2013/06/12 - 2013/06/14
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ケロケロマニアさん
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前日は山口県域を旅しましたが、この日から二日間は西条のある東広島市内や、その後は広島市内を色々と見て巡ります。本当はマツダスタジアムで野球観戦したかったんですが、この時は試合が開催されていなくて残念でした。でも球場には結局足を運んじゃうんですけどね…。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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前日の行程に関しては、“2013夏・巳年なのでカエルマニアだけど白蛇さんに会いに行く旅”の旅行記をご参照頂けましたら幸いです。この日は西条観光からスタートです。
西条は酒蔵の町として知られていますので、まずは酒蔵通りを歩きます。 -
どこの酒蔵が良いのか、予備知識がない身にとっては、皆目見当が付きませんでしたので、適当に覗いてみることにしました。この賀茂泉さんの入口で首を伸ばして見ていると、お店の方が出てきて、色々と内部を案内して下さいました。
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酒蔵の中を色々と説明を聞きながら見せて頂きます。
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こちらはかつての精米所だそうです。
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賀茂泉さんで一番有名なのが、この酒泉館で、和のイメージが強い酒蔵の中で異彩を放つ美しい明治洋風建築でした。
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酒泉館は、土日祝日は喫茶店として営業しているそうで、お洒落な店内が人気とのことでしたが、この日は生憎平日でしたので、中の様子を見られなかったのが残念でした。
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酒泉館の脇にはこんな井戸もありました
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井戸からはお水が引かれていて、このように訪問者も自由に飲めるようになっていました。ここで喉を潤してから、親切にご案内頂いた賀茂泉の方と別れて先に進みます。
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西条の酒蔵通り沿いは昔ながらの、というよりは、より近代的なお洒落な雰囲気の建物が多くて、外観を見て廻るだけでも結構楽しめました。
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ここも有名な建物のようでした。
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酒蔵通りらしい、白壁造りの建物はやはり基本ですね。青空とのコントラストが美しかったです。
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酒蔵通りを突き抜けて、この鉄道ガード下をくぐって別の目的地へと向かいます。
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向かった先は安芸国分寺です。
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ここには色々な見所がありますが、まずは威風堂々たる仁王門がお出迎えしてくれました。
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現在の国分寺は勿論再建の建築となっていますが、史跡としての魅力もあって、この辺りはご覧のように広々とした歴史公園として整備されていました。
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お花も綺麗に咲いていました。
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こういう休憩スペースもありました。国分寺跡の歴史公園は結構広くて、歩き応えがありましたので、こういう日陰は有難かったです。
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こうして再び酒蔵通りを戻って、西条駅へと向かいます。途中、こういう横町も。夜だと良かったのですが、この時間帯は営業していませんでした。
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西条駅は2013年6月現在、改装中のため、このような仮駅舎となっていました。
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次いでJRにて昨日素通りした広島市内へと戻ります。まずはぐ○なびポイントを使って市内のAGRIというお店でランチを頂きます。6月は水曜日のみ最大1000ポイントキャッシュバックというルールでしたので、ちょうど1000円の人気メニューをオーダーします(笑)。
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昼食後、お店の近くにあった袋町小学校へ。ここも長らく被爆建築として残された校舎がありましたが、数年前に一部を平和資料館として残した上で、校舎は建て替えられました。
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平和資料館内は撮影禁止となっていましたので、入口付近にあった原爆投下時の袋町小学校(当時は袋町国民学校)の姿のパネルを…。静かに手を合わせた後、次の目的地へと向かいます。
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続いてやって来たのは、同じく被爆建築として有名な旧日本銀行広島支店です。
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建物の内部はこんな感じです。
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ここでの見所はこの資料室でしょうか。室内には原爆の爆風により壁面に突き刺さったガラス片などが残されていたりしていて、大分改装されている建物内部の中で、悲しい歴史を今に伝えています。
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被爆建築を二つ見た後、重い気持ちになりながら、平和大通り沿いにやって来ました。この付近には、かつてここが海岸であったことを示す遺構が残されています。ここにも黄色いプレートで示された被爆樹木があって、逞しく生き続ける姿を見て元気を貰いました。
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まだ本格的な夏ではない6月とはいえ、北国で暮らす身にはこのじめじめとした暑さはとても耐え難いものがあります。この日は暑さに負けて、早めにホテルにチェックインしてゆっくりと休むことにしました。
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翌日は夕方に広島を離れる予定でしたので、それまでは市内観光へと出かけます。まずは広島城の南側にやって来ました。
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こんなお花も咲いていました。
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これはヤマモモか何かでしょうか?
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やっぱり暑くて、歩いて観光する気力が萎えてきましたので、取り敢えず情報収集を、と、市立中央図書館へとやって来ました。
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カープファン、という訳ではないのですが、やはり野球が好きな私にとっては、広島に来ると気になるのがカープの存在です。図書館の郷土資料コーナーにこんな本があったので、しばし読み耽ります。
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暫く涼しい図書館の中で過ごして元気が出てきたので、先ほどは素通りした広島城のお堀の内部へと入っていきます。天守閣には登りませんけどね…(汗)。
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広島城は勿論、原爆によって壊滅的な被害を受けたお城ですが、石垣などの風情は見応えがありました。
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次に向かったのは、広島市内の名園として知られる縮景園です。県立美術館の中に入口があって、ここからアクセスすることも出来るようになっていました。
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美術館の3階から眺めた縮景園の様子はこんな感じです。
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正面入口側には、このような縮景園に関する詳細な案内板も設置されていました。
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縮景園を後に、広島駅方面まで歩いて向かいます。こちらの栄橋を渡ると、広島駅はすぐそこです。
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広島市内のマンホールのデザインは、表紙としてUPしたカープ柄の他にも色々とあります。
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カラーバージョンのマンホールが多くて、見応えがありました。
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こうして広島駅に到着。大分歩き回ったので、流石にお腹が空いてきました。広島を去る前に、やはり一度は、と、ベタなスポットでお好み焼きを頂くことにしました。
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暑い時でもお好み焼きは美味しく食べられるんですよね!今回はうどん入りの肉玉でオーダーしてみました。
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お腹が満たされたので、後は夕方発のバスを待つのみとなりましたが、それまではまだ1時間以上あったので、やはり気になるマツダスタジアムへと足を運んでみることにしました。マツダスタジアムって、広島駅からこんなに近かったんですね!
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通称「カープロード」はJR線と平行して駅からスタジアムへと続いていますが、そのJR線側では、このように歴代の名選手達が次々と紹介されていました。竜党の自分としては、この間の山井のノーヒットノーランが非常に嬉しかったのですが、この人は完全試合を含めて3回やっているんですよね。山井も未遂が2回あるので、似たような位置にはいると思うのですが、達成したとしないとでは大違いなので、歴史的にこの人程は名前が残らないかなぁ〜。
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同じ背番号14の投手としては、個人的にはやはりこちらの方の記憶が鮮明です。若くして亡くなられたのは本当に残念です。
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勿論、現役の選手達も紹介されています。先日、鮮烈な連続出塁の日本新記録を打ち立てた廣瀬選手も、カープの中で好きな選手の一人です。
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現在の14番といえばこの人ですね。カープといえば、前田・大島・篠田と、某アイドルグループを彷彿とさせる投手名のラインナップが印象的ですが、マエケンはともかく、後の二人は少々伸び悩んでいる感がありますね。あちらの篠田は前田同様卒業するみたいですが、カープの中の篠田は貴重な左腕の一人として、まだまだ活躍してもらいたいものです。
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そして広島名物の一つが、こちらの“赤いローソン”ですね。カープロード脇にまず一軒目がありました。
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マツダスタジアムは、現存する日本の野球場の中で最もメジャーリーグスタイルに近い球場だと思いますが、アミューズメントパーク的な要素は、球場に入る前から始まっていて、カープロード脇には、このようなトリックアートの撮影スペースなども設置されていました。
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広島駅前からカープロードを直進すること約10分、いよいよスタジアムの全貌が見えてきました。
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スタジアムに至る最後の上り坂のサイドには、こんなモニュメントも…。
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ここにも色々な名選手達のプレートが設置されていました。江夏も一応カープOBなんですよね…。
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このモニュメントが設置されたという2010年は、まだ現役だったような???
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こうしてマツダスタジアムのゲートに到着。このスタジアムは試合がない日でも外側から中の様子が見易くなっているレイアウトが良かったです。
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次いで正面ゲートへと移動します。
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こちらにはショップがあって、試合開催時以外でも営業していますので、カープファンの方がグッズなどを求めて頻繁に立ち寄る姿が見られました。
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こんなオブジェは、まさにMLBのスタジアムを髣髴とさせてくれます。
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午前中に図書館で読んだ本によると、カープは“商売上手”な球団でもあるそうですが、まさにこんなのもその一例ですね。前田智の戦線離脱は衝撃的でしたが、それを逆手に取ったこんな商品がすぐに考案されるとは…。こういう商魂逞しさは、ドラゴンズももっと見習うべきだと思いました。
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そして正面ゲート傍にあるもう一軒の“赤いローソン”へも足を運んでみました。
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店内はまさにカープ一色です。
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レジカウンターの上方には、選手達のサインも数多く並んでいました。
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マツダスタジアム見学を終えて、後はバスに乗るのを待つだけです。広島駅の新幹線口に来るのなんて、何十年ぶりかしら…(懐)。
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今回お世話になるのは、こちらのバスです。キャンペーン中のため、これで京都まで2500円で行ける料金設定でした。夜行だと高くなるので、夕方発深夜着のバスをチョイスしました。
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夕方16時過ぎにバスは出発。途中、前日に訪れた西条駅などを経由して、広島県の最東端、福山SAで最初の休憩タイムとなりました。ここにはバラ園があって、色とりどりのバラが咲き乱れていて美しかったです。
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二回目の休憩は兵庫県の三木SAでした。
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大阪駅前を経由して、深夜11時半頃に京都駅八条口に到着します。
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夜の京都タワーの様子です。
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こうしてこの日は駅から最寄の24時間営業マックでPCをしながら過ごし、翌朝は近鉄にて実家のある名古屋へと向かい旅は終了となりました。これにて本旅行記は終了となります。最後までご閲覧下さり、有難うございました。
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