待っていますね。
  
  ロマネスク、好きなんです。
  フランスのロマネスク、このピサ式ロマネスク
  いろいろ展開があるんだな〜と。勉強し切れません。
  
  小さな宝石みたいなルッカ、渋いけれど私には素敵な町でした。
  
  世界には素敵な場所が沢山!　許される限り旅したいです。
  
  ポチッ　どうもありがとう♪♪
  
  yun

• keiさん 2013/08/08 22:41:18

  黒縁メガネ♪

  ルッカ...私もこの響き、好き。
  素敵な街だねぇーw
  時がゆったり流れていて、yunちゃんの視線がそうなのか、
  着飾ってなくて、普段着の街って感じがする。
  
  景観よし、建物よし、お店よし、男よし♪
  でも上ばかり見て歩いていたら、また転んじゃうよっ(笑)
  ブラピ似のお兄ちゃんが手を差し伸べてくれるなら
  転ぶのもいいかなっ♪
  
  チョコボールみたいな横にある飴みたいなものは
  よく夜店で売っていた水あめみたいだねー。
  今思い出したけど、水あめに練乳をつけて売ってたな〜
  え?知らん?...時代が違う?　ずーーーん、、、
  
  前に行く予定してた街、行けなくて正解だったかも。
  だってルッカが時間に追われての街歩きになったよ。
  リオ・マッジョーレはまたいつか、ね。

  yunさん からの返信 2013/08/09 00:06:59

  kei & トシ♪

  > ルッカ...私もこの響き、好き。
  でしょー。ピサの影に隠れがちだけど、見所いっぱいでした。
  夜景が見られなくてショボーンでした。
  
  > でも上ばかり見て歩いていたら、また転んじゃうよっ(笑)
  あはっ、もう忘れてた(´Д｀).∴
  ↑見て↓見て　←見て→見ます。
  
  > 今思い出したけど、水あめに練乳をつけて売ってたな〜
  > え?知らん?...時代が違う?　ずーーーん、、、
  うん、知らん。
  練乳は39度の熱でも出ないとお目にかかれぬ高級甘味でした。
  まだまだ貧しい日本だったょ。
  
  > リオ・マッジョーレはまたいつか、ね。
  はい、がんばります。
  
  keiちゃん
  もうすぐ出発でしょう？準備はOKかしら？
  トシさんとふたり、大自然にムギュ〜とハグして貰ってね。
  
  行ってらっしゃい、素敵な旅を♪♯♪♯
  
  黒縁メガネyun
  

• 天星さん 2013/08/08 12:57:21

  Nice job

  この1枚だけで
  ノックアウトされました
  何年かかってもなかなかこうしたものは
  撮れない〜彼が映画スターかと思った！
  説明の不要のいい写真、スゴい〜！
  あなた様はおとなしいようで
  どこかに大胆さを秘めている。
  
  これこそ、笑顔と題される１枚ですね〜
  
  ただ、ひとつだけ、女性ならわかるけど
  この方男性、シャがかかってる（ハハ）
  通常はリアルに男性を影が出る様に撮る
  あえてこんな風にされたのもまたおもしろいです〜
  大胆ですね〜（ハハ）
  
  最高の1枚でした
  
  天
  
  
  
  
  
  

  yunさん からの返信 2013/08/08 22:24:30

  Nice smile　♪

  残暑お見舞い申します〜
  
  > 説明の不要のいい写真、スゴい〜！
  
  ★敢えて説明★
  路地で彼の歌声に、大勢の人と共に耳を傾けていました。
  でも、大型トラックが来て路上コンサート中止。
  残念で、私には超珍しく正面から「写真撮っても良いですか？」と突撃。
  「勿論！」と彼はわんこを抱っこしごく自然に微笑んだ。
  その自然さは私に伝染し、緊張せずにシャッター押せた。ワンシャッターのみ。
  彼は優しく、わんこは凛々しくて。ふたりに感謝の一枚です〜
  
  > あなた様はおとなしいようで
  > どこかに大胆さを秘めている。
  ぜｍｍぜｍｍおとなしくないですよ…　エヘヘ
  
  > ただ、ひとつだけ、女性ならわかるけど
  > この方男性、シャがかかってる（ハハ）
  柔らかい微笑みを強調したくて加工しました。あれっ〜やり過ぎた？？
  
  いつもやる気にさせてくれてどうもありがとう♪　天さま
  
  感謝 yun
  
  

• まほうのべるさん 2013/08/08 09:01:37

  以心伝心？

  おはようございます、yunさん。
  yunさんの旅行記の続編がまだＵＰしてないけどまだなの？って
  催促しようかなって思っていたので、べるの声が聞こえたのかと
  思っちゃった。
  
  ルッカですか。
  ふふふ。べるルッカに行っているんですよ。
  フィレンツに４泊６日で行った時フィレンツェから日帰りでバス
  に乗って行きました。
  
  yunさんの旅行記を見ているとその場所を訪れたその瞬間が生き生
  きと旅行記にでているなあと思います。
  今回も可愛い天使が登場。一緒に遊びたいな。
  
  ｂｙまほうのべる
  
  
  

  yunさん からの返信 2013/08/08 20:39:48

  聞こえましたょ

  早速のポチッをありがとう！　うれしいなっ。
  
  > べるの声が聞こえたのかと 思っちゃった。
  はい、聞こえましたょ。夕べ、何故だか急にその気になって遅くまで起きて作成したのです。
  「そろそろいかが？」って聞こえたような(笑)
  
  > ルッカですか。
  > ふふふ。べるルッカに行っているんですよ。
  あれっ？　そうなの？　まだ掲載されてませんよね？　
  順次旅行記アップしてね。
  
  ルッカ　私はとても気に入りました。
  べるさんはどうだったかな~
  
  イタリアには、本当にいろいろな町がありますね♪
  
  yun