2013/03/23 - 2013/03/25
849位(同エリア1523件中)
まゆままさん
別子銅山の新居浜から松山へやってきた。
愛媛県庁、萬翠荘を見学を見学。
ゴージャスな近代建築に酔いしれる。
翌朝は早朝レンタサイクルにて近代建築巡りを楽しみ、
朝食後は家族と石垣がすばらしい松山城へ。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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別子銅山から松山へやって来た。
とりあえず明日の早朝散歩では内部は見れない萬翠荘へだけでも家族で付き合ってもらおうと車を止め、
県庁の前を通りかかると、土曜にもかかわらず開いていた扉。
お伺いするとロビーだけでも見せてもらえると・・ラッキーだった。
(平日だと見学申し込みすれば正庁や貴賓室なども1時間コースで案内してもらえる。) -
愛媛県庁は昭和4年木子七郎設計により建築された。
正面扉 -
扉の装飾。
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玄関ポーチの照明と装飾。
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ポーチ天井の装飾も細やか。
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華麗な玄関ホール。
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窓から光が差し込む明るい階段室。
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階段室のステンドグラス。
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玄関ホールのシャンデリア
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玄関ホールから続く廊下。
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その後、萬翠荘にやってきた。
萬翠荘は大正11年、旧松山藩主の子孫・久松定謨伯爵の別邸として建てられたフランスルネサンス様式の洋館。
当時最高の社交の場として各界名士が集まり、皇族方のお立ち寄りの館として使用されていた。 -
設計は愛媛県庁本館と同じく木子七郎。
戦後は米軍将校宿舎、家庭裁判所、県立郷土芸術館、県美術館分館などの変遷をたどり現在は新たな文化、観光施設となっている。 -
玄関を入ると正面には階段、そして階段の踊り場には波と帆船のステンドグラスが存在感を放ってる。
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ステンドグラスは細やかなグラデーションが美しい。
大阪中央公会堂のステンドグラス作者と同じ木内真太郎の作品だそう。 -
優雅な曲線を描く階段手すり。
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階段踊り場から玄関を見下ろしたところ。
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玄関ホール両脇建つ二本の石柱は岡山産の万成石。
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一階のゲストルームと大広間ではちょうど「雄勝石と萬翠荘展」という企画展が開催されていた。
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萬翠荘の魅力の一つ、石屋根には宮城県石巻の雄勝石が使われているそうで、
その天然石は約2億5千万年前に海底に堆積してできた粘板岩で書道で使うすずりの原料なのだとか。 -
一階大広間の暖炉。
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二階広間の暖炉。
各部屋の暖炉は大理石製で部屋毎にデザインが異なっていてベルギー製の鏡が取り付けられている。 -
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扉上部のステンドグラスも部屋毎に違ったデザインが楽しめた。
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床下換気口のデザイン
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萬翠荘の門のそばに建つ管理人舎。
萬翠荘と同じく重要文化財。 -
愛媛一日目の最後は子供たちはまだ行ったことがなかった道後温泉へ行き(入らず)、商店街をうろついて
松山のソウルフード、なべやきうどんを食し一日目は終了。
二日目は宿泊したビジネスホテルでレンタサイクルを借りて一人で早朝サイクリングにやってきた。
愛媛県庁と路面電車のツーショット。 -
昭和31年に建築された聖アンデレ教会。
松山に現存する唯一の煉瓦造り建築だそう。 -
日曜の礼拝前だったからか?扉が開いていたので内部もちらっと見せてもらった。
2001年の芸予地震での東壁倒壊後、接着剤を使っていない杉板集成によるアーチが取り付けられ耐震補強が行われたそう。 -
教会のすぐそばにある松山地方気象台は
残念ながら修復中で見れなかった・・ -
そして少し先にある昭和12年建築の愛媛県教育会館。
洋風の意匠をもちつつ和風色の強いデザイン。 -
帰り道すがら見た建物イタリア食堂イタリアンバルトライシ
これも近代建築かな? -
山本理容館。
窓枠や面格子がレトロ。 -
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お店はやっていないようだったが平井理髪館。
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水色の扉がかわいい。
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裏口はなぜか「テル美容室」?
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シンプルながら美しいデザインの面格子。
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こちらのお宅は玄関周りが植木鉢盛り盛りで花に覆われてた・・
この後はホテルへ戻り家族と一緒に朝食を。 -
朝食後は家族で松山城へ訪れた。
ちょうど前日にロープウェイがリニューアルされたばかりで記念のスタンプラリーが行われてたので参加することに。
せっかくリニューアルしたばかりのロープウェイだったけど、子供たちがリフトの方がいいというのでリフトでお城へ向かった。
混み混みのロープウェイよりこっちの方が楽しいかも。 -
ちょうどおられたボランティアガイドさんにガイドをお願いした。
目の前にそびえる高い石垣。
石垣が美しいことでも知られている松山城。
また松山城には全国的にも珍しい山腹から侵入しようとする敵を阻止する為の「登り石垣」が残されてるそう。 -
美しい石垣のライン。
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松山城は日本で12城しかない現存天守のうちの一つで加藤嘉明により創設。
武勇に優れ、数多くの戦で活躍したといわれる加藤嘉明の戦での経験をを生かして建てられた城ということで
さまざまな戦略的な工夫が凝らされた造りになってる。
戸無門といわれたこの門はあえて扉をつけず防備の要である筒井門へ誘いこむための戦略として設置されたといわれてるそう。
天守へ向かうまで他にもさまざまな防御上の工夫が凝らされた箇所がいくつもあって、説明を聞く度なるほど〜と驚かされた。 -
本丸から大天守を望む。
ちょうど咲き始めた桜が天守を彩っていた。 -
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天守からの眺め。
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石垣と桜のコラボが美しい
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最後のスタンプラリーポイントの野原櫓。
ガイドさんいわく重要な櫓なのだけど見逃して帰る人が多いという。
本丸の北側を防衛する櫓で日本で唯一現存する望楼型二重櫓で天守の原型といわれてるそう。 -
以前テレビの「なるほど珍百景」にも登場したという水飲み場。
お城の中に何箇所かあるこの水飲み場は人が飲むには少し高めで、鳥のために作られたものなのだとか。 -
スタンプラリーを全部回ったら最後に記念品のピンバッヂがもらえた。
この後は八幡浜市へ向かった。
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