XV　5月のルーマニア（⑥シギショアラ→シビウ→アルバ・ユリア→スチャバ／PM1）

2013/05/01 - 2013/05/01

今年のGWは，ルーマニアへ。

海外旅行もヨーロッパも一年ぶり。
次はどこへ行こう。
最初は，トルコやブルガリアとセットで考えていたけれど。
ザクセンの街並みと田舎の素朴さに惹かれて。
自然とルーマニアを周遊することに。

前評判どおり，ルーマニアは地方がとても素敵。
道端を行く馬車。
スカーフを頭に巻いたおばあちゃん。
どこまでも広がるトランシルヴァニアの平原。
おとぎ話に出てくるような光景に感動。

たまたま最終日がイースターで。
ルーマニア人の信心深さにも触れることができて。
太陽いっぱいの春のルーマニアを満喫してきました。


2013年4月26日（金）　①成田→イスタンブール→ブカレスト
　　　　 4月27日（土）　②ブカレスト→シナイア
　　　　 4月28日（日）　③シナイア→ブラショフ／ブラン城／ルシュノフ要塞
　　　　 4月29日（月）　④ブラショフ
　　　　 4月30日（火）　⑤ブラショフ→シギショアラ
　　　　 5月1日（水）　 ⑥シギショアラ→シビウ→アルバ・ユリア→スチャバ　★（午後1）
　　　　 5月2日（木）　 ⑦スチャバ
　　　　 5月3日（金）　 ⑧ブコヴィナ修道院巡り
　　　　 5月4日（土）　 ⑨スチャバ→ブカレスト
　　　　 5月5日（日）　 ⑩ブカレスト→イスタンブール→
　　　　 5月6日（月）　 ⑪→成田

エリア その他の都市(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

12:00。

思っていたよりずっと綺麗だったSibiu。

まだまだいたいけど。

もう時間。

駅に戻ります。

アーチをくぐり。

広場から少し外れると。

生活感を感じる素敵な路地。

駅前のビル。

廃墟なのか，工事中なのか。

海外のマンションってお洒落。

日本のほうが先進国なのに。

デザインでは負けている感じ。

Autogara Transmixt。

14:15発，Alba Iulia行きのバスの乗り場はどこ？

係員さんに教えてもらい。

Sibiu駅のRapid Restaurantでランチ。

Mici la gratar 10.00RON
Limonada 500mL　4RON

かなりしょっぱめ。

微妙…。

駅ナカのお店だし，こんなものかな。

あまり綺麗じゃない店内。

Piata Mareで食べたほうがよかったかも。

ホーム側から出ると，トイレがありました。
1RON。

予め好きな長さをいって，紙をもらいます。
足りなくなったらどうするんだろ。

そして，手を洗ったときにも紙をくれました。
変わってる！

入口のおじさん，ルーマニア語だけど
明らかにべらんめえ口調。
でも，優しい感じ。

もう一人，多分同じ係員。
すごい太っちょの大男が椅子に座って
すごいいびきをかきながら爆睡。
トイレの中は，人形や花が並べられているし，
変にメルヘンチック。
異世界に迷い込んだような本当に不思議なトイレでした！！

荷物預かり所で，スーツケースをピックアップ。

今回は窓越しではなく，普通に渡してくれました（笑）

10:25〜13:00の利用。

3時間扱いで3.1RON。

暑いし風邪気味だし，疲れがどっと出て。

バスの時間まで1時間くらいあるけど。

Autogaraの椅子でじっと待つことに。

Piata Mareで買ったイースターエッグ。

潰れないように持って帰らないと。

陽射し直撃。

待っている間，熱射病になりそう。

Alba Iulia行きのバスがやってきて。

定刻どおり。

14:15に出発。

La revedere，Sibiu！

すぐに平原が広がり。

チケットは，運転手さんから購入。

Sibiu　→　Alba Iulia　20RON。

バスの温度計。

37.6℃。

暑すぎ。。

緑の中に現れる，オレンジ色。

リアルドラクエの街。

完成度低い（笑）

あの黄色にダイブしたい〜♪

草原を抜けて。

川を渡り。

時間ぴったり。

15:30。

Alba IuliaのAutogaraに到着。

歩いて数分。

Alba Iulia駅へ。

23:28発のIR1838，Suceavaまでのチケットを購入。

ほぼ満席で，Dormit Singleしか残っていないとのこと。

281.60RON。

ホテルより高いけど，仕方がない。

ネットで予約しておけばよかった。。

チケットオフィスのおじさんは，とても親切。

オフィスに入れてくれて，PCを見せて色々説明してくれました♪

6RONで荷物も預けて。

でも，夜まで開いているのか心配。

ルーマニア語しか話せないので，通りすがりの女性を捕まえてくれて，英語で通訳。

24時間オープンなんだって。

心置きなく散策スタート。

23:10までに戻ってこいよとおじさん。

本当にいい人♪

駅のすぐ傍。

小さいお店で，水をゲット。

Alba Iuliaもすごーく暑い。

思い切って1.5リットルのにしました。

2.3RON。

城塞に向かって，てくてく。

花屋さんを発見。

大きな飾りがずらり。

向かいは，広大な墓地。

さっきのは，お墓参りの花飾り用なのかも。

草むらで寝ている人。

日向ぼっこしているのかと思って，Buna ziuaしたら。

物乞いさんでした。。

階段を登って。

遊歩道を進み。

さらに階段を上り。

広がる絶景♪

変わった装飾が施された木製の門。

中には，木造教会。

Biserica Mihai Viteazu。

マラムレシュに行けない分。

ここで木造教会を堪能♪

コケコッコー。

鳥インフルを連想。

望遠でパチリ。

今まで見てきた教会とは全く違う。

やっぱりどこか日本的。

教会を出て，しばらくすると。

巨大な要塞。

Bastionul Eugeniu de Savoiaが近づいてきました！

遮るものがなくて，汗がじっとり。

今朝鏡を見たら，めちゃくちゃ黒くなっていて，びっくり（笑）

要塞の入口正面にそびえるオベリスク。

Obeliscul Horea, Closca si Crisan。

1784年末に起こったホレアの反乱の記念碑。

下のほうには，ホレアたちの彫像。

郵便学者　内藤陽介さんの本に書いてあったとおり。

オベリスクの裏側。

トランシルヴァニア平原を一望できました♪

橋をわたって。

いざ入場。

門の上。

双頭の鷲を発見。

昔の兵士の恰好した人をパチリ。

門をくぐると。

要塞の中は，一つの大きな街になっていました。

この人は銅像（笑）

辛くて苦しそう。

ハプスグルグ帝国時代の圧政を表している？

Alba Iuliaもよく整備されていてます。

立派な建物に囲まれた大きな広場。

音合せ中。

いつ始まるのかな。

Monumentul Custozza。

1866年の第三次イタリア独立戦争の記念碑。

反対側にも記念碑。

Monumentul Losenau。

Colonel Ludwig von Losenau Losyの戦死を讃えています。

兵士さん。

暇そう。

ここにも銅像。

太陽の下。

勇ましいMihai Viteazulの銅像。

トランシルヴァニア，ワラキア，モルドヴァの3公国を初めて統一した偉大な勇猛公。

Catedrala Romano-Catolica Sfantul Mihail。

ゴシック様式のカトリック聖堂。

無料で入れました。

涼しくて気持ちいい。

しばらく椅子に腰掛けて，休憩。

ピエタ像。

漫画的な表現。

高い天井。

リヴ・ヴォールトが美しい。

入口の上には，巨大なパイプオルガンも♪

悪魔退治？

外に出て。

Alba Iuliaの代表格。

Catedrala　Reintregirii。

マンホールの模様に要塞見っけ。

こんな形なんだー。

Catedrala　Reintregiriiへ。

大聖堂前のお堀は，大工事中。

観光地化を進めている様子。

入口の脇。

ルーマニア国王と妃の像がありました。

こちらは，Regele Ferdinandi。

Regina Maria。

塔の上には，変わった十字架がのっていました。

第一次世界大戦後。

1922年。

ここで，FerdinandiとMariaの戴冠式が行われたそう。

戴冠式を行うのに相応しい立派な教会です。

聖堂入口の上。

きれいなモザイク。

大天使ミカエルとガブリエル。

ここも入場無料。

写真もOK。

なんて太っ腹。

ドームの真ん中。

見下ろすキリスト。

巨大なイコノスタシス。

裏の聖所に入ってみたい♪

壁画も見応えがあります。

ここにもフェルディナンドとマリアがいました。

外に出て，回廊へ。

修復中のためか。

資材がごろごろ。

子供って何でもやりたがるね♪

アーチがどこかイスラム的。

こんな感じで。

色々なところで整備中。

この廃墟も，そのうち綺麗になるのかな。

だんだん雲が出てきました。

大通りの方。

銀ぴか頭の正教会。

Catedrala Unitatii Nationale。

あそこまで行く気力はなく。

写真で満足。

それにしても巨大な要塞。

Wikipediaによると。

バルカン半島にあるこの種類の要塞の中では，最大のものなんだって。

17:30。

まだまだ時間はたっぷり。

次は，お堀の中を歩いてみよう。