ダンブッラの石窟寺院・シーギリヤ・ロック

2013/07/12 - 2013/07/13

スリランカ１泊２日の旅は、移動に時間を割かれるため今回は欲張らず
２箇所のみをめぐることに。
２日目に２箇所行く予定をドライバーナンダさんの提案により
１日目に黄金寺院、２日目の早朝シギリヤに行くことになった。
どちらも日中ではかなり日差しが強いため、夕方と早朝という時間帯はベストチョイス。
シギリヤの巨大な岩と５世紀という時代にこんなものがという驚き、岩山をくりぬいて
作られた石窟寺院に横たわる巨大な仏像。スリランカには他にも多数世界遺産が
あり、これはまた来なければと思わせる場所でした。

エリア シギリヤ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: イーツアー

空港を出発してから途中ランチとスーパーに立ち寄りおよそ５時間。いきなりぬ〜んと現れた金色の仏像。

そのたもとには西日のあたる夕方５時にまばゆいばかりの黄金に輝く仏塔！

チケット売場では、猫が気持ち良さそうにごろーー。チケットは山に登る前に購入する必要があります。

ちなみにこの黄金仏像があるところは博物館になっています。チケットを買った人は無料で入れます。

黄金に輝く建立物は新しく作られたものらしく、そのハリボテ感は秘宝館チック！

仏像の左側に岩窟寺院の入り口かがります。

黄金の仏像が眺める先にシギリヤロックが見えます。

石畳の坂道を上ること15分。途中には物売りがいて日本語で話しかけてきたりします。

時刻は夕刻ともあり人影もまばら。

そこに中学生くらいの団体が突如出現。写真を撮らせてとお願いしたら
左から２番目の男子はノリノリ。女子もはにかみながらもまんざらでもなさそう。だが、毎度ごねる男の子が約１名。必死にノリノリの彼が説得！

学校の行事の最中だったら申し訳ないので、一応先生らしき人に承諾を得る。
というか先生が一番目立ってますが！

ここが、入り口。ここでチケットを見せて靴を脱ぎ中へ入ります。

この寺院は文字通り石窟のなかに作られています。

寺院は第一窟から第五窟まであり、手前から順に行くに従い新しいものになります。

マツコちっくな涅槃像は１４Mもある巨大なもの

仏像にはリクライニングブッタと涅槃像があり、足の親指がそろっている＝亡くなっているつまり涅槃を意味するようです。

ヒンドゥ教の絵画もありました。

第2窟は先ほどとくらべて広い。

第２窟の中央部に井戸のような囲いがあります。これは天井から落ちてくる湧き水を受けるための甕になっているが決してあふれることがないんだとか。ゆえに この水は聖水と呼ばれ儀式などに使われるらしい。

天井画は修復されているようでかなりくっきりと描かれています。

第3窟になると18世紀の創建とかなりあたらしいものになります。

第5窟になると1915年とかなり新しくなる。こちらは黄金の涅槃仏と呼ばれている。

以前ドイツ人が仏像の上に座り写真撮影をしたことで一部の仏像は白く塗り替えられたらいい。仏像に座るなんてことはもちろんを背にして写真を撮ることもNGです。

このように壁画の残像も残っています。

かなり駆け足でまわってきましたが、日中に訪れる方はかなり暑いらしいのでそれなりの覚悟がいるようです。

カメラを向けるとはにかんだ笑顔がとてもかわいらしい。

2日目、朝7時半にホテルを出発。

シギリヤロックの周りには日本のお城のようなお堀がめぐらされている。チケットは＄３０とこの地においては結構なお値段

早朝には僧の姿も。

ここもやはり日差しが強いため早朝がおすすめ。

これからあの岩の頂上を目指します。

入り口付近に来ると登るのをサポートしてあげるという現地人が寄ってくる。
年配の日本人がお願いしていましたが、2人が手をつかみ一人が後ろから支えるというアナログ体制。それで一人あたり1000ルピ-とられるようです。

ここは、5世紀に平民の母を持つカッサバ王が異母兄弟の王家出身の母を持つ弟に王位を継承されることを恐れ当時の王である父親を殺害し作った王宮

岩山の中腹には『シギリヤ・レディ』として知られるフレスコの女性像が描かれている

階段を登った先には岩山に張り付いたらせん階段が。いつ崩れてもおかしくないような構造は高所恐怖症の人にはちょっと厳しいかもしれません

下から見上げるとまさに張り付いている！

シギリア レディから鉄のらせん階段を下ってきた場所にミラーウォールと呼ばれる回廊があります。
この壁は鏡壁と呼ばれ、回廊の反対面に描かれたものがこの壁面に映し出されるような仕組みにされており、光沢がある鏡のような壁が続いています。

回廊はレンガを積み上げ、漆喰を塗り、卵白やハチミツ、石灰を混ぜたものを上から塗り、磨き上げて造られているようです

ここでまたチケットを見せますが、ここのおじさんの写真を撮らせてもらったら、送ってほしいと住所をわたされました（笑）

あと一息という所に来ると「ライオンテラス」と呼ばれる王宮の入り口の獅子の足が現れる。当時はライオンの頭部まで彫られていて前足の間の階段を上るとライオンの口の中に入っていくようになっていたと言われています。

高さ１８０Mもある岩山に張り付いた階段をさらに登ります。

この急な階段を上るのは大変かと思いましたが、遊んでるときの馬鹿力のせいかあまり苦になることもなく

この王宮は7年の歳月をかけて建立されたようですが、王の在位はわずか18年

この階段を上るといよいよ頂上です

弟の復讐を恐れカッサバ王は城塞として登場に宮殿を建立したが、結局は弟に反撃され追い詰められて自害したようです

登り切った後の絶景にひたすら感心。

ここでアサヒビールフリーのCMを撮影したようですが、世界遺産の上で酒盛りをするとは何事ぞ！というクレームが入り放映は急きょ中止されたようです

ウクライナの国旗を掲げようとしている青年でしたが風にあおられタイミングを失っている模様

天空に王はいたようですが何か事があるといちいち下にぉるる必要があったようです。

360度ジャングルビューもすばらしい

雨も少ないこの地で今もなお水をたたえる沐浴場

ここはカッサバ王の観覧席。左側の黒くなっている部分は雨水を流すため溝が掘られていた模様

ここは、地方から王に会いに来た人と会うための会議場。
身の危険を感じ高台にいてもいちいちここまで下りてくるのも大変そうです。

ココにも壁画が描かれていたようですが、何者かによって削り取られてしまったらしい

コブラ岩の下では本物の蛇使いが。でも、写真をとっただけでチップを要求されるようなので気を付けてください

途中でお掃除をしている女子を発見。彼女たちは田舎から都市の大学に通う女子大生。少しでも資金をかせぐためのアルバイトなんだとか。
ナンダさんが日本に驚いたその２。女子の一人暮らし。スリランカでは、結婚するまでは親許にいるのが普通だそう。遠くから来ている彼女たちは親戚の家に同居しているらしい

最後にはお土産屋さんが待ち構えていて、日本語のシーギリヤロックの写真集などをすすめられましたが、現地のドライバさんと一緒だったせいかあまりしつこくはされませんでした。
それにしても、この2つの世界遺産が見られただけでも大満足。
次回はもっとゆっくりしたいなあ

この旅行記へのコメント （4）

• エステ大好きさん 2014/08/30 15:55:02

  訂正を

  私もスリランカ行きました。
  ジャングルでゾウに会いました。
  とてもいい国ですよね。トイレには困りましたが…？
  
  折角のいい旅行記の大事な復讐の所の文字が残念なことに復習になっています。ぜひ訂正をされてはいかがでしょうか？
  
  私のお勧め、ジープでゾウをみる旅ぜひ次回行ってみて下さい。

  raicoさん からの返信 2014/09/03 22:28:36

  RE: 訂正を

  エステ大好き様
  
  スリランカ旅行記読んで頂きありがとうごます。
  
  また文字の訂正についてもご指摘の通り修正いたします。
  
  raico拝
  
  > 私もスリランカ行きました。
  > ジャングルでゾウに会いました。
  > とてもいい国ですよね。トイレには困りましたが…？
  >
  > 折角のいい旅行記の大事な復讐の所の文字が残念なことに復習になっています。ぜひ訂正をされてはいかがでしょうか？
  >
  > 私のお勧め、ジープでゾウをみる旅ぜひ次回行ってみて下さい。

• ishicameraさん 2013/08/11 20:23:51

  黄金寺院

  素敵！
  博物館の感じいいですね〜
  スリランカのゆるスポットとも言えますね。
  
  
  スリランカ行きたくなってきました。

  raicoさん からの返信 2013/08/14 00:33:33

  RE: 黄金寺院

  いしちゃん
  こんばんは〜。この寺院の黄金はちょっとハリボテですが、他は本物なのですよ〜！まあ、たった2日でしたが景色もさることながらヒトが良かったです^^
  内戦も終わり安定してきたので、日本のTVでは取り上げられるケースが
  多いから、徐々に値段が上がるかもしれません！
  いつ行くの？今でしょうかねえ(笑）
  
  raico