那覇出張-1「350円のソーキそばと、3600円のホテル」

2013/07/20 - 2013/07/23

年上の共同経営者が、沖縄の仕事を取ってきた。
下高井戸の飲み屋で意気投合したおっさんだそうで、はっきり言って飲み屋で知り合った人の仕事っていざ蓋を開けるととんでもないのが多い。しかも下高井戸の立ち飲みって。。。

「まじ？また飲み屋案件か。やめ！」って思ったけど、今月も来月も再来月も暇だと2秒後に気づき、3秒後に素直に行く事にしました。
経費使うのも勿体ないので自分のマイルで。こういうのも自腹って言うんでしょうが、僕も経営者だからしょうがない。

ホテルは格安。まともな食事もしていない。つまらない旅行記です。

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

つー事で二日酔いで羽田に着きました。

ここは、京急線改札出た目の前にあるフードコート。

いつも客がまばらだ。

フードコートの中。

たまにはD通の知り合いにに営業行かないと忘れられちゃうかなぁ。仕事貰ってたH堂のぼんぼんは実家継いじゃったしなぁ。

平面が広告の王道だなんて言わないでWEBもやらないとやばいすな。
あ、もうすでに遅いか。
ADC、かなた遠くに、なりにけり。

僕はいつもラウンジでトマトジュースを2杯は飲みます。
バカだから一瞬健康になった気がします。

ラウンジ1回1000円だけどカード提示で無料。年間20回は利用するので、ダイナースカードの年会費は出ちゃいます。
でも20回分のトマトジュースよりカード年会費の方が高いんですね。

ラウンジはトイレもきれい。
酔っぱらって一晩寝られるレベル。

バカが健康になった瞬間、視力が良くなって美女を発見！
小さな男の子と一緒だった。若くてきれいなママでした。

搭乗口のこういう感じのメニュー、もう少しなんとか工夫できないのかね。

お昼前なのでちょっと魅かれない訳ではないが、味が想像できるのでやめました。

伊丹空港なんかは悲惨な品揃えだけど、羽田はおにぎりみたいな簡単なものが豊富にあるのはいいね。

値段が高くて、悲しいセンスのメニュー。

日本人が民度高いとか最近ネットでいわれてるけどそんなの嘘だ。
遊園地・空港・サービスエリア・ショッピングモール等々、人が集まる場所にはこの値段でこんなの喰うの？ってレベルの高くてまずい飲食ばかりなんだから。

東京から西に行く時の最高の席は1K。クラスJです。

富士山が見られるし、最前列だから広いし、エコノミーだと隣の人にちょっと遠慮しちゃう空弁もクラスJなら食べてもいいような気になります。

ここにCAが座るので斜め前の僕と目が合います。

フェイントで視線を送ると素早く目をそらす。
面白れー。
ドリブルで視線を送るとヤッパリ瞬間目をそらす。
面白れー。

何回かしたら、とうとう安全ベルトサインが消えるまでうつむいておりましたよ。ごめんなさい。

お、ついた。

ゆいレールの那覇空港駅からの眺め。
ああ、沖縄だなと実感です。

これに乗って、首里方面に行きます。

美栄橋で下車。
ここからホテルまでは10分くらい。

蝉の死骸。
おつかれさまでした。。。

さて着きました。
ホテルエアウェイ。
1泊3600円で朝食バイキング付きです。

フロントです。
宿泊代は先払い。

ここの従業員はみなさん感じがすこぶる良い。笑顔がすごくポイント高いです。みんな笑顔が可愛い女性ばかり。
沖縄女性との恋を無駄に妄想するちくわです。

ロビーというよりエレベーターホールって感じだけど、しっかり手入れされています。

フロント脇のPCコーナー。
最低限の検索やメールなどはできます。

ちょっとした物が売られています。
アルコールは無かった様な気がします。

部屋は狭いすよ。

でも機能的。コンパクトに収まっています。
ドライヤー・湯沸かしポット・お茶・タオル2組完備。

机が狭いのは残念です。
仕事をしていてふと頭を上げると、鏡の俺のやらしい顔と目が合って気分が滅入る。

浴衣はふたつ用意されている親切さ。

テレビは目が痛くなるくらいでかいです。

ベッドも小さいけど、ダブルがうれしい。

さて朝飯です。

こういうPOPの手作り感がホテルエアウェイの良いところ。

食券は勝手にかごに入れる。
チェックなんてセコい事しないのが沖縄です。

このもずくは絶品！
歯ごたえのどごし最高でした。

ポーク卵は白飯には安定感抜群ですね。

肉じゃがと人参しりしりも優しいお味。

窓側に座ります。
さんぴん茶が旨いす。

朝食会場はがらがらでした。

僕との共同経営者って高校のふたつ先輩。東大3回落ちてます。
学園祭で頭脳警察とRCサクセションの話で盛り上がり、40代中頃の今まで腐れ縁。
独身で通風でひどいイボ痔があるから僕が支えようと思うんだけど、我がままだからたまにその支え棒を外したくなるのです。

沖縄はいつも島ばかりだったので、那覇はほぼ始めて。
バイクの多さと排気ガスの匂いが台湾を思い出す。
これに中華の香辛料の匂いがまじれば、ほとんど台北の匂いだ。

外国の街って、匂いで記憶すると思うんです。
ハワイ、バンコク、デリー、ロンドン、ニューヨーク。その街特有の匂いがありますね。

さてさて、打ち合わせに行かなくては。

10時の約束だっけど、不安なので9時半に確認の電話をしたら誰も出ない。
11時にやっとつながって、2時に来てくださいと若い女性の声。
これが沖縄タイムなのかと面食らう。
そして不安が横切る。あの声、転送サービスじゃないの？

ま、いいか。
しかし、あぢーーな、なは！

しょうがないので飯でも喰うかと、市場方面をテクテク歩く。

何か馴染めねー、ここ。

暑くて昼飯喰う気しないからLAWSONをチェック。
収穫なし。

市場の近くでそーきそばを発見。田舎公設市場南店さん。
ななな、なんと350円。

なんとなく中野駅近くに昔あったラーメン屋「平凡」を思いだしました。

店内を覗くとローカルっぽい人が何人か食事していました。
ちょっと安心しまして入店。

清潔とか不潔とかを通り越した、ある種「ガウディ」の様な店内。
優しそうなおばあちゃんが一人でやってました。

そりゃまぁ、そうですよね。

そーきそば350円。

お味ですが、「これが本当のそーきそばだ」と強く云われれば何となく納得するけど、僕のなかでそーきそばの基準がないので正直よくわからない。
でも優しい味がした事は事実。食べている時はあまりに自然な味だったのでするすると入るのみ。今となってインパクトを感じています。

麺ぼそぼそで湯切りも甘いけど、普段僕らが東京で食べてるラーメンと比較してはいかんよね。ソウルフードなんだから。

ごちそうさまでした。

靴抜いてあがる席もありましたよ。

ローカルの人は汁を残しませんね。

結納料理だって。ふうーん。

1時に相手先社長から電話があり、今日の打ち合わせはキャンセルだと。
「明日は絶対10時で大丈夫だから。でも、ほんとーに東京から来たんだねえ」と言われ、もう不安がほぼ的中の模様です。
沖縄は、この空の色。しかし、あぢーー。こころは、さぶ。

その1はここでおしまい。その2に続きます。