また訪ねたい "オランダ～ベルギーの旅” エピローグ

2013/04/14 - 2013/04/15

”花の季節”と言うにはまだまだ気温も低く曇りがちの旅ではあったが、北海に面した両国ともに水を制し、巧みに水運を活用して魅力的な国造りを実現してきた民族魂に触れた12日間であった。

クルーズ最後の寄港地ブリュッセルで船中泊。
９：００には下船し、９：２０に空港でチェックインの後
１１：４０発のAY812便にて約２時間３５分のフライトでヘルシンキへと向かう。
ヘルシンキでフィンランド航空AYO77便に乗り継ぎ９時間３５分かけて関西空港へ。
４月１５日、朝８：５５に関空到着の予定。（時差６時間）

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

１２日間のクルーズをしみじみと振り返って見る。
両国共に地理的なメリットに目を付けられ度重なる周辺諸国の侵略にあいながらも屈することなく、今や立憲君主制のもとヨーロッパの要として一目置かれる存在である。

機会があればバンシュの”ジル”をはじめ民族色豊かな祭や秋のアルデンヌ高地の自然を訪ねてみたいし、ハーグやライデンにも立ち寄ってもみたい。

ベルギーの首都ブリュッセルでクルーズ最後の夢を結ぶ。

造船王国・自転車、園芸大国オランダは開放的で日本の歴史に深い関わりを持ち、

欧州初の鉄道を開設したグルメのベルギーは二カ国言語を並立させつつ、ともにギザギザ屋根が特徴的な観光立国を標榜し自国の歴史、文化に誇りを持ち不断の努力を惜しまない。そんな印象を受けた。
（今回訪問したのはベルギー西部）

ポプラ並木と風車に彩られた昔ながらの運河がオランダとベルギーを結んでいる。
芸術面では北方ルネッサンスで生み出された緻密な写実画が継承され他のヨーロッパの国にも影響を与えたといわれており、ブリューゲル、ファン・ダイク、ゴッホ、ルーベンス、レンブラント、フェルメール等の絵画に親しめたことは予想以上の収穫であった。

船中泊の一夜が明けクルーズのスタッフに見送られてバスに分乗。

ブリュッセルの町に別れを告げる。

穏やかな朝の家並み

出勤の車が増えてきた。

オット危ない！

道路が込まないうちにと急ぎ２０分で空港着。

出発まで２時間あるとはいえチェックイン後、添乗員３人の打ち合わせ中ずっとカウンター横で立ったまま待たされた上にブリュッセルの空港にはポーターがおらず、基本的には各自がカートを押して移動しなければならないため、長いエスカレーターで年配の婦人が転倒し将棋倒しになって怪我人続出、大混乱になっても気づかず、クルーズ中のマニュアルにはないハプニングの対応のまずさに非難轟々。有終の美を飾れなかったのが残念。

１１：３０　AＹ８１２便はヘルシンキを目指す。

ヨーロッパの玄関口。

眼下はるかにブリュッセルの町。

１２：３０ランチが出た。
ラム肉、ポテト、レンズマメ煮込み、
サラダ、パン、ミニケーキ
コーラを注文。

唐突に　”イチゴのチョコレートを買って来るんだった”
と後悔しきり。

２時間３５分で
時差１時間のヘルシンキに到着。

所々に雪が残っている。

１５：１５〜１７：２０乗り継ぎ手続きを済ませ
ラウンジで一服。ゲートナンバーが変更になったらしく
急ぎ１階下へと移動する。アナウンスが聞こえにくいようだ。

お気に入りの　ＦＩＮＮ ＡＩＲ機が待機中。

１７：２０発　ＡＹＯ７７便は一路関西空港へ。

時差６時間、所要時間 約９時間３５分のフライト。

１８：００　夕食が出る。

アミューズ・プーシュ
有機野菜のチップス。
”ミモザ”を注文する。（シャンパン入りジュース）

フレッシュサラダ、蕎麦、
サバスーフィンランドの名物料理
スモークしたシロマス、バルト海産数の子
スモークしたヘラジカのロースト
ラップランド産ベイクドチーズ
シャントレル（キノコ）のクリームスープ
サーモンの胡椒焼き、ポテトのポロ葱のラグーソース添え
焼き鳥、ご飯と温野菜、ゴーとチーズのラピオリ等などコンパクトに盛って。

デザートはフレッシュフルーツ
日本茶をチョイス。
酔いがまわったかＴＶ映画を一本見てぐっすり眠った。

オムレツ、ソーセージ、フルーツ、ヨーグルト
などの朝食を頂き、日本時間７：２０関空に到着。
予定より早くついた。
一転して　快晴、15℃。
ラウンジで疲れを取り、特急はるかで新大阪へ。

季節遅れのアップにも拘らずご訪問頂き感謝いたします。