2013/05/27 - 2013/05/29
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ケロケロマニアさん
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2013年の夏はまた山篭りになりそうなので、一足早く夏を味わうために、寒さの残る北海道を飛び出して東北を目指します。でもお金があまりないので、往復フェリー利用。しかも、早割で半額のプランを利用して…。前半は山形県の天童市をメインにうろうろしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
和寒から旭川まではバスを利用します。
桜が遅れていた2013年の旭川では、5月下旬という時期でも桜を楽しむことが出来ました。 -
前日は札幌に泊まった後、この日は苫小牧港を目指します。
普通は札幌からの直行バスや、苫小牧駅からの路線バスを利用、という方が多いかと思いますが、私は貧乏なので(?)最寄のJR駅から歩きます。
苫小牧港からの最寄のJR駅は、苫小牧でも良いのですが、札幌からだと一駅手前、室蘭本線との接続駅でもある沼ノ端駅で下車。そこから約1時間半かけて港を目指します。 -
おおっ、ケロちゃんを発見!
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沼ノ端駅からは暫く線路沿いの直線道路を西に向かって歩きます。
ここは「そよ風と遊ぶ道」というネーミングで、地元の方に愛されている遊歩道となっています。 -
五月下旬という季節は、色々なお花が咲き乱れていて、とっても綺麗でした。
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そして苫小牧フェリーターミナルに到着します。
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本日乗船するのは、この「きたかみ」です。
現在太平洋フェリーに就航している船舶は3隻ありますが、この「きたかみ」が一番昔ながらの風情を味わうことが出来る船舶だと思います。
しかも、ちょっと安いし…(笑)。 -
搭乗券はこんな感じです。乗船券と下船券が付いているのが船旅らしいですね。尚、こちらの搭乗半券は、DLのニッポン500マイルには積算できませんので悪しからず…。当たり前か…。
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この時間帯は、仙台行きの太平洋フェリーのみならず、大洗行きの商船三井フェリーや、八戸行きの川崎近海汽船も控えていますので、フェリーターミナル内が一番賑やかになる頃です。
敢えてハングル語バージョンで…。何だか下関港や博多港にいるような錯覚が…(笑)。 -
そしていよいよ乗船です。入口でお出迎えがありました!
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客室に荷物をデポした後、船内を色々と見て回ります。日の長い時期ですので、デッキに登って海風を浴びながらしばし過ごします。
隣には別のフェリーも待機していました。 -
デッキの様子はこんな感じです。
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夕焼けに染まる苫小牧市街地方面はこんな感じ。製紙工場の白煙が苫小牧らしい風情を醸し出していました。
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さて、出航後の太平洋フェリーのお楽しみといえば、何といってもタダで楽しめるラウンジショーでしょう。本日は、男性二人という、何とも渋めな内容のショーのようです。
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オーボエとピアノ演奏を主体とした内容のショーで、なかなか良かったですが、エロおやじ達の多くは男性のショーということで殆ど足を運んできません。結局、観客は7〜8人程度ととても寂しい雰囲気で、一生懸命演奏されている二人の男性が少々可哀相でした。
この侘び寂びも船旅ならでは、なんですけどね。 -
そして翌朝、仙台港に到着。
大震災以降、初めての訪問でしたが、フェリーターミナルの外観は昔とそれ程変わっていないようで、少しホッとしました。 -
通路の途中から、下船したばかりの「きたかみ」を眺めます。
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さて、一昔前までは、仙台港に下船した後は、私はよくJR多賀城駅まで30分以上かけて歩いたものですが、最近は仙台港の臨海エリアにアウトレットモールが誕生したこともあってか、多賀城駅より一駅仙台寄りの中野栄駅を経由するバスが運行されているんですね。ここまでの運賃は140円と激安だったので、貧乏人の私でも安心して(?)バスに乗り込みます。
勿論仙台駅方面までも直行できるのですが、運賃を計算するとここで降りて仙石線に乗り継ぐ方が160円も安くなるので、迷わずここで降ります(笑)。 -
そして仙台駅に到着。開催中のキャンペーンに因んで、駅前にはこんな展示がありました。
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さて、この旅の前半では仙台は素通りすることとなります。仙台駅前の金券ショップにて、山形行きのバス券を購入。通常900円のところ、800円にて乗車することが出来ました。
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1時間半程で山形駅に到着。
山形市内もここでは素通りとなります。 -
そしてJRの在来線にて、本日の宿がある天童へ。
別に仙台から直行バスで来ることも出来たのですが、やはり運賃計算した結果、山形経由の方が安かったので、こういうルートになりました…(汗)。 -
流石に将棋の町である天童の観光案内板は、将棋の駒を髣髴とさせる五角形をしていました。
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マンホールにも勿論、将棋の駒が描かれています。
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市役所前には、「王将橋」も架かっていました。
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川沿いに歩くと、その他の駒の名を冠した橋も色々と並んでいました。
季節柄、河畔の躑躅がとても美しかったです。 -
「歩橋」は、文字通り車両止めがあって、歩行者用の橋になっていました。
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小腹が空いたので、端午の節句からは大分経っていますが、柏餅を購入してみました。十一屋の柏餅は、山形のお米を使っていますので、この時期に山形を旅する時には何となく食べたくなる一品です。
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次いで、建勲神社へと足を運びます。
ここは色とりどりの躑躅が咲き乱れることで有名な神社です。
因みに、天童市の花は躑躅となっています。 -
歴史的には、天童織田藩の系統を受け継ぐ神社として知られていて、本殿脇には、このような系図も誇らしげに掲げられていました。
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私はツツジ園の側から歩いてきてしまったので、帰りに本来の表参道を降りることとなりました。付近の様子はこんな感じです。
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おおっ、ファンキーなマフラーに身を包んだ小便小僧を発見!!!
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こういうのも最近見られなくなりましたよね…。
昭和の風情がまだまだ残る天童市内です。 -
次いで、県の有形文化財にも指定されている旧東村山郡役所へ。
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天童市内には珍しい明治期洋風建築で、かつては市役所や図書館などとして活躍した時代もありました。
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旧東村山郡役所の建物脇には、もう一つの名所があります。
それがこの翁塚です。 -
カエルマニア的に芭蕉の句として一番好きな”古池や〜”のカエル句(?)がこの碑には刻まれていますが、別にこの場所であの有名な句が詠まれた訳ではありません。大雑把に言えば、芭蕉を慕う後の歌人が、似た風情の場所にてこの句を思い出してカエル碑を建立した、という感じでしょうか。
物凄く雑な説明ですみません…。 -
天童市内には、天童織田藩の菩提寺的なお寺もありました。
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結構歩いたので、天童温泉にて一旦休憩。
このエリアには三箇所の無料で楽しめる足湯があります。 -
今度は天童公園方面へ。
裏道から展望台を目指します。 -
少し登るだけで、このような景観を楽しめるような展望台へと到達しました。こうしてこの日は、暫く公園内を彷徨った後、宿へと戻りました。
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さて翌日。実は暑さで結構バテてしまった上、この日は天気もイマイチでしたので、チェックアウトタイムぎりぎりまで天童のホテルにてダラダラと過ごします。
その後、往路では通過してしまった山形市内へ。天候が良ければレンタサイクルでも借りて市内観光、と思っていましたが、雨が降ったり止んだりの生憎の天候のため諦めて、駅前にそそり立つ霞城セントラルビルを目指します。
○○と煙は高い所へ…、ということで(汗)、ここの最上階にある展望スペースを目指します。 -
山形駅からはこのような通路で結ばれているので、雨の日でも傘要らずで行けるのが良いですね。
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そして最上階へ。
広々とした展望スペースから、山形市内の景観を存分に楽しむことが出来ました。 -
そしてお腹が空いてきたので、このビルの1Fにあるお店でお蕎麦を頂きます。
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この日の宿は米沢に取っていましたので、昼飯を頂いて早々に列車へと乗り込み、米沢を目指します。ホテルのチェックイン時間が14時からと早かったこともあり、米沢駅に到着後、さっさとホテルを目指します。
駅からホテルまでは少し距離がありました。途中、最上川を渡る橋の上には、こんな銅像が建っていました。 -
米沢と言えば、上杉神社を始めとした歴史的なスポットが沢山ある町ですが、この日はテンションも低くて、結局市内観光は全くしないまま、翌日への旅へと続いていきます。本旅行記はこれにて終了となります。最後までご閲覧下さいまして有難うございました。引き続き、後編の方へもお付き合い頂けましたら幸いです。
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