スイス･ハイキングの旅 2013夏（4）　カンデルシュテーク（レッチェンタール悲し）

2013/07/03 - 2013/07/03

カンデルシュテークから少し移動して隣の谷レッチェンタールに行く。

エリア その他の観光地(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

７／３（水）の朝は曇天で始まる。雨は降っていないが空は雲で覆われた状態、今日は列車でゴッペンシュタインへ向かい初めての谷、レッチェンタールを歩く予定だ。

カンデルシュテークの駅にある建物、後ろの空は曇りだがトンネルの向こうのゴッペンシュタインの天候はどうだろうか？

８時４０分に列車が到着、期待と不安の気持ちで乗り込む。

約１２分後、トンネルを抜けてゴッペンシュタインに着くと、そこは小雨。どうしようかと迷うが、結局ファフラーアルプ行きのバスで出発する。フェルデン、キッペル、ヴィラーと進むにつれて雨の勢いは強くなる。終点のファフラーアルプでは黒い雲が立ち込めている。

周りの景色はなんとか見えるが、山々は雲のかなたで全く見えない。

バスを降りて傘をさして広い駐車場を横切って案内所へ行くが、その間だけで結構濡れる。

案内所前にある行き先案内板、いろんなコースがあって気持ちがそそられる。しばらく雨宿りして様子をうかがうことにする。

雨で冷えた身体を温めるためスープを注文する。味わいもそこそこにして急いで食べる。

３０分ほど待つが好転する兆しがないので、折り返しのバスに乗車する。来るときと同じ運転手が気の毒そうにしてくれる。帰り道はずっと降雨だが車窓からのお花畑は美しかった。

ゴンドラのある停留所ヴィラー前の光景、かすかに稜線が見えたが今日は諦めて帰ることにする。

カンデルシュテークには１１時ごろに帰着。こちらの方が雨の降り方は少ない気がした。お昼前にはアパートに戻って午後は休養と買い物にあてる。初めて訪れた憧れのレッチェンタールでは手痛い歓迎を受けることになった。

夕食は、鶏肉と玉子の煮物、トマト入りサラダ、アンチョビ･パスタと赤ワインだった。

こちらでは「アンチョビ」といっても通じない。よく探すと「フィレ」と言う缶詰（瓶詰め）がありこれを買ってみたら、アンチョビそのものだった。明日の天気予報をテレビで見て早めに寝ることとした。