マンタに会いたい！ ☆ 石垣島 ☆ ～夏がきたぁ 八重山 vol.3

2013/06/21 - 2013/06/24

石垣島では，ダイビングじゃなくてもマンタに会える！かも？？って小耳に挟んだので，いてもたってもいられなく「もう行くしかない！」ってことで，ボート・シュノーケル・ツアーに参加しました

水族館でしか見たことないマンタ
実際に，目の前に現れたら，どんな気分なんだろう…
ダメもとで，マンタ・ポイントへGO！


【行程】
１日目　新石垣空港に集合，飲んで寝る
２日目　西表島カヌー・ツアー，飲んで寝る
３日目　現地解散（私だけボート・シュノーケリング）
４日目　宮良殿内再訪，帰京

【関連旅行記】
『空の旅を楽しもう！ 羽田-那覇-brand-new石垣 ～夏がきたぁ 八重山 vol.1』
→http://4travel.jp/traveler/adsbd94/album/10788347/
『あやしい(中年)探検隊 西表島でカヌーを漕ぐ～夏がきたぁ八重山 vol.2』
→http://4travel.jp/traveler/adsbd94/album/10763654/
『石垣島 ☆ 宮良殿内のおじぃに逢いたい！ 想い出のお家を再訪～夏がきたぁ 八重山 vol.4』
→http://4travel.jp/travelogue/10787434

エリア 石垣島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日も晴れ！

日焼けした顔に白い歯がまぶしいマリンショップのヒロコさん（仮名）がホテルに迎えにきてくれ，帰京するセニョーラとマスターに見送られ港へ

きのう，西表島でカヌーを漕いだので，肩と腕が筋肉痛…

このボートが今日の足

オーナー兼船長が，陽気に迎えてくれました！

一人参加は，わたしだけのようで，しかも，ほとんどの方がリピーター

でも，船長やヒロコさん，皆さん気を遣って話しかけてくれたので，嬉しかった！

やっぱり，海好きの人はいいね！

８時半出航

海保の皆さん，お疲れさまです！

この時間帯は，各社のボートやクルーザーが出航していて，さながら海のラッシュアワー

競うように，潜る（泳ぐ）ポイントへ移動

天候や海況で，だいたい同じようなポイントへ行くよう

マリンブルー，スカイブルー，スプラッシュ！

このツアーは，ダイバーもシュノーケラーも一緒

皆さん，イイ色に焼けてるー

３０分ほどで，石垣島の西の端にある御神崎（おがんざき）着

陸上では，観光スポットのひとつ

海面から，観光客が見えました

ダイビング・ポイントのひとつだけど

シュノーケリングには，それほどのポイントでもないようで…

けっこう深くなってる場所も

透明度20m

ここで，体験ダイビングしてる方々もいました

ハタ科のアオノメハタかな？

サンゴは，それほどでもないけど，いろんな種類のサカナが居ました

ここは，ニジハギがいっぱい

ニジハギの♂と♀が戯れてるのかと思ったら，♂同士のナワバリ争いだそう

20人くらい乗れるかな？

これは何？

ちょこちょこ動いてる！

イカの赤ちゃん！

指先くらいの大きさで，カワイイ！

１時間ほど泳いで，御神崎を後に

次のポイントは，島の北側にある米原ビーチ沖（米原Wリーフ）


米原ビーチは石垣島でもメジャーで人気のビーチ

近年，サンゴがオニヒトデにやられたそうで，全体的に元気なさそう

小さいサカナの群れがいっぱい

クロモンガラ

一緒のツアーのダイバーが，一所懸命に何かの写真を撮ってる

ダイバーのカメラ

100万はするそうです

その方が撮った写真を見せてもらったら，ウミウシとか小さくて可愛い生き物ばかり撮ってました

水温29℃，気温32℃

でも，水着１枚で１時間泳ぐには少し冷えるかも


それで，初めて長めのウェットを着てみました（貸してもらったもの）

アマミスズメダイ

いやぁ，青いの赤いの，にぎやか！

泳いでいるわたしのことなど気にもしない様子で集団移動

でも，近寄りすぎると，逃げていく

夢中になって泳いでいたら，ヒロコさんが追いかけてきて，「流されちゃうから，あんまり船から遠くに行かないでね」って

ここはリーフカレント（離岸流）があるポイントってのは知っていたけど，今日は大潮で干潮時間なので，余計に流されやすいとのこと

おとなしく，船の方へ引き返すことに（その間も終始ヒロコさんに見張られてました）

ヒロコさんが，「クマノミが居るよ」って教えてくれたんですが，最近じゃ，普通のクマノミくらいじゃ驚かないんだけど…

わたしもオトナだから！？ご親切を無にするのもなんだし，「うわぁ」って写真だけ撮っておきました

でも，なんだかんだ言っても，クマノミは海中のアイドルだね！

金魚屋さん状態！

実際，これは，キンギョハナダイと言うサカナ

キンギョハナダイは，メスからオスに性転換する珍しいサカナ

群れの中の一番大きな個体がオスになってハーレムを作るそうです


１時間ほど泳いで上がりました

ランチ！

おにぎりと豚汁って素朴だねー

干潮なので，見る見るうちに向こうのリーフが顔を出してくる

さあ，午後からは，いよいよマンタに会いに川平石崎へ移動


ビーチにはクラブメッド・カビラが優雅な雰囲気

ここは，マンタ・シティ・ポイントと言うそう

一度に船が５隻（そこに乗船している人数）までしか，入れないルールなので，しばし順番待ち

待ち時間に，スタッフがイカを釣り上げました

で，船長がさばいてくれて…

食べる！う〜ん，うまい！

さっきまで，イカの赤ちゃんをカワイイって言ってたのに…

人間って残酷…

わたしたちの順番が来たので，スタッフのお兄さんら３名で泳ぎ出す

ダイバーは海底へ

海底には先着のダイバーが，マンタを待ちかまえてました

ここは水深14m，浮遊物が多くて，ちょっと視界が良くない

日の光が神秘的

クラゲ！


…じゃなくて，ダイバーが吐く息が泡になって浮かんでくるんです！

ダイバーが海底に居て，泡がプカプカ…


非日常的で不思議な光景に，しばしマンタを忘れて見入ってしまいました


「ダイバーの皆さ〜ん！上から見てると，素敵ですよー」って声かけたくなってしまう

30人以上は，この辺で潜ったり泳いだりしてるよう

圧倒的にダイバーの方が多いけど

海底で大きなカメラを固定して，じーっとマンタが通り過ぎる瞬間を待っている人も

なんだか，芸能人が通り過ぎるか，捕まった大物政治家が東京拘置所へ向かう様子を撮ろうとしているマスコミみたい

寝っ転がっちゃってる人も

海の上にシュノーケラー，下にダイバー，その間をマンタ様がお通りになる予定…

人間がマンタをサンドイッチ状態にしようとしてる

この狭いポイントで，大勢の人間がマンタ見たさに，黙って「その瞬間」を待っていると思うと，ちょっと滑稽な感じが…

おならじゃないよ〜

30分ほどあちこち泳いでも，マンタは現れない

たまに海面から顔を上げると，キレイな形の山

“おっぱい山”と名付けちゃった！どうもすみませんm(__)m
そう見えちゃったんだから仕方ない…　

マンタに会えなくて，手持ち無沙汰からウミヘビの写真なんか撮ってしまう…

呼吸するために海面に顔を出したら，すぐに潜って行ってしまう

ここのサンゴは大分やられちゃってるー

泳ぎ始めて，もう，40分以上

スタッフのお兄さんは，マンタが現れそうな所にあちこち誘導してくれてるけど，そろそろ上がる時間らしい

「今日は，ダメかぁ？まぁ，マンタにも都合ってものがあるんだろうから，仕方ないかぁ…」と，半分以上あきらめモード

１時間近く経過，「もう，諦めるとするかー，この不思議な光景に会えただけでよしとするかぁ」と思っていたら，突然，船の上で叫ぶ声が「あっちに居るー！」

「えーっ！」

スタッフのお兄さん先頭に，全速力で泳ぎ出す

すると…

でっ，でたーっ！！！

うわぁっ！でっかーーーぃ！！


なんなんだぁー，この，心臓が直接圧迫されるような衝撃は！

こっちに近付いてくる〜

このままじゃ，マンタとぶつかるー

というか，大きな口に飲み込まれそう！

マンタの存在自体に圧倒されてるし，衝突の危機だし

どうしたらいいのか，ちょっとパニック


と，こちらに気が付いたのか，マンタが右ターン

目の前を通り過ぎてく


※写真じゃ分かりにくいかもしれませんが，幅3mくらい，タタミ3〜4枚程度の大きさ！

なんだろう？

自分より，ずーーーと大きいのに，コワくない

今まで出会った生き物には感じたことがないような不思議な存在感

神々しく…

気高く…

海底では，ダイバーたちも興奮してるんでしょう

大きな翼を広げて悠然と飛んでいるよう


水族館で見るのとは大違い！

やっぱり，生き物は本来暮らしている場所に居るのがいいねー

もっと見ていたかったけど…

海の彼方へ

たった３分程度だけど，最後の最後にマンタに会えた！

感激というより，目の前にマリア様が出現したとか，森で妖精に出会ったとか，本物のマーメイドに出会ったとか，この世のものではない存在に出会ったような感覚…

たぶん，そういう感覚に似てるかも？

「マンタに会えてよかったねー！」って，みんなで感想を語り合ってるけど，わたしは，狐につままれれたような不思議な体験をした直後で言葉が出ない…

ベテラン・ダイバーは，さしたる感動もなかったご様子…

わたしたちが会ったマンタは，幅3mほどで平均的サイズだそう

ステップを上げて，港へ帰る

なんとか，みんなの希望が叶って，めでたし！めでたし！

わたしはというと，満足感に浸りつつも，しばし，呆然として海を眺めてました…

なんという存在なんだー
マンタって…

帰りにマリンショップへ立ち寄って，おやつをご馳走に

泳いだ後でお腹空いていたから，ケーキやらおせんべいやらアイスコーヒーやら遠慮なくいただいちゃいました…

船長やヒロコさんや参加メンバーが気さくな方々だったので，楽しい一日でした

やっぱり，海のオトコ（オンナ）は，明るくていいなー！

旅行雑誌に，このマリンショップが掲載されてました

このマンタは幅10mあるそうで，マンタの左に，今回のツアーで一緒だったベテラン・ダイバーが映ってます


また一つ，海の生き物に魅せられてしまった…

もっともっと，マンタに会いた〜い！

今日は，マンタ記念日にしようっと！

この旅行記へのコメント （2）

• サウスピーチさん 2013/07/27 05:49:59

  マンタに会えてよかったですね！

  コージさん、こんにちは！
  
  このところ自分の旅行記を書いていると、雨や曇りの写真ばっかりで（T_T）それに慣れつつありましたが、
  やっぱり青い海、青い空！　地球はこんなに美しかったんだと（←大げさｗ）気付かされました〜。
  
  こういうダイビング＆シュノーケリング・ツアーって、いくつかのポイントを回るんですね。
  ポイントによって水深や地形が違うから、違う魚とか風景が見られて、いくつかの違う体験ができていいですね！
  
  キンギョハナダイの群れは圧巻ー！　ここで金魚すくいをすれば絶対にゲットできそう！（笑）
  
  いや〜、実は最初のイカの赤ちゃんを見た時に、体がやわらかそうで美味しそう！ってこっそりおもっちゃったんですけど
  実際に後ほどこんなことになろうとは・・・ｗ　本当の“獲りたて＆生造り”ですからねぇ。
  美味しそっ♪
  
  海底でマンタ様を待っている大勢のダイバーの様子、上手く撮れていますね。　その時の様子がよく分かります。
  海の世界でも、地上と同じパパラッチ状態のこともあるんですねぇｗ
  
  最後の最後に出会えたマンタ。　感動の様子が、その不思議な感覚の表現によく表れていました。
  マンタって刺さないんですよね？　一時期、アカエイ（Stingray）と勘違いしている時があったもので・・・。
  
  私も一緒に楽しめた旅行記でした。（いつもですけどｗ）　ありがとう！
  
  サウスピーチ　：）

  コージ☆さん からの返信 2013/07/28 22:01:15

  マンタ！！！

  サウスピーチさん　おはようございます！（いちおうUSA時間を意識してる…）
  
  いつもメッセージありがとうございます！
  
  > やっぱり青い海、青い空！地球はこんなに美しかったんだと（←大げさｗ）気付かされました〜。
  
  そうです！地球は，というか沖縄は美しいのであります！
  わたしが，ハマってしまった理由がお分かりいただけたでしょうか？
  
  > こういうダイビング＆シュノーケリング・ツアーって、いくつかのポイントを回るんですね。
  > ポイントによって水深や地形が違うから、違う魚とか風景が見られて、いくつかの違う体験ができていいですね！
  
  いろんなツアーがあるんですが，複数のポイントで泳ぐ（潜る）っていうのが多いようですよ
  
  > キンギョハナダイの群れは圧巻ー！　ここで金魚すくいをすれば絶対にゲットできそう！（笑）
  
  う〜ん，まいったまいった！実は，あそこで泳ぎながら，サウスピーチさんと同じこと考えてたんですよー！バカにされるかも？って，コメントには書かなかったけど（笑）
  いや，いまさらだし，コメントに付け加えようかなぁ
  　
  > いや〜、実は最初のイカの赤ちゃんを見た時に、体がやわらかそうで美味しそう！ってこっそりおもっちゃったんですけど
  
  って，ま，まさか，イカの赤ちゃんの「躍り食い」ですかぁぁぁ？
  …恐るべしサ.ピ.（笑）
  
  > 実際に後ほどこんなことになろうとは・・・ｗ　本当の“獲りたて＆生造り”ですからねぇ。
  > 美味しそっ♪
  
  ま，オトナのイカは人間に食べられるために，泳いでいるんですから仕方ないんです！これは，まいうー！
  
  > 海底でマンタ様を待っている大勢のダイバーの様子、上手く撮れていますね。　その時の様子がよく分かります。
  > 海の世界でも、地上と同じパパラッチ状態のこともあるんですねぇｗ
  
  パパラッチ！そう，その言葉が浮かばなかったんです！まさに，そのとおり！
  
  > 最後の最後に出会えたマンタ。感動の様子が、その不思議な感覚の表現によく表れていました。
  
  いやー，これだけは体験しないと分からないかも？言葉で表現しにくいんです…　神秘と圧倒的存在感かな？
  ウミガメは「カワイイ」で済んだんですが，マンタの存在感は，スゴいんです！
  
  > マンタって刺さないんですよね？一時期、アカエイ（Stingray）と勘違いしている時があったもので・・・。
  
  マンタは，正式名称オニイトマキエイで，エイの一種ですが，毒はないから大丈夫です
  
  ところで，来週末，また宮古島のブルーに会いに行ってきまぁす(^^)v
  宮古島に“惚れてまうやろー”状態です…
  
  その前に，伊勢神宮の旅行記をアップしなきゃ！
  今週末，お伊勢参りに出かけて，清らかな心になりましたとさ
  
  ☆プリンス・オブ・ウミガメ☆